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さとなおの行った店リスト 東京
丸の内・八重洲・日本橋・茅場町・人形町・神田・御茶ノ水エリア
このコーナーは、ボクが実際に行ったレストランを記録したものです。
個人サイトの個人的食べ歩き記録です。ガイドでも評価でもありません。
ですので、読みやすさなどを考えずざっと一覧してあります。コメントも短く散漫なものです。ご了承ください。
ただ、この記録を利用して、あなたが行った店の感想とボクの感想とを比較することができます。そうして趣味嗜好がボクと合うか合わないかを調べ、趣味嗜好が近かった方は「さとなおの好きな店リスト」をご覧ください。店の選択により便利になっています(「このコーナーの使い方」参照)。
なお、自分の好き嫌いを相対化するために、店をラブ度で表しています。ボク個人の「お気に入り度」の目安として参考にしてください(味の評価でも店の優劣でもありません)。
また、古い訪問年月日の感想も出てきます。それはその時の感想。その後、当然、店は変化しています。それはご自分でお確かめください。住所・電話・営業時間などについても変わっている可能性があります(閉店した店もあります)。ご注意ください。
※ 下記エリアをクリックすると各エリアにショートカットできます。
※※各エリアごとに「和食(鮨、蕎麦、居酒屋…)→洋食(フレンチ、イタリアン…)→アジア系(中国、韓国…)→その他系(南米、バー…)」の順で並んでいます。ジャンル別に見たい方はこちらに戻ってジャンル別をご利用ください。
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| 丸の内・大手町・八重洲・京橋エリア |
オーグードゥジュール ・ヌーヴェルエール (丸の内)
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F/03-5224-8070/11〜15/18〜23/無休
フレンチ。新丸ビルにあり、窓外には東京駅(ボクが訪れた時は駅舎工事中だったが、工事が終わればキレイなライトアップになるはず)。景色もよくサービスもよく料理も繊細でまぁまぁ。デートなどに向く良店だと思う。店内は適度に狭く適度に暗くて親密。料理は決してインパクトが強いものではないが、優しくて工夫が効いている。スペシャリテの「鮭のマリネ」が良かった。いい意味で会話も景色も邪魔しない。でもほぅっと溜息をつく。たぶんそういう落とし処を狙った料理だろう。
店名からわかるように、日本を代表するサービスマンのひとり岡部さんの「オーグードゥジュール」の支店である。このグループはどんどん支店を作っているが、岡部一己さんが関わるだけにサービスの教育は徹底している。ただ、この支店に限っては、一歩踏み込んで客を喜ばせる感じはなく、そつのないサービスに終わってしまったのが残念かな。新丸ビルという観光立地を考えると、そつがないというのは狙いかもしれないけど。ホテルのメインダイニングみたいな無難さがある程度要求されると思うから。08年11月。
オザミ・トーキョー(丸の内)
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング35F/03-5220-4011/11〜15.30/17.30〜24/無休
フレンチ。ワイン・バー。銀座の「オザミ・デ・ヴァン」の支店で、あちらよりずっとレストランっぽいが、ワインバーとしても使える。東京駅前の丸ビル35Fにあり、24時まで営業しているので何かと重宝するだろう。新幹線に乗って帰る人にも便利な店。
この店は夜景が素晴らしい。窓際のテーブルは外向きの二人用席になっており、夜はカップルで埋まる。他のテーブルも窓から離れるに従って段が高くなり、どの席からも夜景は楽しめるように作ってある。ワインを夜景と共に楽しむ、というコンセプトがきっちり伝わる店作りだ。ワインは15000本揃えているそうで、ワイン・リストはなかなか壮観。それなりの高いが、逃げ道もあり、ちょっと飲みにも使える。料理はフレンチでコースは6000円からあるが、チーズや一品とワインを合わせるのもあり。意外と、と言っては失礼だが、味はしっかりしている。なかなか高水準。サービスも若手中心によく気がつく。テーブル席は少し詰め込みすぎのところがあって落ち着かない部分もあるが、そういう方のために個室もある。ここの個室はちょっとしたビジネス・ディナーにも向くだろう。06年12月。08年1月。
VIRON(丸の内)
東京都千代田区丸の内2-7-3 トキア1F/03-5220-7288/10〜21/無休
ビストロ。ブーランジェリー/パティスリー/ブラッスリー。渋谷にある本店の支店。昔ながらのバゲット「レトロドール・バゲット」を作っている製粉メーカー「ヴィロン」の直営店。本場パリでも本物のバゲットは長く失われていて、1960年代から機械こねとそれに耐えるアメリカ産やカナダ産の強力粉が席巻していたのだが、近年それが見直され「昔ながらのバゲットの味を取り戻せ」といろんな運動が起こり、いまや完全に復活した。そこで使われたのがフランス産小麦粉「レトロドール」。そしてそれを作っている製粉メーカーが「ヴィロン」なのである。
渋谷店と同じく、パンの小売りとレストランを兼ねていて、パリの雰囲気もあり、場所柄いろいろ使い勝手も良い。なのでわりとよく使うのだが、いつも思うのは価格が高いこと。ふたりで行って前菜2皿とメイン1皿で十分だし、味は意外と良いのだが、ワインが7000円からと高いこともあり、ふたりで20000円くらいしてしまうかも。もっと気軽に食べられる雰囲気なだけに残念だ。ランチも高い。ワンプレートにバゲットもらって1400円くらい。スープとかとってコーヒーとると3000円弱。いい店なのだけど、高い印象がどうしても抜けない。08年12月。
グットドール・クラッティーニ(丸の内)
東京都千代田区丸の内2-2-3 丸の内仲通りビル1F/03-6212-6882/12〜14/18〜22.30/日休
イタリアン。横浜君嶋屋が営むワインバー「グットドール」と、倉谷シェフの人気南イタリア料理店「クラッティーニ」。この上質なふたつの店のコラボとして人気だった「グットドール・クラッティーニ」が西麻布から丸の内に移転してきた。隣には「横浜君嶋屋 丸の内店」があり、ワインを売っている。厨房には倉谷シェフ。ソムリエには(一部で超有名な)マッキー。立地も含めて最強布陣に近い。
期待たっぷり訪問したが、内装は意外と普通のカフェっぽく、料理もそんなにドキドキしないものだった。もっといい意味でエロい店に仕上がっているイメージだったのだが、わりと素っ気なく楽しさが足りない。「冷たい桃のスパゲティーニ」「とっておき、生うにのスパゲッティ」「キャベツ畑のスパゲッティ」「仔羊Tボーンのロースト」とおいしい料理はあったが、最後までノリ切れないで終わってしまった。再訪時も同じ。相性かな。ワインはさすがに安価で質がいい。チーズもなかなかの品揃え。サービスは明るい。CPもよい。でも最近こういう店多いからなぁ。もっと本格派を狙ってもらいたかったかも。07年2月。07年7月。
小花(丸の内)
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビルB1F/03-3211-8570/11〜14/17〜22/日祝休
中国料理。こはな。シェフはホテルニューオータニ出身で非常に丁寧で真面目な料理を出す。ここの冬の一品で「カキそば」というのがある。これが実にうまい。基本的にしょうゆ味。縮れた中太麺の味もよいが、特にうまいのはやはり牡蛎だ。生食用のぷりぷりの牡蛎に下味をつけ、片栗粉をまぶして軽く熱を通したものが5〜6個入っているのだが、これがとてもおいしい。そして中国野菜のターサイとエリンギと長葱がバランスよく入っていて、実に満足感溢れるそば(ラーメン)になっている。栄養もたっぷりだしね。しかもここの「カキそば」は食べ終わってからの後味がいい。口の中がとても気持ちがいいのだ。あぁこの味クセになる。他に「坦々麺」もいい。金胡麻を丁寧に丁寧に練って作った、それはそれはクリーミーでマイルドな担々麺。ピーナッツバターを隠し味に、挽肉が合わさり、上品かつ深い味になっている。後からほんのり辛さが来るタイプなので辛さ好きには物足りないかもしれないが、このクリーミーさは捨てがたい。全体にとてもカジュアル。06年12月。
とりかく(大手町)
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルディング B1F/03-5220-2350/11.30〜14/17〜23/土日祝休
とり料理。宴会コースが安い。2500円、3000円、3500円と小刻みに設定されている。オススメされた「手ごねつくね焼」は確かに良かった。いろんなバリアがあるので、つくねだけでかなりお腹一杯になる感じ(一本平均240円)。鶏鍋は普通においしい。串焼きは普通。パーテーションがある半個室が多いのでくつろげる。全体に和の空間。08年6月。
リトル小岩井(大手町)
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルヂング地下2階/03-3201-2024
パスタ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
おけい寿司(八重洲)
東京都中央区八重洲1-8-11/03-3271-9928
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
京すし(京橋)
東京都中央区京橋2-2-2/03-3281-5575/11〜14/17〜20/土日祝休/6000円〜
鮨。京橋にポツリと残る古い一軒家でとても入店しにくい雰囲気。凛とした空気が外までじわりと漏れていて、かなりハードルが高い。でも入ると意外ときさくでカジュアルだ。古く使い込まれた店内は趣充分。歴史を感じさせつつも、とても清潔でシンプル。つけ場に立っている職人の佇まいもいい。握りは強めの仕事をしたタネにほんわり甘めの酢飯を合わせる。大ぶりな握り。江戸古式的な男鮨。すぐお腹いっぱいになっちゃうがなかなかうまい。
この店はランチも良い。鉄火丼(1200円)やいなだ丼(880円)、アジ丼やサバ丼があるが、実は「鉄火といなだ、ハーフで」というオーダーが出来る。ガリを細かく切って酢飯の上に敷いた上に、鉄火半分、いなだ半分、丼の酢飯の上にキレイにレイアウトされて並ぶ。そしてわさびが美しく乗っている。丼は全体に甘めに調味されており、バランスはとてもいい。この店は、夜に握りより昼に丼の方が気に入っているかも。05年8月。
京橋恵み屋(京橋)
東京都中央区京橋3-4-3/03-3272-8616
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
東京バルバリ(京橋)
東京都中央区京橋3-7-9/03-5524-1338
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
うみかぜ(京橋)
東京都中央区八丁堀2-30-13/03-3553-6100/11.30〜14/17〜23/日休
沖縄郷土料理。凝った素材をちゃんと仕入れていてなかなかおいしい。沖縄の紅芋で育った紅豚のしゃぶしゃぶとか沖縄薬草天ぷらとか久米島の地鶏とか石垣牛とかブルーシールアイスとか。鮮魚系は沖縄に限らずいろんなものを仕入れている。全体に沖縄の味が楽しめる居酒屋としては使い勝手はよいし、工夫したメニューを置いているのでそこそこ楽しい。味はまぁ普通っぽいかな。泡盛は春雨がいろいろ揃っているのと、泡波をいれているのが印象的。焼酎も多い。05年5月。
シェ・イノ(京橋)
東京都中央区京橋2-4-16 明治製菓ビル1F/03-3274-2020
フレンチ。以前は長く「京橋3-2-11第百生命ビル1F」にあった有名店で、弟子を多数輩出している井上旭シェフの旗艦店でもある。1996年ころ、まだ第百生命ビルにあったころに訪れたことがあったが、その時の印象が悪すぎてずっと再訪していなかった。典型的社用族用のレストランでどうにも気分が悪かったのだ。でも、京橋2丁目の明治製菓ビルに移ってとてもよくなったと聞き、2005年8月に再訪。そして驚いた。とても良い店になっていたのである。
インテリアはサロンからグランドメゾン系になり、クラシックな料理は味に磨きがかかり、いまひとつだったサービスは改善され(まだちょっと余所余所しいけど)、社用族ばかりだった客層も変わった。「トリュフ入りラビオリ マロンの香り」や「フォアグラのパイ包み」、「仔羊のパイ包み焼き マリアカラス」などの名作も相変わらずめちゃくちゃうまい。というか、世の中が全体に淡い味付けになった今、逆にここまでどっしりクラシカルな方がエッジが立って感じられる。
天井の高いホールは(席にも寄るけど)とても気持ちがいい。華美すぎず無機質すぎず、ちょうどいい感じ。サービスも秀逸。グランドメゾン系の慇懃無礼もなく、親しみが持てるものだった。96年7月。05年8月。
京橋ドンピエール(京橋)
東京都中央区京橋2-3-4/03-3242-0141/11:30〜14:00/17:30〜21:00/日休/6000円〜
フレンチ。フレンチと洋食屋の中間って感じの店。コースを食べると完全にフレンチ。でもオムライスなども給するところが洋食屋っぽい。日本人独自の欧米食の楽しみ方を丁寧に考えた結果と思われる。そこらへんの視線がとても温かいレストランだ。料理も古典的なものをしっかり丁寧に作っている。安心して身を任せられる味。ワインも良心的な品揃え。サービスも手堅く丁寧。全体に「丁寧」なのだ。気取り勝ちなフレンチレストランが多い中、見栄を張らず実を取る姿勢がここちよいフレンチ洋食屋である。97年11月。
雑誌「danchu」の欧風カレー部門で一位に選ばれたカレーライスであるが、率直に言ってよく出来たホテルのカレー、という感じ。欠点はまるでないが印象にも残らない。丁寧に作ってありおいしいのだが「ふーん…」程度の感想であった。付け合わせのサラダはさすがにドンピエール、おいしい。昼は1500円で食べられる。夜は高い。00年11月。
アジアンリビング蕃(京橋)
東京都中央区京橋3-4-1 2F/03-3231-7510
東南アジア料理。「Asian Living Baen」。創作エスニックの店でタイ料理を中心にした創作料理を楽しめる。居間のような独特の店内はちょっと狭いがなかなかに親密で暖かい雰囲気。酒はビールから酎ハイ、マッコリやテキーラ、メコンウィスキーからワイン、カクテルまでいろいろ揃っている。味はちょっと当たり外れがある。魚のレッドカレー煮込みや揚げ魚のスパイシーソースとか魚系エスニックが意外といい。カレーラーメンもよい。05年6月。
| 日本橋・茅場町・八丁堀・新川・人形町・馬喰町・浅草橋エリア |
吉野鮨本店(日本橋)
東京都中央区日本橋3-8-11/03-3274-3001/11〜14/16.30〜21.30/日祝休(土曜昼のみ)
鮨。創業明治12年の大老舗。昔ながらの雰囲気で安価に本格的江戸前が食べられる良心店。煮きりを使い、酢飯と鮨ダネのバランスもとても良い。仕事してある光り物や穴子などは特にいい。酢飯とタネがいいバランスで口の中でほどける。お好みで食べて(酒を飲まなければ)4000円〜って感じで気軽に食べられるのがいい。ランチもいい。1575円で食べられる。昼時ともなると高島屋でお買い物の奥様方で混み合うが、彼女らはテーブル席に陣取るので、意外とカウンターが空いている。ただし、ランチコースは若手が握ったりしているので、少々出来にムラがあることもあるのは仕方なし。日本橋の高島屋の裏手にある。03年11月。再訪数回。
てん茂(日本橋)
東京都中央区日本橋本町4-1-3/03-3241-7035
天ぷら。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
室町砂場(日本橋)
東京都中央区日本橋室町4-1-13/03-3241-4038/11〜19.30/日祝第3土曜休 /600円〜
そば。創業明治2年の老舗。全体に素っ気ない店であるが、味はやっぱりいい。まずは玉子焼きを。これはいつ行ってもハズレない名作。ざる(一番粉)よりもり(二番粉)がオススメ。どちらも量が少ないので(不満)、両方もらってもいいかもしれない。なお、ざるとは書いてあるが海苔はついてない。一品物もどれもうまいので頼むと楽しい。99年12月。
オー・グー・ドゥ・ジュール・メルヴェイユ(日本橋)
東京都中央区日本橋3−8−13/03-6202-1991/11〜13.30〜17.30〜21/夜コース6500円〜
フレンチ。麹町のフレンチ「オー・グー・ドゥ・ジュール」の姉妹店として、日本橋高島屋の近くにオープンした。白と黒と間接照明で構成されている店内は清潔で落ち着ける。小さな店だが狭い印象がないのはそのインテリアのせいかも。料理はインパクトに欠けるものの上品で繊細。ブーダンノワールのパルトロー包みやイトヨリのポワレが印象に残っている。ただもう少し強さは欲しい。麹町店はサービス人がオーナーでその細やかなサービスが売りでもあるが、こちら「メルヴェイユ」はまだこなれていない。笑顔、気遣いなど過不足ないが、もう一歩進んでこちらを楽しませるサービスまでにはまだ遠い道のりが必要な感じであった。全体に安定したいいレストランという感じ。比較的わかりにくい場所なので注意。04年11月。
印度風カリーライス(日本橋)
東京都中央区日本橋室町3-4-1/電話不明
カレー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
博多ラーメン しばらく(日本橋)
東京都中央区日本橋蛎殻町2-14-4/03-3665-0088/11〜麺終了まで
ラーメン。20年前、博多西新の修猷館高校前の「しばらく」というラーメン屋に行ったことがある。博多ラーメンブーム前のことでボクにとって博多ラーメン初体験店。トンコツ、替え玉、紅ショウガなど、いまは普通になった博多ラーメンのもろもろとともに、注文すると店のおばちゃんが「しばらくっ」と渋く言うのがとても印象に残っている。その店の味がボクの博多ラーメンのスタンダードで、いまでも舌の上で再現できる感じなのだが、その支店が東京についにできたと聞いて行ってみた。濃厚なトンコツの香りが漂う店内。そこらの下手に洗練されちゃったそれとは違うこってりスープのラーメンは健在で「おお、そうだったそうだった、こういう味だった!」と膝を打つ味。大変うまい。麺もストレートな力強さで舌に喉に気持ちよい。あーうまいうまいとほくほくしながら店を出た。03年11月。
玉ゐ(日本橋)
東京都中央区日本橋2-9-0/03-3272-3227/11.30〜14/17〜21.30(土日11.30〜20.30)
穴子飯。一見老舗っぽいが新しい店。昭和28年建築の酒屋を改造して利用している。だから新しい店なのになぜか歴史を感じさせる。内装も上手に作ってあり、完成度は高い。企画とデザインの勝利。この店の売りは天然穴子。すべて天然物を使っていると言い切っている。名物は「穴子の箱めし」。これは、重箱を使用したいわゆる“穴子重”なのだが、面白いのは仕上げが選べること。「煮上げ」と「焼上げ」。客が選んだ方法で仕上げた穴子がごはんに乗って出てくるのだ(ごはんの大盛無料)。ボクは焼き穴子の香ばしさを楽しみたかったので「焼上げ」を頼んだ。炭火ではないらしく香ばしさはもうちょっとだったものの、ちゃんとおいしくて満足した。あえて言えばタレが甘すぎるかな。でも全体になかなかのもの。ちなみに、食べ方は鰻の櫃まぶしにとても似ている。まず、ワサビで穴子そのものの味を味わう。その後、擦りゆずとネギとごまをかけて変化を楽しむ。そして最後に、別注文の出汁(穴子の骨汁。200円)をかけてお茶漬けのようにして食べる、と、三つのやり方で楽しむ。出汁をかけて食べる方法が特にうまい。穴子の香りが出汁にとても合う。全体に高め。日本橋高島屋の裏筋。05年10月。
みかわ(茅場町)
東京都中央区茅場町3-4-7/03-3664-9843/11.30〜13.30/17〜21.30/水・第2火休/6000円〜
天ぷら。リーズナブルでうまい数少ない店。量もたっぷりのコースで6800円だったりするのだ。この味でこんだけ安いのはうれしい。塩やカレー粉をまぜてつけるタイプ。芯をレアに保っている魚介類は旨みが凝縮。うまい。特に最後のかき揚げはとてもいい。揚げるのは主人の早乙女氏。いまや日本一の職人と言われる人だが、彼の出した「天ぷら道楽」という本はちょっと嫌味だった。わかりにくい場所にあるが行って損はない。まずは昼のコースを。95年12月。99年11月。
藪平(茅場町)
東京都中央区日本橋茅場町2-4-9/03-3666-2890/11〜14/17〜20/土日祝休
そば。ここは「藪平特製冷やしカレー」(720円)がよい。冷やしカレーと言っても、カレーが冷たいわけではない。熱々のカレー(もちろん蕎麦屋独特のカレー!)が丼になみなみとつがれて出てきて、その横に冷たいせいろ蕎麦が出てくるのである。そう、冷たいせいろ蕎麦をカレーにつけて食べる方式なのだ。カレー蕎麦はその熱で麺が伸びていて蕎麦の香りもせず惜しいと思っていたボクには福音のようなカレー蕎麦である。なにしろ冷たいせいろ蕎麦だから伸びてないでしょ? それを箸でひとつまみしてカレーにつけてサッと喰うと、きちんとコシがある蕎麦でカレー蕎麦が食べられる。んでもってカレーは熱くて蕎麦は冷たいという不思議な温度感が口の中で楽しめる。しかも蕎麦をカレーにつけすぎず、箸でつまんだところ10センチくらいは浸さずにズズズとたぐると蕎麦の香りがちゃんとプ〜ンと香る。口中で蕎麦の香りとカレーの香りが混ざるのである。こういうカレー蕎麦が意外とないのだ。古い店内だが清潔で、接客も気持ちよい。他のメニューもうまそうだがコレしか食べたことがない(笑)05年6月。
すし屋の清助(八丁堀)
東京都中央区入船1-2-5 B1F/03-3297-1745/17.30〜23/日祝休
鮨。入船の路地にある小さなビルの地下1階にあるこぢんまりした鮨店。L字型のカウンター中心で、個性的なご主人とわいわいしゃべりながら飲むお客さんで賑わっている。タネの鮮度を重視した鮨で酢飯とのバランスはあまりよくないが、それなりにおいしい。工夫のある一品もあり。06年11月。
き寿司(人形町)
東京都中央区日本橋人形町2-7-13/03-3666-1682/11.45〜14.30/17〜21(土〜20)/日祝休/12000円〜
鮨。きずしの「き」の字は七が3つの「き」。雰囲気抜群。接客も良い。場所柄もあって「江戸」を感じる良店。ほとんど文化財の趣である。この雰囲気の元、仕事がされた鮨を楽しむと「よくぞ日本に生まれけり」とか思う。左利きの親方のふるまいは見ていて惚れ惚れ。煮系蒸し系が特によい。タネと酢飯のバランスがもう少しいいとベストかなぁ。まだ食べていないが、冬にかけての季節にはハゼの握りがあるらしい。95年10月。
久々の再訪。相変わらず雰囲気は抜群で、この店の外観や調度品はそれだけでご馳走だ。親父さんの息子さんもカウンターの中に立つようになり、家族的な雰囲気がまた強くなった。それも良い。ただ鮨自体は前に感じた感激がなく、意外に普通に感じた。大きめのタネでどっしり握ってくるタイプで、きちんとおいしいのだが、それ以上の驚きはほとんどない。敢えて言えばコハダが良かった。値段も以前はコストパフォーマンスがいいなぁと感じたが、そんなにいっぱい食べた気がしないのにあっさり15000円以上したのにはちょっと驚いた。質・量・値段の釣り合いが悪い。好きな店だったのだけどタイミングが悪かったのだろうか。04年6月。
ネスパ(人形町)
東京都中央区日本橋人形町1-1-22/03-5640-1011/11〜15/17〜22/日休
洋食。大阪で1949年創業の老舗洋食店。2000年ごろ東京に支店を出した。ボクは大阪勤務時代によくこの店に行った。北新地にあった古い店舗の時は中でふたつに分かれていて、素っ気なくも趣ある店内はいかにも古い洋食屋っぽくて良かった。その後大阪の堂島に引っ越してからはわりと普通の店っぽくなったが、相変わらずよく通った。通わせる理由はこの店のコロペット。コロペットとはこの店の登録商標料理で、クリームコロッケとカツの中間のような一品。エバミルクで作った白ソースを牛肉などの具で包み、パン粉で揚げた料理で、ソース類は何もつけずそのまま食べる。初めてだったら「盛り合わせコロペット」がオススメ。牛肉コロペット、海老コロペット、豚肉コロペット、鶏肉コロペットの中からふたつを選んで1100円である。ボクは海老と豚肉を選んで盛り合わせることが多い。ハヤシライスやチキンライスもいい。鶏のミリン焼きもいい。東京店は大阪店の雰囲気を上手に踏襲し、雰囲気はいい。全体に少し高めな価格設定だが、ボクは大阪時代の思い出もあってわりと行く。日替わりランチもボリューム満点でなかなか。05年4月。
小春軒(人形町)
東京都中央区日本橋人形町1-7-9/03-3661-8830
洋食。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
来福亭(人形町)
東京都中央区人形町1-17-10/03-3666-3895/11:.30〜14/17〜21/土日祝休
洋食。明治37年創業。人形町を代表する店のひとつ。古くて趣ある佇まい。引き戸をあけると一階は細長いテーブルふたつのみ。この雰囲気がなんか得難い(二階にお座敷もある)。久しぶりに行ったが相変わらずおばちゃんのサービスはいい感じ。客というより親戚という扱いに近い。下町っぽくていい。メニューはビフカツとかオムライスとかメンチエッグとかカニヤキメシとかいろいろあるが、やっぱりメンチがおすすめ。懐かしい味。ちなみにカレーは黄色くて小麦粉で溶いた系のカレーで、いわば「ライスカレー」系なのだが、これはいまひとつ。まぁでも人形町なら「小春軒」か「キラク」を選ぶかも。02年8月。06年5月。
津々井(人形町)
東京都中央区新川1-7-11/03-3551-4759/11〜14/17〜21/日祝休/1000円〜
洋食。創業60年近い老舗。「にっぽんの洋食」とショルダーコピーが入っている。伝統を守ろうという意志だとは思うが、ただ単に守りに入っているわけではない。それはこの店の人気メニュー「ハンバーグ丼」でもわかる。ハンバーグがどどんと入ってデミグラスソースがかかったそれは洋食の枠をひとつ越え、なんとも不思議な趣。蕎麦屋で出るカレー丼みたいな、一種独特な世界を構築している。デミグラスソースとご飯の相性がとてもよく、そこに乗った半熟卵を溶かすと相当うまい。ただ、ハンバーグしか乗ってないので少しシャキッとした野菜の感触が欲しくなる。そういう意味ではもうひとつのメニュー「和風ハンバーグ丼」の方が変化がついていいかもしれない。また「トロトロオムライス」もわりと良い。二色のソースがついており、すっぱい方の味がわりと良いのである。二人か三人で訪れて、「ハンバーグ丼」と「和風ハンバーグ丼」を取り合い「トロトロオムライス」をシェアする、というのが楽しい食べ方。なお、これらのメニューは平日ランチ限定。夜はビーフシチューを中心にした「洋食コース」が4200円。他に要予約でフルコースがある。05年5月。
蓬楽亭(人形町)
東京都中央区日本橋人形町2-7-6/03-3665-6139/11〜15/17〜20/11〜20(土日)/無休/2000円〜
とんかつ。上品なとんかつであるが上品になりすぎておらず、いい意味での下品さを残している。二度揚げされたそれは香りこそちょっと弱いものの、肉のうまみは十分活かしているし、とんかつを食べる喜びもある。全体に力強さは足りないが、上品系としてはなかなか良いと思う。オリジナルなウスターソースをかけるのだが、個人的にはこれが衣に染み込みすぎるのが好きではない。衣に乗っかってくる濃いとんかつソースの方が好き。あと、ご飯の炊き具合も(訪問当日は)イマイチであった。これは残念。衣は焦げ茶で剥がれない。これは好み。京樽が経営している。00年06月。
燕慶園(人形町)
東京都中央区日本橋浜町2-24-2/03-3666-3873/11.30〜21(日祝〜20)/土・第3日休/5000円〜
中華料理。えんけいえん。小さな店だが人気が高く、夜は予約しないと入れないことも多い。気楽な店構えで昼はラーメンのみとかも可能だが、夜はそれなりの中華料理店に変身する。B級グルメ的な店と思って入ると意外とちゃんとしているのでビックリするだろう。上海料理中心で四川・香港・広東料理などもメニューにある。おすすめを聞きながら食べるのが正解だが、上海風里芋煮は特におすすめ。おこげや水晶海老もいい。〆は焼きそばよりは炒飯の方がオススメかな。味は全体にレベル高くとてもうまい。いろんなメニューを試してみたくなる。コースは4000円から。10品で5000円のコースもお得。明治座通りにある。01年12月。
納札亭六輔(馬喰町)
東京都中央区日本橋馬喰町2-2-7/03-3663-4958/12時頃から/日祝休/4000円
そば。店に入ると、まず親父に睨まれる。勝負を挑まれるような感じ。不快。その後も不機嫌な雰囲気を一定にキープしながらものすごい思い入れでそばを打ち始めるのだが、客はそれを有り難く見物する、というカウンターの作りになっていて、う〜ん、なんだかなぁ…。たかがそば。客に嫌な思いをさせてまでそんなに求道してどうする。極細のそばは確かにうまかったが亭主の「姿勢」がボクには合わない。この頃噂を聞かないがどうしたのかな。94年12月。※閉店。
| 神田・神保町・秋葉原・御茶ノ水・水道橋エリア |
神田鶴八(神田)
東京都千代田区神田神保町2-4/03-3262-0665/12〜14/18〜22/日祝休/15000円〜
鮨。師岡幸夫氏が握る伝統の一店。とてもおいしいと思った。シャリとネタのバランスが非常に良い握り。名店の誉れ高いのもうなずける。が、師岡氏の説教が独特で、途中から非常に居心地が悪くなった。となりの客を責める責める(笑)。饒舌にしゃべりながら握るのも少し気になる(唾が鮨に…)。映画の話など話題は豊富なのだが、なにしろ自分が褒められるまでしゃべりやめないので客も大変な思いをする。「さすが親父だね」と誰かが褒めると逆に「お前らがだらしないんだ、だいたいな…」と説教しだし、一通り怒り終わるとまた客が褒め、の繰り返し。ちやほやし続ける客がいるからああなってしまうのかな。味はいいんだけど、その態度がどうしても好きになれなかった。師岡氏が書いた「神田鶴八鮨ばなし」という本はとてもいい本。95年2月。
※1998年にその名物ご主人が交代。現在は当時の一番弟子であった田島道弘氏が握っている。交代後まだ行っていない。
笹巻けぬき寿司(神田)
東京都千代田区神田小川町2-12/03-3291-2570
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
山の上(神田)
東京都千代田区神田駿河台1−1 山の上ホテル本館1F/03-3293-2311/7〜10.30/11〜21.30/無休/9000円〜
天ぷら。山の上ホテルの和食処だが、池波正太郎ら文人達が褒めちぎる天ぷらで古くから有名(東京のホテルで一番最初に天ぷらをはじめた店らしい)。いまでも出版社関係の作家接待でにぎわっている店でもある。で、カウンターで文壇気分に浸りながら天麩羅を食べたのだが…。味はわりと普通かな。文句も特にないがうまい!も特にはない。コースは9000円からであるがちょっと高く感じた。店内雑然としていてくつろぎにくい。近藤文夫氏が去ったあと、後継者が個性を出してしっかりしてくるまでの辛抱なのかもしれない。年代物の冷蔵庫はとても素晴らしい。95年12月。
かんだやぶそば(神田)
東京都千代田区神田淡路町2-10/03-3251-0287/11.30〜19.30/無休/650円〜
そば。久しぶりの再訪。「いらっしゃい〜」の「い〜」の部分を伸ばしてハモる、あの独特の接客は変わらず。懐かしい。緑色の蕎麦は香りはまぁまぁだが、喉越しがイマイチ。また、つゆもちょっとぼけた味のような気がする。辛口になりきれてなく、どちらかというと甘めのベタベタ感があって、そばとの馴染みがいまいちな気がする。エントランスの感じ、店内の雰囲気、接客、ともにいいが、味的にはもう少しかなぁ。量も少ない。00年6月。
神田まつや(神田)
東京都千代田区神田須田町1-13/03-3251-1556
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
丸香(神田)
東京都千代田区神田小川町3-16-1/11.30〜19.30(〜17)/日祝休
さぬきうどん。香川の激うま店「山越」で修行した職人が打つ。そう聞いただけで涎をたらすさぬきうどん好きばかりだろう。ボクも期待して行った。並んで食べた。うん、うまい。でも(これは仕方ないことなのだが)やっぱりさぬきうどんの良さはあの香川の空気と共にあるのだなぁというのが感想。神保町のせわしない場所でせわしない人々と食べると、味がいくら現地に近くてもどうしても「何かが足りない。心からおいしいと言えない」と思ってしまう。個人的な思い出も含めた感想なので、こればかりは仕方なし。06年1月。再訪数回。
中川(神田)
東京都千代田区神田須田町1-19-4
うなぎ。「鰻のねどこ 中川」とあるように、まさに鰻の寝床のような細長い店内。炭火で焼き上げるうなぎはひと言でいうと「端正な蒲焼き」。静かな味である。おおお!という驚きもないが、残念に思う部分もない。うな丼1900円と比較的安価だし、店の雰囲気もいいし、ついてくるお新香はおいしいし、なかなかだが、蒲焼き自体にはもうちょっと「強い主張」を欲しくなってしまう。そんな感じ。秋葉原の買い物のあと、万世橋を渡ってちょっと食べるには重宝している。00年6月。※2004年閉店。残念。
鳥つね自然洞(神田)
東京都千代田区外神田5-5-2/03-5818-3566
焼き鳥。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
新八(神田)
東京都千代田区鍛冶町2-9-1/03-3254-9729/16〜23/日祝休
居酒屋。日本酒「神亀」がすべて揃っている店として知られる。神亀はわりとレアなので、次々飲んでいるとそれだけでシアワセな気分になる。ここまで揃っている店は他に知らない。料理メニューも多くとても迷う。壁にオススメが貼ってあるのでそれを見つつ店員さんと相談するのがいいかも。ボクの時はのど黒のいいのが入っていて、これが絶品だった。焼き加減がとても上手。とにかく主役は神亀なので、それを楽しみましょう。ちなみに酒は他にもたくさん揃っている。インテリアは(改装したのかな)普通の居酒屋風。特に趣深いわけではない。最寄りは神田駅。目印は玄関の「純米酒神亀ひこ孫」の看板。06年6月。
ミオ・ポスト(神田)
東京都千代田区神田小川町2-1-3/03-3295-4500/11.30〜14.30/17〜21/日休/7000円
イタリアン。ある時期とても話題になったリストランテでパスタを売りにしていた。きっちりアルデンテだったそれは当時では珍しい質だったが、いまでは少々普通っぽいかも。前菜からデザートまで安く楽しく寛いで食べられるのは相変わらず。久しぶりに昼に出かけたらピザ釜を導入しており、ピッツェリアも兼ねるようになっていた。時代の流れかな…。ワインの種類は充実。赤坂の同名のスパゲッティリアを気に入っていたのだが、いつのまにかなくなってしまった。95年5月。06年1月。
とんかつ やまいち(神田)
東京都千代田区神田須田町1-8-4 玉井ビル/03-3253-3335
とんかつ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ルー・ド・メール(神田)
東京都千代田区内神田2-14-3/03-5298-4390
カレー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
トプカ(神田)
東京都千代田区神田須田町1-11/03-3255-0707
カレー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
焼肉ランドマルタケ(神田)
東京都千代田区神田駿河台3-7-5/03-5280-0507
焼肉。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
いもや(神保町)
東京都千代田区神田神保町1-22/03-3293-0366
天ぷら。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
出雲蕎麦本家(神保町)
東京都千代田区神田神保町1-51/03-3291-3005/11〜20.30/日祝休/1000円〜
そば。東京ではあまり見かけない出雲蕎麦。割子に盛られた蕎麦に、つゆを上からかけ、それから、ネギやノリなどの薬味を好みで合わせる。「割り子蕎麦」と呼ばれる所以。五段重ねの割子で一人前だが、見た目ほど量はないので大丈夫。真っ黒なそれは強い香りと程良い苦みがあってなかなかいい。歯にゴツゴツ当たってくる感じが心地よい。99年4月。※再開発により近くに移転。以前のいい雰囲気はなくなった。
九段一茶庵(神保町)
東京都千代田区神田神保町3-6-6/03-3239-0889
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
嘉門(神保町)
東京都千代田区神田神保町3-1-19/03-3288-3960
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
さぼうる2(神保町)
東京都千代田区神田神保町1-11/03-3291-8405/8.30〜22/日休
洋食。神保町を代表する老舗喫茶店「さぼうる」の隣にある二号店。ナポリタンとミートソースとカレーのどれにしようかいつも迷うが、やはりお皿に山盛にされたケチャップばりばりのナポリタンが一番の好物。ピーマンが入っていないタイプ。お皿が比較的小さいので山盛に見えるが実はそれほどの量でもない。まぁ懐かしい味なので「昭和の喫茶店のナポリタン」に郷愁を持っていない人にはなんてことない味かもしれないが。ちなみにここはミートソースもいい。たっぷりかかったソースの量。これまた懐かしい味付けだ。04年5月。
レストラン七條(神保町)
東京都千代田区一ツ橋2-3-1 小学館ビルB1F/03-3230-4875/11.30〜14.30/18〜21(土曜昼のみ)/日祝休
洋食。小学館ビルの地下にあり、いつも混んでいる洋食店。食堂的な趣だがディナーはフレンチ的。意外な実力店である。昼のエビフライ(1200円)が特に人気のようだが、ボク自身はミックスフライ(1300円)が好き。エビフライは衣が厚めだが、ミックスフライのホタテは衣も薄く実にいい揚げ具合。ちなみにセットでついてくるコンソメはいまひとつかな。サービスは元気でいいし、レジ横にいるおじいさんが明るくて良い。冬はカキフライもいい。ベタ褒めする方も多いが、ボクはまぁまぁ好きレベルかな。04年3月。
ボンディ(神保町)
東京都千代田区神田神保町2-3古書センタービル2F/03-3264-8320/11〜21.30/第1.3日休/1500円〜
カレー。欧風カレーとして評判が高い店。具だくさんでとろとろしたルーはライスとの馴染みがイマイチなので、ボクはあまり好きではないが、こういうのを好きな人がいるのもよくわかる味。特にチーズカレーはカレーを甘ったるくし、焦点もぼける感じ。この中ではミックスカレーあたりがオススメかもしれない。カレー好きは辛口の方がいいだろう。全体に甘いので。この店はカレーを頼むとふかしじゃがいもが丸ごと出てくるのでも有名。カレーより先に出てくるが、カレーと混ぜてもいいし、バターでふかしじゃがいもを食べつつカレーを味わってもいい。99年4月。
共栄堂(神保町)
東京都千代田区神田神保町1-6サンビルB1F/03-3291-1475/11〜20/日祝休/800円〜
カレー。その名もスマトラカレーが売りである。スマトラ島に行った人物から先々代が習った作り方だそうだ。大正13年に洋食屋として開店し、昭和50年にカレー専門店にかわったという。ルーはポークカレーをベースに作っている。野菜とともに長時間煮込んだ真っ黒でとろとろなソース。そのとろとろ具合はあんかけのようである。味的にははっきり言ってボクの好みではない。辛さと甘さのバランスはとてもいいのだが…。あのとろとろ具合も苦手。ただ、食べ慣れるとクセになる味なような予感はする。ちなみに大盛はやめた方がいい。かなりの量である。意外とおもしろいのがデザートの焼リンゴ。冬場のみだが、実に懐かしい味である。99年11月。
カーマ(神保町)
東京都千代田区猿楽町1-2-3/03-3233-8787/11.30〜15/17〜20/日祝休
カレー。じゃがいも、鶏肉がゴロゴロとのっかった印象的なインドカレー。しゃばしゃばソースのインドカレーだが、具のゴロゴロ具合がどこか家庭カレーも思わせ、個人的にとっても魅力的外見を構成している。オススメはチキンカレー。普通と大辛の2種類があるが、大辛でもそんなに辛くないので大辛を是非。全体にインパクトはそれほどでもないが優しくホッとする味。塩が少し強いのが玉に瑕。和食・中華の料理人を経験した店主と奥さんのふたりで運営している、カウンター6席、テーブル8席の小さな店。05年12月。
古瀬戸(神保町)
東京都千代田区神田神保町1-7/03-3294-7941/10.30〜23/無休
カレー。基本的に喫茶店で、出版社の人たちが作家とかと待ち合わせたり打ち合わせたりするのに利用している賑わった店なのだが、ここはカレーがなかなかうまいのである。サフランライスに黒めのルー。とろとろ欧風系だが、全体によくまとまったカレーライスだと思う。99年8月。
スヰートポーヅ(神保町)
東京都千代田区神田神保町1-13/03-3295-4084/11.30〜15/16.30〜20/日月休/700円〜
餃子。昭和11年開店の餃子の老舗。おいしい包子、という意味の店名。先代は満州で開店していた。焼き餃子は皮が厚めで、個人的にはもうちょっと薄目の方が好きだがなかなかおいしい。餃子の原点という感じ。具のショウガがさっぱりしていて脂っこくもなくうまい。ニンニクを使わないのがアチラ流だとか。大皿定食・ご飯大盛りがちょうどいい。ボクには。99年4月。
ムアン・タイ・なべ(神保町)
東京都千代田区神田神保町2-1岩波神保町ビルB1F/03-3239-6939/11.30〜14.30/17.30〜22/日祝休/3000円〜
タイ料理。いわゆる「タイすき」専門店。まぁなべなんでそれなりにおいしい。具をいろいろ選んでなべにして、最後は雑炊かラーメンで締める。ビールはシンハーもあるがわりと置いていない店が多い象のマークの「チャン」を置いてあるのがうれしい。タイではシンハーよりチャンの方を好む人が意外と多いしボクも好き。店は広く便もいい。99年8月。
鮨与志(秋葉原)
東京都千代田区外神田1-7-6 ラオックスコンピューター館B1F/03-3251-4444/11.30〜22/日祝休/3000円〜
鮨。ラオックスコンピューター館の地下一階(!)というある意味驚異的立地なのだが、意外や意外、しっかりした技術のなかなかおいしい鮨が楽しめる。酢飯はちょっと甘めだが、タネと酢飯が同時に溶ける感じが心地よい。バランスはまぁまぁ。カジュアルな店内だし親方も気軽にいろいろ言ってくれるので鮨初心者がひとりでカウンターに座っても大丈夫な感じ。ボクにとって秋葉原は実に疲れる街なのだけど、その疲れを静かな空間で癒してくれるという意味で助かる店のひとつである。夜より昼の方がお勧めかな。01年3月。
山本屋総本家(秋葉原)
東京都千代田区神田和泉町1-10-8/03-3861-5030/11.30〜15/17.30〜21/日祝休
味噌煮込みうどん。名古屋を代表する味噌煮込みうどんの系列は二つあって、実にややこしいことになっている。山本屋総本家と山本屋本店。これらは親戚でも分家でもなく、並列してライバルとして存在する。どちらかが後から山本屋を名乗り、どちらかがその区別のために名前を変えたのだが(ネット検索すれば、たいたいはわかるようだが)、まぁボクたち食べ好きにとっては、今現在美味しければよいわけで、由来はどうでもいい。とにかく、本場の名古屋では両店ともにとても有名だ。ボクは名古屋で両方行ったことがあるが、まぁどっちもどっち、かな。実は両山本屋ともにボクにはマイルドすぎる。白味噌をブレンドしてあるからかもしれない。味噌だけだと、大阪の味噌煮込みうどん屋「あまの」の味つけが好き。
で、この両雄の一方、山本屋総本家が2004年11月に東京に進出してきている。味噌煮込みうどん好きにも、名古屋の本場の味を知りたい方にも、朗報だ。夏に汗をかきながら食べてもいいし、冬に暖まりにいくのも吉。相変わらずボクにはちょっとマイルドだが、東京で食べられる最高峰の味噌煮込みうどんのひとつであることは間違いない。秋葉原方面に行くときはわりと出かける店である。06年2月。
三好弥(秋葉原)
東京都台東区台東1-30-3/03-3831-7301
洋食。小さくて相当カジュアルな洋食店だが、メニューがバラエティに富んでいる上に味もわりあいツボを心得ていて良い。三好定食がすごい。ロース生姜焼き、ヒレカツ、エビフライ、ハンバーグ、スパ、キャベツ、ごはん、味噌汁、つけもので1000円だ。他にも、サービス定食、鉄板焼き定食、ハヤシライスセット、とか、エビデクセル(クリームコロッケとえびフライの合体)とか。ボリュームと味がなかなか。揚物はきちんとからりと揚がっている。半ライスだと50円引きとか、カレーかけたら100円アップとか細かく良心的に対応してくれる。脂でてかてかの床もご愛敬。ご主人もなかなか味があり、いい。メニューが多すぎて迷う。うれしい懊悩。05年8月。
とんかつ丸五(秋葉原)
東京都千代田区外神田1-8-14/03-3255-6595/11.30〜15/17〜20.30/月・第3火休/2000円〜
とんかつ。秋葉原電気街の中にある古い家屋の店。雰囲気はとてもいい。扉の前まで行くとゴマ油の香りがプンとする。そう、ここはゴマ油を混ぜたサラダ油で揚げる。そのわりにあっさりしているが、口の中はゴマ油の香りがかなりくる。肉の香りとちょっとバッティングする気がするがどうだろう。食べ終わってから、ゴマ油が勝ってきてしまい、肉の風味の余韻はほとんどなくなるのが残念だ。好ましいのは、衣がはがれないところ。低温でじっくり揚げるせいなのか。98年11月。
BUSY BEE(秋葉原)
東京都千代田区神田和泉町1-3-9/03-3866-0336/11.30〜15/17〜22.30/無休
インド料理。入口でサリーを売り、店内にはインド音楽とインドのカラオケビデオが流れていて、かつ店員もインド人(料理人も)。なかなかディープな雰囲気。名物はなんといっても巨大な焼きたてナン。キッチンの窯で丁寧に焼かれたそれはモチモチのムチムチでとてもおいしい。これだけでもラクロスのネットくらいな大きさがあるが、+100円でビッグナンにも変えるといきなりテニスラケット大のナンが来る(!)。でもおいしいので全部食べちゃうけどね(食べきれない人用のお持ち帰りバッグも用意されている:笑)。
夜の食事もバラエティに富んでいるが、この店はランチが特にオススメかな。出来ればスペシャルAセットかBセットでタンドリーチキンも味わって欲しい。カレーは少々当たりはずれがある。その点がちょっと…。でもマトンやチキン、ひよこ豆などのカレーは良かった。05年11月。
エチオピア(お茶の水)
東京都千代田区神田小川町3-10-61/03-3295-4310
カレー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
@satonao310