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ポワン・ドゥ・デパー

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東京都港区六本木4-4-2 六本木協和ビル東館B1F
03-5775-1488
18〜24(土日祝は18〜23)/月休/サイト
夜コース:6800円、8000円(21時以降は、アラカルトも可能)


フレンチ。
店名は「出発点」という意味。

以前阿佐ヶ谷にあった小さな店が六本木に移ってがんばっている。
がんばっている、という言葉が一番適切な気がする。そのがんばりがこちらにも伝わってくるから応援したくなる。ちょっとハテナなところも「これからがんばって変えていくのだろう」と好意的に解釈したくなる。

それらはすべてご夫婦の一所懸命さに寄る。一所懸命な感じがこれだけいい感じで客側に伝わる店も珍しい(本来一所懸命さが客に伝わってしまうのは好ましくないかもしれないがこの店ではいい方に働いている)。

訪れた日はほぼ7割のテーブルが埋まっていた(全部で24席くらい)。
それなのにどうやら厨房はシェフひとり。フロアもマダムひとり。なのにコースはアラカルトから自由に選択する形式でみんなバラバラにオーダーする。シェフは特にパニックであっただろう。しかし、各お皿は、間違いも遅れもなく、かなり高いレベルの味も落とさず、平然とテーブルに現れボクたちを楽しませてくれた。

また、忙しいだろうに、パンからプティフールまですべて自家製。しかも種類豊富。工夫を凝らしたパンはとても美味なものであった。うーん、すごいなぁ。

メニューには「新作」とか「定番」とか書かれてあり丁寧で選ぶ楽しさがある。
味的にはしっかりこってり系が多く、力強いし焦点も来ている。スパイスの使い方も要を得ている。比較的同じ味系が多いのが難だが、選択を工夫すれば大丈夫。

マダムのサービスはあくまでも笑顔で、つかず離れずのバランスがとてもいい。ちょっと水を向ければちゃんと応えてくれ、話も弾む。

個人的にはインテリアが少し違和感あった。
素っ気なさとモダンさと昔の喫茶店みたいな古さが同居していて、不思議で面白いとも言えるが、料理やマダムの笑顔とマッチしていない印象。色使いのユニークさを活かして、天井の葉っぱを取り払った方が統一感が出る気がするが、これはまぁ趣味にも寄るので。
※現在では相当改善された模様(サイトの写真を見る限り)。

当初昼からぶっ続けで夜中まで営業していたようだが、ランチと夜中の営業はやめたようである。うん、カラダ壊すからそんなことやめてこれからも元気に美味しい料理を食べさせてくださいね、と話しかけたくなるような気持ちで店を後にした。

6000円のワインを飲んでふたりで2万円前後。六本木のこの立地でやっていけるのだろうか、な値段ではある。

01年9月訪問。


ポワン・ドゥ・デパー
※クリックすると拡大表示

2006年01月11日(水) 12:22:14・リンク用URL

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