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てん茂

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東京都中央区日本橋本町4-1-3
03-3241-7035
12〜14/17〜20(土曜は昼のみ)/日祝(8月は土曜も)休
夜コース:9450円、12600円/昼コース:6300円、9450円、12600円
カード可/店内禁煙


天ぷら。
「てんも」と読む。赤坂の「天茂(てんしげ)」とこんがらがりがち。

高温のゴマ油であげる、いわゆる正統江戸前天ぷらである。
創業1885年というから2005年で創業120年の老舗店である。ちなみに建物自体は1947年に建てられたらしい。実に趣のある外観と店内で、雰囲気は抜群。店内そのものがご馳走だ。

店の外まで黒ごま油の香りがプンプン漂っている。
そう、ここは黒ゴマ油100%で揚げる江戸前天ぷら。だから真っ黒な油。初めての人ならびっくりするだろう。
ゴマ油の香ばしさが素材の味をより引き立ててとてもおいしい。高水準の味。季節毎にいろんなタネをサクッと揚げてくれ、どれもちゃんとおいしいが、印象深いところではパセリ、そして秋の栗の渋皮揚げがうまかった。

この店はご主人(二代目)がまたとても良い。
蝶ネクタイのご主人の佇まいを見るだけでうれしくなってくる。目の前で丁寧に揚げてくれる姿に背筋が伸びる思いがする。座敷もあるが、揚げ場をL字に囲むカウンターでご主人の前で食べる方がいろいろと楽しいと思う。

最近ではまだ若い三代目が蝶ネクタイをして揚げてくれるようになった。佇まいでは負けるが、その油を見つめる真摯な態度は二代目譲り。なかなかいい。

器は赤膚焼の大塩正人作のものが多い。
日本酒は馬上杯でいただく。「ぐい飲みだと顔をのけぞらせないと飲めないのですが、馬上杯だと顔をのけぞらせずに飲めますので」とご主人。ご主人の話は古い東京の貴重な話が多く、その丁寧な口調とともにとても楽しい。三代目にも揚げさせるようになってから、以前より少し柔らかい印象になったかな。

カウンター内は二代目、三代目、お母さん、そしてお弟子さん(?)、おねえさんの5人が隙間なく立つ。一見わさわさしているその風景もなんだかとても良い。家庭的でいい店である。

夜ももちろんいいが、まずは昼の6300円コースから体験するのがオススメかも(夜のコースは9450円より)。
昼13時すぎに行くと店もすいていて蝶ネクタイのオヤジさんの正面に座れるのでそれがいいかも。高級江戸前天ぷら初体験店としてオススメしておきたい。


96年6月初訪問。その後数回訪問。08年2月最新再訪。



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2005年11月05日(土) 23:44:02・リンク用URL

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