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<title>www.さとなお.com（さなメモ）</title>
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<title>パリ・オペラ座バレエ日本公演「シンデレラ」</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2852.html</link>
<description><![CDATA[<p>もうグルジア国立バレエ４連チャンでお腹一杯だったのだけど（今日で５連チャン目）、友人からパリ・オペラ座バレエ東京公演のチケットを譲ってもらったので、昨晩行ってきた。＠東京文化会館。そうか、オペラ座が来日したからグルジアが五反田に追いやられたのね（笑）</p>

<p>演目はヌレエフ版「シンデレラ」。<br />
ヌレエフ版は1986年初演で、昨日で95回目の上演だとか。</p>

<p>原作を1930年代のハリウッドに置き換え、カボチャの馬車はリムジン、お城はハリウッドの映画スタジオ、王子様は映画スター、というシンデレラである。かなり評判が良く、人気の舞台らしい。アメリカ映画嫌いのフランス人がなぜハリウッド？ と最初は思ったが、煌びやかで美しい舞台に、そんな理屈も忘れて見入ってしまった。</p>

<p>いやー面白かった。<br />
コミカルで華やかで上品。センスもよくエスプリも利いている。ちょっとだけ斜に構えている感じもいい。ストーリーも楽しいが、ヌレエフの振付も素晴らしい。こういうのを観るとロシア系（ボリショイやマリインスキー）の野暮ったさが際立ってしまう。まぁその野暮ったさ（荒削りで雄大で過剰にロマンチック）が結局好きで、観るならロシア系と個人的には思ってしまうのだけど。</p>

<p>グルジア国立バレエで男性陣の層の薄さを４回連続で感じていたせいか、パリ・オペラ座バレエの男性陣の層が厚さとうまさに溜息が出た。下っ端でもいいからあのうち３人ほどグルジアに借りたいくらい。</p>

<p>シンデレラ役のデルフィーヌ・ムッサンは知らなかった人だが、安定感抜群で端正なシンデレラを演じた。もっと喜怒哀楽を強く出して欲しいと思うのはロシアバレエの見過ぎ？（笑）。映画スター役（王子）はマチュー・ガニオ。一昨年の<a href="http://www.satonao.com/archives/2008/08/2008_10.html" target="_blank">「エトワール・ガラ2008」</a>で観ている。リフトがちょっと下手（？）なこと以外は文句のつけようがない演技。ジャンプも着地も美しい。回転のキレがすごい。全体に上品だし。</p>

<p>そして、特筆すべきは意地悪な義姉役のふたり、エミリー・コゼットとドロテ・ジルベール。うめぇ。コミカル＆下手くそに踊らないといけない役なのだけど、軸がまったくぶれず細部に渡って技術がしっかりしているので、下手くそさがキレイに出る。第三幕のスペインの居酒屋や中国の酒場で別役でも踊っていたが、いずれも達者。こういう脇役がうまいとステージがキリリと締まって気持ちいい。<br />
脇役で言ったら、継母のステファン・ファヴォランも素晴らしい。笑いを取りまくり。バレエで笑いを取るって超難しいのにサスガ。あと、ダンス教師のマチアス・エイマンもうまかったな。</p>

<p>くわしいストーリーと写真＆動画は<a href="http://www.nbs.or.jp/stages/1003_parisopera/cendrillon03.html" target="_blank">こちら</a>に載っているので、興味ある方はどうぞ。チャップリンやらキングコングやらも出てきて、本当に楽しい良い舞台だったと思う。</p>

<p>さて、今日はグルジア国立バレエの最終日。今週はこれでバレエ４本目（笑）。何事も「固めて経験する」のがコツですな、と、自分に言い訳しつつ、アナニアシヴィリとウヴァーロフと岩田さんの競演を楽しんでくる。この３人で踊るのはもう二度とないだろう。</p>

<p>余談：パリのオペラ座（ガルニエ宮殿）は、６年前に岩田さんと一緒に隅から隅まで（舞台裏から奈落から稽古場まで全部）探検したことがある（そのときの<a href="http://www.satonao.com/archives/2004/01/post_165.html" target="_blank">さなメモ</a>）。<br />
そして特別に舞台袖（緞帳横）にパイプ椅子を置いて観劇させてもらった。ザハロワが荒い息で１m横からステージに飛び出していく世界。あんな体験ありえないなぁ…。６年前よりずいぶんバレエ・リテラシーが上がった今なら、きっともっともっと興奮しただろう。</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-14T12:45:04+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2851.html">
<title>岩田さんに芸術選奨！</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2851.html</link>
<description><![CDATA[<p>岩田守弘さんが平成21年度「芸術選奨」を受賞した。<br />
モリ、本当におめでとう。誇りに思う。</p>

<p>芸術選奨って他にどういう人がもらってるんだろー、と、<a href="http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/souzoukatsudou/sensho/21_geijutsu_sensho.html" target="_blank">文化庁のサイト</a>を見てみたら、坂本龍一さんも同時に受賞。細田守さんは新人賞をもらってる。すごい人たちと並んでいるなぁ。岩田さんは中でもとても若い受賞者のひとりだ。</p>

<p>まぁ冷静に見るとその選び方がよくわからない部分もあるのだが（特に新人賞との違いとか。<a href="http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/souzoukatsudou/sensho/20_geijutsu_sensho.html" target="_blank">20年度</a>は井上雄彦さんが新人賞だったりするし。なんで彼が新人賞なんだ？）、とはいえ平成21年度の30人の中に入ったのは素晴らしいと思う。ロシアというアウェイで孤独にがんばっている彼を認めてくれたのは友人としてとてもうれしい。</p>

<p>実は一週間前にはもう受賞はわかっていたのだが（正式発表が昨日）、岩田さんもあまりピンと来てなかったようだ。まぁ文化庁に認められるために踊ってきたわけじゃないし、メドベージェフ大統領から贈られた友好勲章の方がずっとうれしいのもわかる。でも授賞式に出れば実感湧くのかな。授賞式はラッキーなことにロシアに帰る前日の19日だ。</p>

<p>昨晩は、その岩田さんも出演しているグルジア国立バレエ「ロミオとジュリエット」。</p>

<p>ええ、すいません、ホント最近バレエ・ブログすね。<br />
まぁでも時季的なもの。もう今週でオシマイなのでご勘弁を。今日パリ・オペラ座バレエに行って、明日グルジアの東京最終日に行ったら、しばらくバレエともお別れだ。</p>

<p>というか、ここ２年くらい、男性のバレエ観客が増えていてうれしい（少しは貢献できたかな）。３年前くらいは１割くらいしか男性観客がいなかったんだけど、今年なんか３割くらいに増えた感じがある。<br />
「振付がわざとらしいしキモイ」「おとぎ話を見せられてもさ」「コスチュームが気恥ずかしい」「キレイゴトやってんじゃねぇ」…みたいなネガが男性からいろいろ言われるし、そういう部分も確かにあると思うけど、極限まで鍛え抜かれたダンサーたちが音楽を体現してくれる様は見慣れれば見慣れるほど快感に変わる。総合芸術としてとてもよく出来ているとボクは思う。女性に独占させておくのはもったいない。</p>

<p>ま、ボクも見始めた初期は「？」が多かった。同じようにネガを感じていた。<br />
モスクワで集中的に観劇してからは「世界トップの凄さ」を知って大ファンに変わったが、それでも今考えると超絶技巧ばかり喜んでいたと思う。<br />
でもね、いまでは、超絶技巧だけだったらビデオでアップで見てればいいと思っている。いまは「生でダンサーたちの躍動を感じたいし、彼らの『表現』が観たい」と思っている。生じゃないとそれが伝わってこないし、オーケストラも生じゃないと熱さは伝わってこない。稀に両者が至高なレベルで高まり合うステージがあって、そういうときの感動は計り知れない。そういう瞬間を求めて、毎回高いお金払って見に行っている感じ（その金額に見合う感動が稀にあるからやめられない）。</p>

<p>それはともかく、昨晩の「ロミジュリ」。</p>

<p>これで今回の東京公演を観るのも４回目なので、アラもいろいろ見えてくる。群舞もオケももっとがんばってほしい。でも、決してレベルが高くないグルジア国立を芸術監督のニーナ・アナニアシヴィリがしっかり締め、とてもまとまりのいいステージにしてくれていると思う。</p>

<p>ただ、昨晩は、ニーナの調子がイマイチだったかも。いや、安定度は素晴らしかった。でも躍動感があまりなく、まとまりの良さばかりが感じられた。第三幕が始まるのが妙に遅れたので「まさかニーナの足が悪化した？」とか心配したくらい。ただ、ウヴァーロフが相変わらずの熱演でそれも救われた。岩田さんもとても良かった。軽やかでコミカルで、マキューシオの陽気な一面をとてもよく表現していたと思う。東京公演初回より今回の方がボクは良かったと思うな。マキューシオの死に方については少し演技を変えていた。明日の最終日はどんな死に方を見せてくれるだろう。</p>

<p>アナニアシヴィリもウヴァーロフも、ほんと、いつ引退してもおかしくない。来日ももうそうはないだろう。岩田さん曰く、ウヴァーロフも引退をほのめかしているらしいし（まぁほのめかし出してからが長い人も多いけど…）。<br />
あと１回。明日の公演も目を皿のようにして集中して観るつもり。このふたりのペアは１＋１が３にも４にもなるところがある。明日がそうだといいな（ボクの知り合いもたくさん来るみたいだし、ツイッターやブログで知って初めてバレエに行くという人もたくさんいるようなので。いい舞台になるといい）。</p>

<p>余談：ニーナが今回持ってきている<a href="http://twitpic.com/16iqf2" target="_blank">ジュリエットの衣装</a>だそうだ。８着持って来日しているらしいけど、実際には1回の公演で6着しか着ないので、公演毎にその日どれを着るか選ぶんだって。</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-13T10:19:09+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2850.html">
<title>インビクタス。そしてモリ＆オリザ</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2850.html</link>
<description><![CDATA[<p>以前から<a href="http://iwatamorihiro.seesaa.net/" target="_blank">岩田守弘さん</a>を平田オリザさんと繋げようと画策していたのだが（バレエと演劇ということもあるが、なによりも芸術立国論的な部分で話が合うと思ったし、この出会いが将来なにかの芽に育つ気がしてたから）、それがようやく昨晩かなった。</p>

<p>最初は19時から会うことにしていたのだが、今晩公演する「ロミオとジュリエット」で急遽代役が出たらしく「佐藤さん、急に通し稽古しなくちゃいけなくなったんですね」と岩田さんから連絡があり、オリザさんと調整した結果、22時からに変更することにした。</p>

<p>さて、どうしよう。時間が余った。<br />
打ち合わせを19時前に銀座で終え、22時まで何もすることがない。長谷川等伯展は（昨日の木曜日は）17時までだしなぁ。会社に帰って仕事するか。それとも…。</p>

<p>そこでビビビと思い出した！（サンキュー、オレのシナプス！）<br />
映画「インビクタス」が観たかったんだったったっ！</p>

<p>iPhone先生で調べると18：50から有楽町マリオンのピカデリー３でやっている。<br />
いま飛び込めばまだ予告編だし大丈夫。</p>

<p>ということで、クリント・イーストウッド監督の新作「インビクタス/負けざる者たち」を観た。<br />
もうすぐ公開終了なのでギリギリだった。間に合って良かった。</p>

<p>感想をくわしくは書かないが、いくらでもハリウッド的誇張を駆使できるこの題材（実話）を、端正に、ニュートラルに、淡々と撮ったイーストウッド監督の「きれいな知性」にまず感服。フェアで孤高で誇り高い。「この部分もっと盛り上げられる」「ここを伏線にすれば後半もっとグッとくるのに」とかいろいろ考えてしまうが、それをやらずに淡々と撮っていったところがいい。とはいえ、劇中何度も泣かされたけど。</p>

<p>心の揺れみたいなものの描き方（「ミリオンダラー・ベイビー」と似ている描き方）の最低限さとそのうまさ、「グラン・トリノ」と通じるような社会的メッセージ。モーガン・フリーマンとマット・デイモンの熱演。とてもよく出来た映画だと思う。</p>

<p>引用されていたウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩をネットで見つけたので全文載せておく。大切なことを思い出させてくれた感謝を込めて。</p>

<p><br />
　インビクタス<br />
　<br />
　　私を覆う漆黒の闇<br />
　　鉄格子にひそむ奈落の闇<br />
　　私は　あらゆる神に感謝する<br />
　　我が魂が征服されぬことを</p>

<p>　　無惨な状況においてさえ<br />
　　私は　ひるみも叫びもしなかった<br />
　　運命に打ちのめされ　血を流しても<br />
　　決して屈服しない</p>

<p>　　激しい怒りと涙の彼方に<br />
　　恐ろしい死が浮かび上がる<br />
　　だが　長きにわたる　脅しを受けてなお<br />
　　私は何ひとつ　恐れはしない</p>

<p>　　門が　いかに狭かろうと<br />
　　いかなる罰に苦しめられようと<br />
　　私が我が運命の支配者<br />
　　私が我が魂の指揮官</p>

<p><br />
終了後、通し稽古を終えた岩田さんと五反田で待ち合わせ、駒場の<a href="http://www.komaba-agora.com/" target="_blank">「こまばアゴラ劇場」</a>へ（アゴラはオリザさんが芸術監督をしている劇場）。<br />
移動中、岩田さんに「インビクタス」のことを話したら「あ、観たんですか！ ボク、２回観ました！ 今日の昼も両親と観てきました！」とのこと。偶然だねぇ。ふたりでこの映画の凄さや征服されぬ魂について語り合う。</p>

<p>オリザさんとも無事に会えて、一緒に近くの居酒屋「英香」へ。<br />
途中から松井官房副長官も飛び入り参加して、みんなで芸術や劇場の未来について話し合う。松井さんは落語やクラシックを中心に幅広く芸術に触れている人。話題は多岐に及んで楽しかった。</p>

<p><br />
私は　あらゆる神に感謝する<br />
我が魂が征服されぬことを</p>

<p>私が我が運命の支配者<br />
私が我が魂の指揮官</p>

<p>インビクタスの詩を何度も反芻しつつ、25時半すぎに帰宅。<br />
ネルソン・マンデラの27年間に及ぶ投獄と、その後の信念、赦し、礼儀、誇りに、思いを馳せる。</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-12T08:46:51+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2849.html">
<title>アナニアシヴィリ、日本最後（？）の「ジゼル」</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2849.html</link>
<description><![CDATA[<p>アナニアシヴィリの「ジゼル」や「ロミオとジュリエット」、空席がある、と、<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2845.html" target="_blank">数日前に</a>書いたらニューヨーク在住の方からこんなメール。</p>

<p>> 東京って、バレエ環境、恵まれてますよね。<br />
> それに気づいているのか東京都民。空席？ ああ勿体無い。</p>

<p>いや、本当にもったいないと思う。<br />
昨日も１階席は９割の入りながら、２階席はガラガラ。あー、アナニアシヴィリ渾身の「ジゼル」が！　なんか、もったいないというか、彼女に申し訳ない…。</p>

<p>ということで、昨日は「ジゼル」。東京では今回ラストの「ジゼル」である。<br />
宣伝文句によると「アナニアシヴィリ、日本最後の『ジゼル』」だそうである。ホントかな。でもあり得るな。ちなみに、12日と14日に「ロミジュリ」があるが、ジュリエット役も「日本最後」とポスターに書いてあった。うーむ。来日自体が最後にならないことを祈るのみ。でも、まだ会場でチケット売っていたから、空席あるんだよなぁ…（もったいない…）。</p>

<p>会場は五反田ゆうぽうとホール。なんというか、ニーナが五反田に来ている、ということ自体が現実離れしている（笑）。ニーナ・アナニアシヴィリが五反田。ニーナ・アナニアシヴィリが五反田。何度書いても現実離れしている（笑）</p>

<p>開演前に、稽古に来ていた岩田さんと少し話した（彼は「ロミジュリ」しか出ないので）。<br />
なんか体調が悪かったのだけど、彼と会うと途端に元気になるのでありがたい。よく「横綱の四股は魔を払う」とか言うけど、それにならうと「岩田さんとの握手＆ハグは疲れを払う」である。ボクにとって。</p>

<p>で、「ジゼル」。<br />
<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2843.html" target="_blank">１回目</a>は第一幕の狂気の場面に心底驚いたが、今回は第二幕のウィリのニーナの完璧なダンスに目を奪われた。なんだこの安定感。安定しすぎていて凄さがわからないほどさりげなく見える。流れるように滑らかな踊り。美しすぎる。<br />
というか、どうしてトゥで立ってあんなに安定するのだろう。アラベスクの深いの（用語は知らない）も驚異的な安定。安定しているから「踊り」ではなく「演技」の方に気持ちが行く。だから泣ける。他にこういう経験はギエムくらいしかしたことがない。</p>

<p>この安定感が、逆にグルジア国立バレエのコール・ド（群舞）の不安定感を目立たせてしまったのが哀しいところ。ミルタ役のラリ・カンデラキも昨日はかなり不安定。相当不調だったと思う。どこか悪いのかと思わせるくらい。</p>

<p>余談になるが、「ジゼル」の第二幕を観るときによく思い出すのが、モスクワのボリショイ劇場（建て替え前）。<br />
ザハロワのボリショイデビュー公演の「ジゼル」を観たのだが、第二幕でお墓の横にジゼルが現れる場面が、ボリショイ劇場の場合、下からのせり上がりになる。お墓のところにすぅっと下から浮かび上がるウィリ姿のザハロワ。ものすごくキレイな場面なのだが、せり上がりが手動で、それも油をちゃんと差してないらしく、「キコキコキコ」と手動で回している音が響く（笑） あれには笑った。</p>

<p>って、まぁそんなことはどうでもいいや。<br />
ウヴァーロフも相変わらず良い。なんか一皮剥けた。全盛期のフィーリンやツィスカリ－ゼみたいな華はないが、プリマバレリーナを脇からさりげなく盛り上げる素晴らしいプリンシパルに成長したと思う。着地の柔らかさ、リフトの美しさなどすばらしい。演技も幸せの表現もいいが、怒りの場面が意外といいのに驚いた。ロミオ役のときはそこに注目して見てみたい。</p>

<p>もちろん、ニーナの第一幕の狂気の場面は今回も凄かった。今回は席が前の方だったので表情がよく見えたのも大きい。細かい表情まで完璧に演じている。気が狂って、髪をほどき、客席をゆっくり振り向いたときの恐ろしさ。ホラー映画というか……、ファンは怒るかもしれないけど、楳図かずおの描くホラー少女そっくり。マジこわい！<br />
完璧に演じたといえば、第一幕で家から出てきた母親に見つからぬようウヴァーロフの背中に隠れた場面の演技が本当に「少女」だった。すごいなぁ…。</p>

<p>終了後、五反田の「江戸間」に行って軽くご飯を食べて帰った。<br />
会社帰りにササッとアナニアシヴィリを観て、ちょこっと食べて帰るなんて、ほんと贅沢。こういった贅沢を味わわないと、過酷な東京に住んでいる意味はないと思う。グルジア国立バレエの東京公演もあと２回。ありがたいことだ。</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-11T08:33:39+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2848.html">
<title>「チャート」よ、どこへ行った！</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2848.html</link>
<description><![CDATA[<p>去年の伊藤若冲も見逃したが、<a href="http://www.tohaku400th.jp/index.html" target="_blank">長谷川等伯展</a>も見逃しそうだ。<br />
いや、行く時間は１時間半くらいなら作れるのだけど、混雑とか行列が嫌いで、どうしても二の足を踏んでしまう。等伯も異様に混んでいるようだしなぁ。入館するのに30分とかかかってしまったら、あとはかなり駆け足でないと見られないし。うーん…。</p>

<p>日本の美術については、なんか複雑な思いがある。「得意分野だったのになぁ」「あのころの知識を思い出してから観たら数百倍おもしろいのだろうけどなぁ」「でももうすべて脳味噌から失われてしまったなぁ」みたいな。</p>

<p>って、何言ってるかわけわからないっすね（笑）<br />
なんというか、受験時代に「日本美術史」が異様に得意だったんだけど、その知識がすでに脳味噌から失われていて、悔しいような哀しいような、でもまだ得意意識が残っている分ちょっと「まかせとけ感」もあって……みたいなビミョーな感覚があるわけ。</p>

<p>ボクは大学受験で日本史を選択したんだけど、美術史が苦手でなかなか覚えられなかったんです。<br />
狩野探幽がどうの、俵屋宗達がどうの、応挙や呉春や若冲がどうの、みたいなこと。もう固有名詞と時代の変遷と○○派の系譜みたいなものがゴッチャになって何が何やら…。</p>

<p>で、浪人の夏だったか、一念発起して室町時代から江戸時代、近代にかけての美術史（特に絵画系）を系譜や系列別に時系列で並べてオリジナルな「チャート」を作ったですね。狩野派の系譜や枝分かれ、土佐派、琳派、浮世絵系など、代表作とともに時代ごとにきれいな図表にしたわけ。で、その表を丸ごと何度も書く、という作業を繰り返した。何度も書く過程でどんどん完成度が上がっていき、最後には「この図表は大傑作なのではないかっ！」「有料で売ってもいいのではないかっ！」と思い込むまでに至った（笑）</p>

<p>言うまでもなく、苦手だった美術史は異様な得意分野に変わったです。<br />
つうても、日本史の試験でほんの１問くらいしか出ないマイナー分野なんだけど、そういう１問の差を競うのが受験。もう本番のときも「美術史出ろ出ろ！」という感じ。運良く出たら、問題用紙の隅っこにサササとその「チャート」を再現し、余裕で穴埋めとかしていった。難しい問題だとご機嫌。簡単な問題だと怒り心頭。もっと難しいの出せよ！ってなもんである。</p>

<p>あれから30年…。<br />
あれほど得意だった日本美術史も、もう記憶の彼方である。「チャート」でそれぞれの結びつきを関連化して覚える、というのは、かなり長期記憶化できる覚え方なのだけど、やはりあれ以来一度もやり直さないと忘れてしまうわけで。</p>

<p>というか、あの「チャート」をもう一度やれば、きっとまたアタマに入ると思う。昔の記憶が蘇る自信がある。この年齢で「日本美術史にくわしい自分」というのはなかなかに魅力的。あー、そんな自分になりたいっ！</p>

<p>でも、どこをどう探しても、あの「チャート」が見つからない。<br />
あー…。受験勉強で得られた知識って社会に出てから何も役に立たないとかよく言われるけど、あの「チャート」に限っては、いまこそ役立つものなのだけどなぁ。惜しい。惜しすぎる。「チャート」よ、どこへ行った！</p>

<p>まぁ、とはいえ、もう一度「チャート」をいちからシコシコ作ってまで知識を得たい気持ちもないんだけど…（ダメじゃん）</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-10T09:22:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2847.html">
<title>アクションプランナー</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2847.html</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.satonao.com/archives/2009/12/post_2787.html" target="_blank">「国民と政治の距離を近づけるための民間ワーキンググループ」</a>のメンバーは全部で８人。そこで初めて佐々木かをりさんとお会いした。<a href="http://www.ewoman.co.jp/" target="_blank">イー・ウーマン</a>の代表であり、時間管理術でも有名な方だ。テレビのキャスターやコメンテーターもつとめられている。</p>

<p>で、何度かワーキンググループの会合を重ねる中、いろいろ話をするようになったのだが、あるとき彼女がボクの使っている手帳を見て、いきなり「さとなおさん、その手帳、すぐ捨ててください」と言う（笑）。もちろんそこは佐々木さんなので、感じよくニコヤカにだけど。</p>

<p>当然「え、なんで！」である。<br />
ボクはボクで毎年苦労して手帳を選ぶ。最近では iPhone の手帳アプリも試したり、Google Calender を使ったりもしているが、どうもボクには「紙の手帳」が合っているようなので、紙にしている。でもなかなか自分に合った手帳がないので毎年選択に苦労するのである。</p>

<p>「手帳はこうやって使ってください。こうしてスケジュールを面で捉えるの」</p>

<p>と、自分の手帳を開いて、その手帳の良さや使い方を説明してくれる彼女。時間管理術の講座や手帳の使い方の本なども書いている彼女から直接受ける「超贅沢なひとり講義」である。なるほどねー。納得はいろいろあった。で、その手帳こそが彼女自身がプロデュースした<a href="http://www.ewoman.co.jp/ap/" target="_blank">「アクションプランナー」</a>という手帳だったのである。あぁあの有名な。</p>

<p>とはいえ、その "講義" をしてくれたのは２月中旬だった。もう手帳を買う時期でもないし、第一ボクは「左側に７日分のスケジュール、右側にメモ欄」という手帳が好きで、このアクションプランナーのような「バーチカルタイプ（１週間分が見開きになっている）が苦手なのである。</p>

<p>それでもその説明はなかなか魅力的で、一度試してみたいとは思ったですね。<br />
実物を触って確かめてから買いたいので、思い出しては文具売り場の手帳コーナーに探しに行ったりもした。でもアクション・プランナーは置いていない（時期はずれすぎ）。まぁ来年版からにしようか、と、ほとんど諦めていたのである。</p>

<p>が、あるときツイッターで佐々木さんとやりとりしていて、「アクションプランナー、どこにも置いてないですねぇ」みたいなことを書いたら「売り切れていたグロリアラインが手元に１冊ありますよ」と推薦され、なんとなく流れで購入させてもらうことにした。今年使ってたヤツもイマイチ気に入ってなかったのが大きい。ただしグロリアラインは１万円と高いので、オーストリッチの安価なタイプを（あと10ヶ月しかないし）。</p>

<p>届いたのが３月５日。使い始めたのが３月６日。</p>

<p>イー・ウーマン・サイトのこの手帳の使い方コーナーみたいのも熟読した。動画も見た（とても丁寧なサイトだ）。<br />
まだ徐々にバーチカルタイプに慣れていっている段階ではあるが（横軸から縦軸になったのもなかなか慣れない）、たしかに時間管理はしやすいかも。ムダな時間や空いている時間が一目でわかるし、受動的ではなく能動的に予定を埋めていける。</p>

<p>つか、これ以上能率あげてどうする、という気もするが（笑）<br />
まぁ残りの10ヶ月、これでやってみます。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-09T12:47:39+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2846.html">
<title>久しぶりの不眠</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2846.html</link>
<description><![CDATA[<p>昨日は切羽詰まった企画書が２つあり、どこにも出かけずモニター前でどっぷり仕事していた。</p>

<p>朝６時前から深夜25時すぎまで、朝ご飯と昼ご飯と夜ご飯（with「龍馬伝」）と犬散歩と１時間の昼寝以外ずぅっとモニター前。15時間は向かっていたかも。</p>

<p>というか、思ったよりずっと時間がかかった。<br />
本当は２本で８時間くらいで仕上がると踏んでいたのだが、パワポのアニメーション（プレゼンのときに文字や図を動かすやつ）とかを細かく調整しているうちにそんな事態に。うーん、実はまだ終わっていない。今日プレゼンする案件があるのだが、それが間に合っていない。こんなことでちゃんとプレゼンできるのかな、オレ。</p>

<p>作業の最後の方は目が疲れすぎてアタマがガンガン鳴っていたのだが、あまりに長時間モニター前で照射されていてメラトニンの分泌が妨げられたせいなのか、うまく睡眠に入れず、結局ほとんど眠れないままに朝を迎えた。久しぶりの不眠。あーあ。眠い。つか、アタマが痛い。</p>

<p>まぁボクは20代30代とかなり深く不眠とつきあったので、不眠には慣れている。<br />
あまり気にせず起きて活動しちゃうことだ。とりあえずプレゼンに向かって企画書を仕上げよう。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-08T06:41:07+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/_tbs.html">
<title>久しぶりにマネージャー業務 ＠TBSラジオ</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/_tbs.html</link>
<description><![CDATA[<p>昨日の３月６日は、娘の響子の誕生日（15歳）と結婚記念日がダブルで来た日。我が家にとってはめでたい日である。<br />
とはいえ毎年この日はもろに「娘の学年末試験」に重なるので、特に当日のイベントはなし。ケーキを買ってお祝いしただけ（今年はペニンシュラ・のケーキにした。うまかった）。誕生日プレゼントはちょいと奮発した（何をあげたかはそのうちに）。とても喜んだ。</p>

<p>昼間は久しぶりにマネージャー業務（笑）。<br />
最近では岩田守弘くんももう有名になってきたのでやらなくてもいいんだけど、８年くらい前から手弁当でずっと彼の「私設マネージャー」をやっているのである。</p>

<p>彼は、野球で言ったらイチローか松井くらい凄い人なのに、当時の日本ではまったく無名（ロシアではとても有名）。<br />
なので義憤に駆られ、東京地区マネージャーを買って出て、彼が来日するたびにいろんなメディアの人や有名人に会わせて歩き、テレビ出演やラジオ出演や雑誌出演を頼んでまわってきたのである。</p>

<p>まったくのボランティアであるが、なんというか「この人を有名にしなくちゃ！」という強い思いがあったわけ。<br />
まぁでもそんな地道な活動が少しずつ実ったのか、<a href="http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/081209/index.html" target="_blank">「NHKプロフェショナル出演」</a>というド派手な花火があり（これにはボクは直接の関与はしてないけど）、ようやく岩田さんも有名になってきた。公演会場での拍手が違う。岩田さんがロビーにいたりするとサインを求められたりする。そういう岩田さんの姿を「巨人の星」の星明子みたいに柱の影から見て、ヨヨヨと涙ぐむワタクシである。</p>

<p>で、昨日はTBSラジオ<a href="http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/" target="_blank">「久米宏 ラジオなんですけど」</a>の<a href="http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/guest/20100306.html" target="_blank">「スポットライト !!」</a>というコーナーに生出演が決まっていたので、久しぶりに「付き添い＆立ち会い」というマネージャー業務をしたんですね。いや、平たく言えば「ついていっただけ」なんですけど。</p>

<p>TBSラジオの村沢青子ディレクター（<a href="http://www.tbsradio.jp/kirakira/index.html" target="_blank">キラキラ</a>担当）には本当にお世話になり、いろんな番組に岩田さんを出演させていただいた。岩田応援団の貴重なひとりである。<br />
今回も担当を越えて久米さんに打診していただき、出演が叶った。<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2845.html" target="_blank">昨日のさなメモ</a>で「久米宏夫妻と少しだけお話をした」と書いたのは、たまたま公演会場で久米さんと席が隣だったので、「はじめまして」とご挨拶し、この出演のことを感謝申し上げた、ということである（マネージャーとして：笑）。</p>

<p><a href="http://www.satonao.com/archives/images/mori_kume.html" onclick="window.open('http://www.satonao.com/archives/images/mori_kume.html','popup','width=555,height=741,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.satonao.com/archives/images/mori_kume-thumb.gif" width="164" height="220" alt="" /></a>２時からの出演なので、１時半に赤坂TBSへ。<br />
出演前に一瞬久米さんが挨拶に来られ、３分ほど岩田さんと話した。さすがなもので、３分でちゃんとゲストと打ち解けて「もう少し話したい」と思わせるようなところまで持って行き、本番に突入。</p>

<p>本番でも上手だったなぁ久米さん。これまでに岩田さんにいろんなラジオに出てもらったが、いままでそんなに話したことのない話題を岩田さんからちゃんと引き出していた。10年以上前に岩田さんがモスクワ・バレエ・コンクール（４年に一度の超有名なコンクール）で金賞を取ったときの外電までサプライズで自ら用意していたり。さすがだ。</p>

<p>岩田さんの話にいつもの調子で多弁につっこんだり、あるところではわざと合いの手も入れずにじぃっと黙って話をうながしたり、その強弱の付け方が豊富すぎる経験を感じさせる。時間もぴったり30分。岩田さんの人生を辿って、直近の勲章授与まで持って行き、見事に締めた。久米宏おそるべし。さすがな技術。</p>

<p>生出演後の岩田さんもとてもいい顔をしていた。<br />
その日は他にもいくつか仕事があったようだけど、１年前からついに本当のマネージャーもついたので、彼女に任せてボクは帰宅。というか、50前のオッサン・マネージャーより女性の方が何かとよろしい。もうそろそろマネージャー業務も卒業かなぁ…。ホッとしたような、寂しいような。でも当初の目的である「この人を少しでも有名にしなくては！」というのはある程度達せられた気もするので、まぁメデタシメデタシではある。</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-07T18:56:47+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2845.html">
<title>ウヴァーロフすげえ！ ＠「ロミオとジュリエット」</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2845.html</link>
<description><![CDATA[<p>昨晩は待望の「ロミオとジュリエット」＠東京文化会館<br />
アナニアシヴィリとウヴァーロフと岩田守弘。この３人の競演は見逃せない。そして、この原作の舞台となったヴェローナにも<a href="http://www.satonao.com/archives/2008/08/post_2356.html" target="_blank">一昨年行った</a>ので妙に親近感もある。だからとっても楽しみにしていた。</p>

<p>ロミジュリは、バレエでは３回目かな（直近では<a href="http://www.satonao.com/archives/2009/10/_vs_1.html" target="_blank">大日本プロレスでも観ている</a>が：笑）。<br />
印象に残っているのは<a href="http://www.satonao.com/archives/2003/12/post_700.html" target="_blank">ヴィシニョーワのジュリエット</a>。可憐かつキュート。それを大御所アナニアシヴィリがどう表現するか…。わくわくする。舞台自体は、セット転換が頻繁で、ストーリー性の強いバレエだ。踊りの見せ場よりも演技の見せ場が多いのだが、プロコフィエフの音楽もよく、飽きが来ないいい演目である。</p>

<p>グルジア国立バレエは、<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2843.html" target="_blank">前々日の「ジゼル」</a>で感じたような層の薄さをあまり感じず、昨日のステージに関して言えばとても良かった。全体にハイレベルにまとまっていて、いい舞台だったと思う。</p>

<p>まず、なんと言っても岩田守弘（モリ）。<br />
モリに対しては思い入れが強くなりすぎて、踊ってる最中もずっとドキドキしすぎるんだけど（心配で）、積み重ねてきた稽古の量が違うのでもちろん失敗なんかしない。昨日も物凄い安定感で、彼がステージに出てきただけでピシッと空気が締まる感じ。さすがだなぁ。やっぱりひとレベル違う。彼自身、終演後「今日はとてもいい出来だった」と言っていた。</p>

<p>ニーナ・アナニアシヴィリも実にすばらしかった。「ジゼル」ほどの印象は残らなかったが（あれがすごすぎ）、14歳のジュリエットが違和感まったくなし。ヴィシニョーワに負けないくらい可憐でかわいくて、悲しみの演技も完璧。あぁ眼福ったらない。特に悲しみに暮れる演技は一日の長ありである。</p>

<p>でも！<br />
昨日の白眉は、この凄いふたりを差しおいて、ロミオ役のアンドレイ・ウヴァーロフ！</p>

<p>この人、来日回数が多い人で、日本ではお馴染みのダンサーではあるが、ここ２年くらいの伸びがすごく注目していた（以前は普通っぽいダンサーだった）。そして昨晩のウヴァーロフは本当にすごかった。絶好調。ジャンプも回転も言うことなし。演技も実にいい。そして何よりリフト（女性を持ち上げる）。ものすごく高くて安定している。葬儀の場面でニーナを寝た姿勢のまま高々とリフトしてそのまま階段を上っていくというウルトラＣがあったが、もう信じられないようなリフト技術だった。</p>

<p>終演後、岩田さんとご飯に行ったのだけど、彼にそう伝えたら「第一幕で僕が彼にリフトされる場面があったでしょ。彼、190センチ以上あるから、それがものすごく高い。高すぎて怖い！」だって。ニーナもさぞかし怖かっただろうな。水平に寝た姿のまま、３メートルくらいの高さで腕二本で支えられている彼女…。怖っ。</p>

<p>そういえば岩田さんはこうも言っていた。<br />
「ウヴァーロフの足はもうボロボロで、腱とかいっぱい切れていてあと少ししか残ってない。でもすごく努力している」。うーむ、全くそんなこと感じさせない軽やかなダンスだったなぁ。</p>

<p>てな感じで「ジゼル」に続いて大満足の舞台だった。あぁバレエはいいな。最近では男性客も増えてきて頼もしい。ちなみに昨日は隣の席が久米宏夫妻で、少しだけお話をした（これについては明日）。</p>

<p><br />
終演後、楽屋へ。<br />
ボクのサイトをハブとして知り合った人たちと８人で行ったのだが、ニーナを間近に見られてこれまた眼福。若い。30代にしか見えない。そして終始ニコヤカ。主演＆芸術監督をこなした後だったので、かなり満足感が高かったらしい（関係者談）</p>

<p>そしてサイン攻めにあっていたモリを待って、みんなで一緒に食事へ。</p>

<p><a href="http://www.satonao.com/archives/images/mori_kunshou.html" onclick="window.open('http://www.satonao.com/archives/images/mori_kunshou.html','popup','width=450,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.satonao.com/archives/images/mori_kunshou-thumb.gif" width="165" height="220" alt="" /></a>写真はモリがメドベーチェフ大統領からもらったロシアの友好勲章。<br />
貴重品なのにさりげなく見せてくれた。これの授賞式の模様は<a href="http://ibashika.exblog.jp/" target="_blank">モリのブログ</a>にくわしい。とても面白いから読んでみて（<a href="http://ibashika.exblog.jp/12817346/" target="_blank">前日</a>、<a href="http://ibashika.exblog.jp/12840116/" target="_blank">その１</a>、<a href="http://ibashika.exblog.jp/12850926/" target="_blank">その２</a>、<a href="http://ibashika.exblog.jp/12857256/" target="_blank">その３</a>）</p>

<p>東京タワー下の「タワシタ」でシャンパンをあけつついろんな話をした。いい夜だった。23時に食べ始めて、終わったのは26時すぎだったかな。久しぶりの夜更かし。でもこういう夜更かしは気持ちがいいな。大満足の楽しい一日だった。</p>

<p>ちなみに、昨日のロミジュリ、空席が１割くらいあった（もったいない）。ダンス重視なら10日の「ジゼル」。ストーリー重視なら12日と14日の「ロミジュリ」。グルジアやロシアからはるばるやって来たダンサーたちのためにも満席にしてあげたいのでオススメしておこう（詳細は<a href="http://www.japanarts.co.jp/html/2010/ballet/georgia/index.htm" target="_blank">こちら</a>）</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-06T19:35:55+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2844.html">
<title>ヒキガエル、おはよう！</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2844.html</link>
<description><![CDATA[<p>昨日の帰り道。住宅街の普通の坂道。電灯も少ない暗い道。</p>

<p>なんか道の真ん中にこぶしほどの黒っぽい塊がある。石か。いや、有機物っぽい。ウンチか。いや、これは…。</p>

<p>ヒキガエルだった。</p>

<p>おおっ！ 冬眠から目が覚めたのか！ おはよう！ 春だね！</p>

<p>でもこの辺はネコが多い。ネコパンチの餌食になると可哀想だし、裏道とはいえそんな道の真ん中にいたらそのうち必ず車に轢かれてしまう。</p>

<p>なので、クツでヒキガエルのお尻をチョチョチョとつついた。</p>

<p>そしたらビックリしたのか、急にササササと歩き始め、「ああ！そっちに行ってはダメ、側溝に落ちる！」と声かけるまもなく（まぁ声かけても通じないのだが）、側溝の隙間から排水溝に落ちていってしまった。</p>

<p>…大丈夫だったかなぁ。<br />
どっかから地上に這い上がって来れればいいけど。でもまぁ排水溝の方がエサとかはありそうだし、そのまま坂道を下がっていくと広い部分もある。ネコや車の餌食になるよりは良い。というか山椒魚はあんな狭い穴蔵で暮らしていたんだ。それに比べれば幸せだ（なぜ急に井伏鱒二）</p>

<p>で、なんとなくツイッターに「ヒキガエルに出会った。啓蟄だ！ おはよう！」みたいなことをツイートしてみた。<br />
そしたらこんな書き込み。<blockquote>satonaoさんの、「啓蟄 (けいちつ)」の読みが分からず、「ハナハジメ」？とググった自分まじでヒドスw でも、ひとつかしこくなりました！</blockquote>その後のボクとのやりとり。<blockquote>いや、谷啓では？w RT @akired1: satonaoさんの、「啓蟄 (けいちつ)」の読みが分からず、「ハナハジメ」？とググった自分まじでヒドスw </p>

<p>谷啓！どうりで！なぜハナハジメが出てきたのかスッキリしましたw なるほど～ RT @satonao310 いや、谷啓では？w RT @akired1: satonaoさんの、「啓蟄 (けいちつ)」の読みが分からず、「ハナハジメ」？とググった自分まじでヒドスw</p>

<p>いや、あなたの脳はすばらしいシナジー！ RT @akired1: 谷啓！なぜハナハジメが出てきたのかスッキリしましたw RT @satonao310 いや、谷啓では？w RT @akired1: 「啓蟄 (けいちつ)」の読みが分からず、「ハナハジメ」？とググった自分まじでヒドスw</blockquote>なごんだ〜。<br />
ヒキガエルからクレイジーキャッツに行った展開がなんとも可笑しい。</p>

<p>なんか生きてく勇気が出た（笑）</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-05T08:21:04+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2843.html">
<title>アナニアシヴィリの至芸 ＠「ジゼル」</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2843.html</link>
<description><![CDATA[<p>昨晩はグルジア国立バレエの公演で「ジゼル」を観てきた。＠東京文化会館</p>

<p>グルジア国立バレエは、今回、ボリショイバレエからウヴァーロフと岩田守弘くんをゲストに迎えての来日公演でふたつの演目をする。「ジゼル」と「ロミオとジュリエット」。岩田くんは「ロミオ」にマキューシオ役で出る。配役が決まった半年前から今回の来日を楽しみにしていた。</p>

<p>昨晩は「ジゼル」で、岩田くんの出番はないのだが、なんといっても現代最高のプリマバレリーナのひとり、ニーナ・アナニアシヴィリが主役である。見逃せない！</p>

<p>彼女はボクより３歳下の45歳（３月末で46歳）。もういつ引退してもおかしくない。というか、普通のダンサーだったらとっくに引退している。実際、ボリショイもABT（アメリカン・バレエ・シアター）も引退した。そうして世界の第一線を退き、いまは旦那さんがいるグルジアで、このバレエ団の芸術監督をしながら細々と踊っている状態。もうニーナが踊るのをこの目で見られるだけで至福。ありがたやありがたや、である。呼んでくれた<a href="http://www.japanarts.co.jp/" target="_blank">ジャパン・アーツ</a>さん、ありがとう。</p>

<p>ボクが彼女の舞台を初めて見たのはモスクワだった。<br />
2003年にロシアをひとり旅したとき、<a href="http://www.satonao.com/archives/2003/10/post_757.html" target="_blank">バレエを８舞台観た</a>のだが（８泊９日で８舞台：笑。バレエ超初心者から一気に中級者へ）、このとき、ボリショイで彼女の「白鳥の湖」を観たのである。</p>

<p>死ぬほどよかった。<br />
もう全盛期は過ぎた、とも言われていて、確かに超絶技巧的にはもう下り坂だったかもしれないが、「人の心に伝わるダンス」という意味では図抜けていた。翌日、ザハロワのボリショイ・デビュー公演があったのだが（マリインスキーから移ってきた最初の公演。演目は「ジゼル」）、まぁザハロワも教科書的でうまいけど、「心に伝わる表現」という意味では比較にならなかった。</p>

<p>それ以来、彼女の舞台はなるべく欠かさず観ている（人気も高く、値段も高いのでなかなか行けないのだが）。</p>

<p>で、昨晩。</p>

<p>なんだろう。<br />
ニーナだけ「踊っていない」というかなんというか…。いや、もちろんいい意味で。</p>

<p>もちろん、すばらしいダンスなのである。見惚れる。図抜けている。でも「踊り」というより「演技」に昇華されていた。もう踊りが無意識下に降りていて、「がんばっている」「超絶技巧を見せている」みたいな感じがまったくなく、それよりも、心が伝わってくる。まさに「演技」。立ち姿だけで何かが伝わってくる。ダンサーというよりアクトレス。</p>

<p>圧巻は狂気の場面（狂い死にの場面）。<br />
いままで何度か「ジゼル」を観ているが、これほどの狂気を演じた人はいなかった。ダンスが少しずつ崩れていく。最後は観ているのも辛いほどの狂気。まさに迫真の「演技」。</p>

<p>周りに泣いている人が何人もいたなぁ。</p>

<p>幕間にホワイエで岩田くんに会った。「ロミオ」のための稽古に来ていたらしい。<br />
第二幕は岩田さんと並んで観劇（隣の席が空いていたので）。岩田さんがボソリと「ニーナはカラダが万全ではない」と言う。年齢的にももうボロボロなのは自分を顧みてみればよくわかる。たった３歳下でこれだけ動けることだけで驚異だ。</p>

<p>第二幕のウィリの場面はもうひたすら美しい。<br />
おおっ！と驚くダンスはなかったが、完璧な表現力で楽しませてくれた。あぁすばらしいな…。ウヴァーロフもさすがに良かった。ミルタ役のラリ・カンデラキにもうちょっと期待したが、それでも全体にいい舞台。</p>

<p>グルジアは政情不安の余波もあり、バレエダンサーが急激に減っているという。バレエでは喰えない状態だとか。今回も男性ダンサーの層の薄さを感じさせた。ヤバイほど薄い。でも、アナニアシヴィリが芸術監督として急速に立て直しているというから、今後に期待。</p>

<p>終演後、岩田くんが無邪気に言う。<br />
「佐藤さん、僕、バレエ、久しぶりに観ましたよー。やっぱりバレエって美しいですねー」<br />
まぁ踊る側の彼が舞台を観る機会があまりないのはよくわかる。どんな気持ちでバレエのどこを観たのかなー。いろいろ聞きたかったが「今晩は予定が」とのことで終演後すぐ帰ってしまった。まぁ来日中あと何回かは会えるからその時に聞こう。</p>

<p>というか、「ジゼル」も「ロミオとジュリエット」も、<a href="http://www.japanarts.co.jp/html/2010/ballet/georgia/index.htm" target="_blank">今回の東京公演</a>にボクは全部行く予定（まだ空席あり）。岩田くんもニーナも一回も見逃せない。ほんと、いつまで踊ってくれるのか、という二人である。目を皿のようにして観るぞ。</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-04T07:42:35+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2842.html">
<title>「さとなお」と「サトナオ」</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2842.html</link>
<description><![CDATA[<p>読売新聞の月イチ連載コラム。前回の掲載時に立松和平さんが亡くなった特集記事が急に入った関係でひと月近くズレ込んでいたんですが、今日の朝刊には出ているようです。</p>

<p>新聞は急な事件によってコラムとかはすぐ飛びますね。ダイナミックで面白い部分でもあるけど、新鮮度重視な旬ネタでコラムを書いた場合、書き直しせざるを得ないのがツライところ。今回も全面的に書き直しました（これで２回目の書き直し）。ちなみに写真も変わりました。お暇な方は見てみてください。</p>

<p><br />
本業の広告について言えば、ブログやツイッターで書かれたりメールでもたくさん問い合わせをいただいたのでここでもお知らせしておくと、3/1に、所属している会社で「サトナオ・オープン・ラボ」というのが発足しました（<a href="http://www.dentsu.co.jp/news/release/2010/pdf/2010023-0301.pdf" target="_blank">リリースPDF</a>）。</p>

<p>15年前、このサイトで使い始めた「さとなお」という名前。<br />
中学高校時代の通称だったのをそのままハンドルネームとして使い始めたんだけど、それがペンネームとなり、そのまま本まで出すようになるとは当初予想もしませんでした。おかげで70歳になっても80歳になっても「さとなお」。よしんばハーヴェイ・カイテルみたいな渋いオジサンになれたとしても、名前はしょせん「さとなお」。腰砕けだ（笑）。著者名として本の背表紙に出ていても何か頼りない（ひらがな四文字だしなぁ）。あぁもうちょっと考えて名前をつけるべきだったよ！</p>

<p>…まぁそういう軽い後悔はあるものの、会社でもいつの間にか「さとなお」で流通してしまい、たいていの人が「さとなお」と呼んでくれるですね（もちろん年下とかからは「さとなおさん」だけど）。<br />
「さとなお」はプライベート、本業は「佐藤尚之」、と、自分の中で区別していたのだけど、だんだんその境目がなくなってきて、まぁそれはそれでいいか、とだんだん開き直ってきました。でも、企業へのプレゼンとかのオフィシャルの場で「さとなお」と呼ばれるのは今でも慣れません。照れるというか、お恥ずかしい。まぁでも仕方ない…。</p>

<p>で、そういうところにきて、ついに組織の名前にこの通称がついてしまった…。<br />
オープン・ラボというカタカナに合わせて、ひらがなからカタカナにはなったけど、それにしても…。</p>

<p>恥ずかしいから相当抵抗したんですが、はるか上の方からの「これで行け」との指示により（泣）。んー…。こうなってくると、両方「さとなお」なので、必然的にこのサイトともリンクしてきます。<br />
この「公私が独立して存在するのではなく限りなく混ざり合っていく感じ」は、実にツイッター的というか、ソーシャルメディア時代っぽいなぁとは思うし、「オンとオフの区別はなく、すべてがオン」という考え方のボクとしては理屈上は望ましいことなんだけど、実際に「さとなお」が本業に混ざり込んでいくのはなかなかに複雑な気分ではあります。</p>

<p>まぁ佐藤部とか、組織に名前がつくことはたまに見るけど、通称が組織名になるのは聞いたことないなぁ。こんなことで画期的になっても仕方ないけど、まぁこれも新しい前例作りの一環ということで。</p>

<p>いったいその「サトナオ・オープン・ラボ」で何をやるのか、とメールでもいろいろ聞かれましたが、拙著<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756150942/wwwsatonaocom-22/ref=nosim/" target="_blank">「明日の広告」</a>で書いたようなコミュニケーション・デザインを基本として、生活者本位の「広義なパブリック・リレーションズ」を目指します。</p>

<p>日本ではパブリック・リレーションズ（PR）はパブリシティ的な狭義なニュアンスに閉じ込められちゃっているけど、本家アメリカでは「広告（AD）」より広い概念。でも、それでもまだ「広告」とは分離して考えられているですね。そこを合体させた「新しい、多元的な、広義のパブリック・リレーションズ」を目指しとります。<br />
カタカナ言葉を使わずに平たく言うと「頭をぐじゃぐじゃに柔らかくして、伝わるなら何でもありをちゃんやる」ということかな。</p>

<p>とはいえ名前が「さとなお」なので、腰砕け的に（笑）気楽にやります。おいしいものでも食べながら。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-03T07:31:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2841.html">
<title>守備力ウルトラアップ！</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2841.html</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://iwatamorihiro.seesaa.net/" target="_blank">岩田守弘くん</a>（ボリショイバレエのソリスト）が東京にやってきた。<br />
先週ロシアから来日して地方公演。そしてようやく東京へ。ホテルのロビーで待ち合わせてがっつりハグ。ハグハグ。</p>

<p>岩田さんはいつもはるばるロシアからお土産を持ってきてくれる。<br />
ロシアの食材とかグルジアのワインとか現地でしか手に入らないウォトカとか、重いだろうにいつもかさばるお土産をたくさん持ってきてくれるのである。</p>

<p><a href="http://www.satonao.com/archives/images/attack.html" onclick="window.open('http://www.satonao.com/archives/images/attack.html','popup','width=720,height=540,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.satonao.com/archives/images/attack-thumb.jpg" width="220" height="165" alt="" /></a>一番珍しかったのは３年半前にくれたこの武器（写真）。<br />
そのときもさなメモに<a href="http://www.satonao.com/archives/2006/07/post_1700.html" target="_blank">書いた</a>けど、これはボガティリというロシアの武器らしい。オンラインゲームの「ウルティマ・オンライン」では「Mace」か「Maul」かな（←ウルティマ・オンラインは７〜８年前にかなーりやりこんだ。ボクにとってのオンラインゲームの原点）。検索して調べたら、<a href="http://www.fisk-knives.com/examples.htm" target="_blank">このサイト</a>の３枚目に「モーニングスター・メイス」として出ている。おおっ！　モーニングスターといえばドラクエでもお馴染みの武器だ。そうか、これがモーニングスターか！</p>

<p><a href="http://www.satonao.com/archives/images/attack2.html" onclick="window.open('http://www.satonao.com/archives/images/attack2.html','popup','width=600,height=400,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.satonao.com/archives/images/attack2-thumb.gif" width="220" height="146" alt="" /></a>で、今回のお土産は写真２枚目のコレ。<br />
なんて名前の武器なんだ？　なんか「ドラクエ８」のヤンガスが持っているような武器だ（笑）。調べてみるとこれもメイスらしい（<a href="http://dir.coolclips.com/History/British_History/Medieval_Times/Maces/Mace_cart0188.html" target="_blank">参照</a>）。もしくはメイス・ボール？（<a href="http://www.kaswords.com/maceballwithsinglechain21spike.aspx" target="_blank">参照</a>）。Flail MaceとかEvil Flailという記述も（<a href="http://www.halloweenadventure.com/catalog/evil-flail-was-wicked.htm" target="_blank">参照</a>）</p>

<p>というか、実際には武器にはならないかも。<br />
お土産で普通に売っている木で出来たもので、鎖のところとかすぐに千切れそうな造りなのだ（笑）。まぁでも泥棒さんや強盗さんが家に来たときに、暗がりの中で183センチのボクがこの２つを両手に持って身構えれば、それはそれなりに怖いだろう。それだけで守備力ウルトラアップである。ブン回してうまく敵に当たれば頭蓋骨に穴をあけることくらいは出来るかも。</p>

<p>とはいえ、昨日もらった「メイス・ボール」は、振りかぶったときにかなりの確率で自分の後頭部に穴あけそうだ（笑）。そのとき一緒にズルッとコケてくれるくらいシャレがわかる敵ならいいのだが。</p>

<p>追記：<br />
ツイッターで「<a href="http://twitter.com/hachi_mitsu" target="_blank">@hachi_mitsu</a>」さんに教えてもらいました。「先端の棘のついた球のパーツがある武器は『morning star』と呼ばれる事が多い気がします。あとは棒状のものが『mace』、鎖などで繋がっているものが『flail』、といった分類が一般的ではないかと思われます」とのこと。なるほどー。</p>

<p>追記２：<br />
「<a href="http://twitter.com/Funaschon" target="_blank">@Funaschon</a>」という方からも教えていただきました。 <br />
「棍棒みたいなのが『メイス』、棘つき鉄球に鎖をつけたのが『モーニングスター』、棒の先に鎖分銅をつけたのが『チェーンフレイル』、というのが一般的な分類です。<br />
ちなみにメイスは、聖職者の祭祀用の錫杖をルーツとしており、相手をなるべく傷つけずにダメージを与える（刃物･刀剣類の所持は禁じられているため、斬らずに攻撃することが望まれる）ことを主眼においています。また、モーニングスター（訳すと『明けの明星』）は、その名の通り外見（特に鉄球）が輝く星のように見えることから命名されたといわれています。……てか、さすがにこれは聖職者が持っちゃマズいだろ(笑)。<br />
問題なのがフレイル（鎚矛）ですが、『トゲなしのモーニングスター』と勘違いする人もいるようなので注意が必要。ちなみにフレイルは『聖剣伝説３』のシャルロットや『カダッシュ』のプリーステスの固有武器でもあります。」とのこと。ありがとうございます！</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-02T08:37:31+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/03/10_12.html">
<title>「明日の広告」10刷！ もしくは電子出版の魅力</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/03/10_12.html</link>
<description><![CDATA[<p>拙著<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756150942/wwwsatonaocom-22/ref=nosim/" target="_blank">「明日の広告」</a>、10刷決定しました。<br />
一昨年の１月に発売以来、じわりじわりと重版し、ついに目標の10刷。当初は冗談で「10刷くらいするロングセラーになるといいねぇ」と担当編集である本多いずみさんとふたり、キラキラと遠い目をしていたのだが、本当に叶うとは…。たぶん広告の専門書としては過去一番売れた本になったと思う。先ほどアマゾンで見たら「広告・宣伝」部門で１位に返り咲いていた。ありがたやありがたや。買ってくださった方々、本当にありがとうございます。</p>

<p>電子出版が iTunes みたいな強力なインフラを得て日本でも普及した場合（つまり iBooks が日本でも普及した場合）、この本なんかは「新作や続編を出すよりも電子アップデートを毎年していく」ような方法が似合ってるなと思う。最新考察や最新事例を毎年継ぎ足していく本。発売から２年経ったとはいえ、基礎的なことは本の中に書いたものが今でも通用すると思うので（というか、基礎的な考え方は当分変わらない）、章を書き足して（古いところは改訂して）100円くらいで毎年有料アップデートする感じ。内容薄く新作を出すよりもそっちの方が役に立つ。</p>

<p>実際、５〜10年後くらいには「ビジネス書・実用書・学術参考書というのは電子アップデートされるもの」という考え方が普通になるんじゃないかな。</p>

<p>アップデートされた部分に目次から飛ぶことも出来るだろうし、動画やサイトや地図へもネット上でリンクできるだろう。ちょっとした専門用語だって Wikipedia などにリンクできる。いくつか参考になる読者のコメントや論評も巻末に載せられるといい（そういうコメントや論評に細かくお金を払えるのも電子出版のいいところ）。リアルではモノクロ印刷の本だって、電子出版ならカラー図表がふんだんに入れられるし、写真へのリンクやBGMだって入れることが可能だ。</p>

<p>ビジネス書・実用書系だけではない。場合によっては小説もいける。<br />
歴史小説なんか意外といい。戦国時代などでの聞き慣れぬ道具や武器なども写真や図表で解説できる。推理小説も殺人現場の様子を写真や動画で説明することが可能。童話なんか映像と合体するととても面白いものになる。文学だってありえる。極端に言ったら、「1Q84」を読みながら当該の部分でヤナーチェクの「シンフォニエッタ」が流れてくるみたいなこと。まぁ微妙かな…。小説の場合は文字だけの想像力で読んだ方が楽しいことも多いので微妙だけど、新しい魅力が開拓可能になるのは確か。</p>

<p>というか、本文に音楽や動画を仕込めるということは、ミュージシャンや映画俳優の評伝とか楽しそう。スポーツ選手もいい。たとえば「ソチへの道」とかいう浅田真央の評伝が５年後に出るとして、バンクーバー・オリンピックのフリーの演技映像がまず入り、その後、本文に入る、みたいなこと。泣ける本になりそうじゃん？</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-03-01T07:47:51+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/02/post_2840.html">
<title>確定申告作業、８割方終了</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/02/post_2840.html</link>
<description><![CDATA[<p>数時間かけて、なんとか確定申告用の領収書（タクシー代など）、そして支払い調書（収入）を整理し終わった。いやー本当に面倒くさい。事務作業が圧倒的に不得意なボクとしては地獄の時間だ。</p>

<p>でも、これが終わると８割方作業終了。<br />
あとは国税庁の<a href="http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm" target="_blank">「確定申告書等作成コーナー」</a>にちゃちゃちゃと入力してプリントアウトし、税務署に提出に行けばオシマイ。あースッキリ。毎年毎年<a href="http://www.e-tax.nta.go.jp/" target="_blank">「e-Tax」</a>で申告しようと思うのだが、ふと気づくと事前準備（電子証明書発行など）が間に合わなくなり、そのままになっている。来年こそ。</p>

<p>ボクはサラリーマンだが、雑所得があるので（印税・講演など）、確定申告をし、納付すべき所得税額を確定しなければならない。<br />
元々、サラリーマンは給与から所得税が源泉徴収され、勤務先において年末調整されて勝手に税額が計算されるため、確定申告は必要ではない。ボクも本を書くまではすべて会社まかせで、納税意識もなく、税金のなんたるか、控除のなんたるかにも興味がなかった。だから本を書くようになって印税が発生し、初めて確定申告作業をしたときはビックリした。こういう仕組みになっているのか、こんなに払っているのか、と。</p>

<p>とはいえ、日本の税金って安いんだよね。<br />
<a href="http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/gakushu/hatten/page13.html?non" target="_blank">こんなサイト</a>を見るとよくわかる。消費税（付加価値税）なんて圧倒的に安い。先進国は軒並み20％レベルである。昔、フランス美女ミーヌにも<a href="http://www.satonao.com/diary/02/0819.html" target="_blank">同じ話を聞いた</a>っけ。所得税も日本は安いよなぁ。借金大国なのにこんなに税金が安くてやっていけるのだろうか。</p>

<p>と、確定申告したりすると、にわか税金意識が高まって、ボクみたいに意識が低い人間でもいろいろ調べるわけですね（笑）</p>

<p>納税は政治への興味関心の第一歩。本当は会社まかせにせず、国民全員が確定申告した方がいいのだが、年に一回の納税だと払いきれない人が出ること、すべての納税者が殺到すると税務署の対応が間に合わないことなどから机上の空論となっている。まぁ確かに修羅場になるだろう（笑）。でも、日本の大半を占めるサラリーマンたちが自分で納税するだけで、かなりいろんな意識が変わるとは思うのだけど。</p>

<p><br />
ところで、ハイチに続いてチリでも大地震。<br />
富山では深海魚リュウグウノツカイが日本海沿岸に続々漂着という<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100227-00000568-yom-soci" target="_blank">ニュース</a>。姿を現すと「地震の前触れ」との言い伝えもあるそうで、それらも含めてちょっと心配。いつ大地震が来てもいいようにもう一度準備を見直そうと思う。家族にも周知徹底！</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-02-28T16:54:42+09:00</dc:date>
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