トップ > おいしい店リスト > さとなおの好きな店リスト > 味満ん

味満ん

lv3.gif

東京都港区六本木3-8-8 WOOビル1F
03-3408-1512
11.30〜14.30/17.30〜22.30
基本的に無休。
4月〜6月の第2・4日曜、7月・8月、12月31日〜1月4日は休み。
夜:50000円前後
※カード不可


ふぐ。あじまん。

東京でおそらく一番高いのでは、と言われるふぐ屋である。
だいたいひとり5万円目安。カードが使えないので余計に高く感じる。ボクの知り合いは「他の店に行くのを二回我慢してでもココに来る」と言って他のふぐ屋には行かない。そういう特別感もこの店の味のうちかもしれない。高いものを有り難がる日本人気質を見事に突いているとも言える。

六本木の裏道にあり、立地も外観も高級店っぽさがまるでない。
お札を握りしめてドキドキ訪れた人は拍子抜けするだろうし、接待利用する人もちょっとガッカリするかもしれない。
ただ、ボク個人としては、いかにもバブリーな高級店よりもこの手のスタンド割烹的な外観・内装の方がくつろげるし、余計なところにお金をかけていないのも安心できたりする。味だけを目的にしている客にとってはこの外観・内装はいい印象を与えるかもしれない。

実際、中に入ると、家族経営ということもあり、実にくつろげる。
ボクはカウンターで友人が来るのを待ったのだが、「はいっ」と新聞をふたつ手渡された。読んで待ってたら?というカジュアルな渡し方。「これから大枚はたくぞ!」という覚悟を笑うかのように、実に普通な居酒屋的雰囲気なのだ。
これは終始かわらず、店員が家族中心ということもあってか親子特有の言い争いみたいのがカウンター内で起こったりして、なんだか地方都市の地元客中心の居酒屋に来ているような居心地。つまり、ここは高級店ではなく、普通の店なのだ。ただ出すものが高いだけ。

手書きのメニューを見て、食べるものを決める。
ふぐは「刺し」「煮こごり」「白子焼き」「塩焼き」「唐揚げ」「鍋」「雑炊」がある。それ以外に鯖味噌煮やら助子煮付けやらもある。でもふぐの一連を食べるとそこそこお腹一杯になるので、あまり頼みすぎない方がいいかもしれない(お勘定的にも)。

料理はさすがによい。
突きだし(白魚と山芋の和え物)で食欲を上げ、てっさで瞠目。これはいままで食べた中でもトップクラスのものであった。それに比して塩焼きと唐揚げは想像範囲内という感じ。いや十分うまいけど、もうちょっと期待したかな。そして鍋だが、これは任せておけば作って小出ししてくれる。ふぐの繊細な香りが最大限いかされた最高の状態で給された。雑炊はあっさりめで上品。結構なお味である。

ひれ酒も含めて、全体に上品であっさり。そして後を引く仕上がり。
でも「築地やまもと」のようないかにも老人向けという感じでもなく、きわめて真っ当な味であった。ここに比べると「小やなぎ」は多少あざとい味かなと思うが、値段が倍以上違うからアレはアレだなぁ、と納得する感じ。

サービスは長女(?)とお母さん中心。
ある意味、いろいろちゃんと心得ているのはお母さんだけかもしれない。彼女の接客はさすがにちゃんとしている。

なお、この店の「客美人率」は異様に高い。その夜だけのことかもしれないがびっくりした。高い店だけあって、客の男性陣も「本命」しか連れてこないのかもしれない。
なお、芸能人やIT系の社長に遭遇する率も異様に高いと思われる。たった一晩で有名な顔をどれだけ見たことか。

結論的に言うと、とてもいい店だ。でもあと1万円安ければなぁと思う。食べて3万円。飲んで4万円程度が適価かと思われる。
でもまぁその辺の1万2万をぐじぐじ言う人が行く店ではないな。税理士に「もっとお金を使いなさい」と怒られるような人が「普段使い」する店なのだと思う。そういう需要にちゃんと応えている感じ。「大枚はたくぞ!」と覚悟して行くのは筋違いかもしれない。つまりはそういう店なのだ。支払いのことを考えてしまうような人(たとえばボク)が行く店ではない。でも、支払いのことをほとんど意識しなくなるような身分になったら通いたい。そんな店。


2007年12月初訪問。



拡大地図を表示

2007年12月23日(日) 9:39:30・リンク用URL

ページの先頭に戻る

メニュー

Follow satonao310 on Twitter @satonao310

satonao [at] satonao.com
スパム対策を強化しているので、メールが戻ってきちゃう場合があります。その場合は、satonao310 [at] gmail.com へ。

ページの先頭に戻る

Google Sitemaps用XML自動生成ツール