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新亞飯店
東京都港区芝大門2-3-2
03-3434-0005
11〜22/無休
上海料理・蘇州料理。
しんあはんてん。
1974年創業の、「小籠包」で超有名な老舗。
まだ小籠包の存在がメジャーになるずっと前から出していて評判をとっていた。
でもそれは、マトモな小籠包がこの店の他になかった昭和時代に得た名声。小籠包を出す店がいっぱい出来た(なにせ「鼎泰豊」の支店がいくつもある)現在食べると「とてもうまいけど、他でも味わえる味」という程度な印象。
だから「この店に来るとつい小籠包を頼んでしまう」という条件反射をある日やめてみた。
ある夜にコースを頼んでみたのである(予約して)。
驚いた。
実にうまいのである。
特に決まったコースはないらしく、予算(あの時は確か8000円くらい)を言ったら「はいはい。わかった」と素っ気無い。
不安に胃袋ドキドキさせながら店に行ったが、一品目で杞憂と分かった。ありゃ、これは…。
ヒトが言うには「戦前の上海と蘇州の料理が完全に再現されている」らしい。
もちろん戦前の上海を知らないボクにはそんなことわからないが、この店の料理の味の深さには参る。特に野菜の炒め物系。魚介の煮込み系。うまし。全体にご飯に合う味が多いので、途中からご飯をもらってぶっかけて食べたりした。
メニューなどあってなきものらしく、名前もわからない料理が次々出てくる。裏メニュー(というかその場で臨機応変に作ったものか)もいくつか出てくる。そのたびに説明はしてくれるのだが、よくわからない。でも途中からどうでもよくなった。ただ単に楽しんでしまえばいい。
だからこの店ではコースを。
メニューから「誰でも知ってるような定番中国料理」を取ることもしなくていい。きっとそれは普通だ(昼にそういうことを何回かしたが普通っぽかった)。それよりもコース。数日前に予算を言ってコースを予約することをオススメする。
ただ、コースなのに、一度にドドドドと料理がテーブル上に並ぶのだけはいただけない。
順番にキレイに出そう、みたいな発想はこの店にはないのだ。おいしい料理を出すことが一番のサービスだと心得ている感じ。
ま、うまいからいいや。
97年頃初訪問。再訪多数。
2006年08月18日(金) 9:18:33・リンク用URL
@satonao310