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ヴィノ・ヒラタ
東京都港区麻布十番2-13-10 エンドウBLD2F
03-3456-4744
18〜26/日祝休
6000円〜
イタリアン。
1995〜98年ころよく通った店である。
同じビル3階の「クッチーナ・ヒラタ」のカジュアル版(いや、ワインバー版かな)みたいな感じ。
「クッチーナ・ヒラタ」はマダムのサービスが独特で、わりと好き嫌いがわかれる店。慣れるとあんなに気持ちいい店もないのだが、いかんせんかなりお高い。それに対してこの「ヴィノ・ヒラタ」はずっと安いのに、ヒラタ系のエッセンスはしっかり入っているというお得な店である。
東京も、ワインの品揃えが充実しつつ料理がしっかりしている店がとても増えた。
でも、たぶん、この「ヴィノ・ヒラタ」はそういう店の走りであり先駆者である。
まだイタリアワインを中心に品揃えしている店ですらそんなになかった時代からイタリアンワインの充実を売りにし、料理もとてもうまいものを出していた。しかもまだ不便で陸の孤島的場所だった麻布十番で圧倒的にオシャレな店だったし、先端業界人や芸能人も集まるし、ただならぬ雰囲気。
なんというか、ちょっと昔の「キャンティ」みたいな場であったのだと思う。
そういう時代に乗った店だったここが今でもちゃんと生き残っているのは、料理がいいからであろう。
どの料理をとってもちゃんとおいしく、なにより「楽しめる」。
特に深夜に食べると楽しい。なんだかそういうツボを心得た料理群。
それを豊富なイタリアンワインが後押ししてくれる。なんとも心地よい店ではないか。
カジュアルだから活気もあるし、夜中まで居心地のよい賑わいに常に満たされている店だ。
テーブル席でなくても、カウンターでワインと一品、そしてチーズ、みたいなので充分楽しい。そんな店。
サービスは若手中心。
総じて気持ちの良いサービスだが、香水が強い店員がいたり、若手をしかりつける声が店内に響いたりと、たまに雰囲気が壊れることがある。そういう小さな残念がいくつかあるものの、そんなのすべて許せちゃう空気がここにはある。まぁ敢えて言うと、客層が合わない人がいるかもしれないが。
ちなみにその後、シェフが独立して「ピアットスズキ」を開いた。
95年ころ初訪問。再訪多数。上記は2000年1月の感想+追記。
2006年08月28日(月) 21:27:13・リンク用URL
@satonao310