トップ > おいしい店リスト > さとなおの行った店リスト【東京】〜六本木・麻布十番・西麻布・恵比寿エリア
さとなおの行った店リスト 東京
六本木・麻布十番・西麻布・恵比寿エリア
このコーナーは、ボクが実際に行ったレストランを記録したものです。
個人サイトの個人的食べ歩き記録です。ガイドでも評価でもありません。
ですので、読みやすさなどを考えずざっと一覧してあります。コメントも短く散漫なものです。ご了承ください。
ただ、この記録を利用して、あなたが行った店の感想とボクの感想とを比較することができます。そうして趣味嗜好がボクと合うか合わないかを調べ、趣味嗜好が近かった方は「さとなおの好きな店リスト」をご覧ください。店の選択により便利になっています(「このコーナーの使い方」参照)。
なお、自分の好き嫌いを相対化するために、店をラブ度で表しています。ボク個人の「お気に入り度」の目安として参考にしてください(味の評価でも店の優劣でもありません)。
また、古い訪問年月日の感想も出てきます。それはその時の感想。その後、当然、店は変化しています。それはご自分でお確かめください。住所・電話・営業時間などについても変わっている可能性があります(閉店した店もあります)。ご注意ください。
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| 六本木・乃木坂・飯倉 |
たんや又兵衛(六本木)
東京都港区六本木4-4-4協和ビルB1F/03-3405-7890/17〜26/無休/12000円〜
たん焼き専門店。カウンターに座ると目の前にガラス張りの冷蔵庫がありそこに「たん」が規則正しく並んでいる。熟成が進んだものほど黒っぽい。おまかせで食べるのが間違いはない。残念ながら炭火ではなくガス。たん焼きはさすがにうまいが、でも期待ほどではなかった。ロースはサシが入りすぎていてボクは嫌い。絶品はすじ。これはうまい。なくなりがちだから早めに注文すること。蒸し煮もうまいがちょっとくどい。全体にまぁまぁなのだが、評判の高さと値段の高さほどではない印象。ちょっと高すぎるかも。99年10月。
兼定(六本木)
東京都港区六本木4-4-6/03-3403-3648/18〜/日祝休/20000円〜
鮨。つまみを中心に楽しむにはなかなかいい店。ザガット東京でトップクラスの点を取ったり、食通として有名な方々から大絶賛されたりしている店で、ボクも仲間はずれになりたくはないのだが、ボクはこの店が(鮨屋としては)好みではない。鮮度のいい魚を確かな腕でさばいて出してくれる海鮮系の店としてはレベルがとても高いと思う。でも鮨屋としてはどうだろう。確かに魚の素材と鮮度は抜群だが、魚がうまいのと鮨がうまいのは全く別のこと。鮨は酢飯とのバランスだと考えるボクにとってはあまり鮨屋としての魅力はなかった。あの鮮度と大きさのタネを握るなら、鮨にせず、刺身で食べさせた方がずっといいと思う。
お店自体は六本木のわりに相当カジュアルな感じ。それは好ましい。入店してからも実に気さくに話しかけてくれ、何度も来た店のようにくつろげた。で、おまかせを頼むと次から次へとつまみが出てくる。焼き物まで一気に出される。それぞれとてもうまい。その間、親方は超新鮮な魚を目の前で開き、さばいていく。それはワクワクする光景ではあるのだが、その鮮度では食感は楽しめるものの旨味は楽しめないだろうと感じてしまう。案の定、握りにしたとき、タネのプリプリの食感と柔らかい酢飯が口の中で別々になってしまい、握っている意味がほとんどないものになってしまっていた。鯖寿司など瞠目するメニューもあるのだが。ここを絶賛する方々と好みが違うとしかいいようがない。
あ、それとすごく高価なので注意。ふたりで5万円弱だった。05年1月。
纏鮨(六本木)
東京都港区六本木7-8-13/03-3404-6051/18〜25/日祝休/30000円〜
鮨。有名芸能人などが常に絶賛する店として有名だが、一般人が自腹で行くには向いていない。というか自腹で行ってはいけないと思う。ひとり35000円程度かかるし、握りなどもそこまでのうまさがあるかというと疑問。残念ながらボクが好きな方向ではないようだ。炙りトロやアワビ(塩で食べる)、カイワレの昆布〆、産地を自慢する刺身などのつまみ類も、他人の財布で行ったら美味しいかもしれないが、それだけのお金を払うに見合う価値があるかどうか。店内は古い佇まいでなかなかいい雰囲気なのだが、「この前は○○の社長さんが来られて」「□□さんはこれがお好きで」的な客筋自慢をするサービスの女性も少し困るし、社用族用の雰囲気がぷんぷん。握りのカタチもあまり美しくなく、タネをそのままいただいた方がおいしいと思う。基本的につまみとしてお刺身とかを食べる方が向いている店。有名店なので経験のためにと訪れたが、ここは接待用(もしくは芸能人用)の店だろう。04年10月。
鮨なかむら(六本木)
東京都港区六本木7-17-16/03-3746-0856
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
藍(六本木)
東京都港区六本木4-4-3六本木協和ビル西館1F/03-3403-3041/17.30〜27/日休/10000円〜
割烹。96年12月に出来た和食屋さん。出来てすぐ行ったのだが、まだバタバタしていてバランスがとれていなかった。午前3時までやっているので上手に使えば重宝な店になると思う。現在はコースのみ。将来はお惣菜中心になるらしい。味は…あと2.3ヵ月して落ち着いてから行ったほうがいいみたい。96年12月。
菱沼(六本木)
東京都港区六本木5-17-1アクシスビルB1/03-3568-6588/11.30〜14/17.30〜23
割烹。※以前は三田にあったが(港区三田2-17-29)、上記住所に移転。移転後は行ってないので以下は三田にあったときの感想。
日本料理とワインのマリアージュを日本で最初に言い出したのはこの菱沼さんかもしれない。ずいぶん前からその主張は聞いていて行きたいと思っていたがやっと行けた。コースでちゃんと演出してくれると聞いていたのでワインも任せてコースを食べる。フレンチのエッセンスも取り入れているという料理は、聞いた感じは和食だが食べた感じは"トーキョージャパニーズ"といった印象。モダン。旬の素材を贅沢に使っており、そこそこ値段はしてしまうがやっぱり美味しい。ただ、ワインとの相性は実はハテナだったし、メインに至るまでの前菜系の演出が当日はいまひとつだった。カウンター内の菱沼さんは客あしらいがうまく(特に女性)、店全体がほがらかな雰囲気になる。いい男だし結局この人が売りの店のようである。04年6月。
海里(六本木)
東京都港区六本木7-13-9/03-3405-2763/7000円〜
小料理。みさと、と読む。カウンター割烹系の料理が出る。きちんと丁寧に作られた料理はどれも水準以上でおいしい。ちょっと上品すぎてインパクトが薄いお皿が多いのが残念だが、安定感は抜群だ。六本木の裏通りにあり、場所柄こういうカウンター割烹店を知っておきたい人にもおすすめ。もうちょっとメニューを増やして欲しい気がするが…。00年3月。
山の井(六本木)
東京都港区六本木7-13-10/03-5410-5115
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
小田島(六本木)
東京都港区六本木7-18-24/03-3401-3345/18〜23/日祝・第3土休/12000円〜
割烹。円山町で評判だった店を六本木に移した。朱色をテーマ色にした店内は決してお洒落ではないが、油絵やシャンソンが不思議にマッチし、ちょっと個性的な割烹料理店となっている。おまかせコースは7000円で、先付けからデザートまで約10品。カウンターの上に貼ってある。日本酒よりワインを合わせるのがこの店の方針のようで、料理もちょっとフレンチのテイストが混じっていたりする。パリの日本料理店にいた店主のテイストだろう。ただ、もちろんおいしいのだがびっくりするようなものは特にはない。もう少し記憶に残る印象的な料理をポイントポイントで出して欲しいと勝手を思う。ワインは高めのものを多く揃えるが、料理に合わせてグラスワインを構成してくださいとお願いすると、グラスワイン一杯1500〜2000円くらいで選んで次々飲ませてくれる。結局かなり高くつくのだが満足感は高い。余談になるが、入り口に西麻布の「ブルギニヨン」のカードが置いてあったので「なにか関係が?」と聞いたら、従業員の女性がブルギニオンのシェフの菊地さんと結婚したらしい。おめでとうございます。02年9月。
さだ吉(六本木)
東京都港区六本木6-2-7
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
五穀(六本木)
東京都港区六本木7-4-5梅垣ビルB1F/03-3796-3356/18〜26/日祝休/6000円〜
居酒屋。狭い入り口から入るが、店内は広い。基本的に居酒屋で、メニューは多彩。素材の味を重視したおばんざい系が多い。すごくうまいと言うわけではないが、どの料理もそれなりに楽しめる。そんな店。日本酒も多い。ウエイトレスが腰まで切れ上がったチャイナドレスなのが眼福(←オヤジ!)。でも、この切れ込みはかなりのものです。なんだかんだ調子に乗って取っているとわりと高くつくので注意。99年4月。
眞平(六本木)
東京都港区六本木7-8-16/03-3478-0490/18〜25.30/土日祝休
居酒屋。沖縄料理と豚料理中心。田崎真也氏がオーナーの店。彼自身が夜遅くに飲食に来たい店をイメージして作ったらしい。カウンターのみ。豚各種。石垣のもろみ豚。福島のエゴマ豚なども揃えてある。そのうえ焼きは店員がカウンターの客の後ろに立って焼いてくれる。豚モツは独特のクセがあるので好き嫌い分かれるかも。でも珍しい部位を含めていろいろある。豆まめサラダうまし。赤ワインで煮込んだ豚とか彼ならではの味もある。泡盛は石垣島中心。焼酎各種。カウンターに塩コショウとともにうこん粒も置いてあり、自由に飲めるのがうれしい。以前「万平」という店があったところを2001年に居抜きで引き継いだ模様。05年4月。
本むら庵(六本木)
東京都港区六本木7-14-18/03-3401-0844/11〜21/火・第3月休/800円〜
そば。六本木の喧噪に疲れたらちょいと寄りたいそばの老舗。きちんとしたそば。素材も手順もこだわりが感じられる。ちゃんと自分のところで玄蕎麦から粉にする。腰と香りがほどよくありつゆもワサビもしっかりしている。安心して食べられるいい店である。なんというか美味すぎない感じがいい。ニューヨーク支店のほうにも行ったことがあるが、思ったより真摯に蕎麦を作っていてうまかった。本店は荻窪にあるがまだ行っていない。97年1月。
LA CHASSE(六本木)
東京都港区六本木3-5-7/03-3505-6144/18〜26
フレンチ。「ラ・シャッセ」と読む。六本木の裏道にひっそりある隠れ家。暖炉があるフレンチで、シェフ自ら撃ってくるジビエが売り。暖炉もジビエも真冬が楽しいので冬に行くのがオススメ。昔、綱島にあったレストランで、シェフはその後さる実力者に見込まれて品川の「DEAN & DELUCA」を手伝い、その後いまの立地でレストランをするに至る。店に入るとカウンター。カウンターの左端に暖炉。右奥に水槽(新鮮な魚介類が泳いでいる)とテーブル席。そして厨房奥には秘密のカウンター席(綱島時代の常連さん用)もあって、なんだか不思議な造り。全体にとても暗く雰囲気は抜群。なんだかとても落ち着ける。前菜もメインもしっかり強い味付けでなかなかいい。この立地と雰囲気の驚きを含めて思わずヒトに紹介したくなる。たとえば二軒目くらいで誰かを黙って連れていくと、きっと驚いて喜んでくれるだろう。瑣末なことだがメニューを書いている女性の字が実にうまい。黒板の字もいい。上手な字フェチにはたまらない店でもある(笑)。06年2月。
ポワン・ドゥ・デパー(六本木)
東京都港区六本木4-4-2 六本木協和ビル東館B1F/03-5775-1488
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
まっくろう(六本木)
東京都港区六本木5-16-8 エジックハイツB1
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
オー・シザーブル(六本木)
東京都港区六本木7-13-10/03-3479-2888/12〜14/18〜22/日休/15000円
フレンチ。1978年開店。店名は仏語で「六本木」の意。ボクがフレンチを本格的に食べ始めた頃よく通った店である。シックなインテリアでこぢんまり気持ち良い。六本木の裏通りということで、場所のわりに静かに食事を楽しめる。オーナーの関根氏の元からキラ星の如く優秀な弟子たちが育ったことでも有名。勝又登氏、五十嵐安雄氏、川崎誠也氏、谷昇氏など錚々たるメンバー。現在も関根マダムがホールを仕切り、極上のサービスは健在。味的に唸ったことはあまりないががっかりしたことも一度もない。総合力で優れたレストラン。全体的にくつろげる、成長を怠らない古き良きフレンチという感じ。95年10月。
ブーケ・ド・フランス(六本木)
東京都港区六本木7-8-19/03-3497-1488/11.30〜13.30/18〜21.30/火休/8000円〜
フレンチ。ロワゾーブルーやターブルドコンマにいたマダム原田が旦那であるシェフと開いた小さなフレンチレストラン。マダム原田のつかず離れずの絶妙なサービスは健在で、店も親密な雰囲気。店の小ささがいい方に向いている。だが、難点は料理。印象に残るものがなかった。それなりにおいしいのだがインパクトがあまりない大人しいもの。名物の豚コースを頼んだが、どの料理もちょっと中途半端な印象で残念。もう少し期待したのだが。そのうち再訪してみたい。99年7月。
ル・レカミエ(六本木)
東京都港区元麻布3-2-3/03-3408-5044/11.30〜14/17.30〜22/月休/12000円
フレンチ。一軒家の洋館を改造してレストランにしている。全体にくすんだイメージの店内はちょっと暗くて楽しさがあまりないのが残念。味も特に印象に残らない。コストパフォーマンスも悪い。ボクには合わないレストランだった。94年8月。
ヂーノ(六本木)
東京都港区六本木3-10-9/03-3402-2227/12〜14/17.30〜22/日休/12000円
イタリアン。カーサ・デル・ペスカトーレと看板に書いてある。つまり魚介料理系イタリアンなのだ。おいしい。パスタもうまい。インテリアはセンスの良いアールヌーボー調。狭い店だが暗くて親密。ロウソクの灯がムードを盛り上げる。古びてはいるがデートの変化球としてわりとオススメ。まだ食べていないが「オッソブーコ」が絶品だとか。94年11月。
ラ・ゴーラ(六本木)
東京都港区六本木7-4-5/03-5410-5550/18〜23/日休/10000円
イタリアン。今(97年現在)乗っている店だろう。澤口シェフによる塩を効かせた迫力ある料理群は魅力的。焦点がぼけてないので納得しちゃう味だ。というか、ワインが飲みたく味を目指していると聞いたから、そういう意味では成功していると言える。ワインが進むのだ。当然ワインの品揃えはよい。サービス陣は相当しょっていて、ある意味イヤミなくらいなので好き嫌い分かれるだろう。ボクはあまり好きでないので、この店に来ると放っておいてくれるカウンターに座る。メニューに載っていながら出せないものも多くストレスたまるので、カウンターでワインに一品、っていう楽しみ方がいいのかもしれない。常連と有名人多し。店内差別も多い。一見にはつらい店かもしれない。97年3月。再訪数回。
※閉店し、澤口シェフは店の裏手に「リストランテ・アモーレ」を開いた。
リストランテ・アモーレ(六本木)
東京都港区六本木7-3-21/03-5413-7201/18〜26/日休/8000円〜
イタリアン。六本木「ラ・ゴーラ」で名を成した澤口知之シェフによる完全お任せのイタリアン。澤口シェフがその日仕入れた食材を見て決めた料理が出てくる。客は出てくるまで何が出てくるかわからないが、一応最初に「どういったものが食べたいか」のリクエストは聞かれるし、今日入っているいい食材などを聞くことも出来る。基本構成は前菜・パスタ・メイン。「ラ・ゴーラ」時代から変わらない澤口シェフの主張たっぷりの料理が好きなら完全お任せの楽しさが味わえるし、もし未体験なら何が出てくるか不安になるだろう。塩をガツンと効かせたメリハリ強い澤口流。イタリアンというよりは澤口シェフの味を楽しみにいく店。ボク的にはむしろ昔のガツンの方が好きで、いまはずいぶんおとなしくなっちゃったなという印象。厨房の中の彼もちょっと元気がなかったし…。ワインもお任せ(価格帯くらいは指定できる)。料理もワインもよくわからない or 決めるの面倒という人にはうってつけの店か。オープンキッチンは広く、店内に浮かび上がる演出で、舞台みたいでとっても魅力的。06年6月。
イタリアンバール・ビゴーレ(六本木)
東京都港区赤坂9-6-24 乃木坂ロッポニカビル/03-3401-2392/11〜23
イタリアン・バール。半端でなくワインが安い。料理も安い。なので軽くつまみたいときとか時間が余ったときとかもう一杯飲み足りないときとかに重宝する。六本木〜乃木坂の立地でここまで安くてよく運営できるなぁと思う。入り口にはスタンディングバー。奥はテーブル席。昼から夜までぶっつづけでやっていて使い勝手のいい店。06年5月。
知仙別院(六本木)
東京都港区六本木7-16-5/03-3478-6241/17.30〜23/日・第二土休/6000円〜
串揚げ。いわゆる関西風串カツで、コースもあるが基本的にはストップを言うまで出続けてくるパターン。串の他にも一品が出てくるが、これはもうひとつな印象。また串揚げ自体も本場の関西に比べるとちょっと味が単調で残念。ネタの工夫も、東京ならかなりのものかもしれないが、関西だと普通かも。六本木の元防衛庁のはす向かいの道(ヴェルファーレのある道)を入った右側。知仙本院が元防衛庁のちょっと南にある(六本木4-12-5。本院の休日は月・第三火休)。99年12月。
香妃園(六本木)
東京都港区六本木6-1-23/03-3404-7601/12〜26/無休/10000円
北京料理。名物「とり煮込みソバ」。六本木で飲んで夜遅くなったら、しょーもないラーメン屋行くよりここがいい。クセになるとりそば。土鍋で出てくるそれはあっさりしていて飲み過ぎにも二日酔いにもよく効く。また、カレーもうまい。ポークカレー。中華風即席カレーみたいなものなのだが、どこか懐かしい味。煮込まない分さっぱりしていて非常にうまい。98年10月。00年1月。
※長くあった六本木通り沿いから、瀬里奈の近くに移ったらしい。新しくなってまずくならなければいいなぁと願う店のひとつ。
中国飯店(六本木)
東京都港区西麻布1-1-5/03-3478-3828
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
中国名菜 龍坊(六本木)
東京都港区六本木7-8-2 アルカサアール八木ビルB1F/03-5785-3089
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
新北海園(六本木)
東京都港区六本木5-18-2 大昌第2ビル/03-3505-7881/11.30〜14/17〜21.30/無休/8000円
北京料理。「北海園」で修行した人がずいぶん前に独立して立ち上げた店。いまではこっちの方が有名かもしれない。六本木三丁目に店があったが2004年にここに移ってきた。油を多用する割にはさっぱりあっさりしており、何を食べてもそんなにはずれはない。基本的なメニューがどれもちゃんとしていておいしい。北京料理ではあるが、香港風の飲茶を出していて、これが相当うまい。効けば料理人は香港出身とか。なるほど。内臓料理もお勧め。メニューにない珍しい料理も多いらしい。昼の坦々麺も定評がある。個室は5室。98年12月。
一蘭(六本木)
東京都港区六本木4-11-11六本木411ビル2F/03-3796-7281/24時間/無休/750円〜/http://www.ichiran.co.jp/
ラーメン。昭和35年に福岡で初代が開店して以来、「秘伝のたれ」「会員制ラーメン店」「客ひとりひとりを半個室に入れラーメンに集中させる」など様々な話題で有名な店。六本木に出来たと聞いてさっそく行ったが、噂に聞くその独特のシステムには(まぁ誰でも言うと思うが)やっぱり違和感を持つ。なぜラーメンごときに半個室で集中せなならん。ブロイラーになったみたいで惨めだ。味に集中してほしいなら、どんなに大人数で来ようが黙って集中したくなる味にすればよい。強制的に仕切り付きのカウンターに座らされ、目の前のノレンで店員の目も見れずラーメンを「与えられる」のは最低な気分である。また、集中して欲しいならなぜその半個室にいろんな紙が貼ってあり味についての蘊蓄が読めるようになっているのか。気が散るではないか。味だけに集中できないではないか。矛盾しているではないか。牢獄のように何もない空間であるなら一貫性もあろうというもの。味についての蘊蓄情報をいっぱい読ませないとおいしく感じられない味なのか?
肝心の味だが、それなりにうまいことは認める。たれはさすがにうまく、辛みが奥にあるのでとんこつとの相性も良い。自家製麺が粉っぽいと思ったがこれも好きずきだろう。ただ「秘伝」とか「極上」とか「幻」とか自賛するほどではない(つか、本当に腕がある人はここまで自賛しないだろう)。このシステムと自賛具合が個人的には大嫌いなので、味はそれなりでも「行きたくない店」である。少しくらいまずくても、もっと謙虚で店員の目を見て食べられる店にボクは行きたい。02年6月。
焼肉フランス人(六本木)
東京都港区六本木3-10-9 ABIC六本木ビル3F/03-3475-6655/17〜29/無休/5000円〜
焼肉。この絶妙かつ脱力かつインパクトの強いネーミングに惹かれて行った。店名の由来を聞いたら「グルメと言えばフランス人だから」というすっとぼけた答え。うはは。実によい。店内黒田征太郎氏のイラストで埋め尽くされており、焼き肉屋っぽくない。メニューも韓国系食材や沖縄系料理など工夫してあり楽しい。甘エビジャン(ケジャンの甘エビバージョン)、クラゲの刺身、テグタン、テビチなど一品物が美味なうえに、七輪で焼く肉がそれぞれなかなか良い。特上と上と並を盛り合わせて1000円というカルビスペシャルや上ハラミなどオススメ。ちゃんと美味いのがうれしい。でもって、六本木のこの立地にして圧倒的に安いのがまた魅力。いやー安い。うん、なかなか使える店なのだ。板橋や錦糸町、池袋などニッチな場所に支店あり。いいなぁ。01年8月。
※六本木店は閉店。ある意味とてもいい店だったのに残念。
エラワン(六本木)
東京都港区六本木5-5-1ロアビル13F/03-3404-5741/17〜23.30/無休/5000円
タイ料理。六本木ロアビルの13階にあり窓からの景色をさえぎるビルはないが、夜景は期待したほどではない。広い店内はタイ風にしつらえてありエキゾチックだが、もうひとつ洗練されていないのが残念。味は焦点がぼけているのが多くもう一歩。タイ風薩摩揚げはおいしかったがトムヤムやパッタイはイマイチ。ちなみに水曜日はレディースデイで20%オフ。97年9月。
Acaraje(六本木)
東京都港区西麻布1-1-1 Edge Bldg. B1F/03-3479-4690/18〜26(火水木)/18〜27(金土)/19〜26(日)/月休/2500円〜/http://www.tropicana.co.jp/
ブラジル料理。「アカラジェ」と読む。地下にある変形スペースの店。昔はクラブだったのかな。シュハスコはちゃんとバリエがあり、ちょっと塩がきついのもあるがそれぞれ楽しめる。充分うまい。シュラスコ食べ放題で2500円のコースや、それにドリンク飲み放題がついたコース5000円がオススメだ(ただし1時間半)。水曜木曜はボサノバライブもあり、チャージを含めて3000円。うん、そういうコース利用がいいなぁ。一品はいろいろあるが、ちょい高め。ダンスタイムもある。パーティ利用もできる。個室はないけど。02年7月。
ROTI(六本木)
東京都港区六本木6-6-9/03-5785-3671/11.30〜14.30/18〜22/無休
アメリカ料理。イギリス人シェフが作るモダン・アメリカンで、スタッフがみんな英語に堪能なせいもあって外国人比率が異様に高いレストラン。ロティサリーマシーンがあって、それでチキンを焼くのが名物。クォーターサイズのロースとチキンはなかなかの旨さ。ハンバーガーも名物で昼はそのオーダーが多いが、夜はサラダを中心とした軽いメニューでワインを飲んでいる人が多い。ワインはカリフォルニア中心。ヨーロッパ系は置いていない。パティオがあって外でも食べられる。涼しい夜などにパティオで飲んでいると、外国人比率の高さもあって日本とは思えない雰囲気。06年5月。再訪1回。
一億(六本木)
東京都港区六本木4-4-5/03-3405-9891/11.20〜14/17〜25.30/不定休
無国籍料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
グランデール(乃木坂)
東京都港区南青山1-19-7 クラインシュロス1F/03-3796-8083/11.45〜14/18〜22(祝日〜21)/日休/6000円〜
フレンチ。コストパフォーマンスに優れたバランスのいいレストラン。住宅街にポツンとあるという立地条件もあるのだろう、あらゆる層に受けることをよく考えたレストランのような気がする。お洒落な店なのだがお洒落すぎないし、親密な雰囲気なのだが親密すぎない。例えば、内装は白を基調にしているが、決して冷たい感じはしない。かと言って住宅街にありがちな親密すぎる空間でもない。くつろげるし、ゆっくり楽しめる。そして応用がきく。つまり、デートにも使えるし、夫婦の記念日にも使えるし、男同士や女性同士、もしくは(個室もあるから)子供連れにも使える。こういう店を一軒知っておくと便利である。
そういう幅の広いバランスの良さは、料理にもあらわれている。夜はメニューからいろいろ選べる形式の4500円のコースが基本。オードブルからスープ、メイン料理、デザートまで、4500円とは思えない質と量を楽しめるのだが、全体にとってもバランスがいい。お皿の上は実にキレイに演出されているが、味はいい意味で家庭的で安心できる。調理の仕方も素材も含めてヘルシー志向の料理だし、量も料理の流れも実によく考えてあると思う。サービスも、つかず離れず。これもバランスがいい。ワインの品揃えも全体にバランスが取れている。総じて、4500円で得られる時間としてはかなり満足が行くと思う。01年12月。
リストランテ・ダ・ニーノ(乃木坂)
東京都港区南青山1-15-19/03-3401-9466/11.30〜14/18〜23/日休/10000円〜
イタリアン。シチリア料理。巷では「現地と同じ味のリストランテ」と評判なのだが、果たしてそうなのかな…。ボクはシチリアに行ったことがないので、本場の味がわからないのだが、イメージの中では、青々しいまでに薫るトマトをはじめとした野菜類、粉っぽいまでにアルデンテなパスタ、あくまでうまい魚と肉、ガツッと土臭い直球料理、ちょっと濃いめの素朴&ストレートな味付け、でも意外と洗練…、みたいな感じを想像していた。もちろん手に入る食材の問題もあるだろうからそこまでは行かないかもしれないが、なんとなくそんな方向性を期待した。が、ボクが行った日に限っては、そんな感じはなく、繊細でおだやかな料理群。インパクトに欠け、どちらかというと無難な印象だった。まぁ期待しすぎたのかもしれないけど。前菜とパスタは良かったものの、メイン、デザートと盛り下がって行ってしまったのも残念。
で、わりと高い。コースは8000円と10000円。アラカルトは一品3〜5000円はする。8000円とるなら「ちゃんと盛り上がるメイン」は設定してほしかったし、店の内装ももう少し高級感出して欲しいかも。イタリア人黒服メートルも雰囲気だったし、カラフルなお皿も楽しかったし、店の狭さも嫌いではないけど、内装と味と雰囲気と値段がそれぞれバラバラでチグハグな印象。不完全燃焼で店を出た。あ、ワインももう少し安くしてほしいと思ったかな。07年3月。
リストランテ山崎(乃木坂)
東京都港区南青山1-22-8/03-3479-4657/12〜14/18〜22/日休/10000円〜
イタリアン。上質で上品な老舗リストランテ。古くからあるが決して古びてなく、カジュアルさや陽気さをわざとらしく気取る他の多くのイタリアンに比べて孤高を行くような上品さをキープしている。エントランスからしてちょっとひと味違う。必要以上の虚飾をせず大人の落ち着いたカップルが似合う雰囲気が漂っている。店内に入っても雰囲気は非常に良い。照明、インテリア、バーの佇まい…それぞれいい夜を過ごせる期待に満ちているのだ。
だがそれは席に座ってしばらく経つとちょっと疑問に変わってくる。全体になんか「素っ気ない」のだ。もっと言えば「冷たい」感じ。店内の設えだけでなく、サービスや料理までがどこか素っ気ない。客と距離がありすぎる。その印象は店を出るまで変わらなかった。もちろんこの店にカジュアルさや陽気さは求めていない。でもせっかくの夜、なんだか楽しく感じないのは問題であろう。サービスは笑顔が少なく、とても冷たく感じる。メニューの説明などにしても必要にして十分なのだが、期待が高まったり楽しくてわくわくしたり、ということはない。つまり給仕以上の仕事をしようとしないのだ。料理もどこか客観的な距離感が感じられるもの。美しいお皿が続くが、印象に残りにくいもの。
ワインリストは全体に高め。1万円以下のワインをもう少し充実させて、客に選択の逃げ道を作って欲しいと願う。ただチーズプラトーをきちんと揃えているのはうれしい。熟成の進んだチーズをサービスの人と話しながら選ぶその瞬間だけ、この店の素っ気なさを忘れられた。
ひと言で言うと「スクエア」なリストランテ。料理、インテリア、サービス、すべて四角四面的だった。こういう方向性であるのならボクはフレンチレストランを選ぶだろう。親密なサービス人がひとり加わるだけでずいぶん雰囲気は変わると思うが。99年11月。
野田岩本店(飯倉)
東京都港区東麻布1-5/03-3583-7852/11〜13.30/17〜20/日休/3000円〜
うなぎ。うまく天然物に当たれば、タレの味しかしない蒲焼きとは別物の鰻が味わえるであろう。鰻から川の香りが漂ってくる。あめ色に焼き上がったそれはとろける柔らかさで上質のご飯との相性も抜群。ただ野性味溢れる鰻に比してタレの主張が弱い。春秋以外は天然物を出すと言われているが当たりはずれはあるようである。入店から食べ終わるまで(並ぶ時間もいれて)1時間半くらい見ておいた方がいい。白ワインと合うだの赤ワインと合うだのいろいろ騒いでいるワインオタクがいたりするのが玉に瑕な店ではあるのだが。コースは6500円から。97年7月。
最近混みすぎてほとんど行かなくなったが、たまたま行った日の出来は「あれ?どうしたの?」であった。とても普通な感じ。そこそこの値段するだけに残念なことである。06年2月。
ル・セップ(飯倉)
東京都港区麻布台3-4-12麻布台ロイヤルプラザB1F/03-3588-0558/18〜23(ワインバー22〜26)/日休/5000円〜/http://www.le-cep.net/
ビストロ。というか、ワインバーとして利用することの方が圧倒的に多い店。有名ソムリエ渋谷康弘氏のオーナー店で、彼が追い求めているビオ・ワイン(ビオディナミ・ワインやヴァン・ナチュールとも呼ぶ。簡単に言えば有機栽培のぶどうで作ったワイン)とスローフードな郷土料理とをテーマにしたビストロ&ワインバー。舌にもカラダにも優しいビオ・ワインを楽しみつつ、フランスの地方家庭料理(イタリアなどの郷土料理もある)を食べる店なのである。料理のコースは3900円。優しい味でボリュームもまぁまぁ。インパクトが強いわけではないがしっかりおいしい。というか、全体にこの店は翌朝が気持ちいいんだよね。胃にもたれず、二日酔いもしないので、深夜メシに最適かもしれない。内装は落ち着いたアンティーク調。サービスは明るく気持ちいい。六本木から東京タワーに向かっていき、飯倉片町の交差点を越えて「キャンティ」を越えてすぐのあたり。02年10月。
キャンティ(飯倉)
東京都港区麻布台3-1-7/03-3583-7546/12〜25.30/無休/8000円〜
イタリアン。60年代の輝かしきキャンティ文化を築いたイタリアンの老舗。当時の賑わいはうらやましくも伝説の域である。もう古ぼけた店なのか、と思って行ったが、意外や意外、味はどれも高水準。バジリコのスパゲッティは特に絶品だった。まぁインテリアなど古びているといえば言えるが、これはこれで味である。川添浩史・梶子(詳しく知りたい方は「キャンティ物語」幻冬舎を読んでください)が生きているうちに行きたかった。1階でなく、B1Fで食べるべし。雰囲気が数倍違う。他に西麻布店(03-3404-6500)、六本木店(03-3402-4411)、自由が丘店(03-3717-6200)などがある。96年10月。
| 麻布十番・三田 |
麻布 幸村(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-5-5 高柳ビル3F/03-5772-1610
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
諒(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-1-11/03-3452-1353/11.30〜14/18〜23(土祝17〜22)/日休(12月は無休)
カニ料理。40代になってカニにそんなに熱意を感じなくなった。割烹とかでカニがあってもほとんど頼まない。というか東京で食べるカニは高い。香箱(こうばこ)とか間人(たいざ)とかなると特に高い。この店は意外と高くはないし、カニのコースがリーズナブルに食べられる店だなぁとは思ったが(おまかせコース5000円。蟹鍋コース8000円)、ボクは好きでも嫌いでもない感じ。仕入れはよく、新鮮なズワイガニ、タラバガニを、刺身、しゃぶしゃぶ、焼き、蒸しといろんな方法で味わえるいい店なのだが…。店内の感じはとてもいい。カニって素材が命な部分が大きいので、やはり山陰とか道東とかで旅行中に食べたい感じ。もしくは関西の方が同じ質のものを安く食べられる印象。06年01月。
とらくまもぐら(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-12-7/03-5441-2511/18〜27.30(土日祝18〜23)/無休/7000円〜
小料理。(※「たらふくまんま」という店名だったが、「とらくまもぐら」という名前に変えたようだ) 活気のある店。小料理屋というよりは値段高めの居酒屋という感じ。カウンターの向こう側の働きを見ているだけで元気になる。九州系創作料理が中心でメニューを眺めている分にはかなりうまそう。だが、食べてみると意外と普通っぽかった印象。ごま鯖などの定番と言われるものもインパクトが特に強いわけではなく、もう少し強い印象が欲しかった。西麻布の、「和根洋菜」に店名を変えた「たらふくまんま」の方が好きかも。平日深夜3時半までやっているから焼き魚とメシみたいな使い方にはとてもいいかもしれない。素材は良い感じ。99年11月。
むら田(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-16-10村田ビル/03-3451-1448/17.30〜22/日休/5000円〜
小料理。1階が同経営の米屋で、2〜4階はご飯が売りの和食屋さんというユニークな店。つまり米が売りなのだ。米の産地を季節ごとにかえて炊く約10種の釜飯が名物。小釜でひとり分ずつ炊くのでかなり時間がかかる。混んでいると1時間前くらいに言わないといけないが、刺身や鍋もあり、釜飯を楽しみにしながら酒を飲んでいるとすぐである。冬に食べた牡蛎釜飯がとても良かった。ダシ汁で炊いてあって香りが高く、ご飯の上に大振りの牡蛎がどどんと並ぶ。うわっとびっくりする美味ではないが、滋味溢れ、満足度が高い。飯の固さやお焦げ具合も聞かれたりしてなかなか楽しい。秋は栗釜飯や松茸釜飯もいいと聞く(未食)。シンプルな白米小釜炊きもあると帰り際に気づいて歯がみして悔しがった。米のおいしさを知り尽くした米屋さんが炊くご飯。絶対うまいはず。今度試してみよう。03年11月。
あん梅(麻布十番)
東京都港区麻布十番3-3-7/03-5443-1034/11.30〜14/17〜24/無休/7000円〜
小料理。あんばい、と読む。干物を中心とした店だ。よく選ばれた素材を干物にし備長炭で焼き上げる。懐かしくもおいしい干物の味をしっかり味わえるのがうれしい。やっぱり干物はうまいなぁとホッコリする時間である。ただ、それ以上でもそれ以下でもない店なので、期待しすぎは禁物だ。干物の他には鍋とかサラダとかオススメをいろいろ食べたがどれもそんなに印象に残らなかった。やっぱり季節の魚の干物が一番の売り。コンセプトも魅力もわかるがちょっと全体に物足りない店。ちなみにこの店の屋上で天日干しするらしい。排気ガスとか粉塵とかがつかないのか、干した魚をそのままガリっと囓りながら、ちょっと心配になったりして。01年1月。
かどわき(麻布十番)
東京都港区麻布十番3-4-5 コーポミユキ1F/03-3452-1335/18〜25/日祝休
割烹。門脇氏が作る極上素材の饗宴。おいしい。東京一という人がいるのもわかる。逆らいようがない美味。ある意味極楽。でも、例えて言えば、他チームの主力打者を抜いてきて一番から九番までずらりと並べた巨人みたいな料理群。最高級の素材を連発しすぎる。松茸。ふぐ。ハモ。松茸。牛肉。子持ち鮎。松茸。トリュフ。トリュフ。トリュフ。最初から最後までホームラン狙いの四番打者がズラリと続く。でも野球はつまらない。あれ? 野球ってこんなに詰まらなかったっけ? みたいな感じ。こういうのを食べると、一番には一番の仕事があり、二番には二番の仕事があるんだなぁ、とか実感する。出てくる料理が長距離砲ばかりだと食べててこんなに疲れるんだなぁ…。
もちろんそういう巨人打線が好きな人もいるわけで、そんな人にとってはたまらない魅力がある。実際、他のお客さんは唸ったり叫んだりして喜んでいた。小さな店なのでそういうニーズにしっかり応えているだけで満席になる。つまり「かどわきのお客さん」の期待には十二分に応えている。そういう意味ではとてもいい店だろう。
ボクが伺った日はなんにでも松茸を入れた。ふぐの刺身に松茸が良かったかな。松茸牛肉の鍋よりも。子持ち鮎うまし。トリュフの丸揚げ、びっくり。そばも良かった。でも途中から「家で玄米と味噌汁とお新香を食べたいなぁ」と心から思った。たぶんボクにはもうひとつ合わなかった、ということだと思う。ボクは「かどわきのお客さん」ではなかった、と。
別に何の皮肉でもなく、お金を使えば使うほど税理士さんに褒められるような生活をしている人とかに向いている店だ。お金を使う贅沢をわかりやすく味わえる、わかりやすい美味。ボクには少し贅沢すぎるというか、TOO MUCH感があった。カウンター5席。個室あり。器も良い。要予約。06年9月。
万歴龍呼堂(麻布十番)
東京都港区東麻布2-33-5/03-3505-5686/18〜25/日休/8000円〜
スタイリッシュ割烹(?)。ばんれきりゅうこどう、と読む。小さな石庭を抜けて大きな引き戸を開けるアプローチがいい。短いアプローチなのだが、非日常へのステップとして程がいい。京風日本庭園を歩かされるとToo muchに感じるのだが、このくらいだと趣も距離もちょうどいいのだ。店に入ると大きな一枚板のカウンター。奥には座敷。地下にも座敷と列車のコンパートメントみたいなテーブル席。どこに座って楽しもうか迷っていると全部を見学させてくれた。こういうのもいい。暗い店内だが木を多用しているせいか冷たさはない。22時までは6000円のコースがある。価格破壊懐石料理があまり好きではないボクとしては実はあんまり期待してなかったのだがこれがなかなかどうして侮れない味と質。ワインを合わせて約1万円くらいはかかるが満足度は高かった。特に前半の構成はなかなかだった。22時以降は単品メニューもあり、ゆっくりバーとして利用できる。特に地下の列車タイプのテーブル席は秘密めいていてデートなどにもいいだろう(このテーブル席、天井が低いのはいいが、直接照明なのが玉に瑕)。この手のお洒落割烹は演出側の狙いが読めてしまって「その手に乗るかよ」と落ち着かないことが多いのだが、ここはなかなか上手に作ってあると思う。02年6月。
うずら(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-16-7/03-3451-0385/18〜22/水休/6000円〜
居酒屋。超庶民的な作りだが、新鮮でおいしい魚が食べられる。「フグの唐揚げ」「フグサラダ」など、季節にもよるがオススメ。デザートに果物を出してくれたりもする。まぁ雰囲気のわりに割高ではあるが、わりと楽しめるいい店である。97年12月。
はじめ(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-5-4 藤田ビルB1F/03-3404-8736/18〜26/土日祝休/8000円〜
居酒屋。夜中にやっているのが重宝する一品料理屋さん。一軒目をどこかで食べ、二軒目をバーで飲み、三軒目、ちょっとお腹がすいたかも、って感じの時、ボクはこの店を選択肢にいれる。創作系一品料理もそれぞれおいしいが、ここは〆の店として、名物の焼きうどんか丼ものがわりといいかも(ただし、うにとろ丼とかを頼むと一気に値段が跳ね上がるので注意が必要)。常連客は三色丼を頼んでいるが、はじめてならマグロ丼あたりから初めてもいいかもしれない。小さい店でいつも混んでいるし、雰囲気はカジュアルだが、このカジュアル具合がわりと人気らしく深夜は相当派手であやしい客層になる。99年11月。再訪多数。
こま(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-5/03-3405-4849/3000円〜
居酒屋。とっても生活感のある居酒屋で、実に気楽に飲める店。お洒落さはまるでないし、どちらかというと汚い内装だが、ボクは妙に落ち着ける。エビスの生ビールで始めて、大皿などから一品ずつ、ぐはははと飲んで食べる下世話なタイプの店である。そういう良さがわかる人はどうぞ。麻布十番商店街を一の橋方面から入り、十番温泉を右には行ってすぐ。02年8月。
ひむか(麻布十番)
東京都港区麻布十番3-10-9/03-5443-5198/18〜24/日祝休
宮崎料理。宮崎郷土料理を中心に、新鮮な食材とちょっとした創作とでおいしくいろいろ食べられる店。鯖ごま味噌刺身とか宮崎牛焼きしゃぶ(網焼きでしゃぶっと焼く)、新そら豆焼き、春きゃべつの昆布〆白身のサラダ、そして冷や汁などが印象に残っている。どれもこれもそこそこ美味しく、満足。焼き物はテーブルの上に小七輪を持ってきて炭火で焼く形式。酒も宮崎焼酎を中心に揃っている。店員さんがとても静かで少し元気がなさすぎるほどなのが残念と言えば残念だが、素朴でいいと言えば素朴でいい。そんな感じ。テーブルが7つくらいとカウンター6席。04年4月。
たちばな(麻布十番)
東京都港区南麻布1-6-2
居酒屋。二の橋から仙台坂に向って信号ひとつ左側。平凡な店構えながら大変落ち着けてしかもいつも空いている。肴はどれも丁寧に作ってあってたいへんうまい上にほとんどが1000円前後。古びているが清潔な店内は狭さを感じさせず店員(家族)も素朴だ。腰が据わる店とはこういう店をいうのだろう。酒が白鷹しかないのが残念。安いしうまいし落ち着いている。僕好み。97年5月。※残念ながら閉店。
あら喜(麻布十番)
東京都港区南麻布2-6-17/03-3798-1995/17.30〜22/日祝休
居酒屋。「あら喜」の「喜」は七をみっつ。南麻布(三の橋)の住宅街にある店。料理するご主人を奥さんとおじいさんおばあさんでもりたて、親密なサービスをしてくれる。ご飯時になると小さな娘さんが厨房奥で食事したり宿題したりしている。常連さんが娘さんの相手をすることもある。そんな雰囲気のもと、料理が相当ちゃんとしている。うまい。んでもって〆のご飯もうまい。日本酒の品揃えもわりと凝っている。カウンターもテーブルも座敷もある。こういう店ってありそうで意外とない、でしょ?
くつろいでいろいろ食べたが、仕入れのいい刺身、アジ塩、穴子、赤鶏手羽など、どれも丁寧に丁寧に作られておりとても美味。出てくるのが少し遅いがカウンターで見てると飽きないので気にならない。奥さんのサービスもいいし。で、〆はタコ飯。甘くて滋味溢れていて良い。値段も意外と高くない。こういう店が地元にあったら通うだろうなぁ…。そんな日常使いしたくなるさりげない店。06年7月。
麻布永坂更科本店(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-2-7/03-3584-9410/11〜21.30/月休/800円〜
そば。新一の橋の角にある。ここは一品ものが充実している。焼海苔、アジ二杯酢、つみれ、あんきもなどをつまみつつ熱燗するのが正解な店かもしれない。そばは酔ったあとにズズズッとかき込み、サッと帰る。そんな利用法が一番かも。そば自体は更科の典型でさっぱりしているが、ワサビがいただけない。96年1月。
永坂更科布屋太兵衛(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-8-7/03-3585-1676/11〜20.30/正月三が日休/800円〜
そば。麻布十番商店街中程の4階建ビル。200年以上も続く老舗。更科系の御前蕎麦は真っ白で喉越しがいい。香り的にはちょっとだが、安心して楽しめる味。つゆは甘汁と辛汁とふたつ来る。混ぜてもいいが辛汁の方が好みかな。全体に大きな食堂風で趣に欠けるが、なんとなく安心は出来る店。97年12月。
松玄(麻布十番)
東京都港区麻布十番3-11-12 仙台坂オークヒルズ1F/03-3457-5690/11.30〜14.30/17〜23/11.30〜23(土)/11.30〜21(日)/月休/1200円〜
そば。躍進する恵比寿「松下」グループのそば屋である。松下グループの戦略はある種ワンパターンなのだが、くやしいかな、ちゃんと時代に受けているし、それなりに美味い。で、この松玄のそばも、くやしいかな、ちゃんと美味かった。冷たいそばつゆが甘く酒味が勝っているのを除けば、全体に上出来。輪郭のしっかりしたいいそばである。かけそばもちゃんとうまかった。店内センス良し。トイレへの入り方が変わっていて面白い。01年7月。
麻布 川上庵(麻布十番)
東京都港区麻布十番3-5-7 B1F/03-5439-5757/11.30〜14/18〜28/無休/夜は5000円〜
そば。軽井沢の旧軽ロータリーにある蕎麦店の東京出店。吹き抜けの階段を地下におり(下りたところにある屋外テーブルもなかなか気持ちよさそうだ)、モダンな店内に入る。こういうインテリアの蕎麦屋は得てして味がいまいちなのだが、ここはなかなか良かった。特に一品が充実しているので、オシャレな居酒屋的に使って最後の〆に蕎麦、というのが正解かもしれない。信州系の日本酒もそれぞれなかなかうまかった。一品ものもそれぞれ予想を大きく越えて良かったが、特に印象的なのは豆腐の味噌漬け。日本酒に合う。パンに乗せればワインにも合う。〆の蕎麦(自家製粉)は香り高くちゃんとしている。胡桃だれ蕎麦はせっかくの蕎麦の香りを消してしまうのだが料理としてはとてもおいしい。不安があるとすると、無休で昼も夜も営業する点。夜など朝4時までやっている。クオリティが保てるわけがないと思うが…。青山にも支店あり。05年1月。
門扇(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-13-8
焼き鳥。「ちぎも」をはじめ絶品の焼き鳥が食べられる店と評判が高い。だが店主がちょっと偉ぶっていて個人的には印象が悪い。なんでそんなに偉そうにしているのか。たかが焼き鳥じゃないか、と反発したくなるくらい。反面、常連や有名人にはニコニコになったり…。味はとても良いのだが、そんなに再訪したくならない。95年9月。※閉店。
イザヨイ(麻布十番)
東京都港区南麻布1-4-5グランパレス南麻布仙台坂2F/03-5442-0965/18〜24(金土〜26)/月休/7000円〜
焼き鳥。比内と大和から特別に取り寄せた地鶏を丁寧に焼いてくれる鶏料理店。もともと和食出身の料理人が作っている鶏料理は種類はそんなに多くないがバラエティに富んでいる。創作系も多く、メニュー名が魅力的なだけに期待が大きくなるが、わりと印象に残らない味が多いのは残念。焼き鳥も素材は良いようだが、そんなに「うまい!」と驚くものではなかった。卵や鶏ももチャーシューやそぼろ飯はうまかった。ダークな色合いのモダンな店内は、広さのわりに客席数も抑えてありとても居心地がいい。焼き鳥がもっともっとうまくなったら、雰囲気はとてもいいのでまた利用させてもらうと思う。02年12月。
小やなぎ(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-5-3/03-3404-8080
この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
アローロ(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-7-5フェスタ麻布6F
フレンチ。コースが3800円のみという格安フレンチ。それも内容が決まっているのではなく15種類くらいずつの中から前菜・メイン・デザートと選べる方式。そしてそれぞれが本格的な味と量なのである。そう、この店は驚異的にコスト・パフォーマンスのいい、都内でも屈指のフレンチレストランである。もともと高級イタリアンだったお店を居抜きでフレンチの店にしたので、安い店とはいえなかなか豪華な雰囲気。大きくとった窓からは東京タワーが見える(夏はそのテラスで食事も出来る)。「仔羊の鞍下肉のロースト」などこの一皿だけで3800円とる店がほとんどだと思う。気軽な仲間と、どうぞ。97年1月。※閉店した模様。
エノテカ・キオラ(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-4-3/03-3560-6797/18.30〜26.30/日休/8000円〜
イタリアン。開店してわりとすぐに行ったせいか、まだ料理はこなれていなかった印象だが、期待は高まる。ユニークな食材に挑戦的な味付け。特に前菜はなかなか楽しい。それに比べてメインはわりと普通だった。でもたぶんこれからもっと挑戦的になってくれるのだろう。シンプルでスキッとしたインテリアにマッチして、お皿の上も(色彩は鮮やかだが)スキッとしている。コースは5000円から8500円まで各種ある。イタリアワインも数が揃い、選ぶのに苦労する。サービス陣がまだまだこなれていなかったが、おいおい落ち着いていくだろう。特筆すべきは閉店時間。こういう本格的リストランテが26時30分ラストオーダーなのはうれしい。02年。
ピアット・スズキ(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-7-7はせべやビル4F/03-5414-2116
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ヴィノ・ヒラタ(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-13-10 エンドウBLD2F/03-3456-4744
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
クッチーナ・ヒラタ(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-13-10 エンドウBLD3F/03-3457-0094/18〜22/日祝休/15000円〜
イタリアン。平田シェフによる華麗なイタリアン。小さな店内だが雰囲気はよく親密。麻布十番がまだ全然オシャレじゃなかった頃に圧倒的なオシャレさでオープンした。当時は芸能人遭遇率も東京一だったのではないだろうか。まぁそういう「特別感」と料理の良さ、雰囲気の良さに引きずられてちょっと感覚がマヒしてしまうが、このリストランテはやはりお値段が高いと思う。他にこういうタイプの店がないのが幸いしていた時代ならいいが、ちょっと他と比較しても高くなっちゃっているかもしれない。サービスはマダムのご機嫌に多少左右されるが心地よいもの。メニューがないので客はすべて彼女頼み。その「どうにでもして」感も慣れるとたまらない。でもボクは1階下の「ヴィノ・ヒラタ」に行って、同じような料理とずっと安価な値付けで楽しみたいと思ってしまうかも。97年11月。
カメレオン(麻布十番)
東京都港区東麻布1-17-9 アネックス東麻布B1F/03-5545-3680/18〜24(土〜23)/日祝休/10000円〜
イタリアン。東麻布の住宅街にポツンとあり、外見からはレストランとはわかりにくい隠れ家イタリアン。店名は「イタリア料理にとらわれず、カメレオンのように変化し続けたい」という志から。確かにいただいた料理からはイタリアンという枠組みを越えようという意欲と工夫が感じられた。きれいでモダンなお皿に少量ずつ盛りつけられた料理はそれぞれ凝っていて、一口ずつ多種類出てくる懐石方式。こういう出し方の常としてどうしてもそれぞれの印象が弱くなってしまいがちだが、中には印象の強い料理や組み合わせがあり、振り返ってみるとなかなか楽しいディナーになった。ボクが訪れた夜はデザートまで12種類の料理が出た。いろいろ食べてみたい欲張りな女性などには特に受けるだろう。シェフは「エル・トゥーラ」出身。組み合わせの面白さが成功しているお皿はとっても印象的。ただ、珍しい組み合わせならいいってものでもないな、と思わせる料理もいくつかあったのは残念だ。これからの成長を楽しみに待ってみたい。
おまかせコース(8000円)しかなく、値段が書いていないので初めての人はビビるだろう。サービス陣はわりと押し出しの強い人が多く、気の弱い客なら怖がるかもしれない。繊細で工夫された料理の印象とサービスの印象がチグハグなのが残念。
ワインの品揃えは普通だが、グラッパはわりと揃っていた。夜おそめの時間になると、おまかせ料理を頼まずに一品にワインやグラッパという頼み方もOKになるらしい。普通の時間では予約取りにくい店らしいので、遅めの時間を狙うのもありかもしれない。
カウンターと仕切のあるテーブル席などがあるが、この店ではカウンターがオススメだ。料理する姿を見ながら少量多種類の料理をゆっくり楽しみたい。お洒落でモダンな内装だし、料理もモダンなので、記念日とかにも楽しめると思う。団体よりもカップルとかで訪れたい。01年11月。
カーザ・ヴィニタリア(麻布十番)
東京都港区南麻布1-7-31 M Tower1F2F/03-5439-4110
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
田舎料理 La田村(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-8-8エル麻布矢島ビル3階/03-3457-5228/18〜24(日祝18〜22)/6000円〜
南仏・地中海料理。田舎料理と名乗っているだけあって、素朴で野太いしっかりした料理が続く。フランスの農具や民芸を並べた店内は適度に薄暗く居心地がいい。木のテーブルの大きさがまちまちなのも逆に味になっている。なんだかくつろげる雰囲気なのだ。突き出しが山と盛ったアサリだったりするのもうれしい。牛肉コトコト煮や黒豚のパテ、炎のエスカルゴなど、南仏料理をもう少し濃い味にしたような方向性。あえて言えば「森の南仏料理」かな。海の明るさは感じられないが森の滋味が感じられる。ワインの品揃えがもう少し欲しいのと、ロゼワインも用意してくれるともっと南仏っぽくなるかも。ご夫婦(?)ふたりでやってられるので混雑するとオペレーションが悪くなるが、アットホームな雰囲気も手伝って意外と気にならない。麻布十番のピーコックの向かい。04年8月。
バル・レストランテ・ミヤカワ(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-5-4/03-3403-2626/18〜24/日祝・第1土休
スペイン料理。バルと店名についているが、店の雰囲気も値段もバルではない。木を多用した雰囲気いいレストランテで、スペインの各地伝統の郷土料理を食べられる。バルっぽいとしたらタパス系の料理が多いこと。それぞれちゃんとおいしく食は進むが、量や味に比べてやはりちょっと値段が高いと思ってしまう。味も印象に残るものは特になかった(まぁおいしいのだけど)。もう少し安ければ、カウンターをバル使いしてサッと食べたいが、どちらにしても人気店で混んでいるので無理かな。サービスはとても親切でよい(特にマダム。シェフが伊豆の式根島出身ということで、実家から直送される魚介類もお勧めされる。ベルセベス(亀の手)があることもある。04年12月。
グリル満点星(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-3-1 アポリアビルB1F/03-3582-4324/11.30〜15/17.30〜21.30/月休
洋食。オムライスで有名。ケチャップ味のチキンライスの上に半熟トロトロの卵をかけてある上乗せパターン。そこにしっかり作ったドミグラスソースがドロッとかかっていて濃厚。感想としては「ま、おいしい」である。絶賛する方も多いがどうもボクには合わないようだ。というか高い。名物オムレツライス1800円。値段を考えるとちょと不満。ちなみにロールキャベツグラタンは好き。クリームコロッケも良い。でも夜にこれらを取ってワイン飲んでるとすぐ1万円弱まで行ってしまうので注意。昼はワンプレートミックスがいいが2000円弱する。新宿店(新宿区新宿3-15-17伊勢丹会館4F/03-3355-3621)、丸ビル店(丸の内ビル5F/03-5288-7070)、田町店(港区芝浦3-4-1グランパーク/03-5441-2112)もある。02年1月訪問。再訪数回。
中国飯店 富麗華(麻布十番)
東京都港区東麻布3-7-5/03-5561-7788
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
登龍(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-4-5/03-3451-0514/11.30〜21/火休/3000円〜
四川料理。高級四川料理を標榜しているだけあって高い店なのだが、わりと中華一品食堂みたいに使うことが多い。何を食べるかというと「坦々麺」もしくは「韮汁そば」に「焼き餃子」。ただしビールとこれら2つを取って5000円くらいするので注意。なにしろ焼き餃子一皿2000円(!)の世界なのだ。他のメニューもそんな感じ。春巻きやヤキソバが2000円以上の値段がついてる店って他にあんまり記憶にないなぁ。でもまぁうまいからたまに来るのだけど。麻布十番の商店街にある。麹町店もある。麹町店は内装も高級系。98年4月。再訪数回。
春(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-5-10/03-5474-4380/18〜(土 17〜)/日祝休
中国料理。「中国食文化館 春(しゅん)」というのが正式店名。半地下でカウンターとテーブルひとつのみの店だが、カウンターが断然楽しい。台湾か香港の屋台をイメージしたらしく、天井から吊る下がる食材、カウンターの上に所狭しと並ぶ食材に圧倒される。メニューはなく、ご主人か女将さんと相談して決めていくパターン。黙っているとお任せで出てくるが、食材を指さして「これ食べたい!」とか言って、料理法を相談してもいい。とにかく自由な店だ。味的にはもうひと押し欲しいと個人的には思った。05年4月。
草の家(麻布十番)
東京都港区麻布十番4-6-8 A&Kビル8F/03-3455-8356/11.30〜14/17〜27(土〜23・日〜22)/無休/5000円〜
焼肉。昔深夜残業のあと何度か訪れた店だが久しぶりに行ってみた。日本の焼き肉の全体レベルがかなり底上げされたせいか、昔はダントツにうまい名店だったココも非常に普通な店となってしまったという印象である。出るものも味も普通。もちろんまずくはないが、印象的ということもない。辛みがきいたクッパや大きな骨付きカルビ(昔はこのサイズは驚きだった)など、昔の好物も健在であったが、やっぱり相対的に普通になったなー(相対的に安くもなったけど)。店は6・7・8Fにあるのに、レジは8Fのみという不親切な設定もそのまま。接客は全体に丁寧なのだから各階で精算できるようにすべきである。個室は程良くて宴会などには便利。赤坂新橋にも支店あり。01年4月。
シモン(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-5-5/03-3470-5889/17〜30/無休/5000円〜
韓国料理。韓国スープ専門店。ひっそりと朝(30時)までやっている店である。焼き肉屋で深夜を過ごすよりこの店の方が健康にいいかもしれない。健康的な韓国鍋・スープ系が17種類も揃っている。ソルロンタンはわりと普通だったが、その他のスープ系はとっても良かった。チゲも辛さが程良く(辛さは調節してくれる)うまい。一品物はどうかなぁ…わりと普通か。小さな店で少々詰め込みすぎるのが難。店内いろいろキリスト教系の言葉が貼ってあるのはご愛敬。00年8月。
グレイス(麻布十番)
東京都港区麻布十番1-7-2/03-3475-6972/11.30〜14/17〜23.30/第3日休
韓国料理。サンゲタンが売りの店。まだサンゲタンがそんなに知られていない頃からずっとサンゲタン中心にがんばってきた。サンゲタンとは、若鶏の中に朝鮮人参やなつめなどを詰めてスープで時間をかけて煮込んだ鍋系の食べ物であるが、実は韓国では夏に食べるもの。夏の滋養食なのである。あまりまずいサンゲタンを食べたことがないが(普通に手間をかければまずくはならない系の料理)、ここのも普通に上々。サンゲタンを含んだコースが3150円と4200円。この4200円のコースが、サンゲタンとピビンパと一品料理4品でちょうどいい感じ。赤坂店(03-3224-0775)もある。05年5月。
鳳仙花(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-21-12/03-3452-0320/17〜25(日祝〜23)/月休/5000円〜
韓国料理。有名店でいつも行列している。そして行列するだけのことはあると思う。この手の店で焼肉がないのもユニークだがその分チゲがうまい。料理はどれを取ってもあまりハズレないだろう。牛すじ煮込み、銀だら辛み漬け、ハチノス刺身、ケジャン、チヂミ、どれも非常に美味。チゲ(特にホルモン鍋)をもらって、〆に雑炊にしてもらうとさらによい。でも冷麺も相当おいしいので迷うけど。酒は生ビールはないが、ドブと呼ぶドブロクが名物。これを飲みながら楽しもう。97年2月。01年8月。※最近改装されてキレイになった。以前の方がいい意味で雑然としていて良かった。味も変わった印象。というか、おいしい韓国料理店がいっぱい出来て相対的にこの店の味が下がってしまった感じ。あれ?そういえばドブがなかった気が…。05年11月。
千栄(麻布十番)
東京都港区麻布十番3-2-11/03-3452-1714/11.30〜25/無休/7000円
韓国宮廷料理。せんえい。まだ韓国料理がそんなに市民権を得てないころはこの店の出すものが相当おいしく感じたが、これだけ韓国料理が流行り、みんながくわしくなった現在、ちょっと古くさい店になってしまったかもという印象。プルコギやケジャンはなかなかうまい。でも宮廷料理はもともとそんなに好きではないのであまりいい印象がない。値上げをしたのか、全体に割高に感じられるのもつらい。97年2月。00年8月。
THE TOKYO RESTAURANT(麻布十番)
東京都港区南麻布2-4-1/03-5418-7555/18〜23.30(ラウンジは18〜28.30)/日休/6000円〜
東京キュイジーヌを標榜する。和食系・カリフォルニア系・洋食系・エスニック系が入り交じった、東京の街のような趣のメニュー。当たり外れはあるが、当たりはなかなかだった。ウィナーシュニッツエル風の東京カツレツやオムレツ類はまぁまぁ。カリフォルニアロール東京スタイルもまぁまぁ。逆に生春巻きを始めとしたエスニック系はもうちょっとだった。全体にメリハリに欠けるのが難。インテリアはちょっと見ニューヨークっぽい。大きな店である。まぁお洒落居酒屋(ちょっと高め)として利用するのがいいかも。00年10月。※閉店
ヌードルズ(麻布十番)
東京都港区麻布十番2-21-7/03-3452-3112/18〜28(土曜11.30〜28/日祝11.30〜23)/無休/4000円〜
無国籍料理。エスニック系を中心にすえたキュイジーヌでニューヨークとかによくあるタイプの店。店名から想像されるように麺系は充実している。生春巻きなどのベトナム系、パッタイなどのタイ系はそれぞれ標準的でおいしい。盛りつけも工夫していて楽しい。インテリアを含め、女性受けする店ではないだろうか。テラスもある。ただそれ以上のインパクトはない。洋風居酒屋的に気楽にお洒落に利用するのがいいだろう。遅くまでやっているし。なお店員ははっきり言ってもっさりしている。きびきびお洒落に動いてほしい。00年8月。※閉店。
西洋酒房 命乃水(麻布十番)
東京都港区麻布十番3-4-10小倉ビル1F/03-3456-2488/18.30〜27.30/月休/3000円〜
バー。正統派的なカウンターバー。麻布十番のはずれにあり、どやどや人が来ることもなくゆっくり落ち着いて飲める。カウンターからドアが開くのが直接見えないようになっていて、これも落ち着ける要因。比較的客層もよい。シガーにも力を入れていて70種類以上の葉巻を揃えている。2階に姉妹店「j」がある。もうちょっとだけ暗いとより好み、かな。02年8月。
アダン(三田)
東京都港区三田5-9-15/03-5444-4507
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
コート・ドール(三田)
東京都港区三田5-2-18 三田ハウス1F/03-3455-5145/12〜14/18〜21/月休/20000円〜
フレンチ。店を出た瞬間「どうしたんだ!? ヘヘイ・ベイベー!!」とRCサクセションの歌を大声で歌いたい気分になった。
かの名老舗レストラン「コートドール」が普通の店になっているという情報を受け、まさかと思って再訪してみたのだが、事態は予想以上に深刻なように思えた。訪問時の気分は「この店に限ってそんなことはあるまい」って感じで超ポジティブだったのだが、まずメニューを開いた時点で「?」が始まる。アラカルトが少ない。斉須シェフの名著「十皿の料理」に出てくる名物料理はほとんどない。というか、選択の幅が狭すぎてメニューを選ぶのが苦痛だった。前菜は穴子とエスカルゴとフォアグラとエチュベしかなく、メインも、魚が4種と、牛肉系か豚かホロホロ鳥しかない。同行者と顔を見合わせ、あれ、こんなに少なかったっけ、そんなわけないよね、とうなずき合うが、何度見てもそれしかなく、選択肢の狭い中、どうにか選んで食べ始めた。
店がどう変わろうと斉須シェフの味だけは変わり様がないだろうと思っていたが、前菜は凡庸な味だったし、メインはもビックリさせてくれるものがない印象の薄い料理だった。シェフ、病気なのか、と心配になる。
サービスも料理に正比例するように元気がなく、レストランの楽しみが感じられない。動きは優雅で気持ちよいが、こちらを楽しませようとはしてこない。心からの笑顔がひとつもない。
繰り返すが、アラを探しに行ったわけではない。楽しい食事を期待して、楽しく食事できる同行者を選んで出かけた。2001年9月現在のこの店は、そこそこおいしい普通の店、という感じ。本場フランスの味を、気持ちいいサービスとともに、一番真っ当に日本で実現していたと思われるこの店がこの状態なのは、以前感激したことがあるだけに、心底さみしかった。01年9月(97年頃初訪問)。
御田町 桃の木(三田)
東京都港区三田2-17-29/03-5443-1309/11.30〜14.30/17.30〜22.30/水休
中国料理。みたまち もののき。以前割烹「菱沼」が入っていた場所を居抜きで使っている。前とまったく同じ雰囲気なのに出てくる料理が中国料理。前を知っている身としては不思議な感覚。料理人の小林武志氏は辻調から「竹爐山房」、そして中国人の特級厨師と働いた後、38歳で独立したと聞く。だから彼本人の中に中国の地方料理の核を持っているわけではなく、各地の料理のイイトコロを小林流にセレクトして組み込んだ感じ。上海、広東、四川、北京と、いろんな地方の料理がメニューに並ぶ。食べた中では北海シマエビの老酒漬け、アヒルの舌を唐辛子とか山椒で炒めたもの、黒い酢豚、鶏煮込みそばが特にうまかった。中国のいろんな地方料理を取り入れているのに印象がボケず、ぶっとい芯を持っている。ただし多少単調な部分もある。多彩な楽器を使いつつ旋律が一緒な感じ。その辺が課題かも。オーストリアワインの品揃えが充実しているのもユニーク。カウンター内で鍋をふるう小林氏の姿も良い。しばらく通ってみたい店である。06年9月。
GONZO(三田)
東京都港区三田5-21-7/03-3449-5500/17.30〜27/日祝休
バー。小さなダイニング・バーだが、ここの梅酒の品揃えは特筆すべき。へぇ梅酒ってこんなに種類があるんだぁと驚くだろう。おいしいし。ジャズやボサノバが流れる店内はくつろげはするがすごいオシャレというわけではなく、かと言ってひたすらカジュアルというわけでもなく、ボク的には使い方に困る印象。食事は意外に充実していて良いので、もう少しカフェっぽい方向に雰囲気がなると使い勝手がよくなるかも。05年9月。
| 西麻布・広尾・天現寺・白金 |
肉匠なか田(西麻布)
東京都港区西麻布2-2-2/03-5468-2911/18〜24/日休
肉料理。黒毛和牛を都道府県別40種類の塩でマリアージュさせて食べる、というちょっと変わったコンセプトの店。サシが十二分に入った黒毛和牛はまぁおいしいし、いろんな部位が少しずつ出てきてうれしいのだが、全体に洗練を狙いすぎてとても弱々しい印象になっているのが残念。肉の力強さというものを感じにくい。柔らかいとか癖がないとか匂いがしないとか、テレビのグルメ番組で芸能人がうれしそうにコメントしそうな肉のオンパレード。それはそれで好む方もおられるとは思うが、ザクザク音がするようなレッドミートが好きなボク個人としてはもうひとつ好きになれない店。ちなみにインテリアはモダンで格好よい。コースは4500円と6000円。あ、それとわりと高いので注意。大阪が本店らしい。04年7月。
鮨楽こむろ家(西麻布)
東京都港区西麻布2-9-14/03-5774-0689/11.30〜13.30/17.30〜22.30/土日祝休/5000円
鮨。海鮮刺身系。煮きりぬらない系。口の中の酢飯がなくなってもタネが口に残り、鮨としてのバランスは悪いが、タネの新鮮さや瑞々しさはなかなかのもの。ただタネが大きすぎるきらいがあり、ミル貝など酢飯の4倍くらいのタネで、わざわざ握らなくてもいいと個人的には思う。とはいえきっと「鮨は鮮度が命でしょ」と思う方にはおいしいと感じるタイプの鮨。とても安いので居酒屋使いしても満足かも。ヒラメ、赤身、タイラ、ミル、アジ、コハダ、シャケ、イクラ、ウニ(軍艦でなく握り)、鯖(棒ずし風)、うなきゅう巻き、などでひとり5000円(ビール、お湯割り2、のれそれつまみ)。そういう意味ではかなり安いいい店だ。つけ台の向こうで店主と若者が握る。蛍光灯照明が明るすぎるのが難だし、店も少し雑然としているが、安いので気にならない感じ。テーブル6×2、カウンター9席。サービス料なし。2001年7月開店。西麻布から青山三丁目へ抜ける外苑西通りの一本裏手にある。05年3月。
山路(西麻布)
東京都港区西麻布3-2-7 桜田ハイツ1F/03-3403-3581/17〜25/日祝休/10000円〜
鮨。伝説の職人・藤本繁蔵の弟子、館野弘光氏が握る。赤絨毯だったりして雰囲気がやけに高級そうでちょっと入りにくいが大丈夫。入ってしまえば非常に感じがいい店だ。握りは大変バランスが良く酢飯は柔らかめ。タネに比べて酢飯が大きめ。全体に感動する味ではないが高水準でまとまっている印象。白身、貝類等特に良い。穴子や煮ハマはいまいちな時があるのが残念。雰囲気その他含めてボクの好きな店である。夜遅くまで営業しているのもうれしい。96年4月。
久しぶりに再訪したが、なんだか非常に普通になっていた。悪くはないが良くもない印象。でも相変わらず夜遅くまでの営業なので、場所柄重宝する。99年8月。再訪数回。
鮨真(西麻布)
東京都港区西麻布4-3-10-301/03-5485-0031
鮨。どちらかというとつまみ中心の店で、感心した料理もあったが、正直、全体に印象の薄いつまみだったかも。握りは赤酢でかなり柔らかめに握ってありとても優しい味。怖面のご主人なのにいわゆる優しい「女鮨」を握る。バランスはまぁまぁ。もうちょっと印象に残るポイントがほしいと思った。結局ひとり2万円強したので、それだけするならばもっと印象が強い握りがいくつかないと苦しい。ただ、わりと飲んだしわりとつまんだので、普通に食べたらもう少し安いのかも。
平行な部分がほとんどない不思議なインテリアの店内は、そのせいかとても広く見えると同時に思ったより落ち着け、なかなか良い。シンプルできりっとした鮨屋もいいけど、こういう柔らかい空間もなかなかいいなと見直した気分。05年7月。
天婦羅からさわ(西麻布)
東京都港区西麻布4-15-18/03-6418-7878/11.30〜14/17.30〜21.30/水祝休
天ぷら。西麻布の「成城いしい」の真裏の細道にあり2005年11月にオープンした。ホテルオークラの「山里」出身のご主人が揚げる。丁寧で上質で、安心してゆっくり話が出来る感じ。いい意味でとてもホテル的。話が主役で天ぷらが脇役。歳とともにこういう店が心地良くなってくる。33年「山里」で揚げ、その後一瞬札幌の店を手伝った後ここで独立したらしい。弟子は札幌からついてきたようだ。パキスタンの岩塩で食べることを勧められる。まろやかでおいしい。おまかせが6300円、8400円、11550円の3つ。量ではなく食材の違い。8400円のコースを食べた後好きなのを追加して10000円くらいが適当かな。野菜系の天ぷらうまし。〆の天茶もうまい。店内わりと広めで清々しい。インパクトはないが丁寧な仕事。昼は天麩羅定食(1300円)天丼定食(1300円)。06年6月。
礼三(西麻布)
東京都港区西麻布1-4-23/03-5411-3929/18.30〜28(土〜25)/日休
小料理。れいさん、と読む。西麻布で夜遅めにおいしいものを食べるのに「使える」店。とてもいい感じのご夫婦がやっている店で(ご主人は厨房からあまり出てこないが)、バーみたいなカウンター形式とは思えぬレベルの料理とホスピタリティに出会える。料理は量があるわりにそんなに高くなくリーズナブル。野菜も「軽くちょっとだけ」みたいなメニューがあり、それを盛り合わせたものが夜中にはうれしい(28時ラストオーダー)。他にもガッツリしたメニューもありいろんな用途に使える。BGMは70年代ポップスが多く、ボクが行った日はオリビア・ニュートンジョンがしつこくかかっていた。店の雰囲気的にはJAZZなのだが、この辺のハズシは嫌いではない。奥さんは中国の方ということで中華系の味付けもよい。前面に焼酎が並んでいるがどちらかというとワインが合う食事かな。入り口にラウンジっぽいテーブル(椅子が気持ちいい)。奥にパーテーションで区切られた個室がある。06年8月。
一即夛(西麻布)
東京都港区西麻布1-10-16 西麻布ロイヤルビル2F/03-3746-2877
割烹。「いっしょくた」と読む。割烹というより家庭料理系小料理かな。なんというか「割烹でも小料理でも家庭料理でもそんな分類はどうでもいい。うまいもんを"いっしょくた"に出しまっせ」みたいな感じか。ま、とってもうまい家庭料理だと思ってくれればそんなに遠くない。雑居ビルの2階にある小さな店で、店内はゆるやかにL字を描くカウンターのみ(カウンターの奥が折れ曲がっていて4人席のテーブル使いできる)。店のど真ん中に店の主人がどんと立ち、店を仕切っている。値段はリーズナブル。魚を中心に構成しているならお酒を飲んで6〜8000円くらいで済むだろう(メインにステーキを頼み、かつ、〆にウニご飯とかいくらご飯とかにすると値段が跳ね上がるかもだが)。スープと肉刺で始まり、刺身数皿、焼魚か煮魚かなど選んで、〆は混ぜご飯系か白ご飯、そしてお新香と味噌汁。全部ちゃんとおいしい。女将さんのサービスも清々しい。客層がなんとも独特で一見さんは落ち着かないだろう。06年8月。
霞町一(西麻布)
東京都港区西麻布1-12-4西麻布紀伊国屋ビル8F/03-3408-1312
小料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
和根洋菜(西麻布)
東京都港区西麻布1-14-3/03-3479-0539/18〜27.30(休日は17〜23)/無休/10000円〜
小料理。99年9月からこの店名に。以前は「たらふくまんま」。店名は以前の方がよかった気もするが、麻布十番の支店に見られちゃって困るのかな。基本的に九州料理の店。創作系も充実しておりどれもうまい。鮮度のいいアラの刺身や馬刺などが食べられるのはわりと貴重。一品を楽しむのもいいが、おまかせコース(8000円くらいから)でイイトコドリする方がいいかも。西麻布の北海園の向かいの道を入った当たり。遅くまでやっているのがいい。99年9月。
眞由膳(西麻布)
東京都港区西麻布1-14-8B1F/03-3408-5048
小料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
分とく山(西麻布)
東京都港区西麻布4-2-13/03-3400-2968
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
霞町すゑとみ(西麻布)
東京都港区西麻布4-2-13八幡ビル3F/03-5466-1270
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
和楽惣(西麻布)
東京都港区南麻布5-1-1/03-3445-0550
小料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
EN-ICHI(西麻布)
東京都港区西麻布4-10-3/03-3499-0233/11.30〜14.30/18〜29.30/日休/5000円〜
焼酎居酒屋。「えんいち」。焼酎の品揃えがすごい。350種類あると言う。で、その月ごとにオススメがあり、すべてグラスで400円くらいで試せるのだ。米、麦、栗、芋、黒糖といろいろ試して楽しめる。料理は季節の刺身を中心に、どれもちゃんとした味付け。焼酎に合わせて郷土料理っぽくしてるわけではなく、全体に洗練系の料理に、気の利いた珍味。ちゃんと豆腐ようとか油味噌とかを用意してくれていたり。店内は黒く煤けた木造。いま流行のタイプであるがそれなりに落ち着ける。西麻布の通称グルメ通り。香港ガーデンの裏よりちょっと六本木通り寄りかな。02年8月。
真(西麻布)
東京都港区西麻布1-8-21/03-3470-7730/18〜27(日18〜23)/無休/6000円〜
居酒屋。「しん」と読む。地下にあるのだが、降りていくと空間がわりと広がっていて面白い造り。バーのように暗く、全体に黒を基調にした居心地のよい雰囲気だが、いかにも空間デザイナー系でボクはちょっと飽き気味かなぁ。料理はどれも水準以上だったので、途中からオススメを聞いて頼んだ。カニクリームコロッケを強く薦められた。うん、うまい。ツボを心得た味。ただ全体的に値段に比べてちょっと量が少ないかも。日本酒や焼酎もしっかり揃っている。ちなみに、オリジナルらしい「北海道のシソ焼酎のグレープフルーツ割り」を飲んでみたが、これが驚きの美味。何度もおかわりしてへべれけになってしまった。ちょっとお洒落に居酒屋したい向きには安心して薦められる。安価なコースもあるみたい。02年10月。
まんざら(西麻布)
東京都港区西麻布1-4-33
居酒屋。星条旗通りの西麻布寄り入り口の角にある。一階は小さなカウンターのみだが、二階・屋上・地下と中は比較的広い。ただ、わりと合コン場になっているようで二階に座ったがうるさくてかなわなかったなぁ…。店員に聞いたらオススメは貸し切りになる屋上なのだそうだ。料理は基本的に京都おばんざい料理。おばんざいというには高級めのも入っているが、魅力的な居酒屋メニューもちりばめられ、なかなか楽しめる。メニューの名付けがなかなかいい。だから注文には迷ってしまう。お酒は竹筒で出てくるのも気分。最後に京釜飯を食べれば腹一杯になるだろう。ちょっと高めな印象だが、京都料理にすればまぁまぁな値段かな。03年7月。※2004年10月閉店。
六根(西麻布)
東京都港区西麻布3-17-25/03-3405-6905/17〜27/無休/5000円〜
おでん。どこぞの空間プロデューサーが造ったような店内。狙いはわかるが、おでんを腰すえて味わう感じではない。味は関西風薄味。出てくるのが遅く、おでんも凝りすぎ。手をかけすぎていてなんだか別の料理になってしまっている。そういうコンセプトの店なのだろうが、快感的にはイマイチ。関西によくありがちな「おでん懐石」である。95年2月。
こんぶや(西麻布)
東京都港区西麻布4-10-5ネクスト西麻布B1F/03-5464-3740/18〜26/17〜23(日祝)/無休/7000円〜
おでん。店名の通り、こんぶダシのよくきいたおでん。地下にあるのだが意外と大きなスペースで驚かされる。長いL字型のカウンターとテーブル席。お洒落だがお洒落すぎず、おでんを気楽に食べられる店である。おでんは30数種類あり、各300円〜500円と決して安くはないが、なかなかうまい。創作おでんは当たりはずれがあるものだが、ここのはわりと高打率。関西風の高価なおでん屋というよりは居酒屋的に気楽に使える店。酒の品揃えもよいし、客層もオヤジから若者までバランス良く来ている。「ほの字」系列の店らしい。02年9月。
千利庵(西麻布)
東京都港区西麻布2-25-19/03-3400-1782/11.30〜14.30/17〜21/1200円
そば。香りがしっかりしていて瑞々し蕎麦。なんてことないんだけどチカラが感じられる。どうだ!うまいだろう!って感じがない分、ココロを開いて食せるのだ。せいろと田舎、ふたつ注文してちょうど。97年6月。一品物を肴に酒を飲み、最後に蕎麦をたぐる。一品物はそれぞれそれなりの値段がするわりには特に「うまい!」はなく残念。蕎麦自体はやっぱりうまい。一品を食べず蕎麦のみを食べるのが正解な店かも。01年1月。
ザ・ジョージアン・クラブ(西麻布)
東京都港区西麻布1-6-4/03-5412-7177
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
OHARA ET CIE(西麻布)
東京都港区西麻布1-11-15 西麻布Y-FLAT B1F/03-5785-3485/11.30〜15:.30/18〜23/日休/6000円〜
フレンチ。西麻布の交差点から六本木を向いて左側、六本木通りの一本裏の静かな通りの西麻布にほど近いところに2000年に出来た洒落たレストラン。お洒落っぽいビルの地下にあり、白を基調としたインテリアで清潔感と透明感にあふれている。天井からのスポットライトと間接光で演出されたテーブル上にきれいに料理が並び、お客は安心していい時間を楽しめることだろう。料理はいい意味でそつがない。印象に強く残る味もないけど、どれも平均しておいしい。当日、メインにシェフのスペシャリテである「うずらの備長炭ロースト」をいただいたが、焦げ具合もちょうど良くおいしいものだった。でも、これがスペシャリテと言われるとやっぱり少し弱い。同行者がオーダーしたウサギも、柔らかくフワフワ仕上げてあってうまいのだが、やっぱり少し印象が弱い。
ただ、やたら印象に強い料理なんか食べたくない時、お洒落な空間でモダンにあっさり食事を進めたい時、夏の暑い日にコースをすっきり胃に収めたい時、この店はわりと「いい感じ」である。「軽くフレンチでも」なんていうときにちょうどいいのではないだろうか。そういう意味では、置いてあるワインがボルドー的強めなワイン中心であるのがちょっとバランス悪く感じた。もっとあっさりさっぱり、さわやかなワインを多くした方がニーズに合っているように思える。
サービスは女性が孤軍奮闘がんばっている。シェフも客席に頻繁に顔を出し親しみが持てる。敢えて言えば、場所的に仕方ないとはいえ、もう少しだけ安いとお客としては利用しやすくなる、かな。今でも十分リーズナブルなのだが(最低コースが5000円)、3800円〜4200円くらいのコースがあると、この店のいいところがより強調されてくると思うのである。
あ、あと、店名がわかりにくい。「OHARA et CIE」では読めない。オハラ&チエ、って感じかと思ったら(笑)、「大原カンパニー」的意味だとか(CIE=CO.LTD.みたいな意味なのだそうな)。だからシーアイイーと読むらしい。店名がわかりにくいのは、レストランとしてはちょいと不利かも。01年7月。
ルテシア(西麻布)
東京都港区西麻布2-25-12/03-5464-2380/6000円〜
フレンチ。西麻布の交差点にほど近い場所にあるこぢんまりと落ち着けるレストラン。パリの小さなレストラン、といった風情でなかなか雰囲気はいい。4500円のコースをいただいたが、アミューズから始まってグラニテも出てくるほどの充実。前菜もメインも6種類ほどの中から選べ、メインで当日食べた仔羊のロティはとても良かった。サービスは(ボクが行った日は)ひとりでフルに回転していて、満席だったらどうするのだろうと心配になる感じ。料理に特に不満はなく、ちゃんとおいしかったが、印象に残るお皿は少なかった。惜しい感じ。02年1月。
Cot(西麻布)
東京都港区西麻布3-17-22 B1F/03-5775-7457/18〜26/日祝休
フレンチ。レストラン・コット。フレンチをベースにした創作料理。六本木にあった名店「まっくろう」の若いシェフと名物メートルがここに移って2005年8月に開いた。「まっくろう」のエッセンスはいまこの店に継承されている。その季節季節のおいしいものをそれに一番あった調理法で提供してくれる店で、フレンチ・ベースではあるものの、イタリアンにも洋食にもこだわらない感じ。メニューは一応あるが、名物メートルと相談して組み立てていったほうが楽しい。お箸でつまむ軽い前菜やしっかり食べ応えのある重厚な味のメイン料理まで、いろいろ説明してくれつつきちんと構成してくれるだろう。メニューにない料理もどんどん提供してくれる。極端な話、〆にうどんが食べたいと言えば、うどん風にアレンジしたパスタをさっと作ってくれる。そんな店である。「まっくろう」よりはずいぶんお安い印象(おまかせコースで8000円。もちろんわがままいろいろ言ったらこの限りではないが)。なんだか漠然と「おいしいものが食べたい…」と思う夜などにこの店は最適だ。ボク的には、どうしても「まっくろう」と比べてしまい、やはり料理のインパクトや完成度がもうひとつと感じてしまう。もうちょっとだけ年月が必要なのかもしれない。奥に個室あり。芸能人比率は相変わらず高い。05年9月。
クイーン・アリス(西麻布)
"東京都港区西麻布3-17-34 "
フレンチ。残念ながら相性が悪かったようだ。鉄人シェフ石鍋裕氏の店で、すべてはこの店から始まったという意味で旗艦店でもあるのだが、ちょっと定食屋と化してしまっている感あり。いかに効率よく儲けるかに重心が移ってしまった印象を受ける。客を面倒なく早く送りだしてしまいたいというあからさまなサービスを受けたこともある。そして17%もサービス料がついていたりする。白を基調としたインテリア、美しい庭など、ロケーションは最高なのだが残念だ。再訪していないが、その後どうなっただろうか。「クィーンアリス迎賓館」など、いろんな展開をしているようだが…。96年4月。
すでに閉店。その後の「クィーンアリス・グループ」の展開についてはコチラ参照。
ビストロ・ド・ラ・シテ(西麻布)
東京都港区西麻布4-2-10/03-3406-5475
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
アルモニ(西麻布)
東京都港区西麻布4-2-15/03-5466-6655
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
クリニャンクール(西麻布)
東京都港区西麻布4-3-10/03-5469-0888/11.30〜14/18〜21.30/日休/12000円
フレンチ。コストパフォーマンスについてよく考えられたレストラン。アラカルトのメニューから選択できるコースが4つ設定されていて、それぞれ5500円(前菜1メイン1デザート)、7500円(前菜2メイン1デザート)、8500円(前菜1メイン2デザート)、1万円(シェフのお任せ)の4つ。メインは魚と肉から選ぶようになっている。秀逸なメニューだ。だが、料理、サービスともにちょっと「ぼけた」ところがある。まず料理。工夫がそこここに感じられきれいに仕上がっているのだが、インパクトに欠ける。若手シェフ集団「クラブミストラル」を率いる宮本シェフの志の高さは感じられるがそれが安定してお皿に定着していないような印象が残念だ。サービスも丁寧ではあるがちょっと受動的でフロアへの目配りも十分ではない。食べている人を楽しくさせようという感じに欠ける。インテリアもくすんだ感じ。もう少し楽しさがほしい。97年6月。※閉店。
アル・ドジェ(西麻布)
東京都港区西麻布1-5-16/03-5474-0668/12〜14/18〜24/日祝休/12000円
イタリアン。ヴェネチア料理のレストラン。メートル(給仕長)のイタリア人がオーナーで、87年に初来日して以来なぜか日本を気に入り、故国を捨てて独立開店にこぎつけたそうである。そういう意味では力に入った店なのだ。ヴェネチア料理なのでおすすめは魚介類。プレゼンテーションが上手で、素材を必ず見せてくれ「今日のオススメはこれこれです」と丁寧に説明してくれる。これはパスタに至るまで徹底されていて非常に楽しい。ただ、オーナー以外の若者が説明するときもあり、この場合プレゼン的魅力は半減する。マニュアル通りに棒読みする感じで選ぶ楽しさはまるでないのだ。やはりオーナーが全メニュー全お客に説明してほしいところ。
料理は一見クラシカルだが、よくよく味わうとモダンなエッセンスもいろいろ加えられているのがわかる。明快で力強い。ただ、魚料理が売りだけにどうしてもこぢんまりしてしまい、印象的に弱い。ふたりで素材を見て魚一匹オーダーするシステムだが、そのとき客側のイメージとしては「魚丸ごと出てくる」イメージがどうしてもある。でも料理されたものはそうとは限らず、どうしても切り身になって小さく変身して出てくることが多い。そこで少しだけ(わかってはいるものの)ガッカリしてしまうのだ。うーん、客心理の微妙なところ。なので、どうしても印象が弱くなっていく。前菜やパスタはわりと強い料理で満足なのだが…。ちなみにシェフは日本人。
サービスは力の入ったオーナーがやっているわりに、意外と素っ気ない。入店時退店時が特に。ワクワクするものがない。オーナーは馴れ馴れしいと言えるくらい親密なのだが、店に親密な印象がないのが残念。そこらへんがこなれてくれば、料理はわりといいので人気も出るのではないだろうか。インテリアはクラッシック。いびつな空間を上手に使っているがもう少しお洒落な方が受けがいいかもしれない。トイレが店の外にあるのがちょっと不安。02年2月。
ダ・ヴィンチ(西麻布)
東京都港区西麻布1-9-7/03-5411-8131/11.30〜14/18〜22/月休/5000円〜
イタリアン。イタリア家庭料理を標榜するオステリア。料理はどれも確かに家庭的・田舎的で見た目の派手さはないが安心できるもの。洗練はないがツボはしっかり押さえておりまぁまぁうまい。とはいえちょっと「家でも作れるかも」的な部分はある。内装的にも悪く言えば「ださい」のだが、これも長居するうちに馴染んでくる。サービスも普通だしエントランスや外観はハテナなのだが、なんとなく落ち着ける。そんな料理と空間だ。なお1Fの販売店はなかなか良い。珍しいチーズ「ビット」を置いていたりする。99年7月。
プリモ・バーチョ(西麻布)
東京都港区西麻布1-10-6/03-5413-3133/11.30〜14/18〜24(L.O.)/日休/10000円〜/http://www.primobacio.jp/
イタリアン。ラ・クチーナ・イタリアーナ プリモ・バーチョ。2002年8月開店。六本木の「ラ・ゴーラ」出身のシェフとサービスが独立して開いた。ドアを入ると左にソファのラウンジ、右にダイニングホールがあり、ホールは広いものの、全体に照明は暗くテーブルは小さめでわりと親密な設計。椅子がアンティークっぽく固くて長時間座っているとしんどいのを除けば全体によくまとまっている。デート向きの作りである。サービス・スタッフは若く、とても丁寧ではあるが元気でもニコヤカでも親切でもなかったのが残念。もうちょっとテーブルの雰囲気作りに貢献してくれるとうれしいのだが。
さて肝心の料理だが、洗練の中にちゃんと力が感じられる強いタイプ。小皿&キレイ系&力のないイタリアンが跳梁跋扈する中、ちょっとうれしい。サマートリュフのリゾットを食べたが、トリュフを丸ごと持ってきてどんどんすってくれる。ほとんどのメニューがそういったサービス精神で作られている印象。強く思い出に残る料理はなかったものの、全体に良い感じ。コースは7000円と12000円。後者を食べたが量は尋常でなく多いので、普通の胃袋の人は7000円ので十分だろう。つか、ここまで多くする必要はない(きっぱり)。デザートは「スペクタクルデザート」とか「ファンタスティックデザート」と名付けられているがちょいと名前で期待させすぎの感あり。ワインはよく揃っているがちょっと高め。ソムリエのオススメも要領を得なかった。全体に雰囲気はいいし料理も力があるので、あとはサービスが改善されること&安めのコースを作ってくれるととってもうれしい感じ。高級デートには使えるだろう。ちなみに店名はファーストキッスという意味だとか。いいリストランテだとは思うけど。03年7月。※2006年9月に久しぶりに行ったら店の奥はソファラウンジになっていた。ラウンジでワインと一品。これはこれで楽しい感じ。
カピトリーノ(西麻布)
東京都港区西麻布1-11-13/03-3479-5696/18〜22.30/日祝休/8000円
イタリアン。とてもベイシックなイタリアンだ。地味かつ滋味系のレストラン。ただ雰囲気は喫茶店ぽく、サービスも不親切(特に男の方)。費用対効果が高いのがこの店の魅力であるが、味的な印象がいまひとつなのでそれも薄れてしまう。料理本とかいろいろ出しているシェフなのに少し残念。ちなみにメインは肉の方がおいしい。95年9月。
イル・ラーモ(西麻布)
東京都港区西麻布2-15-12 カルテットB1F/03-5466-0389/18〜22.30/月休/10000円〜
イタリアン。「アルポルト」出身でその後ミラノで1年修行したシェフが1998年に開店した小さな店。カウンター中心で、テーブルは小さいのがふたつほど。サービス係りは奥さんしかいないので、これがやっとの大きさなのだろう。
この店の独特にアット・ホームな雰囲気は好き嫌い分かれるかもしれない。くつろげるのだが、カジュアルすぎる。もう少しモダンにくつろぎたい客の方が場所柄多いとは思う。要因は店内の古びかたかな。感じはわるくないのだが、妙に生活感があり、レストランというより食堂的な雰囲気になってしまっている。一昔前ならお洒落な店だったのかも、という感じ。
料理はパンチはないのだが、それぞれ楽しいお皿が並ぶ。基本的にお任せコース(7000円)しかないが、少しワガママも言えるようだ。鯖のマリネが絶品なので、コースになかったら聞いてみよう。あ、デザートにいちごのムースがあったらこれも是非。サービスは奥さんが孤軍奮闘。置いているワイン(わりと面白い品揃え)の内容も完璧に把握しているし、丁寧でプロっぽいサービスにはなっているのだが、なんというかスナックでママと話しているような雰囲気が出てしまう。それが味にもなっているのでそういう感じがお好きな方はかなりくつろげるだろう。02年2月。
クローチェ・エ・デリツィア(西麻布)
東京都港区西麻布3-2-5 ノゾエビル2F
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
アルポルト(西麻布)
東京都港区西麻布3-24-9/03-3403-2916/11.30〜13.30/17.30〜21.30/月休/12000円〜
イタリアン。有名シェフの店で、いろんなメディアに露出して名店の誉れ高いわりにはとても普通なイタリアン。ビックリしない。有名人にしかうまいもの出さないんじゃないかと勘ぐりたくなるほど普通な味。うーむ。こんなはずはないと思って再訪もしたが、どうにもこうにも印象に残らない料理が続いた。たまたまの相性かな。全体に量が少ないイタリアン懐石で、特にお洒落でもないし、どうしてこんなに褒めそやされるのだろうと自分に自信がなくなる感じ。高いし…。白トリュフのパスタが有名。95年8月。
ラ・コロンバ(西麻布)
東京都港区西麻布4-6-5/03-3797-5086
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ダノイ(西麻布)
東京都港区西麻布4-6-7麻布司研堂ビルB1F/03-3797-4444/18〜22/月休/5000円〜
イタリアン。評判の高い店である。名物であるマダムの対応は一時期よりバブリーな感じが抜けてとても良くなったが、いっつも混んでいることもあってなんとなく慌ただしく落ち着かない。あっちに飛びこっちと話し、と気の毒になってしまう。料理は煮込み系は良いが、毎回特に印象に残らないのは何故だろう。焦点がもうひとつ来ていない感じ。メインはしっかりしているが前菜やパスタが特に。店内気持ちよくざわめいているがさすがに詰め込みすぎな印象は拭えない。テーブルを3割減らしてもう少しゆっくりした雰囲気で食べたいものだ。6500円のコースのみで夜のみの営業。夜のみなら24時ラストオーダーとかにして欲しいな、と贅沢を思う。おいしいし好きな雰囲気なのになんとなくいつも気持ちが乗り切れない。相性だろうか。99年8月。
BINGO(西麻布)
東京都港区西麻布4-19-9ウォール西麻布B1F/03-5774-5721/18〜24/不定休
イタリアン。「リストランテ・ヒロ」で修業し、代官山などで店を持っていた小林シェフが開いたリストランテ。2004年10月にオープンしたばかり。開店1ヶ月で行ったが、新しい店なのに妙に生活感があるのはなぜ? 聞いたらもともとあったバーを居抜きで改装したという。ちょっと生活感がありすぎて残念だった。メニューは「今日のコース」(6500円)が中心。料理7品ほどにチーズやコーヒーがつく。最初にメニューを見せられ「料理はこれですが、順番はこの通りではありません」とくる。どうやら「シェフがいま作っている料理」から順番に出てくる「山手線方式」のようである。つまりシェフはぐるぐる循環して作り続けているわけ。手間ははぶけるし厨房の人数も抑えられるのだろう。そのかわり人件費などを安くして値段を