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お座敷洋食 入舟

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東京都品川区南大井3-18-5
03-3761-5891
11.30〜14/17〜21/日祝休
1000円〜


洋食。

大正13年に創業した歴史ある店で、モルタル造りの古い一軒家。
1階は、当時としてはさぞやハイカラだっただろう的食堂。別玄関から入る2階はお座敷で、それこそ当時最先端だったであろう“お座敷洋食”が食べられる。もうね、この内装や雰囲気がまず大のご馳走。

もともと大森のここらへんは三業地跡地(三業地とは置屋・料理屋・待合の三つの施設がある花街のこと)であった。
東京オリンピックのための港湾整備で、漁業権を放棄させられたときの補償金で、当時はすごく賑わったと言われているのだが、いまはその面影もなく、わりと寂れている。「入舟」はそういう立地で大正13年からずっと営業してきていて、この地の栄枯盛衰をしっかり見てきている店だ。

どっかり腰を落ち着ける2階の座敷も相当いいのだが、ボクは1階のテーブル席をオススメする。
なぜなら、現在1階で接客にあたるぶ厚いメガネのおばあちゃんは、聞けば大正14年生まれの80歳(!)。
着慣れた割烹着姿で、姿勢良く、明るくテキパキ接客してくれるその格好良さ。その姿がこれまた大のご馳走。彼女の笑顔は、この店の美味しさの半分を占めていると言っても過言ではない。ぜひ1階で食べてみて欲しい。

店は古いが清潔至極。黒板やメニューの表記も丁寧かつ親切で、店の姿勢がうかがわれる。
たとえば、「生ビールサーバーは毎日洗浄しているので、いつでもおいしい生ビールをどうぞ」と黒板にあり、昼だということを顧みず思わず飲みたくなってしまう。日替わりランチもとても美味しいし、入舟ライス(炒めご飯)、カレー、ハヤシ、オムライスなどの一品も捨てがたい。魚のフライやコロッケなどを盛り込んだ入舟ランチもお得な感じ。とにかくベーシックで懐かしい日本の大衆洋食がここに生き残っている。

決して洗練されてないし、味も古っぽく、油がもたれる部分もあるのだが、妙に気に入って何度も通っている。

JR大森駅から東に歩いて10分弱。品川水族館からも程近いので、水族館の行き帰りにもいいかもしれない。夜にお座敷で、ゆっくりとコースをいただくのもオススメだ。

02年4月訪問。再訪4回。


お座敷洋食 入舟
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2006年01月03日(火) 16:12:22・リンク用URL

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