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おいしい店リストの使い方


◆ネットや本などでおいしい店を探し当てるコツ◆

世の中にはとてもたくさんのレストラン情報が溢れています。
本、雑誌はもとより、サイトやブログ、友達の口コミなど、おいしい店を探す方法はいくらでもあります。でもちょっと情報過多すぎ。多すぎていったいどれを信用したらいいかわからないのが現状ですよね。

ボクも同じ悩みを持っています。
でも、ひとつだけ、膨大な情報の中から自分が信用できる情報を探し出す方法があると思っています。

それは「自分と趣味嗜好が近いヒトを探して、そのヒトの好きな店を知ること」。

まず、自分に近い人を探すこと、ですね。
趣味嗜好だけでなく、レストランの利用の仕方(デートなのか食べ歩きなのかなど)、レストランへの視点(愛情を持って見ているのか批判的に見ているのかなど)、予算面(高めの店が多いか安めのランチが多いかなど)とかが近ければ、そのサイトやブログはきっとあなたの役に立つと思います。

そういうこともあって、この「おいしい店リスト」では「ボクの趣味嗜好、レストランの使い方、どういう視点でレストランを見ているか」などをなるべく明らかにすることを重視しました。

ボクと趣味嗜好が近い方だけ楽しんでくれればいい、と、割り切って「主観的」に構成してあります。


ものすごく食にくわしい専門家のオススメも、舌鋒鋭いブロガーの好きな店もそれぞれ間違いはないでしょう。きっといい店なのだと思います。

でも、その店が自分に合うかどうかはまた別の話。

うまければ雰囲気はどうでもいい、というヒトと、雰囲気重視のヒトとでは選ぶ店が変わってくるのも当たり前だし、脂系の旨みが好きなヒトとあっさり系の淡泊な味が好きなヒトとでは料理の感想も違ってきます。レストランをネガティブな視点で見る人と愛情を持って見る人とでは同じ料理・サービスでも180度違うことを書くでしょう。年齢や性別、育った環境も大きく影響を与えると思います。

まずは、ご自分の趣味嗜好に近い人をどうにか探し出すこと。それが結局早道だとボクは思うのです。

逆に言うと、ボクと趣味嗜好が合わない方にとって、このコーナーは全く役に立ちません。

「自分とは合わないなぁ」と思われる方、コイツは信用できないという方は、残念ですがこのサイトで時間を無駄にせず、他のサイト(ブログ)をご参考になさってください。インターネット初期と違って、今では本当にたくさんの食サイトがありますので。


◆あなたの趣味嗜好と合うかどうかの調べ方◆

さとなおの行った店リスト」で、あなたが行ったことある店を探してみてください。で、あなたの感想と比べてみてください。ザッと十数店比べると、「こいつとは合わないなぁ」とか「意外と合うかも」とか、わかってくると思います。

合いそうだと思った方は、次に「さとなおの好きな店リスト」を見てみてください。

ここでは、ジャンル別に、ボクの趣味嗜好や経験、考え方を述べ、その文脈(context)に沿って、好きな店をリストアップしています。

たとえば鮨なら、鮨という食べ物についてのボクの考え方や好みなどを書いた上で、オススメの店をいくつか上げています。
全体の趣味嗜好が近かったとしても、鮨については考え方が違うかもしれません。ボクは鮨種と酢飯のバランスを重視しますので、魚の鮮度を重視した鮨はあまり好みません。そういった考え方に沿って好きな店を書いていますので、あなたの趣味嗜好・考え方と比較した上でご利用ください。

それだけではわからないよ、という方のために「さとなおのバックグラウンド」という記事も用意してあります。年齢や食べてきた経験、食べる量、嗜好などについての考え方などを短くまとめたものです。こちらもご利用ください。

また、食の趣味がぴったり合う人同士って、たいてい音楽や映画や本の趣味も合ったりします。
音楽映画についてもそれぞれボクの趣味嗜好を書いていますので、それぞれをご参考にしてください。

それらを見ていただいた上で、ボクと近いなぁと思われた方は、ボクの貴重で大切なオトモダチです。
ボクはきっとアナタの役に立てると思うし、アナタといろんな情報を共有するために、これからも更新していきます。どうぞよろしく。


◆その上でいろんな情報を読み比べれば万全◆

とはいえ、趣味嗜好が近いからといってひとりの意見を信じ込むのも時代にそぐいません。
この店が良さそうだと思ったら、最終的にはぜひ検索したり雑誌を読み比べたりしてみてください。


山本益博氏がほぼ独占的に活躍していた当時、ガイドブックは他にほとんどありませんでした。

ですので、当時のボクもそれを参考に食べ歩き、何度かに一度こっぴどく裏切られては怒る、ということを繰り返していました。
そういう経験が後に「ジバラン」という活動になったのだと思いますが、今考えれば「裏切られるのも当たり前」のことなのです。山本氏と金銭感覚も違うし趣味嗜好も違いました。経験量も年齢も違いました。取材で店に訪れるという行為も一般人のボクとは違いました。なにより山本氏は「本や雑誌というマスメディアを使って、大衆に向けてあえて広く浅くガイドしていた」のです。そこに対して多く求めすぎていたのが当時のボクであり、マニアな客だったのだと思います。

いまはずいぶん時代が変わりました。

本や雑誌というメディアがずいぶん力を失いました。
以前なら本や雑誌である店がベタ褒めされるといきなり大行列ができたものですが、このごろではそれも格段に減り、分散化するようになりました。本や雑誌を「きちんと疑う」という消費者もずいぶん増えました。いわゆるリテラシーが上がったのですね。

そのかわり、ネットがメディアとして成熟してきました。
ネット上に、いろんな視点でレストランや食の情報を書いてくれる人が(ブロガーを含めて)数多く出始め、一般人はそれらの記事を選択できる自由を得ることができるようになりました(昔はその選択肢が少なすぎた)。

この分野なら誰それ。あの分野なら誰それ。と、自分に合う人を豊富に選べる時代になったのです。自分に合う人が見つからなくても、検索すればいくらでもその店について書いている人の記事が出てきます。

そして。
一般人は、本や雑誌に記事を書く専業ライターと、一般ブロガーとを、信用度においてほぼ同列視するようになってきています(ここが一番大きな変化ですね)。

逆に言うと、グルメ評論家や食ライターの言葉にすでに権威はほとんどなく、彼らが流行を作り出すこともこれからどんどん少なくなっていくでしょう。いまはそういう時代です。


そんな時代、食を語る人はいろんなタイプがいていいと思っています。

以前はボクも、「店と深いつながりがある食ライター」「取材して提灯記事を書かざるを得ない食ライター」を、客観評価できないことを理由に批判したりもしてましたが、いまではそういう食ライターも「レストラン側に立ってレストラン情報を提供する人」として必要なのだと思っています。

そういう情報を受け取り、それをネットで検索したり趣味嗜好が近い人の意見を聞いたりして検証し、その店に行くか行かないかを決める。

それが情報過多な時代の店情報の正しい使い方なのだと思っています。
単純に、その情報を受けとる側がきちんと情報を区別して利用していればいいのです。

そういう意味で、ボクも「食を語るいろんなタイプのうちのひとり」です。
趣味嗜好がボクと合う方でも、他の方の記述と読み比べて、効率的に利用されることをオススメします。


◆主観と客観◆

このコーナーは1995年の8月に個人サイトを始めたと同時に立ち上げました。

行った店の主観的感想で始めたのですが、翌年に「ジバラン」というレストラン客観評価サイトを立ち上げたこともあって(2005年終了)、一部主観的感想と客観的評論と混在した時期が続きました。
また、10点法で採点していたのですが、これが主観採点なのか客観採点なのか絶対評価なのか相対評価なのかも紛らわしくなっていました。

それらの問題点を改善し、このコーナーをリニューアルしたのが2006年の1月。

リニューアル後は、「主観」スタンスを明確にしていきたいと思っています。

絶対評価と思われがちな10点法も改め、ラブ度で「主観的お気に入り度」を示すことにしました。10点法の方がわかりやすかったというご意見もあるとは思いますが、ご容赦ください。


ご参考までに、ボクの中での「主観」と「客観」の違いを簡単に書いてみます。

主観とは「その店を個人的な好き嫌いで語る『感想』」。
客観とは「全体を俯瞰してその店の位置を割り出し一般化した『評論』」。

つまり、2006年以降は「好き嫌いで語る感想」に重心を完全に移した、ということです。

このサイトをご利用される方は、その辺をご理解いただきたく思います。

なお、10年間も同じ方法でやってきたので、まだ以前の語り口が身に染みついているかもしれません。
少しずつ直していこうと思いますので、何か気がついたことがあったらご指摘いただけるとうれしいです。


◆自腹と覆面◆

主宰していた「ジバラン」が自腹・覆面がコンセプトだったこともあり、ボクもずっと自腹・覆面でレストランを回ってきました(ジバランの活動領域はフレンチとイタリアンでしたので、特にその分野)。

そのスタンスは基本的に今も変わっていません。

自腹を切って食べないと見えてこないものはやはりあると考えています。また、面割れになった店での感想は他人の参考にはならないでしょう(居心地がいいことが多いですし、特別扱いを受けることもあるでしょうから)。

元々、自分のメシは自腹で食べる主義ですし、行きつけの店もあまりつくらないタイプです。
どんどん新しい店に行きたがるという習性もあるのですが、とにかく店での特別扱いを居心地悪く思ってしまうところがあり(「おいしいって言わないといけないのかな」とか気を遣う)、これだけ店を回っているくせに、行きつけと呼べる店はほんの数店しか持っていません。
また、接待されるのもあまり好きではありません。出来れば割り勘で貸し借りなしにしたいと思う性格です。

ただ、実際には先輩にご馳走になることもあるし、仕事相手に接待されることもあります。特別扱いされる店も少数ながら存在します。店主と特別に仲良くなっている店も数店ながらあるのも確かです。

そういう店については、感想にバイアスがかかることがありますので、コメントの中に明記したいと思っています。


ちなみに、ひとりで運営しているこの個人サイトの「おいしい店リスト」と、仲間と運営した「ジバラン」とを混同する方がいらっしゃいますが、まったく別物です。この個人サイトは「ジバラン」の考え方に縛られているわけではありません。

また、広告会社に勤めていることもあって「どうせ交際費とか使い放題なんだろ」とか邪推する方がたまにおられますが、長いこと交際費なんて一銭たりとも使ったことがありません。資料代すら使っていない。というか、使おうにも許可がおりません(笑)。一度だけ「おりる」とふんでアメリカ人を数人接待し、結局おりなくて10万円ほど自腹切る羽目になって以来(あれはホントに痛かった)、もう交際費はおりないものと諦めました。もうそういう時代ではないということでしょう。

そのわりに高い店ばかり行っていると思われるかもしれませんが、外食代は忙しい本業を終えた夜や休日にしこしこ書いた印税と原稿料でまかなっています。まぁ外食するために原稿書いているみたいなものですね。


◆店との関係について◆

ボクにも、全国にほんの数店ですが、より深いつきあいになる店が出来始めています。

行きつけのバー。行きつけの店。店主と個人的に親しくなった店…。
特にボクが重点的に書き続けている沖縄には、親しい店が何軒かあります。

店と深いつきあいになると無意識に手心加えて書いたりもしてしまいます。

このサイトではボクの「主観」をお伝えするのが目的なのでそれでも問題ないとはいえ、深いつきあいになっている店についてはどうしてもバイアスがかかりますので、コメントの中でそう明記しています。
それをお読みの上、読者ご自身でその店がどうなのかをご判断ください。


「ジバラン」をやっていたころは「店と仲良くならない」ことを自分に課して、レストランをなるべく客観評価するように努めていましたし、店の人と話して親しくなると「何のしがらみもなく気楽&気ままに店に行ってスッと帰る」という極楽ができなくなるので避けてました。

でも、いまはもうジバランもやめたしスタンスも変えたので、これからはもう一歩踏み込みたい気持ちを持っています。

特に「尊敬し、その想いをきちんと伝えたい一部の店」「いつまでも残ってほしい希少な料理の作り手」「書き手としてより深く突っ込んでみたい食ジャンル」。

今のボクにとっては沖縄料理と鮨でしょうか(鮨はまだ深いつきあいの店はありませんが)。

どちらにしろ、深いつきあいになった店の場合、コメントの中でそう明記していきます。
ご注意ください。


◆趣味嗜好、考え方が合わなかった方へ◆

申し訳ありません。

ボクと趣味嗜好や考え方が合わないと、ボクの書いている記事はあなたにとって害悪かもしれませんし、腹立たしいだけの記述かもしれません(自分が評価しない店が褒められていたり、自分が好きな店が認められていないと腹立たしいものです)。

また、様々な理由でボクを信用できないという方もいらっしゃるでしょう。

でも、世の中には驚くほどたくさんの食サイト&ブログがありますし、相変わらず食の雑誌や本もたくさん出ています。一般客が評価を寄せるアンケート・サイトもたくさんあります。

ボクと合わない方は、こんなサイトで時間を無駄になさらずに、どうぞそれらをご参考にしてよりよい食の楽しみをお見つけになってください。


◆これからも、ずっと「おせっかい」◆

昔流行った「動物占い」によると、ボクは「たぬき」だそうです。
ほぉーと思って本を読んでいたボクは、次のページに載っていた「たぬきの基本的性質」というのを読んでうひゃひゃと大笑いしました。

たぬきの基本的性質:「好きなレストランをヒトに教えたがる」

うはは。当たってる!

そう、レストランはもちろん、旅も音楽も映画も本も同じです。
ボクは自分が気に入ったものをヒトに教えたがる性癖があるのです。「いいと思ったものをヒトにオススメするおせっかい」をしたがります。「スゲーいいぞおいしいぞ。行ってみ食べてみ!」と、いい店なんかをヒトに教えて喜ぶ性格なのです。本になったさぬきうどんや沖縄もそういう姿勢で書いたものです。

これからも、ずっとそういう姿勢で書いてきたいと思っています。

好きな店をヒトに教えるおせっかい。

客観性も批評性もないかもしれませんが、ボクが行った店の感想を共有し、ボクと趣味嗜好が近い方に役立つコーナーを地道に目指していきます。

2005年12月14日(水) 1:28:03・リンク用URL

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