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<title>www.さとなお.com（さなメモ）</title>
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<title>我々の未来は「あっち」に行くっぽい</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/09/post_2998.html</link>
<description><![CDATA[<p>昨日、アップルのCEOスティーブ・ジョブズが発表した「Ping」（iTunes 内の音楽ソーシャルネットワーク）は、単にアップルの新サービスというだけでなく、「我々の未来は『あっち』に行くんだ」ということを端的にアピールしている象徴的な例だったと思う。</p>

<p>いや、アップル＝我々の未来、なんてことが言いたいわけではない。Ping が世の中を席巻するという意味でもない。</p>

<p>なんというか、いまツイッター上やフェイスブック上で起こっていることは、今後の世界が進むカタチなんだろうとボンヤリ予想はしていたけど、やっぱりそうみたいだな、と実感できたということ。</p>

<p>ネットが普及して十数年、昔「こんな風な世界になったら面白いな」と夢想していたことが、ツイッターやフェイスブックで急に身近なものとなり、「人と人とのつながり（ソーシャルグラフ、オープングラフ）がプラットフォームとなるコミュニケーション大変革」が起こりつつある。それがより肌感覚的に近く感じられるようになってきたということ。マスメディアという一方的な送り手が影響力を独占してきた社会がようやく過去のものになりつつあるということが、より現実味を帯びて見えてきたということ。</p>

<p>この変革の流れを理解できるか、理解できないか。じゃあどうすればいいかを考えられるか、考えられないか。<br />
コミュニケーション業界およびそこで生きる企業の盛衰はこの一点にかかっているかも。いや、企業というか個人か。マスメディアと替わって様々な「個のネットワーク」が世の中の影響力の中心になる。個人個人がそういうネットワークの中の『個というメディア』であり『ひとつのノード（結節点）』であるという自覚を持ってふるまえるかどうか。そういう「個」がどのくらい集まっているかが企業価値になることを企業や個人がどのくらいわかっているか。その辺にかかっている。</p>

<p>って、「オレはわかってるもんねフン」みたいな風に読めるかもだけど、そうではない。ボクもまだずいぶん視界がボンヤリしている。ここからの未来はとても難しい。ただ「我々の未来は『あっち』に行くっぽい」ということはわかった。そのとき大切っぽいことも少しわかってきた。そこを信じて進んでみようと思っている。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-09-03T09:00:49+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/09/post_2997.html">
<title>「クローズアップ現代」にちらりと出たお話</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/09/post_2997.html</link>
<description><![CDATA[<p>一昨日の夜のNHK<a href="http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2928" target="_blank">「クローズアップ現代」</a>にボクのインタビュー映像が少し出た。</p>

<p>その夜は深夜まで残業だったので、本放送も、BS2での再放送（同日深夜）も見られなかった。というか、NHKのディレクターからメールで「撮った映像を使うことになるかどうか、放映直前ギリギリまでわからない」と言われていたので（ギリギリまで編集作業をしてるのね）、半分忘れていた。そしたら19時半すぎ（ボクが映った時間）にツイッターで「見ました！」「ひょっとしてアレは…？」とかたくさん流れてきて、電話もいくつかいただき、「あー映ったんだ」と知った次第。</p>

<p>事の発端は、まず「クローズアップ現代」（以下「クロ現」）の大野ディレクターが７月頭に連絡してきて、ツイッターについて取材されたのが始まり（カメラなしの事前取材）。ツイッター特集をする、ということで、<a href="http://www.satonao.com/archives/2009/12/post_2773.html" target="_blank">募金の話</a>とか<a href="http://www.satonao.com/archives/2009/09/post_2718.html" target="_blank">鳩山さんの話</a>とか<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/02/umeken.html" target="_blank">ウメケンの話</a>とか<a href="http://www.satonao.com/archives/2009/10/post_2727.html" target="_blank">とんかつ屋での話</a>とか<a href="http://www.satonao.com/archives/2009/11/post_2744.html" target="_blank">月が美しい話</a>とか、いろいろ聞かれ、答え、メディア論まで発展していろいろ話した。</p>

<p>この大野ディレクター、とっても聞き上手＆クレバーで、久しぶりにいい討論が出来たなぁと満足していたけれど、もしその場でボクに出演依頼されていたとしてもお断りしたと思う。基本的にテレビは出ないし出たくない。テレビ出演のオファーはいままでに何度かあったが、すべてお断りしてきた。なんというか、あちらの意図した編集でこちらの発言が切り刻まれる感じがイヤ。それなら（たとえ字数が超短くても）こちらの意図通り伝えられる文字メディアの方がいい。</p>

<p>って、話がずれたが、その後、違う展開があった。<br />
以前、ソフトバンクの青野さん（YOSAKOIソーランの審査員仲間）とウメケンの３人で<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2865.html" target="_blank">食事をしたことがあった</a>が、ウメケンがこの夏休みずっと上京しているので「一度３人でランチをしよう」と約束していたのである。そのランチの場に、「ウメケンを追っている『クロ現』のカメラが入るらしいけど、オッケー？」と青野さんから連絡があったのである。</p>

<p>「ウメケンが主人公の映像の隅にボクが映る程度ならオッケーっす」とお答えし、<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2988.html" target="_blank">この日</a>にそのランチが催された。博多の高校生のウメケンが、会社役員とかクリエーティブ・ディレクターとか、普通だったら会わない、年齢も距離も価値観も遠く離れた人たちと普通にランチの約束をして普通に会っている感じは確かにテレビ的にも面白いだろうし、それがウメケン取材に必要な絵であるのならご協力するのはやぶさかではない。どうせ隅っこにチラリと映るだけだろうし。</p>

<p>ということで、当日が来たですね。</p>

<p>場所はソフトバンクの社員食堂。<br />
１フロアすべてを使用した、広大かつバラエティに富んだ、夢のような社員食堂である。あらゆる分野の食事が用意され（なんと「吉野家」まで入っている！）、ボクにとっては「逆上して超多く食べてしまう危険な場所」だ。食事の場所も、普通のテーブルからソファ席まで、環境がとてもいい。前に行った博報堂の社員食堂も良かったなぁ。それに比べてうちの会社は……。と嘆いても仕方ないが、とにかく素晴らしい社員食堂だと思う。</p>

<p>そこで大野ディレクターとも再会。普通にランチをして３人で話しているところにカメラが入った。その後、ウメケンくんについて、ツイッターについて大野さんが質問し、青野さんやボクが答えるという展開もあったが、なにしろ「クロ現」はたった30分の番組だ。インタビューなど使われないだろうし、使ってもほんの数秒だろうと踏んでいた。というか、このランチ自体、編集でカットされる可能性だってある。だから、まぁはっきり言うと、放映数日前に大野ディレクターからメールをいただくまで、そんなことがあったこと自体も忘れていたくらいである。</p>

<p>放映当日は見逃したけど、翌日の朝、朝ご飯でチラリと見た。<br />
ディーゼルの紫のシャツに赤いメガネにスキンヘッド（笑）。ちょっとだけ発言も取り上げられていた。ふーん、この部分を使用するのか。使用する部分でディレクターの番組意図がわかる。なるほど…。まぁツイッターもまだ普及初期なので、そういうことなのだろう。</p>

<p>つか、テロップでもナレーションでもボクの名前は出なかったのに、ツイッターで教えてくれた人とか、よくボクとわかったなぁ。ご連絡やコメントをくださった方々、どうもありがとうございました。普通NHKとかに映ると、もう数十年つきあいが途絶えていた人から「おまえ、もしかしてテレビに出てた？」とか連絡が来るとか聞くけど、ボクの場合<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2987.html" target="_blank">「顔変わりが激しい」</a>ので、古い友人とかからの連絡は皆無だった（笑）</p>

<p>というか、自分がテレビの中で動いているのを、茶の間の自分が見ているって、やっぱり不思議だ。<br />
って、陳腐すぎる感想だけど。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-09-02T09:37:40+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/09/post_2996.html">
<title>阪神大震災での経験を共有＆リマインド</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/09/post_2996.html</link>
<description><![CDATA[<p>昨晩、NHK「クローズアップ現代」の<a href="http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2928" target="_blank">ツイッター特集</a>でボクの映像とインタビューがすこーし流れたようですね。</p>

<p>とはいえ、昨晩は深夜まで会社で残業しており、本放送（19時30分〜20時）も再放送（24時24分～午前24時50分）も見られなかった。しかも今日は仕事が多く、録画を落ち着いて見られるのは今晩か明日か…。なのでそれについてはまた明日書こうと思う。</p>

<p>今日は防災の日。<br />
年に２回、今日と１月17日は阪神大震災での経験をみなさんと共有＆リマインドすることにしている。</p>

<p><a href="http://www.satonao.com/column/variety/jishin.html" target="_blank">地震が起こったら、まずこれをしろ！</a><br />
<a href="http://www.satonao.com/column/variety/jishin2.html" target="_blank">地震が起こる前に、これだけはしておけ！</a><br />
<a href="http://www.satonao.com/column/variety/shinsai.html" target="_blank">震度７の朝、妻は妊娠９ヶ月だった。</a></p>

<p>阪神大震災の真上にいたボクの体験談。どうぞお読み下さい。</p>

<p>今年の１月17日に<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/01/15.html" target="_blank">大地震について書いた</a>ときは703もリツイートされ、「はてブ」でもずいぶん取り上げられたのだけど、その中で「とにかくまず水を確保しろってエゴじゃないの？」という議論が巻き起こったようだ（後で知った）。</p>

<p>ええとですね、頭で考えるとそれも正しいかもしれない。でも、大地震って予想以上にいろんなものを壊す。貯水槽が壊れて水が地面に流れちゃったり、余震でパイプが壊れて水が来なくなったり、貯水池が涸れちゃったり、予想もつかないことがたくさん起こるのが大地震。</p>

<p>だから、まず水を確保する（飲み水じゃなくてトイレ用）。そして、その後で分け合うのが正解だといまでも個人的には思う。確保というか保守に近い。地面や地中や下水に流れ出て使えなくなっちゃうよりはまず溜めてから分け合う。助け合う。</p>

<p>助け合うなんて絵空事と言う人もいるかもね。<br />
でも大災害に遭うと、人間って、分け合うし助け合うもの。少なくとも神戸の人たちはかなり分け合ったし助け合った。感動的な物語が神戸には（たぶん新潟などにも）たくさん転がっている。それは信じていいと思う。人間捨てたもんではないです。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-09-01T07:37:23+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2995.html">
<title>なぜ毎日ブログを書くのか、続くのか</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2995.html</link>
<description><![CDATA[<p>昨晩、後輩から「さとうさん、これだけ多忙なのに、よく毎日ブログを更新できますね」と言われた。最近よく一緒に働いているだけあってボクの仕事量とかは横で見ている。しかも自分でもブログをやっていて更新の大変さはよく知っている。そういうこともあっての言葉である。</p>

<p>いや、ボク自身が不思議だから。<br />
サイト自体は1995年から毎週のように更新してきている。この「さなメモ」自体は、ブログという言葉が出来る前の2001年の９月に始め、それ以降、ほぼ毎日更新している。数年に１日くらい物理的に書けない日が出る程度。なんでこんなに続けられているんだろう。</p>

<p>小さい頃、ボクは親に「おまえは何をやっても続かない」とお墨付きをもらった（笑）<br />
つまり三日坊主気質である。コツコツ型からは程遠い。ではなぜ続いたか。そのコツは何か。うーん……</p>

<p>まずは「ブログを書かないという選択肢を封じた」のが理由かなぁ。<br />
「今日は忙しいから書けない」「今日は疲れたから特別」「まぁ一日くらいいいか」などを許さない。書いて当たり前。書くのがデフォルト。書くのが初期設定。書かないくらいだったら会社行かない。遊びにも行かない。そのくらいは「決まり」にした。まぁ朝書けなくて夜に書くこともあるが、とにかく「書かないという選択肢はない」。これがテクニカルな意味での「続いた理由」だろう。書かなくてもいい日を一日でも作るときっと続いていない。それは自分の性格上よくわかってる。</p>

<p>じゃあ、なんで「選択肢を封じる」くらい書くことの優先順位を高くしたのか。</p>

<p>約10年前、40歳くらいだったか、仕事で悩んでいて父親の意見を聞きたいと初めて思った。<br />
ただ、引退している今現在の父が会社人生を振り返って言う意見を聞きたいわけではなかった。40歳くらいの、リアルな父の意見が聞きたかった。ボクと同い年の頃、父は何を考えていたんだろうみたいなことが知りたかった。</p>

<p>そのとき、ふと「娘が将来そう思う可能性」に考えが辿り着いた。<br />
あ、ボク自身の「リアルな今」を残しておかなくちゃ、と、急に思った。将来、40歳になった娘が40歳のボクが考えていたことを読む。娘の子供が40歳のときに読む。血が繋がってない誰かが40歳のときに読む……。</p>

<p>他にもいろいろモチベーションはある。<a href="http://www.satonao.com/diary/01/0227.html" target="_blank">このとき書いた</a>嶋津さんのためもある。「サイトこそ自分のお墓だ」という考えもある。「自分のDNAとして人生すべて載せておきたい」みたいな想いもある。ソーシャルメディアにどっぷり浸かることを課している部分もある。「日本最長継続個人サイト」を密かに狙っていることもちょっとだけある（笑）。そして、「情報は出せば入ってくる」<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2986.html" target="_blank">「アウトプットはインプットを呼ぶ」</a>みたいな意味で、自分の成長のためにアウトプットしている部分もある。</p>

<p>ただ「リアルな今」を残しておきたい、というモチベーションが一番大きいかも。<br />
「リアルな今」とは旅行に行ったり特別なことがあったりという非日常的な日にあるのではなく、なにげない日常にある。特別なイベントもなく、何も書くことがないような日こそ「リアルな今」だ。そういう日こそ残さなくては、と思うし、そういう日に無理矢理書くと「生の自分」が出ることもだんだんわかってきた。そういうのこそが目的だったりする。書くのがつらい日こそ、書くことを重視している。</p>

<p>と、本当はまったく書く暇ないスケジュールなのに、こうして書いてしまった。仕事仲間に怒られる（笑）。ということで企画書作成に戻ることにする。</p>

<p>つか、上記を読み返してふと思ったが、「読んでくださる他人様のため」という考えがまったくないな（笑）。すいませんすいませんすいません。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-31T09:21:43+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/30_5.html">
<title>せわしくもせつない８月30日</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/30_5.html</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.satonao.com/archives/images/akaneiro.html" onclick="window.open('http://www.satonao.com/archives/images/akaneiro.html','popup','width=800,height=598,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.satonao.com/archives/images/akaneiro-thumb.jpg" width="220" height="164" alt="" /></a>昨日の夕焼けは本当にキレイでしたね。<br />
家の中までオレンジに染まり、なんか幻想的だなぁと思っていたら、娘が自分の部屋からやってきてボクをベランダに連れ出してくれた。そしてふたりで空の写真を撮った。なんてことないけど、きっとこんな時間をシアワセと呼ぶのだろうと思う。死ぬときに思い出したりするのかもしれないな、とか、写真撮りながらふと思った。</p>

<p>今日は８月30日。<br />
小学生時代なんてたったの６年間しか経験していないのに、８月30日というと今でも反射的にせわしく、そしてせつなく思う。</p>

<p>８月31日だと単に「つらい」。宿題がまだ終わっていないという焦りと、それを責める母親との修羅場の思い出しかない。<br />
８月29日はちょっと余裕がある。「まだ数日あるじゃん？」とか思う。本当はあと３日しかないのだけど、まだ20日台であるという事実が「まだまだ夏休み」という錯覚を呼び起こす。</p>

<p>でも30日は違う。かなり切羽詰まってくる。<br />
夏が「本当に」終わる。休みが「本当に」終わる。宿題が「本当に」終わってない。すべてがリアリティを持って自分に向かってくる。</p>

<p>同時に、夏休みの初めには「７月一杯で宿題やっちゃってぇ…」とか皮算用してたのになぁ、なんでちゃんとやらなかったんだろう、みたいな淡い後悔に苛まれる。甘美な自己憐憫すらある。このままやらないで学校に行ったらどうなるんだろうという破滅願望すらむくりと起き上がってくる。「実はまだ１日あるじゃん？」と心の隅っこで悪魔がささやいたりもする。</p>

<p>そんな気分を、あれから40年近く経つのに、まざまざと、昨日のことのように思い出せる。だから今朝はちょっと胸が痛い。目が覚めてカレンダーを見た瞬間から気持ちがわさわさしている。落ち着かない。身の置きどころがない。実際になにがあるわけでもないのに、８月30日というだけでせわしなくもせつない気分になる。</p>

<p>歳を重ねて「楽しいなぁ」と思うのは、こうして心の中に豊かな感情をたくさん飼えることだ。映画からでも本からでも得られない、自分の過去の人生に紐づいた、自分だけの感覚に浸れること。そして（ちょっとだけそこに入り込むのにコツがいるが）その感情の中に上手に入って行くと、実に豊穣な時間が待っている。楽しい。時を忘れる。</p>

<p>そういう場所にスルッと入って行けた日は、テレビもつけず、本も読まず、ネットも見ず、インプットをなるべく減らしてその感情に身を委ねているのが楽しい。こういうとき「今日は妙に心が豊かなんで、会社休みます」とか言えたらいいな。そんな仕組みに世の中がなっているととってもいいな。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-30T08:30:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/2010_2.html">
<title>若葉台花火2010</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/2010_2.html</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.satonao.com/archives/images/wakaba2010.html" onclick="window.open('http://www.satonao.com/archives/images/wakaba2010.html','popup','width=448,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.satonao.com/archives/images/wakaba2010-thumb.gif" width="164" height="220" alt="" /></a>数日前に<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2992.html" target="_blank">告知</a>させていただいたが、花火師として、稲城市の若葉台公園での「若葉台花火大会」で花火を揚げてきた。</p>

<p>「若葉台夏祭り」という（たぶん）自治会が毎年やっているイベントのラストを締めくくるもので、近所の住民たちがたくさん集まって見てくれた。<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/07/post_2960.html" target="_blank">戸越小学校のとき</a>と違って３号玉はなく、最大で2.5号玉という小さな花火大会ながら、玉数が多く、それなりに楽しめたと思う。いわゆる「箱物」と呼ばれる、一箱から数十から数百の花火が打ち揚げられるものが20箱、２号玉が50発、2.5号玉が15発。まぁ次々打っていくと十分ほどで終わっちゃう量とはいえ、それなりに豪華な感じだったと思う。</p>

<p>この若葉台公園、ちょっとユニークな打ち揚げ環境だ。<br />
打ち揚げ場所（花火師が筒で打ち揚げる場所）がすり鉢状になった地形の底にあり、観客席は上部にあるのである。なんつうか、たとえば武道館のアリーナでボクたちが打ち揚げるとして、観客席は３階席にある、みたいな感じ。だから、すり鉢状の最低部から打ち揚げると観客の目線よりちょっと上あたりで花が開くのである。これって珍しいよなぁ。しかも打ち揚げ場所も近い。観客席から見たらかなりの迫力だったのではないだろうか。</p>

<p>20時すぎからの打ち揚げで、花火師たちは17時前くらいに集合した。<br />
ボクが所属する「のれそれ花火会」は、女花火師が多い団体で、昨日も集まった13人中で女花火師が９人。主婦も多く、なんともアトホームでいい雰囲気で準備が進んだ（写真は打ち揚げの筒をセッティングしたところ）。会社とも仕事とも地域ともまっっったく関係ないこういう人脈が実に楽しいな。年に数回集まり散じるだけの関係。みんな「花火師」だけにノリがいいし明るいし。</p>

<p>夕方からは会場も涼しく、暗くなってからは盆踊りも始まって否が応でも花火気分が盛り上がる。打ち揚げる玉の確認や現場の確認、筒の固定など、準備作業も滞りなく終わり、あとは待機。子供達がすり鉢の上の方から「花火早くやれー！」とか叫ぶ中、のんびり雑談しながら待ち、８時半ころ、カウントダウンとともに開始！</p>

<p>昨晩は、ボクは今回は２号玉を次々打ち揚げる役目。<br />
３号玉に比べると爆発音も小さく、恐怖心はあまりないが、それでも耳がしばらく聞こえなくなるほど鼓膜は震える。ドキドキわくわくと胸も震える。あの、打ち揚げ時の楽しさはいったいどこから来るのだろう。暑いし遠いし半日がかりだし、と、意外と大変なイベントなのだが、いざ打ち揚げが始まると「来て良かったなぁ」と心から思う。</p>

<p>ちなみに<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/07/post_2960.html" target="_blank">前回</a>（３号玉動画）に引き続き、今回のも<a href="http://www.youtube.com/watch?v=UaYxMep8Agc" target="_blank">YouTubeにアップ</a>しておきました。<br />
箱物の連発、そして２号玉の炸裂が混じる短い動画です。興味ある方はご覧下さい。</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-29T14:50:32+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2994.html">
<title>今敏さんの遺書</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2994.html</link>
<description><![CDATA[<p>数日前にツイッターでRTした今敏さんの遺書の話題でいろいろメールをいただくので、さなメモからもリンクしておく（ツイッターでリンクしたサイトではなく、今敏さんのオフィシャルサイトの<a href="http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/565" target="_blank">遺書の記事</a>にリンク）。</p>

<p>彼は46歳で亡くなった。世界でも認められたアニメ監督で「千年女優」や「東京ゴッドファーザーズ」「パプリカ」などを撮っている。</p>

<p>ボクも<a href="http://www.satonao.com/column/osanichi/35.html" target="_blank">「小鳥さん」</a>などを使って日々「死に対する訓練」はしているつもりだが、彼の、自分の死への冷徹な視線は見事なもの。まねできない。いや、実は、今現在は「できるかも」と思っているんだけど、いざとなるとかなりうろたえると思う。</p>

<p>50歳まであと10ヶ月。いい区切りだし、そろそろいろんな精密検査をした方がいいんじゃないかと消化器官の精密検査を受けようかと思っているのだが、いざ検査するとなるとちょっと怯える。ここで爆弾が見つかったら、とか、いろいろ怯える。まだまだ修行が足りませぬ。</p>

<p>さて。今日を生きよう。</p>

<p>「おお、惰眠は死に似ている」 by レオナルド・ダ・ヴィンチ</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-28T14:19:56+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2993.html">
<title>宮崎の方々、おめでとう</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2993.html</link>
<description><![CDATA[<p>宮崎の口蹄疫、今日、宮崎県知事から終息宣言が出たそうですね。</p>

<p>知事を始め、県庁など自治体の方々、関連業者の方々、そして何より畜産農家の方々には本当にお疲れ様だったと思う。身近な友人（自称弟子）に宮崎県庁の人間がいて、彼の激務・苦悩・問題意識などを読んでいたせいか、わりと身近にいろいろ感じた数ヶ月だった。こういうときブログとかネットの力を感じる。報道ではこういう身近さは経験できない。</p>

<p>ただ、特に農家の方々は、まだまだこれから「生活との闘い」が待っている。手放しにおめでとうはいえないけど、まずは一区切り。本当に長い日々、お疲れ様でした。しかも記録的に暑かった夏な上に、豪雨被害まであった。本当に本当にお疲れ様。</p>

<p><br />
それにしても今年は暑い。<br />
朝のニュースでやってたけど、東京の７月８月の平均気温、猛暑だった平成６年を越えて、今年が過去最高だそうである。やっぱどう考えても尋常じゃないよなぁ…。まぁ最近では朝晩多少涼しくなってきたけど、なんというか昼の日射の強さが尋常じゃない。スキンヘッド（みたいなもの）だからよくわかる。無防備な頭頂部に日光が当たるとき、本当にジリジリと音がする。やかましいわい！</p>

<p><br />
雑談のついでに。<br />
今日、このサイトも3500万アクセスを突破しました。トップページでの計測です。奥の方の「おいしい店リスト」とかを入れるともっと行っているとは思うけど。</p>

<p>なんと、キリ番を踏んでくれたのは、モスクワ在住の岩田守弘さん！<br />
35000000、というカウンター画像を送っていただいた。岩田さん、ありがとう！</p>]]></description>
<dc:subject>時事</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-27T12:55:09+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/retweet.html">
<title>「retweet」ボタンと「いいね！」ボタン</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/retweet.html</link>
<description><![CDATA[<p>今月アタマからこの「さなメモ」の各エントリー（記事）に「retweet」ボタンと「いいね！」ボタンをつけた。<br />
「おいしい店リスト」や「おもしろ本」「座右のCD」「座右のシネマ」などにもつけた。「不定期日記」や「コラム」はMT化（ブログ化）への作業をさぼっていてまだ出来ていないが、そのうちに。</p>

<p>これは来たるべきソーシャルグラフ時代、オープングラフ時代への布石というか参加というか。<br />
「さとなお.com」という孤島から、ツイッターやフェイスブックという巨大なつながりに橋をつなげてみた、という感じ。もちろんいままでもリンクなどでいろんなブログやSNSと橋はつながっていたのだけど、「もっとオープンなつながりの中のノード（結節点）のひとつになってみること」をちゃんとやらないとなぁ、と、最近ずっと感じていたし、ようやく「いいね！」ボタンとか「retweet」ボタンも実装に耐える感じになってきたので、とりあえずやってみたというところ。</p>

<p>ツイッターとかフェイスブックが普及し始めたことによって、ようやくネットも「暗」から「明」へと脱皮した気がしている。この流れを待ってのボタン実装である。</p>

<p>ちなみに過去のRTも反映されるので、去年の記事とかのRT数もわかる。<br />
ボクの「さなメモ」エントリーの中で、RTが多い順から３つをあげると、</p>

<p>815リツイート<br />
<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/06/post_2935.html" target="_blank">「いい国に生まれたのだ」ということ</a></p>

<p>725リツイート<br />
<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/07/1000_3.html" target="_blank">ツイッターは1000人フォローしよう</a></p>

<p>701リツイート<br />
<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/01/15.html" target="_blank">阪神大震災から15年</a></p>

<p>みたいである（<a href="http://topsy.com/" target="_blank">「TOPSY」</a>というサービスの計測に寄る）。単なるツイートだと、たぶん鳩山さんと初めてご飯したときの「いま皆さんの返信をパソコンでよんでます。首相が。」というツイートが一番RTが多いと思う（肌感覚）。数千はあったんじゃないだろうか。</p>

<p>まだツイッターもフェイスブックも（日本では）普及の途中であるが、これらの普及の向こう側にある「人と人とのつながりをプラットフォームにする新しいコミュニケーションの世界」にボクは相当期待しているし、きちんと参加したいし、自由自在に動き回ってみたい。そのためにこれからもいろいろ試行錯誤してみたいと思っている。</p>

<p>変化が激しい時代は楽しい。大変だけど楽しい。こんな時代に生きられてラッキーだ。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-26T08:42:25+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/15_1.html">
<title>このサイトも15歳になりました</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/15_1.html</link>
<description><![CDATA[<p>すっかり忘れてましたが、数日前にメールをいただいて気づきました。</p>

<p>８月20日でこのサイトも15歳になりました。<br />
15年。よくぞ続いているもんだと思います。生まれてこの方、三日坊主の嵐だったボクが何故かこれだけは続いている。何でだろう。不思議です。</p>

<p>サイトを始めたのは1995年の８月20日。<br />
始めた元々のキッカケは嶋津平さんという人の影響でした（もう亡くなってしまいました。彼が亡くなったときに彼の娘さんに宛てた言葉とサイト作成のキッカケ・エピソードは<a href="http://www.satonao.com/diary/01/0227.html" target="_blank">こちら</a>で）。そして、阪神大震災を神戸で経験し、草の根発信の大切さを知ってそれがモチベーションになり、一気に始めたわけですね。</p>

<p>始めたときのトップページデザインは<a href="http://www.satonao.com/column/img/1998top2.jpg" target="_blank">こんな感じ</a>。これはたしか、NYのレストラン「NOBU」の当時のサイトのデザインをマネして作ったんでした。</p>

<p>「NOBU」サイトのソース（プログラム記述）を表示してタグをコピペし、文言を変えて表示させてみて、それを自分用に直していき、と、超原始的なことを繰り返して自力で作った15年前。<br />
だってね奥さん、「ホームページの作り方」みたいなムック本がようやく世の中に一冊二冊出始めた、みたいなころのことなんです。指南本すら出ていない。なにしろ個人ホームページがまだ日本に100くらいしかなかったころのこと。格好いいなぁと思うサイトを見て学んでマネして…という過程を経て、少しずつサイトを作っていきました。</p>

<p>そうやって手打ちでのサイト運営を７年はやっていたでしょうか。DreamWeaverというサイト作成ソフトを2002年に導入するまではとにかくタグは手打ちでした。でも、あのころさんざん手打ちしたおかげで、いまでもタグは目をつぶっても打てるし、CSSもなんとか読める。これはいろんな場面で助かってます。</p>

<p>ちなみに、トップページデザインはいろいろ変遷しています。一応<a href="http://www.satonao.com/column/variety/toppage.html" target="_blank">ここにまとめてある</a>ので、興味ある方はどうぞ。長く読んでくださっている方にはかなり懐かしいかと。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-25T08:19:05+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2992.html">
<title>この夏最後の花火、打ち揚げます！</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2992.html</link>
<description><![CDATA[<p>まだまだ異様に暑いけど、朝晩は多少涼しくなってきたですね。残暑お見舞い申しあげます。</p>

<p>ところで、今週の土曜日、また花火を打ち揚げます（前回の打ち揚げ記事は<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/07/post_2960.html" target="_blank">こちら</a>）。花火師免許を持っているので、ちゃんとした玉を筒で打ち揚げます。</p>

<p>ただ、今回のは３号玉がなく、2.5号玉中心なのでそんなにド迫力ではありません（<a href="http://www.hanabi.co.jp/hanabi.kyaku.ookisa.htm" target="_blank">花火の玉サイズ比較表</a>）。高さ80ｍ、直径60mくらいは開きますが、とはいえ全体に小さめの花火なので、わざわざ遠くから来ていただくほどのものではありません。お近くの方で暇をもてあましている方は是非おいでください。玉数はわりとあるので楽しいかと思います。</p>

<p>前回は戸越でしたが、今回は稲城市。京王相模原線若葉台駅より徒歩５分。花火の現場はテニスコートと野球場の間の円形広場下の段々広場です。</p>

<p>日時：8月28日（土）20時〜<br />
会場：稲城市の若葉台公園</p>

<p>例によって花火師の法被を着てふらふらしてますので、気づかれた方はお声かけください。</p>

<p>って、告知だけで終わったら素っ気ないので、ツイッターでRTして異様な数のRTをもらった動画をこちらでもご紹介。</p>

<p><a href="http://www.youtube.com/watch?v=47sQEzaMWF0" target="_blank">JUJU - Hello, Again～昔からある場所～ (Ballad Ver.)</a></p>

<p>あっと言う間に100万PV越えしてますね。My Little Lover の往年の名曲をJUJUがカバーしたもの。確実に泣けます。人によっては号泣もの。</p>

<p>しかしMy Little Loverの名盤「evergreen」、よく聴いたなぁ。当時（1995年ころ）のヘビロテCDでした。懐かしい…。</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-24T07:44:16+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2991.html">
<title>今夏もすごかった、矢野顕子＠ブルーノート</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2991.html</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.satonao.com/archives/images/yanotrio.html" onclick="window.open('http://www.satonao.com/archives/images/yanotrio.html','popup','width=244,height=339,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.satonao.com/archives/images/yanotrio-thumb.gif" width="158" height="220" alt="" /></a>昨日書いたように、「佐藤雅彦ディレクション “これも自分と認めざるをえない”展」のあと、「材木町 奈可久」で鮨を食べ、その後、矢野顕子＠ブルーノートに行ってきた。20時45分の回。今回のツアー<a href="http://www.bluenote.co.jp/jp/sp/090819.html" target="_blank">「AKIKO YANO TRIO featuring WILL LEE & CHRIS PARKER」</a>のラスト・パフォーマンスである。</p>

<p>去年も同じパーソネルでのライブに行っている（<a href="http://www.satonao.com/archives/2009/08/post_2686.html" target="_blank">この日</a>）。<br />
ウィル・リーの格好よさ、クリス・パーカーの多彩な才人ぶり、そして矢野顕子の超人天才ぶりがいかんなく発揮された最高のライブだったが、今年もそれに負けず劣らず素晴らしかった。</p>

<p>特に今年はウィル・リーがすごかった。<br />
去年も書いたように「ウィル・リーが組んでいるというだけで矢野顕子の世界的な立ち位置もわかる」みたいな人。つまり「ウィル・リーが組むんだから矢野顕子ってすごいよね」ってあっこちゃんを知らない外国人が思うような人である。今年は去年以上にノリノリで、素晴らしいベース・プレイやボーカルを聴かせてくれた。</p>

<p>正確で前に出すぎないクリス・パーカーのドラムスと、ウィル・リーの派手なベースに支えられ、あっこちゃんの自由自在さにも磨きがかかる。この３人が競うようにアドリブかますときの自由自在さと言ったらない。音楽ジャンルが消滅する。</p>

<p>特に、琉球民謡のスタンダード「てぃんさぐぬ花」をやった時はぶっ飛んだ。<br />
あっこちゃんがあの声で、琉球メロディを歌うのだよ？　「レ」と「ラ」を抜く独特の琉球音階はどう演奏しても琉球色になってしまうものなのだが、このトリオにかかるとそんな色なんてなくなる。まさに音楽ジャンル消滅。ただただ「良い曲、良い唄」というのみ。感嘆＆呆然。鳥がたくさんいるトロピカルな森の描写から始まり、自然に琉球民謡になるのだけど、途中から完全に「あっこちゃんの曲」になり、最高潮では都会のジャズになる。そしてそれらが渾然一体となったラストまで、緊張と弛緩の連続。ハンパない。</p>

<p>３人で思い切りドライブした「YOU REALLY GOT ME」の格好良さも特筆もの。もうそのまま屋外フェスでやってくれ！踊り狂うから！みたいなイキオイ。単調な繰り返しがボレロのように効いてくる。あっこちゃんは前の晩に指の爪を痛めたとツイッターで教えてくれた方がいたが、この曲をやっていた時ではなかったのかな、と思わせるような激しいピアノ。</p>

<p>他にも、オープニングの「京都慕情」、ウィル・リーがボーカルをとった「JUST THE TWO OF US」（好きな曲なので泣いた）、ファイバリットな「中央線」（！）、そして「変わるし」、お洒落な「ISETAN-TAN」や「DAVID」。どれもハズレがない。どれもこれもイイ。</p>

<p>そして超絶プレイの連続、「ROSE GARDEN」。<br />
ピアノがうまい人は世の中にいくらでもいるが、あっこちゃんの場合、ピアノの音と喉から出る音の境目がなくなる瞬間があり、その瞬間、ピアノがピアノじゃなくなる唯一無二の人。今回は「ROSE GARDEN」でその瞬間があったなぁ。</p>

<p>５月に行った<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/05/cddvd.html" target="_blank">「音楽堂」のライブ</a>も最高だったが、やっぱあっこちゃんって複数人でインタープレイしてる時の方が輝く気がする。音楽という言葉のやりとりをしているうちに違う場所に行ってしまう過程がすごい。なんとも魅力的。</p>

<p>こんなの聴いちゃうと、たとえば「ジャズ」とか「クラシック」とか、ジャンルに縛られた音楽が退屈になっちゃうなぁ。</p>

<p>……困ったもんだ、矢野顕子。</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-23T06:59:43+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2990.html">
<title>佐藤雅彦“これも自分と認めざるをえない”展</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2990.html</link>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.satonao.com/archives/images/tumugi.html" onclick="window.open('http://www.satonao.com/archives/images/tumugi.html','popup','width=603,height=800,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.satonao.com/archives/images/tumugi-thumb.gif" width="165" height="220" alt="" /></a>昨日は紬山荘を昼過ぎに出て（出発前に１階の囲炉裏端でゴロゴロゴロゴロしつつダラダラダラダラ話しをしたのが極楽極上の時間だった）、小淵沢からスーパーあずさに乗って新宿へ。</p>

<p>電車の中で友人（山荘のオーナー）が「ツイッターを教えてくれ」というので、友人の iPhone からアクセスを試みるも、なんと iTunes の登録し直しから、というスタートライン。クレジットカードを登録してなんとかアプリをダウンロードしたはいいものの、以前友人に設定してあげたツイッター・アカウントのパスワードを友人が思い出せないという情けなさ。「誕生日は？ ネコの名前は？ 電話番号は？」とか入力してみるもまったくダメ。考えつく限り数十回のパスワード試行をしているうちに終点の新宿到着。ダメじゃん。</p>

<p>そして電車を降りた時点でその友人が切符をなくしたことが判明。<br />
ポケットを探してもカバンを探しても出てこないので「席かも」と電車に戻ろうとしたら、降りた電車は回送で彼が乗った瞬間にドアが締まって車庫へ向かおうとした。焦った彼は降りようとしてドアに挟まれ必死に脱出しようとするも、車掌は回送車に人が乗り込もうとするなんて思わないから遠慮せず思いっきりドア締めているので彼も挟まれたまま脱出できない。ボクたち同行者３人はといえば、友人の災難に焦りながらもホームで笑い転げるしかない。ギャハハハッ。</p>

<p>まぁ結果的に無事に脱出したわけなのだが、山荘のオーナーである彼はそういう面をあまり見せないタイプ。だからこそ面白い。友人も含めて４人とも笑いが止まらない。あー笑った笑った。泣くほど笑った。</p>

<p>というお笑いの結末がありつつも、本当に楽しい一泊旅行だった。こういう時間が圧倒的に足りないな、と日常生活を思い起こす。何かが根本的に間違っている。まだやり直しがきく。やり直そう。</p>

<p><br />
<a href="http://www.satonao.com/archives/images/zokusei1.html" onclick="window.open('http://www.satonao.com/archives/images/zokusei1.html','popup','width=471,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.satonao.com/archives/images/zokusei-thumb.gif" width="172" height="220" alt="" /></a>夜はブルーノートで矢野顕子のライブを見る予定だったので（<a href="http://www.satonao.com/archives/2009/08/post_2686.html" target="_blank">去年見て</a>異様に良かったものの今年版）、それまで時間をつぶそうと六本木にひとりで向かい、<a href="http://www.2121designsight.jp/" target="_blank">「21-21 DESIGN SIGHT」</a>で<a href="http://www.2121designsight.jp/id/index.html" target="_blank">「佐藤雅彦ディレクション “これも自分と認めざるをえない”展」</a>を見た。</p>

<p>受付で「土日は混雑しておりまして、作品によっては１時間ほどお待ちいただくことがあります」と言われたが、まぁとりあえず見よう、と入った。インタラクティブな映像作品やインスタレーション作品、最新テクノロジーを使った作品、と、バラエティに富んでいて面白い。展示物は多くないのだが、ひとつひとつを体験しているとあっと言う間に時間が経つ。</p>

<p>11月頭まで続く展示なのでネタバレはできないが、「本展覧会の特徴」として上げられている３つの特徴「1.注文の多い展覧会である。2.見終わった数日後、たくさんの疑問が醸成されている。3.人間の未来の可能性と危険性の両面を示している」の中の２番目をいま感じている。見た（体験した）瞬間は「はぁ…」で終わる。「こんなもんかな」という部分もある。でも１日経ってふと無意識に反芻し、感じ直している自分がいる。</p>

<p>ネタバレしないように慎重に書くなら、見た時点では「はぁ」だった「金魚が先か、自分が先か」の反芻回数が多い。この作品の中に入った瞬間に自分の心がどういう順番で動いたか。そのことを、見終わってから、家に帰ってから、寝て起きてから、と、何度か反芻し、自分とは何かを考えなおす。この過程すべてが「作品」だ。おもしろい。</p>

<p>他にも「自分とは何か」を反芻しなおす作品が多く、芸術の「異化する」側面が好きなボクとしてはまぁ満足。<br />
ただ、スペース的に仕方ないのだが、作品同士が間隔なく並んでいるので、ひとつの体験を消化し昇華する時間と距離がない。せっかくの体験を振り返る物理的な距離があったらもっといっぱい考えたかも。でも「考えさせる空間」としては秀逸だった。佐藤雅彦が持っている視点ってボクにとってはすでに畏怖の対象だ。ちょっと怖いや。</p>

<p>２時間ほど中にいただろうか。<br />
ぶつぶつ考えながら建物を出て、矢野顕子ライブを見る仲間と待ち合わせている「材木町 奈可久」へ。</p>

<p>そこでおいしい鮨を食べ、20時45分からの回、今回のツアー<a href="http://www.bluenote.co.jp/jp/sp/090819.html" target="_blank">「AKIKO YANO TRIO featuring WILL LEE & CHRIS PARKER」</a>のラスト・パフォーマンスを見るためにブルーノートへ。</p>

<p>あっこちゃんのことは明日書きます。</p>]]></description>
<dc:subject>趣味</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-22T19:28:24+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2989.html">
<title>数年に一回の贅沢</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2989.html</link>
<description><![CDATA[<p>昨日は終業後、特急かいじに飛び乗って小淵沢へ。<br />
「紬山荘」という友人の山荘があり、そこで友人たちとゆっくり過ごすという、自分にとってはこの夏唯一の避暑的行事だった。</p>

<p>この山荘は骨董やら貴重なアートやらをふんだんに配置した古民家で、以前は家庭画報とかでも特集されていた宿だったところ。そこを友人が買い取って（！）、プライベートな持ち物にし、お抱えの料理人まで持って友人との遊びに使っているという贅沢さ。しかもその料理人は以前渋谷で名店の誉れ高かった「紬」という割烹で包丁を握っていた方である。その方を独占し、美しい古民家も独占し、緑溢れる庭や借景も独占するという贅沢を数年に一回、やらせていただいている。</p>

<p>今回は３年ぶりくらいの来訪。前回は亡くなった稲越功一さんと<a href="http://www.satonao.com/archives/2009/02/post_2524.html" target="_blank">来た</a>。</p>

<p><a href="http://www.satonao.com/archives/images/yamadori.html" onclick="window.open('http://www.satonao.com/archives/images/yamadori.html','popup','width=478,height=640,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.satonao.com/archives/images/yamadori-thumb.jpg" width="164" height="220" alt="" /></a>毎回驚きの美味に出会うが、今回も勝浦の絶品巨大黒アワビ、そして料理人独自のルートで仕入れてきた山鳥に舌鼓を打たせていただいた。というか、ちょっとした小皿が抜群に美味い。もう、たまりませぬ。そしてそしてオーナーである友人が買い集めた希少なワインの数々がまた超贅沢。</p>

<p>ということで、久しぶりに身も心もゆったり。<br />
友人と某出版社のおふたりと、４人で深夜までたらたら飲み、朝は朝で早朝散歩したり日本トップクラスの朝ご飯をいただいたり、たった一泊とはいえ実にリフレッシュされたのである。</p>

<p>縁側で庭の緑を見ながらいま書いている。<br />
こうして緑を見ていると時間の流れ方がとっても遅い。どうして東京で生きているとあんなに早い時間が、ここだとこんなに遅いのだろう。</p>

<p>も少しだけこの「遅い時間」に浸ってから東京へ帰ろう。今晩は矢野顕子のライブだし♪</p>]]></description>
<dc:subject>旅行</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-21T10:38:40+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2988.html">
<title>ボクが社会にコミットする意義</title>
<link>http://www.satonao.com/archives/2010/08/post_2988.html</link>
<description><![CDATA[<p>ブログ「trivialities & realities」の<a href="http://trivial.way-nifty.com/trivialities/2010/08/twitter-f3df.html" target="_blank">「twitter、世代的な差異」</a>を読んで、なるほどなぁと思った。<br />
<blockquote>twitter を眺めていて気づいたことがある。<br />
ともに同じ大手広告会社に勤めるさとなおさん（ @satonao310 ）とはあちゅうさん（ @ha_chu ）の呟きを読んでいたら、お二方の twitter の使い方、と言うか、twitter に対する接し方、向き合い方が非常に対照的なのである。</blockquote>と始まっていて、光栄にもアルファブロガー<a href="http://yaplog.jp/ha-chu0122/" target="_blank">「はあちゅう」</a>（年齢的には四半世紀違う）と比較されているのだが、確かに はあちゅう は中心に友人知人の輪がある。その同心円的延長上にツイッターの輪がある。</p>

<p>それに比較してボクには中心がないと指摘されているが、それもわかる。<br />
ボクは（特にツイッター上では）すべての人と等距離で接している感覚がある。誰かと濃くじゃれる時もあるが、それはたまたまで、円の中心にそれがあるわけではない。</p>

<p>ブログでもそれは言える。<br />
彼女のブログは身近な友人知人の話題が多い。まず内輪の話題があり、そこから話を広げる。それに興味を惹かれた人が読み続ける。そんな感じ。それに対してボクは身近な友人知人の名前を出すことは少ないし、出したとしても、なるべく誰にでもわかるように一般化して書こうと意識している。</p>

<p>そしてブログ筆者である yama_eigh さんはそれを「世代的な差異」と捉えているが、それもわかる。というか「世代」というより、「先天的か後天的か」に近いかな。</p>

<p>ここで言う先天的とは「道具としてのネットを人生に元からあったものとして受け入れた人」で、後天的とは「道具としてのネットを人生の中で後から出現したものとして利用している人」。つまり、最初からあったものとして自然に使いこなしている人と、一度その存在の意義をアタマで考えて理解した上で使っている人との違い。これは大きい。</p>

<p>昨日、ウメケンと、ちょっとした経緯があってソフトバンクの社員食堂でランチを食べたのだが（恐るべき高校二年生ウメケンについては、<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/02/umeken.html" target="_blank">ココ</a>とか<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2865.html" target="_blank">ココ</a>とか<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2866.html" target="_blank">ココ</a>とか<a href="http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2867.html" target="_blank">ココ</a>に書いた）、ウメケンと会っている間もそれと同じことを感じていた。彼は、デジタルを、ネットを、ソーシャルな結びつきを、先天的にカラダでわかっている。そして、ボクは後天的にアタマでわかっているだけである（経験だけは長いので同世代の中ではかなりカラダでわかっている方だが、ウメケンと比べるとそれでもアタマだ）。</p>

<p>逆にいうと、いまあるアナログな人間関係を元にしたオールド・ワールドをボクは先天的にカラダでわかっている。これからそこに出て行こうとしているウメケンはそれを後天的にアタマで理解しようとしている。この違いも大きい。このギャップをつなぎ、埋め、近づけることが、「ちょうど時代の境目にいてしまった世代」であるボクたちの役目なのだろう。</p>

<p>ボクは、デジタル・ネイティブ（ソーシャル・ネイティブ）たちの感覚を一生アタマでしか理解できないだろう。<br />
それは「この楽しい変化の時代を同感覚で走れない」という意味においてちょっと寂しいことではあるのだが、でも「アタマでしか理解できない」と心底わかっていることは強みだ。わかったふりもしないし、異物として上からつぶそうともしないし、すり寄って媚びることもしない。</p>

<p>違いを理解した上でちゃんとつなごう。ちゃんとつむごう。<br />
オールド・ワールドのいいもの、楽しいものをたくさんしっかり伝えていこう。ネットを介したソーシャルな結びつきの鳥肌もんの快感をもっと旧世代に広めよう。</p>

<p>何か特別なことをするのではなく、日々そういう意識をもって活動することが、ボクが社会にコミットする意義なのだと思う。</p>]]></description>
<dc:subject>雑談</dc:subject>
<dc:creator>satonao</dc:creator>
<dc:date>2010-08-20T07:35:34+09:00</dc:date>
</item>


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