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天ぷら いもや

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通称二丁目店:東京都千代田区神田神保町2-16
       03-3261-6247/11〜20/水休

通称一丁目店:東京都千代田区神田神保町1-22
       03-3293-0366/11〜20(木〜15)/日祝休

通称須田町店:東京都千代田区神田須田町1-10
       【ご主人急逝のため2006年閉店】

上記以外にもいろんなところにある。



天麩羅。
価格破壊的驚異的値段で古くからやっている名店。

貧乏な学生時代、どれだけお世話になったか…。
「学生さん、たんとお食べ」という絶滅寸前の精神に溢れた名店だ。ある意味、学生にウケる味に徹してるとも言えるが、時々無性に食べたくなるし、これはこれでとてもおいしいと思う。なにより安いし!

紹介するのにやっかいなのは、神田神保町・須田町界隈には「いもや」が数軒あることだ。
天麩羅専門店、天丼専門店、とんかつ専門店と分かれるが、どの店も超安価でほぼ同じシステム。ただしチェーン店ではない。チェーン店的画一的なサービスもない。単なる暖簾分けだと思う。でも「いもやスピリッツ」はどの店にも見事に継承されている。

好きなのは「神田神保町1丁目」の天麩羅・天丼と、「神田須田町」(閉店)の天麩羅。
本店(2丁目)より1丁目店がなんとなく好きなのだ。でも、味、サービス、ホスピタリティ含めてどの店もそんなに変わらないので、以下、「いもや」全体として。


天ぷら店も、天ぷら店と天丼店がある(暖簾に「天ぷら」と書いてあるか「天丼」と書いてあるかで見分ける)。

まず天ぷら店。

天ぷら定食600円。
そう、たった600円でちゃんとアツアツ・サクサクの天ぷらが食べられるのである。
タネは、海老、キス、なす、かぼちゃ、それとなんだったかな…、とにかく600円とは思えぬ充実ぶり。追加も出来て、100円とかでイモとかハスとかアナゴとかを追加できる。ごはんは大盛りとか可能。店によってはサービスで多めに載せてくれたり、いっぱい食べると減額してくれたり、もうサービス精神の嵐なのである。
味は水準的で、食後もあまりもたれない。ご飯もとてもまともで満足度が高い。高水準なサービスにも驚く。見てないようでいてちゃんと客席を見ていて、思いがけぬサービスを受けたりする。これが後々まで思い出に残ったりするのだ。


天丼店も安い。

天丼はなんと500円。
ボク自身は天ぷら定食の方が好きであるが、この天丼にもお世話になった。
タレは甘め系ではなく、あっさりとした塩味系。これも好きな理由。学生の街・本の街、という場所柄もあってか、肉体労働者向け味付けではない感じ。
この天丼も大盛りを食べ切ると100円引いてくれたり、なんだか「この価格帯でサービスされると客の方が困っちゃいます」的サービスをいろいろしてくれる(店による)。いったい何なのであろう。


600円の天ぷら定食と500円の天丼。
高級店の天麩羅とかと比べる野暮はいないと思うが、500円とか600円のくせにここまでの満足度を与えてくれる店が他にあるだろうか。2000円くらい取ってここより中途半端な定食を出す店をいっぱい知っている。

この店は東京の良心だ。
21世紀も長く残ることを願ってやまない。


ちなみに店名は、本店の店主が「私は田舎者のイモだから」と言ってつけたと言われているが定かではない。


1982年ころ初訪問。再訪多数。(上記は2002年ころの感想)


いもや
※これは「1丁目店」。クリックすると拡大表示

2006年08月24日(木) 9:21:19・リンク用URL

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