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さとなおの行った店リスト 東京
品川・三田・浜松町・大井町・大森・蒲田エリア
このコーナーは、ボクが実際に行ったレストランを記録したものです。
個人サイトの個人的食べ歩き記録です。ガイドでも評価でもありません。
ですので、読みやすさなどを考えずざっと一覧してあります。コメントも短く散漫なものです。ご了承ください。
ただ、この記録を利用して、あなたが行った店の感想とボクの感想とを比較することができます。そうして趣味嗜好がボクと合うか合わないかを調べ、趣味嗜好が近かった方は「さとなおの好きな店リスト」をご覧ください。店の選択により便利になっています(「このコーナーの使い方」参照)。
なお、自分の好き嫌いを相対化するために、店をラブ度で表しています。ボク個人の「お気に入り度」の目安として参考にしてください(味の評価でも店の優劣でもありません)。
また、古い訪問年月日の感想も出てきます。それはその時の感想。その後、当然、店は変化しています。それはご自分でお確かめください。住所・電話・営業時間などについても変わっている可能性があります(閉店した店もあります)。ご注意ください。
※ 下記エリアをクリックすると各エリアにショートカットできます。
※※各エリアごとに「和食(鮨、蕎麦、居酒屋…)→洋食(フレンチ、イタリアン…)→アジア系(中国、韓国…)→その他系(南米、バー…)」の順で並んでいます。ジャンル別に見たい方はこちらに戻ってジャンル別をご利用ください。
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| 品川・高輪・田町・三田・北品川・芝浦・天王洲・青物横丁エリア |
双葉鮨(品川)
東京都品川区南品川2-8-15/03-3472-1126/11〜14/17〜22(日祝16〜22.30)/水休
鮨。旧東海道沿いにある、この辺では古い鮨屋。新鮮なタネを使った大振りの握りで、握りの質はとてもいい。ただ個人的にはもう少し酢飯が強めに主張するタイプが好き。新鮮なタネを売りにするタイプはあまり好きではない。まぁでもそういう好みについては個人差があるので…。新鮮でちゃんとおいしい鮨を食べるにはこの辺りではとてもいいと思う。02年2月。
しながわ翁(品川)
東京都品川区北品川1-8-14/03-3471-0967
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
吉田家(品川)
東京都品川区東大井2-15-13/03-3763-5903/11〜20.30/火休/800円〜
そば。旧東海道に幕末期からあった伝統のそば屋。この辺にしては大きな店で、しかもよく流行っている。和服を着たサービスの女性が数人店内を走り回っており、へーこんなところにこんな活気が、と驚いてしまう。肝心のそばは穏やかで主張が激しくないもの。のど越しはいいが香りは薄め。生粉打ちのようである。数年前から北海道産の蕎麦粉を使っていると聞いた。庭園に面した離れもあり大人数での宴会にも対応している。01年9月。
カッフェ・クラシカ(品川)
東京都港区高輪3-26-27 JR品川駅構内ecute/03-3449-6788/11〜23(日祝〜21)/無休
イタリアン。「アロマフレスカ」グループが出店したエキナカ店。テーブル席中心だが、奥に7席ほどのカウンターがあり便利。メニューは2皿で2500円均一。前菜+パスタでも、パスタ2皿でも、肉+魚2皿でもかまわない。エキナカとして使い勝手は良い。サービスも親密。
ランチだと1800円のワンプレートランチ(クイック・メニュー)がある。本日のパスタ、前菜、メイン、サラダ、ひと口スープという構成。まぁまぁの量。パンはサービスされるのでお腹はそこそこ一杯になる。ただ、ランチで1800円というのは高いか妥当か意見が分かれるところだろう。駅から出ずに利用できることを考慮するとまぁ妥当かと思いつつ、急ぐなら立ち食い蕎麦でもいいし、難しいところかも。06年1月。
アロマクラシコ(品川)
東京都港区港南2-16-3 品川三菱ビル1F/03-6718-2822/11.30〜14/17〜21.30/日休/夜コース6500円〜
イタリアン。2003年3月、大好きだった広尾の「アロマフレスカ」を閉めて、原田慎次シェフが品川のグランドコモンズにオープンしたリストランテ。店名をフレスカからクラシコに変えたのは、イタリアンの原点にこだわった店だからのようだ。その原点とは「炭火」。ここのメイン料理はすべて炭火料理なのである。グリルで大きな固まりごと焼いた方がうまくなるので、出来れば数人で同じ料理を頼んだ方がいい。表面はカリカリで中は肉汁に溢れた焼き加減はさすが。こういうシンプルな料理ほど難しい。ただ、彼のアロマフレスカ時代の変幻自在な料理を知っている身としては、ちょっと物足りないのも確か。サービスもアロマフレスカの人が長として来ており、広いフロアをきちんと仕切っている。全体にこぢんまりした親密さがなくなり、ありがちな大箱になったのが残念だが、これもひとつのステップなのだろうと思う。ワインの品揃えも相変わらずよく、前菜なども楽しい。特に不満はないが、アロマフレスカのころのような印象の強さがなくなってしまったのが残念。04年10月。※その後南麻布に「カーザ・ヴィニタリア」、「アロマフレスカ」を出した。
楽水軒(品川)
東京都港区港南2-11/03-3471-1601/11〜21/日祝休/800円〜
中国料理。街場のB級中華の名店。本格的中華料理ではまったくないが、「日本人は日常にどういう中華が食べたいか」という答えとして「こういう味なんだよねー」と想起するような味といえばわかるだろうか。くどすぎず、油っこすぎず、あっさりすぎず、バランスがいい。ま、超家庭的日本風中華料理という感じ。メニューには中華系に混じってハムエッグとかがあったりして、そういう意味では完全に家庭料理だね。ボクは好き。たまに寄ります。店内ジャイアンツ系のポスターで埋まっている。ファンらしい。原辰徳が壁から笑いかけている店で食べるのは落ち着かないが、近くに住んでいたら日常使いするかも。品川駅と天王洲アイルを結んだ天王洲アイル寄り、楽水橋たもと。01年12月。
グランドセントラル・オイスター・バー&レストラン(品川)
東京都港区港南2-18-1 アトレ品川4F/03-6717-0932/11〜24/無休
オイスターバー。ニューヨークのグランド・セントラル駅構内に1913年に創業した店の世界初めての支店。ニューヨーク本店は17年前くらいに行ったが、まだ改装前で古い趣が残っていて、雰囲気だけで酔える感じだった。品川のこの店も本店と同じく、タイルの多用、赤白チェック柄のテーブルクロス、ドーム型天井とステンドグラスとインテリアは踏襲しているが、雰囲気も味もいまひとつ。大味。ニュアンスがない。NY本店同様、マンハッタン・クラムチャウダーという名物もあるが、具は少ないし味も薄いし…。Po-boy(ポーボーイ:フライド・オイスターをパンにはさんでサンドにしてあるメニュー。Poor boyの略。残り物をいろいろ漁ってパンにはさんで食べていた少年のエピソードが起源のメニュー)もフライド・オイスターがギトギトの揚げすぎ。中も火がとおりすぎ。ちょっとなぁ。05年8月。
チャイニーズレストラン直城(高輪)
東京都港区高輪3-3-8/03-5798-3225/12〜14/18〜22/月休
四川料理。町田の有名店「随息居」出身の山下直城シェフの店。シェフは四川省で1年間修業したという。ボクは本場四川にも行ったことないし「随息居」にも行ったことないのでそれらと比べられないが、相当シェフ本人のオリジナリティが入っている料理だと感じた。それが店名にも表れているのであろう。夜は5000円のコース。少量ずつたくさんのお皿が出てくる。ちょっと少量すぎて、旨さに行き着いてもうちょっと食べたいと思ったときにはなくなっているのが不満と言えば不満だが、女性には楽しい構成だろう。内装はマンションの一室みたいな感じで、家族経営的親密感が漂う。これからどんどん成長していく予感がする料理が多かった。もう少し時を置いて再訪してみたい。05年3月。
アダン(三田)
東京都港区三田5-9-15/03-5444-4507
沖縄郷土料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
コート・ドール(三田)
東京都港区三田5-2-18 三田ハウス1F/03-3455-5145/12〜14/18〜21/月休/20000円〜
フレンチ。店を出た瞬間「どうしたんだ!? ヘヘイ・ベイベー!!」とRCサクセションの歌を大声で歌いたい気分になった。
かの名老舗レストラン「コートドール」が普通の店になっているという情報を受け、まさかと思って再訪してみたのだが、事態は予想以上に深刻なように思えた。訪問時の気分は「この店に限ってそんなことはあるまい」って感じで超ポジティブだったのだが、まずメニューを開いた時点で「?」が始まる。アラカルトが少ない。斉須シェフの名著「十皿の料理」に出てくる名物料理はほとんどない。というか、選択の幅が狭すぎてメニューを選ぶのが苦痛だった。前菜は穴子とエスカルゴとフォアグラとエチュベしかなく、メインも、魚が4種と、牛肉系か豚かホロホロ鳥しかない。同行者と顔を見合わせ、あれ、こんなに少なかったっけ、そんなわけないよね、とうなずき合うが、何度見てもそれしかなく、選択肢の狭い中、どうにか選んで食べ始めた。
店がどう変わろうと斉須シェフの味だけは変わり様がないだろうと思っていたが、前菜は凡庸な味だったし、メインはもビックリさせてくれるものがない印象の薄い料理だった。シェフ、病気なのか、と心配になる。
サービスも料理に正比例するように元気がなく、レストランの楽しみが感じられない。動きは優雅で気持ちよいが、こちらを楽しませようとはしてこない。心からの笑顔がひとつもない。
繰り返すが、アラを探しに行ったわけではない。楽しい食事を期待して、楽しく食事できる同行者を選んで出かけた。2001年9月現在のこの店は、そこそこおいしい普通の店、という感じ。本場フランスの味を、気持ちいいサービスとともに、一番真っ当に日本で実現していたと思われるこの店がこの状態なのは、以前感激したことがあるだけに、心底さみしかった。01年9月(97年頃初訪問)。
御田町 桃の木(三田)
東京都港区三田2-17-29/03-5443-1309
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
GONZO(三田)
東京都港区三田5-21-7/03-3449-5500/17.30〜27/日祝休
バー。小さなダイニング・バーだが、ここの梅酒の品揃えは特筆すべき。へぇ梅酒ってこんなに種類があるんだぁと驚くだろう。おいしいし。ジャズやボサノバが流れる店内はくつろげはするがすごいオシャレというわけではなく、かと言ってひたすらカジュアルというわけでもなく、ボク的には使い方に困る印象。食事は意外に充実していて良いので、もう少しカフェっぽい方向に雰囲気がなると使い勝手がよくなるかも。05年9月。
割烹 牧野(北品川)
東京都品川区北品川2-19-2/03-3471-3797
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
レストランYumYum(芝浦)
東京都港区芝浦2-10-5/03-3769-1155/11.30〜22.30/無休/4000円〜
イタリアン。フレンチとイタリアンの間って感じかな。パスタがしっかり出てくるので一応イタリアンと分類。レベル的には洋風居酒屋の域を出ない。料理それぞれ特においしくもなくまずくもなく、そう、ホテルの格安ダイニングって感じである。天井は高くスペースも贅沢にとってあるが、料理・サービス・インテリアそれぞれポイントがなく中途半端。ワインの持ち込みが一本1500円で可なので、持ち込んで宴会するスペースとしては利用できるかも。00年9月。
シェ松尾 天王洲クラブ(天王洲)
東京都品川区東品川 2-2-8スフィアタワー天王洲27F/03-5783-2411/11.30〜15/18〜23/日休
フレンチ。直通エレベーターで27Fに上がり、そこで名前を告げると先導してくれてらせん階段を下がってダイニングに出るというアプローチ。夜なら窓外に東京湾の夜景が広がる(東京湾花火の時はさぞかしいいであろう)。かしこまったサービス。きちんとした料理。デザートは28Fのサロンでもらえる。など、勝負のデートや記念日などにはとてもいいシチュエーションであろう。ただ天井(というか吹き抜け)が高すぎて多少索漠感があるのが難か。客が少ない夜は少々寒々しい。サービスもわりと素っ気ないし。
行った晩は見島牛をいただいた。孤島に純血のままで残された天然記念物の牛で、和牛のルーツ。月に約1頭だけ去勢牛が食肉として市場に出る貴重なもの。この店はそのヒレ肉をほぼ独占的に仕入れているのである。見島牛は農耕などに使役している牛なので、筋間線維に脂肪が霜降り状に入り込むらしい。厳しい環境と粗末な食事ゆえに細かく脂肪を溜め込むのだとか。作った霜降りではなく自然の霜降りなわけ。これを食べるために訪れても後悔はしないだろう。厚切りのステーキだったが、上品で穏やかな中にきっちりと強い香りが隠れていてうまい。このメインはとても印象的だった。が、他の料理は多少無難な印象。ただ食感の面白さを考えたメニューが多く、それは楽しかった。
天王洲自体、少々寂しい立地である。その寂しさがじわじわとこの店の中にも押し寄せている印象があった。料理は手堅く雰囲気もとてもよいのに、全体になんとなく寂しい。それがこの店の惜しいところ。06年11月。
イレブンフーズ(天王洲)
東京都品川区東品川1-34-23/8〜18(土〜13.30)/日祝休/700円〜
ラーメン。こんなところにこんな行列店が!な店である。場所の意外性にまずうなり、味の個性にまたうなる。ま、個性と言っても「ラーメンとして珍しいスープ」という感じだが。店構えも個性的。びびるヒトもいるだろう。豚骨スープを丁寧にとって醤油をからめた感じの独特の風味。ワカメとキクラゲと刻みタマネギ、三枚肉がトッピングされている。刻みタマネギが特に効いている。口の中でタマネギがわりと主張するので、バランスが悪いと感じるヒトもいるかもしれない。麺は太め。もうちょっと固ゆでにして欲しい感じだが、作っているおばちゃん・おじちゃんがなんとも雰囲気が良く許せてしまう。店名の由来は、もとの店が「みよし」だからだそうだ(つまり3+4+4ですね)。天王洲アイルから山手通り(環六)を上がり、海岸通りを越えて一つ目だか二つ目の路地を左にはいるとある。チャーシューメンはすぐ売り切れるので午前中に。02年2月。
大ふね(青物横丁)
東京都品川区東大井1-17-14/03-3474-4511/700円〜
中国料理。旧東海道鮫洲商店街にある街場の中華。ざっくばらんな雰囲気のわりに清潔な店内。一品物は量も多く、下世話にドハドハ食べたいときなどいいかもしれない(小もあるので小を取ろう。普通のは量が多すぎていろいろ楽しめない)。ただ、一品よりもオススメは湯麺。野菜そば。それ以外のメニューは量的満足以上のことは求めない方がいいかも。野菜そばはあっさりしていて、化学調味料もあまり感じずわりといい。01年8月。
| 浜松町・大門・芝・赤羽橋エリア |
宮葉(浜松町)
東京都港区浜松町2-11-8/03-3431-3880/11.30〜13/17〜21/日祝休/20000円〜
鮨。東京一と評する人もいる隠れた有名店(鮨好きの間では)。実は訪問したとき宮葉氏はいなかった。長く勤める一番弟子に握ってもらったので以下はその印象になる。
昼に入店しておまかせで(夜は一見さんお断りなので、まず昼に行ってちゃんとおまかせを食べ、名刺を渡すなりしてから夜に行く必要がある)。つまみは厚め。全体にタネ重視なのか握りもタネは大きめ。穏やかにまとめた酢飯は小さめ。タネには仕事というか工夫を凝らしてあり面白い。ただ姿形はどでんとしていてあまり美しくなく、口中のバランスもあまり良くない印象。リズムよく次々と出てきて皆そこそこおいしいものの、特筆すべき握りもなくだんだん意気消沈。宮葉氏が握ったらまた違うのだろうか。タネと酢飯は変わらないだろうから、なんとなく想像はつくが…。頼んでもいないデザートのゼリーが出て、コーヒーも出てきた。これで20000円くらいする。夜に来て飲んだら25000円は行くだろう。ううむ。ランチとして贅沢な吹き寄せちらし(4000円)もある。05年9月。
金毘羅(浜松町)
東京都港区浜松町2-1-1/03-3432-1047/11〜28/無休
さぬきうどん。浜松町駅と大門駅が近くよく賑わっているが、うどん自体はまぁ普通かなぁ。香川などで本物のさぬきうどんを食べる前ならそれなりにおいしいと思ったと思うけど、衝撃的なうどんたちに出会ったあとだととっても普通(もしくは普通以下)に感じてしまう。だしももう一工夫欲しいし。02年3月。
くにもと(浜松町)
東京都港区浜松町2-12-2/03-3578-1129/17〜23/日休/5000円〜
焼肉。焼肉サイトとして有名な「YAKINIQUEST」のメンバーと知り合いになったので「サシが入った肉があまり好きではない。赤身がうまい店はない?」と聞いたところ真っ先にこの店を教えられた。淡路牛を使っている素朴な設えの店。まずは赤身刺し(500円)から始める。マグロ系の美味。そして次に以前は常連しか頼めなかった「おまかせ」を。最近人気が出たのか「上出来(3600円)」「上等(5000円)」「別格(10000円)」と三種類のおまかせコースが出来たのである。どれも300g以上。基本的に塩一品、タレ3〜4品で出てくるらしい。牛一頭買いしている店ならではのレアな部位、ミスジ、三角、ハネシタ、カイノミなどを盛り合わせてくれる。以前の常連おまかせの感覚から言うと5000円の上等で充分な気がする。店主の国本氏のチョイスは抜群なので身を任せていい。2007年夏より松阪牛の一頭買いを始めたようなので、サシの入った部位が今後増えていくのかもしれない。ちなみに煙モーモーなので服装には注意したい。あ、クレジットカードもきかないので注意。店内は1階に小上がりひとつ。2階が板敷きでテーブル4〜5つの素朴な造り。なお、歩いてすぐのところに新館もできた。新館:港区浜松町2-8-9/03-3435-7605。06年9月。
正泰苑(浜松町)
東京都港区芝大門1-7-4パークサイド芝大門/03-5733-5025
焼肉。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
桔梗(芝)
東京都港区芝大門2-1-16-206/03-3437-2564/17.30〜23/土日祝
おでん。芝大門の近くの雑居ビルの二階にある小さな店。カウンターとテーブルひとつ。蛍光灯が煌々と光り、テレビもついていたりして、どこか場末感が漂う店ではあるが、この店はお母さんと娘さんの感じが素晴らしくよく、それだけでほっこり「おでん的温かさ」に包まれてしまう。そんな店。特に着物のお母さん。とてもいい笑顔で気を使ってくれ、客は心底くつろげる。おでんは定番を始め、タマネギやまるごとトマトやとろろ昆布などもある。東京あげもよい。酒は徳川家康。なんというか、気を使わずガハハとダラダラを繰り返すような飲みをしたいときに最適な感じ。05年11月。
うとら(芝)
東京都港区芝5-23-7/03-3452-1775/18〜24/3000円〜
おでん。居酒屋。行きたくなる店が少ない田町駅近辺ではわりあい使える店。慶応仲通りの細い路地を入ったところにあり、わかりにくい。店内清潔で女性がひとりでも楽しめる感じもあり、田町では貴重な一店かも。おでんは京風の薄味で特にインパクトはないが落ち着いてお酒を楽しめる感じ。鳥料理や創作ものも揃っており、どれも標準的美味。カウンター15席ほどの小さな店で物静かなご主人がほぼひとりで動いているので、混雑してくると出るのが遅くなる。気長に楽しもう。04年10月。
タテル・ヨシノ(芝)
東京都港区芝公園1-5-10 芝パークホテル別館1F/03-5405-7800
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
minobi(芝)
東京都港区芝3-42-9/03-5484-7788/11.30〜14/18〜22.30/日休
フレンチ。みのび。意味は「味の日」らしい。フレンチの「オー・グー・ドゥ・ジュール」の支店で、開店からしばらくは本店の岡部氏が支配人をやっている。といってもフレンチではなく、ジャンルにこだわらずおいしいものを出すコンセプトのようだ。実際に食べた印象は「最後をご飯で締めるフレンチ懐石」といった感じだった。もしくは和の料理を取り入れたフレンチかな。純粋なフレンチと、純粋な和食と、和の素材を使ったフレンチをバランスよくお箸でいただく店。
たとえばボクが行った夜は、キッシュから始まって、カルパッチョ、タルタルのゼリー寄せ、テリーヌ、ポタージュと続いた後に、鯛とキノコのホイル焼きが出て、牛頬肉の煮込みになって、香の物とご飯と味噌汁が出て、豆乳のブラマンジェと珈琲で締める、という感じのコース構成だった。どの料理も一品一品は工夫もあり優しいいい味だが、コースにすると印象がぼけてしまう部分があり残念。ただ、この店は「フレンチっぽい料理を一品食べたいけどご飯系も欲しい」みたいな極めて日本人的なワガママに応えてくれるという意味ではとっても重宝するので、コースではなく一品で楽しんだ方がいいのかもしれない。店内は入口すぐに9名のカウンター。奥に8名のテーブル席。カウンターが楽しいと思う。06年10月。
新亞飯店(芝)
東京都港区芝大門2-3-2 /03-3434-0005
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
味芳斉(芝)
東京都港区芝大門1-10-1/03-3433-1095/11〜15/17〜21/日休/1000円〜
中国料理。日本で初めて中国薬膳料理を出した店として知られている。この店はたいてい何を頼んでも期待を裏切らないが、初めてなら何はともあれ「重慶牛肉飯」を食べるべし。辛いの大好きというアナタでも(辛すぎて)泣くこと必至の名物料理。最初はたいしたことないと思うが、食べ終わる頃にはなかなか泣ける。柔らかく煮込まれた牛の頬肉がモヤシやシャンツァイと共にご飯に乗った丼状のものだが、辛さが半端ではない。冬は暑くなるし夏は気合いが入る定番料理である。ちなみに同じ味付けで麺もある。芝パークホテル近辺に2店ある。01年11月。
何度か再訪しているが、最近は以前の「涙が出るほどの辛さ」は少し薄まったかも。このまえ久しぶりに行ったらちょっとマイルドになっていた。激辛が中辛になったイメージ。06年5月。
| 大井町・大森・戸越・馬込・旗の台・池上・蒲田・羽田エリア |
うなぎ村上(大井町)
東京都品川区東大井5-7-15/03-3450-4585/16.30〜20/日祝休
うなぎ。立ち呑みだが、うなぎ串焼き専門店である。メニューには「うなぎ」「肝」「ひれ」各1串150円。「あたま」1串100円。それにビールと日本酒のみ。コの字型のカウンターにバットが並んでいて、その前に立つのだが、注文しなくても自動的にどんどん串が置かれる。それを食べていって、食べた串はカウンター上に直接置いて、最後に本数で精算というシステム。バットは微妙に傾けられていて、うなぎのタレが片側に溜まっている。溜まっていない方に串を並べ、それを取ってタレにつける。お好みでカウンター上の唐辛子をつけてもいい、という感じ。食べてる途中で追加づけしようとすると注意される(笑)。備長炭で炭焼きされたうなぎは蒸すという工程を経てない地焼きだから歯ごたえもあり、酒がすすむ。ガリボリとあたまを食べて、絶品のヒレを味わい、香り強いうなぎを楽しみ、とやっていると何回転もしてしまう。オヤジさんとかの佇まいもいいし、客も大らかに楽しんでいるし、なんだかくつろげる店。この店を起点に東小路あたりを回るのがボクのパターンのひとつ。05年8月。
むらた(大井町)
東京都品川区東大井5-2-12/03-3474-3373
小料理屋。大井町駅東口に残る昭和カスバのような地域「東小路」(2本ある品川寄り)の、線路沿いからほど近いところにある小さな店。有名なラーメン「永楽」の裏手にある。スナックやカラオケも多いこの小路にあって、清潔かつ本格派を思わせる外観。ちょっと入りにくい店であるが、実はおばあさんがひとりで素朴にやっており、明朗会計でゆっくり飲める。客も品がいい年配客が多く安心。店内も清潔で掃除が行き届いており、東小路の中ではオトナな店だと思う。大皿におひたしとか穴子の煮付けとか茄子の煮浸しとかが並び、生野菜はその場で調理してくれる。アスパラがあったのでお願いしてみたら、椎茸とバターで炒めて卵でとじるという家庭料理を披露してくれた。どれも濃いめの昭和味。おばあさんが丁寧に作ってくれる懐かしい家庭の味である。ビールは客席近くの冷蔵庫に入っているので、常連客はみな自分で出して自分で飲んでいる。適当に食べて飲んでひとり2000円強で収まると思う。東小路でゆっくり飲みたいときはオススメ。09年4月。
大山酒場 (大井町)
東京都品川区東大井5-2-13
居酒屋。大衆酒場。昭和27年創業。大井町駅脇の東小路入り口の、そのまた脇のビルの隙間を入っていったところにある「異様に入りにくい居酒屋」である。超ディープ。でも有名。雰囲気はまさに昭である。
アプローチは異様に狭いのだが、中は意外と広い作り。1階はカウンター席メイン。2階はさらにディープで昭和初期の雰囲気。テーブル席メインで座敷もあるが、かなり広い。なんというか、バラックで飲んでいるような印象なのだが、この広さの意外性が楽しい感じ。イスはパイプ椅子だったりする。料理は安い。煮込み豆腐は是非。オムレツもよい。あとはハムエッグスにケチャップ煮。そんなもんかな。まぁ超ディープな店で飲みたいという奇特な方には喜ばれるいい居酒屋だと思う。常連の会話を聞いていると「最近は奥さんが変わって味が落ち、よくなくなった」とのことだが…。03年2月。
※55年間やっていた名物居酒屋であるが、ご主人の病気により、2009年3月27日で閉店した。
梅乃や(大井町)
東京都品川区大井1-55-12/03-3776-7015/3000円〜
居酒屋。「惣彩遊味」というショルダーコピーが付く。JR大井町駅の西口、阪急ホテルの前の道を南に歩いていったところにある、この辺では珍しいちょっとお洒落っぽい居酒屋。この辺はスナック的なところしかないので、さすがに若者もここに集まってくる。で、なかなか賑わっている。食事系がわりとおいしい。いわしの竜田揚や豆の大辛煮など、いろいろ楽しめた。全体になかなかのレベルで、わりと掘り出し物かも。00年11月。
キッチン・ブルドック(大井町)
東京都品川区東大井5-4-13/03-3471-6709/11.20〜21.05/水・第3木休
洋食。大井町駅前の東小路というカスバみたいな地域にある店で昭和初期の匂いがぷんぷんする懐かしい店。外観も店内も味もすべてに時が止まっている。看板に「大井一うまい やすい」と書かれているのも怪しい雰囲気。一見さんだと中に入るのもためらわれる外観だ。
ボクはここのメンチを食べるなら健診直後と決めている。だってね、このメンチカツ、まず異様にでかいのだ。普通のメンチカツの倍以上。卓球のシェイクハンド・ラケットほどある。初めて見る方は誰でも「なに〜!?」と驚く量なのだ。そして油がギトギト。んでもって香りがくどい。一口囓ると肉汁もあふれ出し、うわー、この肉って相当ジャンクー! と確信させてくれるような香りが口中一杯に広がるのである。でもね、このジャンク感こそ実はメンチカツの生命線だとボクは思っている。お上品なメンチカツなどいらない。オレはまさにこういうジャンクな味が喰いたかったのだぁ! と叫んでしまうようなメンチ魂(?)がここには込められている気がする。そのうえこのメンチカツにはトマトケチャップ系デミグラス・ソースがたっぷりかかっているのだが、そのせいでとっても懐かしい味がする。
店内は相当雑然としていて清潔感はあまりない。でも長年いろんなお客に愛されてきた歴史が壁や床やテーブルに染みついていてなんとも落ち着ける。日替わり定食を始めメニューが豊富で、全メニュー制覇をしてみたくなるほど魅力的。この前同じテーブルの客が頼んだカレーライスを見たが、これがまた懐かしい「真っ黄色なカレー」だった。あぁボンカレーの色、昭和の色だ。次はあれを頼んでみよう。04年10月訪問。再訪2回。
萬来園(大井町)
東京都品川区東大井5-6-8/03-3450-5667/17.30〜22/水休/10000円〜
上海料理(+各地中国料理)。家族三人でやっている小さな店だが、ある意味とっても有名な店。カウンターのみの店でメニューがない。料理は料理人(ご主人と息子さん)と相談して決める。「ええと今日はカニと車海老とスズキとアサリと牛肉と○○と○○と…」と、食材をズラリと言われ、「カニは春雨と煮るかカラッと揚げるか卵と和えるか、それか○○してもいいし…」と、料理法をズラリと並べられる。客は悩みに悩んで「うーん、うーん、じゃ、まずカニをぉ、ええと揚げてもらいますか、いや春雨もうまいよねー、うーん、いややっぱり揚げてぇ、それとその牛肉とマコモダケのっておいしそう、ソレね、それからー…」とひとつひとつ決めていく。決めると「ハイ、ワタリ蟹。すごいでしょ」と食材を見せてくれ、目の前でジャジャジャと料理してくれる。この悩む時間が特に楽しい。メニューで悩むのって実は食事自体と同じくらい楽しいのだなと再確認させてくれる店である。海鮮と野菜がほとんど。味のバリエはこちらの思うまま。客のリテラシー次第でいくらでもおいしくなって行くようなところがある。出来上がってきた料理は火加減が絶妙でとっても美味。そうやってニコニコ食べてると「これも食べる?」「あれはどうする?」と追加を聞いてくる。これになんとなく乗せられて高い食材を取って行くと信じられないようなお勘定になる(笑)ので注意は必要。注文にも寄るが、一人頭10000円〜35000円くらいと差が出来るようだ。とってもうまい店だし、話し合いながら進行するのは楽しいが、微妙に気疲れする店でもある。06年5月。
永楽(大井町)
東京都品川区東大井5-3-2/03-3471-8252/11.30〜21.30/月・第3火休/500円〜
ラーメン。2005年で創業50年らしい。戦後のどさくさを感じさせるような路地にあり、歩いていくだけですでに口の中が美味しくなっちゃうのである意味反則な店でもあるのだけど、やっぱり好きなラーメン店のひとつ。化学調味料がしっかり利いていたりするのだけど、誰もこの店に無化調など望まないと思う。化学調味料味も逆に趣にかえてしまうチカラがこの店とその周辺には漂っている。ここのラーメンの魅力は焦がしネギがおいしい醤油味。常連客から「ゴミラーメン」と呼ばれている。こういうラーメンは他にも渋谷の「喜楽」や恵比寿の「ちょろり」とかあるが、焦がしネギ独特の甘さがこの店は少なく焦がしの香りだけが立ってきている印象。麺は平麺でスープとバランス良く合っている。もやしもアクセントとしてバランス良く、ある意味中華そばの完成形と言えると思う。中華丼風あんかけをかけたもやしラーメンも人気だけど、ボクはシンプルな普通のラーメンが好み。なおチャーハンは(味の方向性は好きなのだが)ベチャベチャすぎるのが難。餃子は大振りでシャクシャクと気持ちがいい。ちなみに、向かって右側のドアを入ると「そこは出口」と怒られる。だって入りやすいんだもの。向かって左側の階段前のドアを入ろう。00年11月。
のりや(大井町)
東京都品川区東大井5-19-9/03-3474-8953/11.30〜14.30/17.30〜24/不定休/600円〜
ラーメン。「のりや」だからって海苔ラーメンが出るわけではなく、和歌山ラーメン。とんこつ中心の濃厚なスープは魚系のダシともよく馴染んでおりとてもまろやか。甘いとさえいれる後味だがキレはいい。ちょっと雑味が口に残るのが残念。麺は細くストレート。全体においしいのだが、どうせならもう一押し濃厚の方が印象は強くなるかも。なお、餃子はパリッとしてて美味。ブタメシもいい。サービスは丁寧。00年11月。
廣田(大井町)
東京都品川区東大井5-23-22-2/03-3450-6600
無国籍料理。ビストロっぽい部分もある。看板もない隠れ家的な店で、カウンター6席ほどしかない。シェフはもともとフレンチのシェフで、バブル時代赤坂の高級薬膳料理で料理長を担い、ある日実家の農家の野菜を食べて、高くて身体にいい物を追求するより安くて旨いモノを…ということで居酒屋的カウンターレストランに転身した、と(その店を紹介してくれた方は)言う。料理は創作系。ツボを押さえた味付けはワインに合い、とても楽しい。創作系でいろんな名物をもつ店のようだが、牡蛎を16個も使った巨大まんまる牡蛎フライも名物。全体的に驚きのある料理群だ。個人的にはお皿がステンレスなのが不得意なんだけど…(ナイフフォークと擦れる音が不得意なのです)。場所はわかりにくい。JR大井町駅を東側に出て、品川郵便局にたどり着いてください。その前を大森方面に100mほど歩いて頂くと斜めに入る路地がある。目印は「スナック アコ」。その路地を200mくらい入っていくと左手に3軒飲み屋が並んだ長屋が出てくる。その2軒目。看板なし。波模様のネオン管がある店。05年1月。
鮨処すけろく(大森)
東京都大田区大森北1-34-14 ツインビル5F/03-5471-0108/日休/6000円〜
鮨。大森駅東口の大森銀座入口横のちょっといかがわしげな道を線路沿いに蒲田の方に歩いていくとんどん場末っぽい雰囲気になってくる。その中の雑居ビル5Fにあるこの店はまさに「こんなところに?」な意外店。ご主人なりの工夫がされたつまみや、丁寧な握りに心も和む。素材のすごさなどは特に感じない店なのだが、全体に高い水準でまとまっており、ご主人の一所懸命さもあり好ましい店になっている。握りは柔らかめで丁寧に丁寧に握られ、口の中での酢飯のほどけ具合もちょうどいい。数回訪れているが、毎回コハダがとてもよい。表面の弾力を残した酢締めで、ご主人の自信作のようである。酢飯も秀逸。やわらかく握ってくれ、バランスもよい。たとえば本ミルもあぶってレモンで。バランスをよく考えている。これで日本酒の品揃えがまともだったらもっとずっといい店なのだが…。お酒の品揃えがかなりイマイチなのと、小ボトルで出されてしまうのが不満。カウンターと奥に座敷。ひとりで気楽に鮨をつまめる、大森の東側では貴重な店かも。02年2月。
鮨処大川(大森)
東京都大田区山王2-36-8/03-3777-0044/12〜14/17〜22/水休/お好みで10000円程度。
鮨。ホテル高輪の鮨屋「伊皿子」にいた職人さんがひとりやっている。清潔そうな店構えに惹かれてふらりと入ったが、住宅街にしてはとてもレベルの高い握り鮨を出す店でビックリした。タネはそれぞれ良く、ヅケや〆、煮などもしっかりしている。煮きりもちゃんと塗ってくれ、握りもバランスを考えてある。冷蔵ケース以外にタネ箱もあり、そこにきれいにタネが並んでいる様には喜ばされた。すっごくおいしく印象的な鮨というわけではないが、安定して水準が高い店。大森山王近辺では出色の店かもしれない。もう少しご主人が愛想がいいともっと通いたくなるかもしれない。04年5月初訪問。再訪数回。
布恒更科(大森)
東京都品川区南大井3-18-8/03-3761-7373
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
手打蕎麦しのはら(大森)
東京都大田区大森北4-13-19/03-3764-3851
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
いさ美庵(大森)
東京都品川区南大井6-20-18/03-3761-1719/11〜15/17〜21/日祝休
そば。大森の団地前にあって決して立地はよくないがとてもおいしい蕎麦を出す街場の良店。夜の外観もなかなか風情あり。北海道産石臼挽きそば粉を使用し丁寧に打った蕎麦はわりと香り高い。初夏の芽ねぎおろし蕎麦がとても良かった。冬は小柴のシャコ天。大森海苔が入った品川蕎麦も良い。一品物もなかなか良い。サービスも親切丁寧。「布恒更科」が近いのでどうしてもそちらに行ってしまうが実はこの店も捨てがたいのである。その「布恒更科」で修業したと聞くが定かではない。04年7月。
野田岩大森店(大森)
東京都大田区大森北1-30-8/03-3761-4110/11.30〜14/17〜19.30/水・最終日休/4000円
うなぎ。麻布の本店の分かれで大森銀座商店街の中にある。昭和初期の風情を残した店内は懐かしさが漂う。この雰囲気が素晴らしい。とろける柔らかさのうなぎは香ばしくなかなか良い。甘めのたれが適度にしつこくて好き。うな重の上の中あたりが手ごろ。サービスもいい。座敷が空いていたら座敷で。97年1月。
21世紀に入ってから改築し、あの得難い雰囲気は全くなくなってしまった。と同時にとても普通の店に様変わり。味も同じく。とても残念である。05年4月。再訪数回。
はせ川(大森)
東京都大田区大森西2-4-4 /03-3761-5282 /11.30〜14/17〜20.30 /水休/うな重(松)2300円
うなぎ。創業が1920年ころ(くわしくは失念)という老舗うなぎ屋。甘めのタレとやわらかく焼き上げたうなぎはちゃんとおいしい。街場の店としてはいい店なのではないでしょうか。環七沿い。京急平和島駅から歩いて5分弱。00年9月。※2002年7月に改装したみたい。以前の店の雰囲気がなくなんなければいいが…。
鳥仁(大森)
東京都大田区大森北1-23-11 中山ビル1F/03-3766-9229/11.30〜13.15/17.30〜21/日祝休
焼き鳥。大森の地で長くご夫婦でやっている小さな店。親密で家庭的。テレビがつけっぱなしになっているような店だがそれも気にならない雰囲気。毎朝新鮮な鶏肉をさばいて、備長炭で焼き上げる。焼き加減も良くおいしい。ささ身、つくねなどおいしい。〆は鳥ガラスープを使ったチキンカレーを。昼の雉丼も自慢らしい。06年6月。
ばーど(大森)
東京都大田区山王3-1-10/03-5742-0883/17.30〜24/日休/4000円
焼き鳥。「炭火YAKITORI DINING ばーど」というのが正式店名。2006年冬に出来た店。カウンターを中心に大森周辺では珍しい感じのモダンな焼鳥屋になっている。ダイニングと書いてあるのでちょっと不安だったが(ダイニング嫌い:笑)、新橋「鳥之介」出身のご主人が焼く焼き鳥は本格的でなかなかおいしい。炭火の扱いがうまく、火入れがよい。素材も甲州地鶏を使っていて悪くない。しかも安い。6本コースが900円。これにビールで安価に楽しめる。野菜串や唐揚げ、メンチ、刺身、ばーどん(焼き鳥丼)、鶏飯などの一品もなかなかで、全体に安く楽しく食事をするには文句のないレベルの店である。若いご夫婦ががんばっていてちょっと応援したくもなる感じ。ちなみに初めて訪れた日はなんと希少でマニアックな日本酒「村祐」を置いていた。ご主人はお酒が飲めないようで「信頼している人のチョイスに任せっきり」とのことだが、その人にこういう酒を選ばせるところが素晴らしい。ご主人の志を受け取ったのだろうなとちょっと思った。06年12月。
葡萄屋(大森)
東京都大田区山王3-29-3/03-3775-3331/11.30〜22.30/火休/8000円
焼き鳥。大森と有楽町(銀座インズ2)にある焼鳥屋。大森店は入り口のラクダ像が目印。ボクが小学生の時にはもうあったから、少なくとも30年近くはやっていると思う。1Fは石造りを基調にしたモダンな雰囲気。鳥は質が高くおいしい。ただし唐揚げは好き嫌いあるかもしれない。昔風のちょっと竜田揚げ的唐揚げなのだ。懐かしい感じではあるが…。一階のテーブル席は座りにくい切り株とかなので長居したい人はカウンターか二階の座敷へ。二階は30人以上入れる座敷になっている。夜はコース4000円から。おでんで締める独特のコース。大森店は沢木耕太郎とかよく来ていたらしい。昼のジャン丼もおすすめ。98年1月。03年7月。
まき村(大森)
東京都品川区南大井6-19-10/03-3768-6388
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ゆづ(大森)
東京都品川区南大井6-2/03-3765-9103/11〜13.30/17〜23/日祝休
居酒屋。大森駅の北東、南大井の地で老夫婦が40年やっている小さな地元密着型居酒屋。昼は食堂で、近所の町工場の面々の食欲を満たす大盛定食が人気のようだ。夜はご飯類や豆腐、箸休め類がまるでなく、魚や肉のおかずのみ。ビールとともにそれらをつまむのだが、そのおかずがどれもよく出来ているのである。刺身、天ぷら、豚の味噌焼、ひと手を加えた焼き魚など、お品書き(カウンターの上に貼ってある)を端から端まで全部食べてみたくなるのだ。料理はどれも産地を明記してあり、数種食べてみた感じでは仕入れもしっかりしている。ざっくばらんな親父さんは料理を丁寧に作り、お客と競馬みながらワイワイ騒ぎ、なんだか肩の力がふぅと抜ける下町の良心店。こういう店は繁華街にはなかなかない。04年7月。
茶々(大森)
東京都大田区大森北1-13-14/03-3764-2871
定食。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ピッツェリア・バッコ(大森)
東京都大田区山王1-4-6/03-3776-8116/11〜14/18〜25/11.30〜25(土日祝)/無休/1500円〜
イタリアン。ピザの店。隣の「イル・バルベロ」の姉妹店みたいだが、なかなかおいしいピザを出す。ちゃんと薄焼きのクリスピータイプで、マルゲリータなどシンプルなものがおいしい。前菜が量り売り(100g450円)なのが面白いし、フォカッチャ(イタリアパン)もおいしい。カジュアルな店なので普段使いにもいい。ワインも安いものを比較的多めに揃えている。大森にしては夜も遅いしワイン飲み放題もあったりする。味的にずば抜けているわけではないが、全体に重宝する店である。00年6月。
チャオ(大森)
東京都大田区山王1-25-12/03-3774-0278
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
Piatte(大森)
東京都大田区山王1-31-15/03-3776-2775/11.30〜14.30/17.30〜23(14.30〜17は喫茶)/水休
イタリアン。正式店名は南欧創作家庭料理「ピアット」なので、イタリアンにフレンチテイストを入れて洋食風に仕上げている感じ。量はたっぷり良心的でサービスも活発。シェフも活発。安価で済むし、なんだか気持ちいい店である。味は「住宅街のレストランに求められる程の良さ」をよく心得たもの。洗練されているわけではないが、気軽に普段着で来て疲れないタイプの味だ。火加減が上手なのでメイン料理が特にうまい。ワインの品揃えがもう少しよくなるともっと使える。こういう住宅街の店はハウスワインの質がわりと大きく物を言うと思うので。05年12月。06年10月。
クッチーナ・パードレ(大森)
東京都品川区南大井3-21-11/03-3764-4242/11.30〜13.30/17.30〜21.30/月休/3000円〜
イタリアン。大森駅の南の商業地に、場違い的に小洒落たイタリアンがある。それがここ。家庭的な雰囲気で運営していて心地よい。昼も夜もコースのみで、夜はアラカルトから選んで構成できる。値段に比して量も多めで、それぞれ丁寧な調理。立地を考えるとかなり穴場的なイタリアンである。インテリアも女性受けしそうな可愛らしさでまとめてあり(ファンシーという意味ではない)、マダムが育てているのであろう花たちもいいアクセント。まだ新しい店だが(99年12月から)、これからが楽しみではある。00年6月。
ピッツェリア・ジョイヤ(大森)
東京都品川区南大井6-24-1/03-5753-5253/11.30〜14.30/17.30〜23/日休
イタリアン。2003年オープン。「ナポリピッツァとシチリア料理の店」と名刺に書いてある。大森駅の近くとはいえ決して立地はよくないが、本格的な現地料理をがんばって出している店。雰囲気も現地っぽくてとてもいい。店に入った右側にナポリ直輸入の薪窯があり、そこで焼くもちもちのナポリピッツァは美味。シチリアで修行したご夫婦が作っており(ご主人がシチリア料理で奥さんがピッツァの模様)、相当本場っぽいと想像する(ナポリには20数年前に行ったきりなので本場の味がわからないが)。サイズはでかいし、全体にとてもリーズナブルなのもうれしい。本来ピッツァとはこの程度の値段で食べられるべきであろう。食後のエスプレッソがもうちょっとマシになると数段よくなるのだが。04年9月。
お座敷洋食 入舟(大森)
東京都品川区南大井3-18-5/03-3761-5891
洋食。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
丸一(大森)
東京都大田区大森北1-7-2/03-3762-2601/11.30〜14/17〜20/水休/1300円
とんかつ。ここは量がすごい。東京一かも。「盛り合わせ」を頼んだらかなりの大食漢でも満腹もしくは残すだろう。汚い店内だが丁寧な仕事で好ましい。満腹感はおいしさの必須条件と考える向き(ボクも含む)には嬉しい店だ。味もまぁまぁ。火通しも良い。ただ衣が剥がれがちなのが残念。ちなみに残しても持ち帰れる。少々並ぶのを覚悟で。97年1月。
改装して2倍の広さになった(それでも16席)。以前あった「盛り合わせ」はなくなったが、例えば「とんかつ定食」だと1300円と1700円のがある。1700円の方は大の男でも苦戦する量だ。衣がはがれがちなのが相変わらず残念だが、全体にバランス良くおいしい。豚汁もよくなった。それに量や質に比べてとても安い。上品なとんかつではないが、下世話にワシワシ食べるとんかつ本来の良さがよく出ている。02年1月。
こういう「強いとんかつ」が少なくなってきた。衣濃いめ系としてはかなり好みの味。洗練よりこういう強さがすき。やっぱりロースカツがおすすめ。ごはんやつけものが改善されたらうれしいなぁ。キャベツ用にしょうゆを置いてくれるともっといい。04年3月。
とんとん亭(大森)
東京都品川区南大井6-16-9/03-3761-2750/1500円〜
とんかつ。まず店内が汚い。ごちゃごちゃしていて掃除も行き届いていない。こういう感じに汚い店でおいしいことはあまりない。いい料理を出すことと店内を清潔に保つことは気持ちとしてはイコールなはずである。とんかつはそれなり。ギトギト感がちゃんと「力」になっているボクの好きなタイプの味ではあるが、ごはんがべちゃべちゃだったり豚汁が臭かったりどうもアンバランス。力仕事をした後などにドカドカ食べる心地よさもとんかつの魅力ではあるのだが、でもその域をもう一歩出て欲しい。まず店や白衣を清潔に保つところから始めて欲しいと思った。99年3月。
大連(大森)
東京都大田区山王1-25-14/03-3776-7944/11.30〜14/17〜23/火休/3000円
中国料理。中国の大連で生まれ育ったご主人の作る餃子で有名な住宅街の中の小さな飾らない店。何か中国にいるみたいな素朴な内装(素朴すぎるとも言える)。餃子は確かにうまい。焼餃子よりも蒸し餃子の方がオススメ。ちょっと小龍包ちっく。スープ餃子もなかなかいい。冬の大根餃子もおいしい。麺類もまぁまぁいける。ただテーブルがべたべたしているし、店内ちょっときれいさが足りない。食べていて楽しくない感じ。というか…普通の中国家庭料理屋さんですね。なんでこんなに有名なのか不思議。JR大森駅北口を池上通り側に出て右。すぐの信号を左折して歩道橋があるところを右折。山王小学校を越えてしばらく歩いた右側。大森駅から15分くらい。95年1月。再訪数回。
京華飯店(大森)
東京都大田区山王1-43-1/03-3772-6541/11〜14/17〜22.30/木休/3000円〜
上海料理。隠れた名店として一部では有名な店らしい。1965年開店の老舗でずっと山王の住宅街相手に経営している。料理はどれもそれなりにおいしいが、上海風酢豚が特におすすめかな。チャーハンもいい。ちなみに上海焼きそばより普通の焼きそばの方がいいかもしれない。そんな感想。一番のオススメはフカヒレの姿煮らしいが(仕入れがいいらしい)未食。全体にちょっと塩辛いのが難。それと住宅街値段ではなくそこそこ高い。JR大森駅の北口を池上通り側に出て池上通りを右。すぐの信号を左折して10分ほど諦めずに歩くと右側にある。2006年春に改装。03年9月。
美味菜(大森)
東京都大田区大森北4-7-14入新井第一小前/03-3764-8188/12〜23/2000円
台湾料理。みいみいさい、と読む。JR大森駅の東側、入新井第一小学校の東側にあるカウンター中心の小さな店。そんなにきれいな店ではないが、美味しそうな雰囲気で溢れている。テレビや雑誌でも取り上げられているらしいが偶然入った。夫婦ふたりでやっていて親密な感じがここちよい。チャーハンはベチャベチャしていてもうひとつ。でもインゲン餃子は美味しかった。冬は蓮餃子らしい。麺類はビーフンがおいしい。名物は中華肉チマキ(450円)。秋は上海蟹が直輸入で入る(予約)。奥に座敷あり。97年9月。※閉店
さんのう家(大森)
東京都大田区山王2-17-3/03-5709-5154/11〜16/17〜22(土日祝11〜21)/火休/600円〜
ラーメン。いわゆる家系。ただ、ここで「家系ってこうなんだ〜」としちゃうのはせつない感じ。とんこつと醤油の馴染みが悪い印象だが、たまたまだろうか。接客は丁寧だが、店主はやる気がなさそうな感じ。ちょっとラーメン作りに疲れているのだろうか。そんな疲れが移ってきそうなラーメンであった(とりあえずその日は)。01年12月。
一本槍(大森)
東京都品川区南大井6-11-12/03-3766-1890/11.30〜15/17〜22/無休/600円〜
ラーメン。正油、味噌、塩、白正油が選べる。トッピングの煮玉子もそれぞれの味用に別に煮込んである。具が多くちょっとお得感があるが、味はすごくあっさりしている。インパクトがなくちょっと物足りない部分もあるが、ヘルシーで飽きが来ない味ということはできるかな。ちょっと懐かしの「あかさたな」に似た味。関西風的あっさりさと感じた。塩はフランスのゲラン産を使っているらしい。02年2月。
満州里(大森)
東京都大田区大森北1-38-1/03-3761-5335/11.30〜21.30/火休
餃子。タマネギが主体の珍しい餃子。みじん切りにしたタマネギを生のまま豚挽肉と混ぜ合わせる。キャベツより甘く独特のうまみがある。特に新タマネギの季節はおいしい。皮がもう少しパリッとして欲しいかな。餃子以外のメニューもあるが、そんなに印象に残っていない。97年12月。00年1月。
アンニョン(大森)
東京都大田区大森北1-11-11/03-3764-5050/11〜14/18〜27/日休/5000円〜
韓国家庭料理。ランチは普通だが夜に行ってびっくりした。かなりうまい。野菜系薬膳系が中心であるが、キムチがまずうまい。なかなかちゃんとキムチがうまい店が少ないのでうれしい。ケジャンもよい。チヂミやチゲなど、どこにでもあるメニューもそれぞれ安定しておいしい。ここのサンゲタンのお粥は抜群。サンゲタンを食べた後お粥にしてくれるのだが、絶品だ。全体に辛さに偏らないタイプで、辛すぎるのが不得意な人には特におすすめ。マッコリ(濁り酒)もある。もうちょっと安いともっといいが。大森駅東口を出て大森銀座方面に行き、安田病院を探す。その裏にある。02年3月。02年8月。
タニ・キッチン(大森)
東京都品川区南大井6-11-10/03-5762-3636
タイ料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
メーサイ(大森)
東京都品川区南大井6-25-10/03-5493-1318/11.30〜14.30/17〜22/日休/2000円〜/http://www1.cts.ne.jp/~measai
タイ料理。あまり辛さや酸っぱさを立てることなく、穏やかな味に仕上げている。パクチーも別皿だったりして、タイ料理に馴染みのない日本人を相手にしている印象。食べやすいからタイ料理入門者向けっぽい。その分、ある程度タイ料理を食べ慣れた人には物足りない部分も多い。とても安く抑えてくれているのはうれしい。大森駅東口の団地近く。04年8月。
ショナル・バングラ(大森)
東京都大田区山王3-30-11 金子海苔店2F/03-5709-0855/11〜15/17〜22/月休/2000円〜
インド料理。バングラディッシュ・スタイルのインド料理をうたう。そんなにおいしい感じのしないエントランスと店内だが、料理はまぁまぁ。ショナルセット(1700円)がカレー2種、タンドリーチキン、ナンなどが組み合わされていてお得。サモサもまずまず。タンドリーがちょっと生っぽかったのを除けば、カレー類はそれぞれおいしかったし、ナンもちゃんとしていた。ちょっとインド料理店系のカレーが食べたいなというときなどいいかもしれない。00年6月。※閉店。八重洲店は引き続き営業。
ケララの風(大森)
東京都大田区山王3-1-10/03-3771-1600
南インド料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
Glen(大森)
東京都大田区大森北1-11-11 2F/03-5493-2671 /18〜28(日〜24)/無休
バー。同じ大森の「SWANK」で長くチーフ・バーテンダーを務めた古谷氏が独立して作った店。2006年6月オープン。立地としては決してよくはないが、落ち着いた雰囲気で、うまく年を重ねれば味が出てくると思われる店内。店名から想起されるように、モルトが主体である。シングルモルトを始め、珍しいのも取りそろえており、本格バーとして楽しめる。そのわりにそんなに高くないのも良い。06年8月。
アンバー(大森)
東京都大田区大森北1-29-9MsDビル1F奥/03-5493-8002/19〜28/第1.3.5日休/1500円〜
バー。スコットランドのある蒸留所で飼われているネコの名前を店名にしている。まだ若く感じのいい店主がひとり黙々と経営しており、静かでくつろげる。落ち着いた店内は清潔で気持ちがいい。モルトを中心にウィスキーはわりと揃っている。表通りに面してないのもいい。看板を頼りにビルの奥に入っていくとある。02年1月。
テンダリー(大森)
東京都大田区大森北1-33-11大森北パークビル2F/03-3298-2155
バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
多賀野(中延)
東京都品川区中延2-15-10/03-3787-2100/11.30〜14.30/17.30〜20.30/火・第2水休/600円〜
ラーメン。「たかの」と読む。店主が高野多賀子さんといい、そこから名付けたらしい。いつも行列が出来ている人気店だが、食べるとそれも納得できる。非常に上品で優しい味。丁寧に作ってあり食べていて気持ちがいい。スープは豚骨に地鶏・煮干し・鰹節などを使っている感じだが、海系の香りがやや強めに出ている。BGMはジャズ。東急池上線荏原中延駅を出てすぐ。スープが切れると閉店するので早めに。
キッチン・オカノ(中延)
東京都品川区中延5-13-16 中延パープルビル3F/03-5751-8110/11.30〜14/17〜21.30/水休
フレンチ。洋風家庭料理と書いてあるのだが、ベースは完璧にフレンチである。有名老舗レストラン「クレッセント」に18年いたシェフが作る料理はかなりクラシックな手法のフレンチで懐かしい感じ。どっしり濃厚なソースとあっさりめのソースを上手に使い分けたメリハリあるコース料理をいただいた。山椒バターのソースなどオリジナリティもある。そしてデザートがさすが。高級レストランレベルの味をこんな気軽な店で味わえるとは、と驚かされたデザートだった。シェフは客席に出てきてとてもよくしゃべる。それも好ましい。小さな駅前にあり、普通の家を改装して使っているような造り。とてもカジュアルな雰囲気だが味はしっかりしている。高級系レストランの客に飽き、住宅街で地元中心の気軽な店をしたかったんだろうなぁという感じ。08年6月。
あつみ(馬込)
東京都大田区南馬込5-30-19/03-5709-2239/17〜25(日祝〜23)/月休/10000円〜
鮨。西馬込にあるとは思えないような意外性のある鮨屋。本で京都の「菊乃井」の料理長が東京に来たら通う店と読み、行った。値段はそれなりに行ってしまうが、素材はかなりのものを揃えているので納得も行く。それぞれ産地とともにタネが書かれてあり、主人の吟味の具合が伺われる。とても丁寧に仕入れている感じ。つまみよりも握りが良い。山形県温海(あつみ)温泉出身のご主人は斜め前のテイクアウト専門の鮨屋から独立して97年にここを開いたらしい。経歴的には地味であるが腕はなかなか。酒は雑賀や三千盛、東北泉、黒牛を置いている。都営浅草線西馬込駅の近く。第二京浜の南側。02年2月。
醤屋(馬込)
東京都大田区南馬込1-10-5/03-5742-8388/600円〜
ラーメン。じゃんや、と読む。白と黒と紫というメニューがあり、それは醤油スープの濃さを表すようだ。生醤油を使ったさっぱり味の紫と薄味の白を頼んだが、両方とも味が薄味すぎてポイントがない。焦点がないのだ。真っ黒スープの黒を食べてから書きたかったが、この焦点のなさはさほど変わらない気がする。ラーメンってそれでいいのだろうか? 洗練をこっちの方向で狙ってはいけないと思う。なお化学調味料は感じなかった。豚メシはおいしかった。志は高そうなのでがんばってほしい。環七沿い。00年10月。
インディアン池上店(池上)
東京都大田区池上5/03-5700-5237/11.30〜21/月休/950円
カレー。蒲田に本店がある店の池上店。ラーメンの店としての方が有名かも。でもボクはカレーの店として紹介したい。メニューは「最高級カレー」と支那そばと焼豚支那そばのみっつのみ。メニューのカレーのところには「この店よりおいしいカレーがありましたらお教えください。勉強に参ります」と強気なことが書いてある。あっさり味のラーメンもうまいが、ここはカレーの方がおすすめ。黒い色でいろんなものが溶け込んでおりなかなか味わい深い。ただ、いろんなものが溶け込んでいる分、ちょっと焦点がぼけている気もする。カレーと支那そばセットで1150円。超あっさり味の支那そばはそれだけだと弱いが、それをチェイサーにしてカレーを食べるとなかなか合う。池上線池上駅徒歩1分。02年3月。
ターラ(池上)
東京都大田区池上3-41-8 サシダソシアルビル2F/03-3752-1343/17〜24/月休/2000円〜
インド料理。池上の駅前、こんなところに?なインド料理屋であるが、レベルは非常に高い。家庭料理的なインド料理で肩も凝らず安いし、店内清潔で広い。前菜もそれぞれどれを取ってもうまかったし、カレーもかなりのもの。子供用カレーセットみたいのがあって、子供連れにもうれしい。それと、ナンがうまい。バターナンもいいがチーズナンとかもうまい。これで白ワインとかが充実していれば言うことなし(ワインの品揃えはかなりイマイチ)。休日の夜ちょっと気楽に家族で食事を、というには最適かも。01年4月。
歓迎(蒲田)
東京都大田区蒲田5-13-26-101/03-3730-7811/11.30〜14/17〜22/無休/焼餃子7個350円
餃子。「ホアンヨン」と読む。「中国大衆料理 餃子&喫茶」と看板にあるように、餃子が売りの大衆食堂。焼餃子は約15種の漢方薬を煮出した薬膳スープで下味を付けて熟成させた餡をつかっているとか。焼きと水の両方があるが、個人的には水餃子の方がオススメ。他の料理もいい意味でプアで力強くそこそこおいしい。北京ダックなどもあるが、非常に安い。安くてそこそこうまいという意味ではオススメ。店内の感じは中国やチャイナタウンを彷彿とさせるような素っ気なさと雑然さがあり、非常に雰囲気がある。客で常に混んでおり、行列覚悟。ある土曜の18時に行ってみたら50人ほど並んでいて諦めたことがある。大衆的な美味と割り切れば非常に楽しめる店だろう。あやめ橋店(蒲田5-7-3/03-3737-2180)、糀谷店(大田区萩中2-9-2/03-5705-3335)もある。03年9月。
食通ゆたか(蒲田)
東京都大田区羽田4-22-9/03-3741-2802/11.30〜14/17〜22/火・第2水休/3000円〜
天ぷら。羽田沖で捕れるいわゆる「江戸前」の魚を中心に食べさせてくれる羽田地元の天麩羅&居酒屋。古くは羽田浦と呼ばれたこの辺は多摩川と東京湾の水が混ざりあって良いプランクトンが発生するため魚がおいしいと言われている場所。特に穴子が有名で、高級鮨屋など羽田の穴子しか使わない店もある。そんな地の魚を羽田で楽しむならなかなかオススメのお店である。
「食通」という名前にちょっと引くが、入店するととてもきさくでくつろいだ雰囲気が漂っていて安心する。多摩川河口で捕れるボサ海老のかき揚げ(でかい!)や、7月中旬から10月にかけてのギンポ(銀宝)の天麩羅、9月末から3月までのハゼの天麩羅、そして穴子の白焼きから天麩羅まで、すべて羽田の地の魚。季節の魚に確実にありつくには電話して聞くのが一番。ただし埋め立てが進んでギンポなどはほとんど捕れなくなったと言う。
出始めのハゼ天をいただいた。大きめのハゼで、香りがプーンと脳天まで駆け上る。これだけでも訪れる価値あり。天麩羅自体の揚げ具合もよく(洗練というより実直な揚げ方で好ましい)、ビールが進む。
地元のお客さんでよく賑わっているのも安心。1階はテーブル席と座敷。2階は大宴会もできる大座敷。2005年9月に訪れたときはまだ新装開店直後だったみたいで、新しい建材の匂いがしていた。天麩羅店としてわざわざ行くことはないが、羽田沖のおいしい素材を食べるならどうぞ。05年9月。
鈴文(蒲田)
東京都大田区西蒲田5-23-13/03-5703-3501/11.30〜14/17.30〜20.30/水木休/特ロースかつ定食2100円
とんかつ。すずぶん、と読む。こんなところに?というような場所にある隠れた名店。大森駅前の「丸一」から分かれた人がやっている店だが「丸一」より清潔だしおいしい。非常に丁寧で真摯な仕事ぶり。穏やかなご主人だが、穏やかなとんかつではなく、力強い味。ボリュームあるそれは低温のラードでゆっくり揚げ、ジューシーで非常にうまい。上品すぎないうえに、衣も剥がれない。蒲田の日本工学院正門そば。2003年にリニューアルした。97年12月。
福竹(蒲田)
東京都大田区東矢口1-17-11/03-3739-4064/17.30〜23/月休・月1回連休(月火)あり
お好み焼き。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
@satonao310