トップ > おいしい店リスト > さとなおの好きな店リスト > イタリアン


イタリアン(イタリア料理・イタリアンレストラン・リストランテ)について


イタリアンについては、ボクなんかより若い女性たちの方がよっぽどくわしいでしょう。

新しい店をそんなに追っていないので、流行の店とか若いシェフの新店とかがわかりません。
このごろでは安くておいしい店も増えてきていて、日本のイタリアンのレベルはどんどん上がってきているし、それをくわしく知っているのは若い女性たちなので、お近くのくわしい女性に聞くのが確かだと思います。

というか、感度の高い女性客たちが日本のイタリアンの傾向を引っ張っていますね。繊細で美しい日本独自のイタリアンが発展したのも彼女たちの功績だと思っています。


さて。
ボクは40代半ばの男性なので、若い女性客とは好みが違います。

ボクは「繊細で美しいけど、ちんまりした料理群」というのがあまり好きではありません。
懐石風の魅力はよくわかるし、繊細なパスタ料理など「うまいなぁ〜」と舌を巻きますが、どうしてももっと「強い料理」を望んでしまいます。焦点がきちんときているインパクトの強いイタリアンが好きなのです。というか、ラテンの明るさと華やかさと力強さをそこに求めてしまいます。

そういう意味では「アカーチェ」(青山)、「クローチェ・エ・デリツィア」(青山)、「ドナステラ・クチーナ・オオサコ」(銀座)、「ロマンティコ」(白金台)、「アッピア」(天現寺)、「ダ・ディーノ」(恵比寿)、「リストランティーノ・バルカ」(広尾)、「ICARO」(中目黒)、「リストランテ・フィオレンツァ」(京橋)、「イルマンジャーレ」(麻布十番)、そしてちょっと前の「ヴィノ・ヒラタ」(麻布十番)あたりが好みになってきます。

え、繊細な料理を出す店もあるじゃんって?
そう。でも上記は、繊細なイタリアンというトレンドの中に、きっちり骨太の主張を入れ込もうとしているリストランテだと思うのです。

もっと女性客好みの繊細なコース構成ながら、インパクトもバランスよく入れている店の中では、「リストランテ濱崎」(青山)、「カノヴィアーノ」(渋谷)、「ピアット・スズキ」(麻布十番)、「インカント」(天現寺)、「カーザ・ヴィニタリア」(二の橋)などもわりと好きかな。
たぶん新しくなった「アロマフレスカ」(二の橋)もいいと思いますが(移転前は東京一のリストランテと思っていました)、まだ行けてません。

格安な店の中では「タヴェルナ・アズーラ」(青山)、「DAL-MATTO」(西麻布)、「バッチョーネ」(中目黒)など、きちんとインパクトのあるお皿を作ってくれるリストランテを選びます。
というか「ラテンの良さ」はここらへんの店の方が高級店よりずっとある気がします。

「キャンティ」(飯倉)も、その歴史を含めて、やっぱり好きですね。
元「マリーエ」の小林シェフによる「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」(中目黒)も驚きに満ちていて好きですが、一皿の量が少なすぎるのがちょっと不満かも。

ピザでは「サヴォイ」(中目黒)か、「イル・ルポーネ」(中目黒)。「イル・ルポーネ」はピザ以外も秀逸です。あと、仙台の「ピッツァリア・デ・ナプレ」(仙台)、軽井沢の「enboca」(軽井沢)。東京の代々木上原にも支店が出来たようですが。
喫茶ナポリタン(というかロスパ?)では「リトル小岩井」(大手町)、「カフェテラス・ポンヌフ」(新橋)。


関西のイタリアンは(関西に2000年までしか住んでなかったこともあって古い情報になりますが)、「ラ・ムレーナ」(うつぼ)、「ポンテ・ベッキオ」(天満橋)、「オステリア・エノテカ」(夙川)が特に気に入っていました。新しいところでは「ラッフィナート」(芦屋)も好き。
その他の地方だと、「無限」(軽井沢)や「SABOT」(札幌)もいいですね。両方ともとても好き。

海外だと、ニューヨークの「I Trulli」「Il Giglio」「Del Post」が印象に残っています。

ちなみに、本場イタリアのイタリアンはまだ十数軒しか食べていません。本場の味と比べることができないのでイタリア歴が長いヒトのオススメを聞いた方が確実かもしれません。



余談1)
「イタリア料理とは貧乏人の料理である」と言い切ったのは元「アピシウス」のシェフ高橋徳男氏ですが、そこまで言い切らないまでも、あるカジュアルさこそイタリアンの生命線だなと思う部分はあります。
映画で見るような、イタリア人の大家族がわいわい食べるようなカジュアルさ。その雰囲気がなくなると、ちょっと寂しく感じますね。

特に高級化したイタリアンはフレンチレストランとほとんど変わらない料理を出します。パスタなどもメニューに並ぶので違いは明確なのですが、メインはほとんど変わらない。国としても隣り合っている分、仕方ないとは思いますが、そうまでして高級化しなくてもいいかなぁと感じます。


余談2)
2004年に仕事で2ヶ月ほどニューヨークに滞在しましたが、そのときニューヨークのイタリアン事情が面白いことになっていました。
「アメリカン・イタリアン」と「イタリアン・イタリアン」、「ニューヨーク・イタリアン」、そして「ジャパニーズ・イタリアン」の4つに潮流が分かれているように感じたのです。

まず、昔ながらのアメリカン・イタリアン(アルデンテなど望むべくもないダラダラした味)は健在。
そして、本場に近い味を出すイタリアン・イタリアンもたくさん増えてました。
また、『イル・ムリーノ』に代表されるニューヨーク・イタリアンと、懐石風小さいお皿で展開するジャパニーズ・イタリアンもしっかり市民権を得てきている、そんな感じ。
こういう細分化が日本でも起こってくるのではないかなと思います。


余談3)
昔、九段のフェアモントホテルの北側に「ラ・コロンバ」という一軒家レストランがありました。
石造りで、入り口に今日仕入れた素材を並べたそこは重厚かつスノッブで、まだ学生だったボクをびびらしたものです。味もとても良く、もう20年近く前になるのにまだ覚えている料理があるくらい。ボクの高級イタリアンの初体験でもあり、その後のイタリアン観(?)に大きく影響を残しています。
で、その店はいつしかなくなってしまったのですが、その「ラ・コロンバ」は当時のメンバーで西麻布の地に再開しています。クラシックすぎる味で、いまやさすがに時代遅れ感が否めないけど、ボクの思い出の店にはかわりありません。


余談4)
もっと昔の記憶でいうと、大森の「チャオ」が思い出深いです。当時近所に住んでいたこともあり、小学校のころ親にとてもよく連れてってもらいました。藁で包んだキャンティのボトルが壁からいっぱい吊り下がっていて、当時としてはすごくしゃれていました。
オーナー曰く「30年前は東京にイタリアンは4軒くらいしかなかった。キャンティとニコラス、アントニオ、そしてこのチャオ」ということ。
「チャオ」はシェフを替えつつ未だ健在で、ケチャップ味のナポリタンを初めとして、当時心震えたあの「日本風イタリアン、正統の味」がいまでも変わらず食べられます。


2006年1月更新。

このページは随時更新します。
このジャンルに対するボクの考え方は更新時点のもので、変化しつづけていくと思います。
上記リンクしてない店はなるべく早く更新します。



  

ページの先頭に戻る

メニュー

Follow satonao310 on Twitter @satonao310

satonao [at] satonao.com
スパム対策を強化しているので、メールが戻ってきちゃう場合があります。その場合は、satonao310 [at] gmail.com へ。

ページの先頭に戻る

Google Sitemaps用XML自動生成ツール