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さとなおの行った店リスト 東京
新規更新店:ここ1年分ほど
このコーナーは、東京でボクが行ったレストランを記録したものなかで、最近1年間の分をピックアップしたものです。
個人サイトの個人的食べ歩き記録です。ガイドでも評価でもありません。
ですので、読者の読みやすさなどを考えず、ざっと一覧してあります。コメントも短く散漫なものです。ご了承ください。
ただ、この記録を利用して、あなたが行った店の感想とボクの感想とを比較することができます。そうして趣味嗜好がボクと合うか合わないかを調べ、趣味嗜好が近かった方は「さとなおの好きな店リスト」をご覧ください。店の選択により便利になっています(「このコーナーの使い方」参照)。
なお、自分の好き嫌いを相対化するために、店をラブ度で表しています。ボク個人の「お気に入り度」の目安として参考にしてください(味の評価でも店の優劣でもありません)。
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| 新規店 |
千真野(下北沢)
東京都世田谷区北沢2-34-8 KMビル2F/03-3467-8875
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
バッチョーネ(中目黒)
東京都目黒区下目黒2-21-28/03-5496-2205
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
カー・ウント・カー(赤坂)
東京都港区赤坂1-4-6/03-3582-6622/11.30〜14(水木金のみ)/17.30〜21.30/日祝休/12000円〜
オーストリア料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
可らし(白金)
東京都港区白金台3-19-5/03-5423-5424/17.30〜23.30/月休/4000円〜
鉄板焼き。お好み焼きも売りにしている店。芥子色が印象的な店内はとてもよく賑わっていて客達のざわめきも活気があって心地よい。コストパフォーマンスが非常によい店で、お好み焼きコースが2600円。ステーキコースが4700円。ボクたちは単品でいただいたが、基本はシンプルに鉄板で焼く季節の野菜や魚介類・肉類。創作系の工夫があるメニューもあり、どれも水準的。和牛ステーキの焼き加減は良かった。お好み焼きはもう少し改良の余地がありそうである。この店はカウンターに座るのとテーブルに座るのとでは印象がガラリと違うと思う。ボクはテーブル席だったが、カウンターでご主人や店員と話しながら愉快に楽しんでいる客多し。騒がしいくらい盛り上がっている。常連になってカウンターに座ればきっとまた違う地平が開けている店なのだろう。ちなみに同じビルの4Fに同経営のバーもある。「Bar Karashi」03-3473-2388。カラオケなども用意されたバーで、食後に寄ったが、こちらは特になんということはない。07年7月。
鮨 喜八(湯島)
東京都文京区湯島3-36-8/03-3837-7828/17〜23/日祝休
鮨。湯島の路地にある小さな店。ご夫婦でやっている。店内の壁のタネ札にいちいち産地が書いてある鮨屋はどうも相性が悪いのだけど、ここもあまり相性が良くなかった。産地タネ札に並んで「当店のこだわり」という札もかかっており、閖上の赤貝がどうの天然本鮪がどうのと書いてある(その辺のことは店のサイトでも読める)。んー…そんなの読みながら食べたくないなぁ(喜ぶ人もいるとは思うが)。でもまぁ店主が勉強熱心なのはよくわかる。おまかせコースが安めに設定されているのでそれをいただいた。十貫で6000円。小振りで柔らかめの酢飯。タネとのバランスは悪くないし、酢飯のほどけ方もいいのだが、もうひとつ楽しさがないのは何故だろう。スミイカ、マコガレイ、穴子塩は良かったが、トロ、甘鯛、ウニはダメだった。ご主人は寡黙。奥さんは元気でちゃきちゃきしている。感じのいい店ではある。外の看板の「小さくて あったかくて」っていうコピーのファンシーさや丸フォントがちょっとイヤ。全体に好感持てる店のはずなのに好感持てずに終わってしまった感じ。相性かな…。07年8月。
嘉門(神保町)
東京都千代田区神田神保町3-1-19/03-3288-3960
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
永利(池袋)
東京都豊島区池袋1-2-6ベルメゾン池袋B1F/03-5951-0557
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ジャンズ(二子玉川)
東京都世田谷区玉川3-5-7黒川ビル3F/03-3700-2475/17〜22/月休
ベトナム料理。ベトナム人のジャン夫婦でやっている小さな店。ベトナムからの移民で、本場の味に忠実とのこと。基本的には南ベトナムの家庭料理で、素朴な味わい。インパクトがあるタイプではなく滋味溢れるタイプ。その一品を食べ終わる頃にやっと「あぁおかわりして食べたいかも」と思わせるような、奥ゆかしい味である。薄味の深い味、と言った方がいいかな。オススメはフォー。南ベトナム・タイプと北ベトナム・タイプの両方がメニューに載っている。「何が違うんですか?」と聞いたら「具だけです」とのこと。北は牛肉のフォーで、南は魚介&チキンのフォー。南のをもらったけど、なんというか、素朴な薄味の、いつまでも食べていたいようなフォーだった。うまうま。これ一品だけサッと食べに来てもいいかもしれない。
料理を作っているのは奥さん。ホールは旦那さんの担当。日本語が不自由ながら一生懸命で感じがいい。奥さんは料理番組などにも出ているらしい。味ってその人がそのまま出るんだなぁ、と思わせるような優しい佇まいの方。全体においしいが、敢えて言えば、どのお皿も味の方向性が多少似ているのでオーダーに工夫する必要があるかもしれない(ソースが一緒だったりするし)。人気店なので予約必。07年6月。
泥武士(広尾)
東京都渋谷区広尾5-7-35¥xA0広尾コンプレックス2F/03-5792-4143/11〜16/17.30〜23(土日祝11〜22)/無休/4000円〜
無国籍料理。店は創作和食をうたっているが、オーガニックを売りにした無国籍料理の方が近いと思う。野菜、肉、魚、粉物、ご飯ものなど、メニューは揃っているし安価なコースもある。あっさりとヘルシーな夜ご飯を食べたいときにはいいかもしれない。野菜スープ、シンプルに野菜グリルしたもの、いろんな料理の野菜プレート(うまかった)など、野菜系が充実しているのでそういう気分のときにも向くかな。ハテナな味の料理もずいぶんあったので、できればシンプルな料理を頼んだ方がよさそう。熊本の店のチェーン展開らしい。店内はモダンでお洒落だが、細かい部分のメンテがいまいち。サービスも人数が足りず散漫。07年8月。
ロマンティコ(白金)
東京都港区白金台5-14-8 タイニービル2F/03-3446-2484/12〜14/18〜21.30/水休/7000円〜
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
イリッサ(目黒)
東京都品川区小山3-19-5/03-3786-5332/17〜24(土日11.30〜15/17〜24)/月休
チュニジア料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
旬風URARA(新橋)
東京都港区港区新橋5-8-5/03-3435-0747/18〜/土日祝休/8000円〜
割烹。創作和食。店によると「フレンチ仕立ての品を織り交ぜた京風会席コース」だそうだ。店名からしてちょっと若向きでありがちな創作料理かと思ったが、実際には基本をおさえたしっかりした味。細かい工夫もセンスよく、なかなか楽しめる。コースは5500円と7000円の二種。いきなり洋風のミニスープでオッと驚かせた後、前菜の小器盛りはいきなり純和風。炊き合わせ、お造り、鍋は和風だが、サラダとステーキは純洋風。そして〆にじゃこ山椒のお茶漬け、というような流れ。量もまぁまぁありリーズナブルだ。それぞれ一皿の味はちゃんとしていて好感が持てるのだが、コースにしたとき、洋風のミニスープのあとの和風前菜は味が散漫に感じられてしまうし、お造りと鍋の流れで日本酒を楽しんでいる後にサラダとステーキが来ると多少鼻白む。直球と変化球で多彩かつ楽しい感じを出そうとしているのはわかるが、そうするにしてももう少し統一感は欲しいと個人的には思った。
話が面白いご主人のキャラが立っている店でもあり、若い女性には(コース構成も含めて)楽しいと思う。日本酒や焼酎もなかなかいいものを置いている。カウンターに、掘りごたつの小上がりがふたつ、テーブルひとつ。女性同士の小宴会に向くかも。07年4月。
鮨兆(赤坂)
東京都港区赤坂3-6-10 第三セイコービル3F/03-3585-7917/11.30〜14/17.30〜27(土11.30〜23.30)/日祝休
鮨。夜は行ったことないのだが(高いらしい)、ここは昼が有名。名物ランチ「おまぜ」。いわゆる「ちらし鮨」なのだが、タネを細かく切って、ご飯に混ぜ込んでいるから「おまぜ」。イクラとエビと赤身と白身とイカと玉子とキュウリとタクワンと青梅と…、と、いろんなものが彩りよく細切れになって入っていて、酢飯は全体に醤油(煮きり)味になっている。それが混ぜられている状態。で、1500円するんだけど、意外とお得感がある。大盛りをお願いするとかなりの大盛りで出てくるんだけど、値段が変わらない。そのうえ、最初に白味噌の味噌汁が出て、食べてる途中に赤だしも出てくる。味噌汁の二度攻め(おかわり自由)。これは初体験。んでもって、食べ終わるとデザート(ボクのときは葛切り)。そんで、会計時に「どらやき」のお土産までつく。これで1500円。安いなぁ。全体にもともと量が多いので、大盛りでなくても普通盛りでわりと充分。まぁちょっと味が濃すぎる部分があるのと、店が(夜は高いらしいのに)かなりごちゃついているのと、行列が激しいのが難だけど、赤坂のランチではなかなかオススメ。07年3月。
リストランテ・ダ・ニーノ(乃木坂)
東京都港区南青山1-15-19/03-3401-9466/11.30〜14/18〜23/日休/10000円〜
イタリアン。シチリア料理。巷では「現地と同じ味のリストランテ」と評判なのだが、果たしてそうなのかな…。ボクはシチリアに行ったことがないので、本場の味がわからないのだが、イメージの中では、青々しいまでに薫るトマトをはじめとした野菜類、粉っぽいまでにアルデンテなパスタ、あくまでうまい魚と肉、ガツッと土臭い直球料理、ちょっと濃いめの素朴&ストレートな味付け、でも意外と洗練…、みたいな感じを想像していた。もちろん手に入る食材の問題もあるだろうからそこまでは行かないかもしれないが、なんとなくそんな方向性を期待した。が、ボクが行った日に限っては、そんな感じはなく、繊細でおだやかな料理群。インパクトに欠け、どちらかというと無難な印象だった。まぁ期待しすぎたのかもしれないけど。前菜とパスタは良かったものの、メイン、デザートと盛り下がって行ってしまったのも残念。
で、わりと高い。コースは8000円と10000円。アラカルトは一品3〜5000円はする。8000円とるなら「ちゃんと盛り上がるメイン」は設定してほしかったし、店の内装ももう少し高級感出して欲しいかも。イタリア人黒服メートルも雰囲気だったし、カラフルなお皿も楽しかったし、店の狭さも嫌いではないけど、内装と味と雰囲気と値段がそれぞれバラバラでチグハグな印象。不完全燃焼で店を出た。あ、ワインももう少し安くしてほしいと思ったかな。07年3月。
竹慈庵なかだ(渋谷)
東京都渋谷区松濤2-13-12
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
グットドール・クラッティーニ(丸の内)
東京都千代田区丸の内2-2-3 丸の内仲通りビル1F/03-6212-6882/12〜14/18〜22.30/日休
イタリアン。横浜君嶋屋が営むワインバー「グットドール」と、倉谷シェフの人気南イタリア料理店「クラッティーニ」。この上質なふたつの店のコラボとして人気だった「グットドール・クラッティーニ」が西麻布から丸の内に移転してきた。隣には「横浜君嶋屋 丸の内店」があり、ワインを売っている。厨房には倉谷シェフ。ソムリエには(一部で超有名な)マッキー。立地も含めて最強布陣に近い。
期待たっぷり訪問したが、内装は意外と普通のカフェっぽく、料理もそんなにドキドキしないものだった。もっといい意味でエロい店に仕上がっているイメージだったのだが、わりと素っ気なく楽しさが足りない。「冷たい桃のスパゲティーニ」「とっておき、生うにのスパゲッティ」「キャベツ畑のスパゲッティ」「仔羊Tボーンのロースト」とおいしい料理はあったが、最後までノリ切れないで終わってしまった。再訪時も同じ。相性かな。ワインはさすがに安価で質がいい。チーズもなかなかの品揃え。サービスは明るい。CPもよい。でも最近こういう店多いからなぁ。もっと本格派を狙ってもらいたかったかも。07年2月。07年7月。
ヴォーロ・コズィ(白山)
東京都文京区白山4-37-22/03-5319-3351/12〜13.30/18〜21.30/月・第3日・火昼休
イタリアン。代々木上原で「ブォナ・ヴィータ」という店をやっていた西口シェフの店。イタリアに修行に出て、向こうで店を任されて、その後帰ってきてオープンした店、ってことらしい(受け売り)。行ってみてビックリ。そうか「ベルドジュール」のあとにできたのかー。しかも居抜きなので、あのアールヌーボー系の雰囲気が色濃く残っていて懐かしい。思ったよりずっとクラシックで背筋が伸びる。もう少しクラシックな格好していけば良かったなと後悔する感じ。とてもいい雰囲気。
で、料理はというと、んー、西口シェフの評判があまりに高いので、期待が高くなりすぎたかも。個人的には、強く印象に残るというよりは、安心して楽しく食事ができる、という感じだった。盛りつけもキレイで味もいいけど、長く印象に残る料理には残念ながら出会えなかった。いや、ちゃんとおいしいんだけど、もうちょい衝撃的な美味かも、と期待が大きくなりすぎたのが原因。食べた中で味を覚えているのは「自家製のグリッシーニ」「ポレンタとタレッジョのラヴィオリ」「自家製コテッキーノ」。6500円の「プリフィックス・コース」はコストパフォーマンスもよく、楽しい。スペシャリテである「ラヴィオリ」とかの印象がもう少し強ければもっと良かった。あと、なんとなく、内装と料理とサービスの感じが合っていない印象も受けた。もう少しモダンな内装とサービスの方が似合う料理かもしれない。07年2月。
サロン・ド・シャンパーニュ・ヴィオニス(銀座)
東京都中央区銀座8-8-18 銀座8818ビル3F/03-5537-0700/18〜26(土〜23)
シャンパン・バー。有名なソムリエの阿部誠氏がオーナーで、他にソムリエールがふたりいる。「シャンパーニュ」で「サロン」で「銀座」なのだから、こちらもいろいろ想像し期待する。でも、雰囲気がどうにもスナックっぽいのが大変残念。ソムリエールたちの接客も馴れ馴れしく、非日常感はほとんどなかった。つまみとシャンパーニュのセットがあるが、これはつまみがもうひとつ。かといって「何かおいしいシャンパーニュを」と勧めてもらうと値段が跳ね上がる。だから値段がわかっているセットを結局頼んでしまう。この辺、もう少し明朗な仕組みはないだろうか。シャンパーニュの品揃えはいい。でもそれは当たり前。「銀座でシャンパーニュを飲む」という、ちょっとした晴れがましさにもう少し応えてくれるとうれしい感じ。07年2月。
弥生(神楽坂)
東京都新宿区神楽坂3-6/03-3267-0031/17.30〜21.30/日祝休/8000円〜
割烹。以前は裏道の趣深い店でやっていたが移転して新しくなった。カウンターにテーブル、個室とあり、使い勝手もよいが、料理自体もとても使い勝手が良い。というのも、もちろん和食を中心とするのだが、洋食みたいなメニューも取り揃えてあり、いろいろ味わって楽しめる。行った日は絶品の丸鍋(スッポン鍋)、いわしフライ、牡蛎フライ、聖護院かぶら、テールシチューなどをいただいたが、丸鍋とフライものとテールシチューなどが違和感なく続く上にどれもきちんと美味しくて楽しかった。和も洋もご主人の中の焦点をはずしてないからきっとこういう違和感のなさが味わえるのであろう。懐の深いいい店である。07年1月。
名門(四谷)
東京都新宿区舟町11/03-3357-7748
焼肉。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
本陣房 本店(新橋)
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1F/03-3574-6667/11.30〜22/土日祝休
そば。新橋周辺にあって様々な展開を見せる「本陣房」グループ。もともとあった場所は「竹泉」と名を変え同じ人が打ち、その後移った場所でしばらく「本陣房」としてやっていたが今は「新橋 本陣房」。同じビルの2Fに「天祥庵」があり、その斜向かいに「味喜庵」があり、そしてここ新橋駅前ビル1号館に「本陣房 本店」という店が出来た。ややこしい。以前はメニューもどの店もほとんど一緒だったが今はどうなのだろう。
各店食べ比べてないのでわからないが、本店の蕎麦はうまい。せいろや田舎は薫り高く、変わりそばもきっちり混ぜる意味が感じられるもの。汁物もなかなか。日替わりで出る料理が勝った蕎麦も良い。酒の品揃えもいいし、鴨鍋やコース料理も充実している。最近では一番よく利用する店となってしまった。接客も心地よい。06年12月。
やき鶏や なかいち(赤坂)
東京都港区赤坂3-18-6/03-3505-1571/17.30〜23/月休
焼き鳥。表看板には「やき鶏や」としか書いてないから正式店名はそれなのかもしれないが、名刺をもらうと「やき鶏や なかいち」とある。もともと大阪は心斎橋にあった店で赤坂に移ってきたらしい。串焼きにする焼き鳥ではなく、ガスロースターで焼肉みたいに各個人が焼くユニークな焼き鳥。鶏の各部位とキンカン(卵になる前の黄身の部分)を焼いていくのだが、焼肉より焼き方がずっと難しい。慣れないと焦がしたりレアすぎたりと失敗も多いだろう。でも肉質はとてもいいので、ちゃんと焼けるようになったら相当楽しくおいしいと思われる。基本の焼きセットで3500円。安い。とり刺(なかなか良い)とご飯もの(親子丼かカレー)までついたコースでも4800円と格安。ビールも生が550円と安いので全体に安くつく。うまく焼けさえすれば相当いい店。BGMはなぜか昭和50年代の歌謡曲である。06年12月。
ばーど(大森)
東京都大田区山王3-1-10/03-5742-0883/17.30〜24/日休/4000円
焼き鳥。「炭火YAKITORI DINING ばーど」というのが正式店名。2006年冬に出来た店。カウンターを中心に大森周辺では珍しい感じのモダンな焼鳥屋になっている。ダイニングと書いてあるのでちょっと不安だったが(ダイニング嫌い:笑)、新橋「鳥之介」出身のご主人が焼く焼き鳥は本格的でなかなかおいしい。炭火の扱いがうまく、火入れがよい。素材も甲州地鶏を使っていて悪くない。しかも安い。6本コースが900円。これにビールで安価に楽しめる。野菜串や唐揚げ、メンチ、刺身、ばーどん(焼き鳥丼)、鶏飯などの一品もなかなかで、全体に安く楽しく食事をするには文句のないレベルの店である。若いご夫婦ががんばっていてちょっと応援したくもなる感じ。ちなみに初めて訪れた日はなんと希少でマニアックな日本酒「村祐」を置いていた。ご主人はお酒が飲めないようで「信頼している人のチョイスに任せっきり」とのことだが、その人にこういう酒を選ばせるところが素晴らしい。ご主人の志を受け取ったのだろうなとちょっと思った。06年12月。
BAR CALMA(白金)
東京都港区白金台5-14-8 TINY3F/03-3449-2706/18〜27/日祝休
バー。カルマ。2006年1月にオープンした新しい店。黒を基調としたインテリア。ガラス張りのカウンター。浮いているような演出の床。変わった空間ではあるが決してちゃらけた印象はない。静かな大人の空間。なかなか落ち着ける。バーテンダーの浅川康明氏はその昔大森の「リジョイ」という店で現「テンダリー」の名バーテンダー宮崎優子氏と一緒に(というか弟子として)シェイカー振っていたという。ならばと、宮崎さんのドクターYを所望したら「私オリジナルのドクターもできます」と、名付けてドクターYASをいただくことに(彼の名前がヤスなので)。むむ。うまし。他のカクテルもフルーツを使ったり色を華やかに演出したりなかなか素晴らしい。というか、カクテルコンペティションで二度もグランプリを獲得したというから師匠を凌ぐ腕前かもしれない。イタリアンの「ロマンティコ」の上にある。06年12月
やまいち(銀座)
東京都中央区銀座4-3-12伊藤ビル1F/03-5159-1122/日休
鮨。2005年12月開店した新しい店。茨城で鮨屋をやっていたご主人が銀座に「人生最後の勝負に来た」そうだ。銀座のド真ん中によくぞ。ただそんなに肩に力が入った感じではなく温厚でやわらかいご主人(50代か)。よくしゃべる。昔ながらの古い仕事を丁寧にやっていると聞いて伺ったが、鮨自体は「銀座では厳しいかも」という印象。様々な仕事がしてあり、煎り酒やら黒酢ヅケやら雪ヅケやらの工夫も多い。素材もなかなか。酢飯小さくタネ細長めの繊細な握りでバランスも悪くないが、いかんせん印象に残らないのが残念。そのひと手間の効果が見えにくい感じ。あ、それと訪問当日は煮切りがしょっぱすぎた。また、予約客の来店に合わせて仕事をし飯を炊くようで、途中酢飯が足りなくなったりもした。その際、客に甘えた。茨城ではそれでも通じるだろうが、銀座だと真剣な接待もあるし厳しい客も多いので気をつけた方がいいと思う。
雰囲気はよい。隠れ家のような外観、清潔な店内、タネ箱、檜のカウンター。でも立地と内装もあってか握りの質に比べてかなり高額。20000円以上は確実にかかる。自腹には向かない店。06年11月。
すし屋の清助(八丁堀)
東京都中央区入船1-2-5 B1F/03-3297-1745/17.30〜23/日祝休
鮨。入船の路地にある小さなビルの地下1階にあるこぢんまりした鮨店。L字型のカウンター中心で、個性的なご主人とわいわいしゃべりながら飲むお客さんで賑わっている。タネの鮮度を重視した鮨で酢飯とのバランスはあまりよくないが、それなりにおいしい。工夫のある一品もあり。06年11月。
樋口(青山)
東京都渋谷区神宮前2-19-12/03-3402-7038/18〜21/日休/12000円〜
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ふく庵なかざわ(四谷)
東京都新宿区荒木町三番地 島ビル/03-3352-7262/17.30〜23
ふぐ。「焼きふぐ」の提灯に惹かれて「あの〜、一品で一杯とかって出来ますか?」と聞いてみたら「どうぞどうぞ」となったので飛び込み。カウンターで一品&ひれ酒。「ぶっきり」がこの店の名物らしく、それと「焼きふぐ」と「ふぐ味噌汁」。ぶっきり(つまりぶつ切りですね)は浅葱をたくさんまぶしてとてもうまい。焼きふぐもなかなか。予想以上にうまくて満足。ふぐは「てっちり」とかにするよりもこういう食べ方の方が好きかも。気楽だし。ご主人朴訥としていて感じが良い。また再訪してみるけどとりあえず。06年11月。
シェ松尾 天王洲クラブ(天王洲)
東京都品川区東品川 2-2-8スフィアタワー天王洲27F/03-5783-2411/11.30〜15/18〜23/日休
フレンチ。直通エレベーターで27Fに上がり、そこで名前を告げると先導してくれてらせん階段を下がってダイニングに出るというアプローチ。夜なら窓外に東京湾の夜景が広がる(東京湾花火の時はさぞかしいいであろう)。かしこまったサービス。きちんとした料理。デザートは28Fのサロンでもらえる。など、勝負のデートや記念日などにはとてもいいシチュエーションであろう。ただ天井(というか吹き抜け)が高すぎて多少索漠感があるのが難か。客が少ない夜は少々寒々しい。サービスもわりと素っ気ないし。
行った晩は見島牛をいただいた。孤島に純血のままで残された天然記念物の牛で、和牛のルーツ。月に約1頭だけ去勢牛が食肉として市場に出る貴重なもの。この店はそのヒレ肉をほぼ独占的に仕入れているのである。見島牛は農耕などに使役している牛なので、筋間線維に脂肪が霜降り状に入り込むらしい。厳しい環境と粗末な食事ゆえに細かく脂肪を溜め込むのだとか。作った霜降りではなく自然の霜降りなわけ。これを食べるために訪れても後悔はしないだろう。厚切りのステーキだったが、上品で穏やかな中にきっちりと強い香りが隠れていてうまい。このメインはとても印象的だった。が、他の料理は多少無難な印象。ただ食感の面白さを考えたメニューが多く、それは楽しかった。
天王洲自体、少々寂しい立地である。その寂しさがじわじわとこの店の中にも押し寄せている印象があった。料理は手堅く雰囲気もとてもよいのに、全体になんとなく寂しい。それがこの店の惜しいところ。06年11月。
星ヶ岡(赤坂)
東京都千代田区永田町2-14-3赤坂東急プラザ2F/03-3581-8517/11.30〜15/17.30〜22/無休
中国料理。2006年11月で閉業してしまった伝説のホテル「キャピトル東急」にあったレストランで、12月から赤坂東急プラザに移転した。移転前のラストウィークに行ってきた。土日祝日限定の「スペシャル・トリート」。これは食べ放題のメニューオーダー式バイキング(つまりテーブルに座ったままのバイキング)。通常メニューにある約100種類の料理のどれを何品オーダーしても8500円ポッキリ(65歳以上8000円、4歳〜小学生5000円)。燕の巣とかフカヒレの姿煮とかアワビとか取ったらもう元が取れてしまう。燕の巣のスープだけでも3000円だし。味はとってもベーシック。安定しておいしい。この安定感で食べ放題8500円はお得だし、ちょっとした親戚の集まりとか宴会などに使うと豪華で楽しいしなかなかいいだろう。移転してからはまだ行っていないが、このスペシャル・トリートは引き続いてやっている。06年11月。
金竜山(白金)
東京都港区白金3-14-1 第一マンション1F/03-3446-8156/17〜21(日祝18〜22)/月休/10000円〜
焼肉。10年以上ぶりの再訪。昔から人気だったが、いまでは東京を代表する一軒と言われていて本当に予約がとれない。そしてそれだけのことはある美味なる店である。
方向性で言うと「薄切りの大判で、舌の上で柔らかくとろける快感を追求している店」かな。その方向性では完成されているので、サシが強めに入った肉が好きな方なら絶対のオススメ。20代の人なんかにはたまらないと思う。上タン塩や特上ロースのとろけ具合はマジうまい。ただ個人的に言うと、もともとボクはサシが多めに入った肉を好まず、力強いレッドミートが好きなので、この店はいまひとつ合わない。これはもう好みの問題である。特上ロースや中カルビ、上タン塩などが口の中でとろける絶妙さは抜群なのだけど(特に中カルビは完璧)、これにもうひとつ「肉特有の荒ぶる魂」みたいのが加わればなぁ…とか思ってしまう。
ちなみに高いという人も多いらしいが、この肉質なら適価だと思う。また、サービスがぶっきらぼうだとか言う人もいるが、ボクはそう感じたことはない。ビールを冷蔵庫から自分で出さないといけなかったりもするが、それはそれで別によい。テーブルふたつと小上がりのみ。二回転はしているようだ。06年11月。
タリスカー(銀座)
東京都中央区銀座7-5-12藤平ビルB1F/03-3571-1753/18〜26(土〜23.30)/日祝休
バー。ボクはスコットランドのスカイ島に行ったことがあって、そこのシングルモルト「タリスカー」は(その思い出もあって)大好きである。ちょっと薬臭い香りがたまらない。で、そのモルトを店名につけたここでは当然の如くタリスカーを頼むのだが、若いオーナーバーテンダーの内田氏は「タリスカー、嫌いなんですよねー」と笑ってなかなか出してくれなかったりする。「じゃあ何かオススメを」と言うとよりによって「フランシス・アルバート」を18番と言って出してくる。つぶす気かよ(笑) ま、そんな店ですね。1998年頃できたばかりのバーだが、古材を使っているせいかいい感じに古びている。長く伸びたカウンターとテーブル。06年11月。
バー・アトリウム(新橋)
東京都港区新橋2-15-11 橘ビル3F/03-3504-8824/18〜26/日祝休
バー。湯島の名店「EST!」の渡辺昭男バーテンダーの息子の宗憲氏がやっているバー。ちなみに宗憲氏の3歳上の憲賢氏は近くのビルのB1Fで「Atrium宴」というダイニング・バーをやっている。父親も息子兄弟も全員バーテンダーというのは珍しい。しかも息子兄弟は父の店ではない店で修行をしている。この店をやっている宗憲氏は札幌の名店「山崎」で修行したという。古くウッディな店内はわりとくつろげそうではあるが、まだ若干発展途上感が漂う。特に接客がもう少し。また何度か来てみよう。06年12月。
吉宗(銀座)
東京都中央区銀座8-9-16 長崎センタービルB1F/03-3572-7686/11.30〜21/無休
長崎料理。「よっそう」と読む。長崎の有名店の銀座支店で1970年からここで営業している。長崎本店は1866年に長崎を訪れた伊予松山藩士吉田宗吉が創業したという(「よしだそうきち」だから「よっそう」なわけね)。長崎本店に行ったことがあるが、それはそれは重厚で趣のある建物でほとんど観光地。二階の大座敷の隅に座っただけでワクワクするが、銀座支店は食堂みたいであの雰囲気を一滴たりとも伝えていない。それが何より惜しい。料理は名物「茶碗蒸し」と「蒸ずし」、そして長崎ちゃんぽんと皿うどん、そして長崎でよく食べられている鯨料理などがある。初めてなら茶碗蒸しも蒸ずしのセットがいいだろう。長崎本店と同じ味だ。江戸末期から名物だった意味はわかるが、なんでもある平成の世だと普通っぽい感じは否めない。長崎出身者は本当に喜んで食べる。郷土の味なのだろう。06年10月。
喜よし(虎ノ門)
東京都港区虎ノ門1-5-13/03-3501-5853/11.30〜14/17.30〜21.30/土日祝休
小料理。昭和35年創業。夜も一度来たことがあるが、ここは昼の方がオススメ。昼は鮭とたらこを中心としたシンプルな定食を出している(鰆もある)。ふっくら分厚くて焼き加減もいい鮭。新鮮で味の良いたらこ(焼きと生を選べる)。香り高くうまい白飯。ダシがきいた味噌汁。なんというか「田舎のお母さんが丁寧に丁寧に作った定食」という感じ。でもちょっと高い。鮭定食1200円。小鉢などがついてなくてご飯と味噌汁とお新香と焼き鮭だけなので、追加でたらこ単品を頼んでしまうのだが、これが500円。つまり1700円になってしまう。まぁ地方の港町の良心的な定食屋さんに入ったらこのレベルのものは食べられるけど、ここは虎ノ門なので価値はある。たまにどうしても欲しくなる類の定食。夜は酒の肴で静かに飲む店になる。風情よし。〆に定食も頼める。そしてわりとリーズナブル。昼の接客は多少殺気立っているときがあるのが難。06年10月。
オザミ・トーキョー(丸の内)
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング35F/03-5220-4011/11〜15.30/17.30〜24/無休
フレンチ。銀座の「オザミ・デ・ヴァン」の支店で、あちらよりずっとレストランっぽいが、ワインバーとしても使える。東京駅前の丸ビルで24時まで営業しているので何かと重宝するだろう。新幹線に乗って帰る人にも便利な店。35Fからの夜景と15000本あるというワインでゆっくり夜を楽しめる。店内は二段になっていて、店の奥からでも夜景がちゃんと見える仕組み。ワインリストはここで見られるので行く前にチェックするといいかもしれない。価格は立地からすると安価だと思う。料理もどれもなかなかいい。サービスもそれなりだし、全体にレベルは高いと思う。だからよく流行っている。個室もある。06年10月。
minobi(芝)
東京都港区芝3-42-9/03-5484-7788/11.30〜14/18〜22.30/日休
フレンチ。みのび。意味は「味の日」らしい。フレンチの「オー・グー・ドゥ・ジュール」の支店で、開店からしばらくは本店の岡部氏が支配人をやっている。といってもフレンチではなく、ジャンルにこだわらずおいしいものを出すコンセプトのようだ。実際に食べた印象は「最後をご飯で締めるフレンチ懐石」といった感じだった。もしくは和の料理を取り入れたフレンチかな。純粋なフレンチと、純粋な和食と、和の素材を使ったフレンチをバランスよくお箸でいただく店。
たとえばボクが行った夜は、キッシュから始まって、カルパッチョ、タルタルのゼリー寄せ、テリーヌ、ポタージュと続いた後に、鯛とキノコのホイル焼きが出て、牛頬肉の煮込みになって、香の物とご飯と味噌汁が出て、豆乳のブラマンジェと珈琲で締める、という感じのコース構成だった。どの料理も一品一品は工夫もあり優しいいい味だが、コースにすると印象がぼけてしまう部分があり残念。ただ、この店は「フレンチっぽい料理を一品食べたいけどご飯系も欲しい」みたいな極めて日本人的なワガママに応えてくれるという意味ではとっても重宝するので、コースではなく一品で楽しんだ方がいいのかもしれない。店内は入口すぐに9名のカウンター。奥に8名のテーブル席。カウンターが楽しいと思う。06年10月。
ウォンシュ(西麻布)
東京都港区西麻布3-17-13 ジュネス西麻布1F/03-5772-0936
バー。「元洙」と書いてウォンシュ。韓国料理をつまみに出すバー。店内は幅の広いカウンター席とテーブルが4つほど、そして小上がりの個室といった構成。ほの暗くいい雰囲気の隠れ家風。そのせいか芸能人やスポーツ選手も多く、わりと遭遇する。まだ若めのバーテンダーがスマートに作ってくれるカクテル類。韓国料理はチヂミがとても良い。フワフワ系で韓国料理専門店を凌ぐ味。うまい。これだけを食べに行ってもいいかもしれない。少々業界&若めバブルな雰囲気なので好き嫌いはあるかもしれないが、もう少し飲みたいけど小腹も空いた、みたいな3軒目にちょうどいい感じ。06年10月。
みや川(青山)
東京都港区南青山6-1-6パレス青山1F/03-3400-3722/11.30〜14/17〜22/日祝休/2000円〜
天ぷら。根津美術館すぐ近くにある関西天ぷらの老舗。薄い衣で白く上がった天ぷらは格安かつ安定した美味で、常連さん(一緒に行った)に言わすと「昔から味が全く変わってないところがすごい」となる。内装も「昔から全く変わってない」だろうなぁ。昭和っぽい設えの店で実に雰囲気がよい。客層も「昔から全く変わってない」感じ。初老の紳士を中心に昭和的。みな穏やかに楽しんでいる。ご主人も店員さんも昭和な感じ。表参道でこういう店は貴重である。天ぷらもちゃんとおいしい。多少油が気になる部分はあるが、この値段なら全く文句はない。ひとりでひっそり通いたい店。昼は2000円程度。夜は6〜8000円。騙しみたいな天ぷら店が多い中、とても良心的な佳店である。06年9月。
笹田(新橋)
東京都港区西新橋1-18-8/03-3507-5501/18〜22/日祝休
割烹。2005年に出来たばかりの新しい店。「京味」で修行した若いご主人と奥さんのふたりでやっているカウンターのみの小さな割烹である。とても真摯で誠実。全体を通してやさしくて静かな料理だ。コースの味の流れはよく考えられていてとても自然。厳しめに言うとちょっと大人しい印象。ハモマツからタチウオの流れも良かったし、イチジク田楽も印象に残っているが、コースに山がないというか少しさらっとしすぎているかも。そういう割烹、嫌いではないけど、まだ若い料理人なのでもうちょっと勢いがあるとなぁ、とか思って食べた。ただ最後の土鍋ご飯(白米)は絶品で、これには舌を巻いた。ここまで上手に炊けた白米は久しぶりに食べた。お椀か焼き物でもう少し強い印象を残せれば全体の印象も相当変わるだろう。ご主人はとても気持ちがいい。まだまだ若いのでどんどんおいしくなりそうな予感。また来てみたい。コースは8000円、10000円。06年9月。
かどわき(麻布十番)
東京都港区麻布十番3-4-5 コーポミユキ1F/03-3452-1335/18〜25/日祝休
割烹。門脇氏が作る極上素材の饗宴。おいしい。東京一という人がいるのもわかる。逆らいようがない美味。ある意味極楽。でも、例えて言えば、他チームの主力打者を抜いてきて一番から九番までずらりと並べた巨人みたいな料理群。最高級の素材を連発しすぎる。松茸。ふぐ。ハモ。松茸。牛肉。子持ち鮎。松茸。トリュフ。トリュフ。トリュフ。最初から最後までホームラン狙いの四番打者がズラリと続く。でも野球はつまらない。あれ? 野球ってこんなに詰まらなかったっけ? みたいな感じ。こういうのを食べると、一番には一番の仕事があり、二番には二番の仕事があるんだなぁ、とか実感する。出てくる料理が長距離砲ばかりだと食べててこんなに疲れるんだなぁ…。
もちろんそういう巨人打線が好きな人もいるわけで、そんな人にとってはたまらない魅力がある。実際、他のお客さんは唸ったり叫んだりして喜んでいた。小さな店なのでそういうニーズにしっかり応えているだけで満席になる。つまり「かどわきのお客さん」の期待には十二分に応えている。そういう意味ではとてもいい店だろう。
ボクが伺った日はなんにでも松茸を入れた。ふぐの刺身に松茸が良かったかな。松茸牛肉の鍋よりも。子持ち鮎うまし。トリュフの丸揚げ、びっくり。そばも良かった。でも途中から「家で玄米と味噌汁とお新香を食べたいなぁ」と心から思った。たぶんボクにはもうひとつ合わなかった、ということだと思う。ボクは「かどわきのお客さん」ではなかった、と。
別に何の皮肉でもなく、お金を使えば使うほど税理士さんに褒められるような生活をしている人とかに向いている店だ。お金を使う贅沢をわかりやすく味わえる、わかりやすい美味。ボクには少し贅沢すぎるというか、TOO MUCH感があった。カウンター5席。個室あり。器も良い。要予約。06年9月。
つず久(牛込)
東京都新宿区市谷柳町8/03-3268-6467/17〜24/日休/5000円
居酒屋。看板にどでかく「元祖わさびめし」と書いてあるが、飯屋ではなく居酒屋である。小さな細長い店でカウンターでも小上がりでも相当縮こまっていないといけないが、料理はなかなかおいしい。壁にズラリと品書きが書いてあるが、座る場所に寄っては見えないメニューも多い。どれも頼んでみたくなる魅力的な品書き(わりとダジャレ・メニュー多し)。行った日は、松輪のサバと青柳(素材良し。刺身は量が多いのでオーダー時注意が必要)、ゆでぴー、茗荷の炭火焼、卵焼き(いくら入り。日替わりでいろんな魚介を混ぜ込むらしい)、納豆焼きなど、どれもひと工夫のある味で食べていて楽しかった。〆は名物「元祖わさびめし」を必ず。これは北海道に自生する蝦夷わさび(つまりホースラディッシュ)をすりおろして、熱々のご飯に海苔と一緒にまぶして醤油かけて食べるもの。熱々のご飯とかき混ぜて口に入れると鼻にブワッと来る。涙もブワッ。「だから口に入れたら息しちゃダメって言ったでしょ!」と店の奥さん(平野レミ似)に怒られつつハフハフかきこむ。あーうまかった。クセになる味。さすが名物だ。
サービスはとてもいい。気さくな奥さんが軽快に客を仕切りまくるのだが、それがある種「芸」の域に入っており、見ていて気持ちがよい。例えば隣の席のカップルが卵焼きを頼みたいけど大きすぎて迷っていたらしく、奥さんこっちの席に来て「隣と半分こしない?」と。こういう感じ。実によく働く奥さんなので客も「明日もがんばろう」という気になる。胃も気持ちも元気になる居酒屋だ。06年9月。
黄金屋 隠れ艶(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-13-9 グランベル恵比寿ビル2F/03-5784-5600/18〜24(日祝17〜24)/無休
もつ鍋。もつ鍋チェーンである黄金屋の全室個室店。かくれえん、と読ませるみたい。店内は2名用から6名用までの個室、そして30名用の座敷がある。個室はギリギリまで小さくしてあり、親密といえば親密だけど狭いと言えば狭い。格子戸で区切られているだけなので隣室の声が普通に聞こえてきて喧しいこともある。安価な一品と安価なもつ鍋(しょうゆ味・味噌味)を食べさせる。味は普通。ちょっとした宴会にはいいかもだけど。06年9月。
ピノサリーチェ(渋谷)
東京都渋谷区鶯谷町15-10ロイヤルパレス102/03-3496-3555/11.30〜15/18〜24/日休
イタリアン。シチリア料理。渋谷のセルリアンタワー東急ホテルの裏手の静かな場所にある。マンションの半地下みたいなところにあり入口は小さいが店は奥に深く、長いカウンターと相まって雰囲気は良い。女性ふたりで2004年に始めた店のようだが、今では男性スタッフも入れている。ただ伺った日は全体にサービスが低調だったのが残念。その親密なサービスが売りの店と聞いていたので。
料理は、前菜の5皿1500円がまず良い。黒板から5品選べる。これとワイン(南イのものを揃えている)でスタートするのは楽しい。シチリア料理なのでパスタは魚介の方がオススメかも。塩で食べるリングイネまぁまぁ。豚のトマトソースも良かった。メインは白身魚とじゃがいものカリカリ焼き自家製アンチョビソースを取ったがこれもまぁまぁ。火加減は良かった。全体に料理は特に印象に残る物はないもののちゃんとおいしく楽しかった。それを後押ししてくれるサービスがあれば、と残念であった。なお、ワインを数本テイスティングさせてから決めさせてくれるサービスはとても良かった。06年9月。
御田町 桃の木(三田)
東京都港区三田2-17-29/03-5443-1309/11.30〜14.30/17.30〜22.30/水休
中国料理。みたまち もののき。以前割烹「菱沼」が入っていた場所を居抜きで使っている。前とまったく同じ雰囲気なのに出てくる料理が中国料理。前を知っている身としては不思議な感覚。料理人の小林武志氏は辻調から「竹爐山房」、そして中国人の特級厨師と働いた後、38歳で独立したと聞く。だから彼本人の中に中国の地方料理の核を持っているわけではなく、各地の料理のイイトコロを小林流にセレクトして組み込んだ感じ。上海、広東、四川、北京と、いろんな地方の料理がメニューに並ぶ。食べた中では北海シマエビの老酒漬け、アヒルの舌を唐辛子とか山椒で炒めたもの、黒い酢豚、鶏煮込みそばが特にうまかった。中国のいろんな地方料理を取り入れているのに印象がボケず、ぶっとい芯を持っている。ただし多少単調な部分もある。多彩な楽器を使いつつ旋律が一緒な感じ。その辺が課題かも。オーストリアワインの品揃えが充実しているのもユニーク。カウンター内で鍋をふるう小林氏の姿も良い。しばらく通ってみたい店である。06年9月。
くにもと(浜松町)
東京都港区浜松町2-12-2/03-3578-1129/17〜23/日休/5000円〜
焼肉。焼肉サイトとして有名な「YAKINIQUEST」のメンバーと知り合いになったので「サシが入った肉があまり好きではない。赤身がうまい店はない?」と聞いたところ真っ先にこの店を教えられた。淡路牛を使っている素朴な設えの店。まずは赤身刺し(500円)から始める。マグロ系の美味。そして次に以前は常連しか頼めなかった「おまかせ」を。最近人気が出たのか「上出来(3600円)」「上等(5000円)」「別格(10000円)」と三種類のおまかせコースが出来たのである。どれも300g以上。基本的に塩一品、タレ3〜4品で出てくるらしい。牛一頭買いしている店ならではのレアな部位、ミスジ、三角、ハネシタ、カイノミなどを盛り合わせてくれる。以前の常連おまかせの感覚から言うと5000円の上等で充分な気がする。店主の国本氏のチョイスは抜群なので身を任せていい。2007年夏より松阪牛の一頭買いを始めたようなので、サシの入った部位が今後増えていくのかもしれない。ちなみに煙モーモーなので服装には注意したい。あ、クレジットカードもきかないので注意。店内は1階に小上がりひとつ。2階が板敷きでテーブル4〜5つの素朴な造り。なお、歩いてすぐのところに新館もできた。新館:港区浜松町2-8-9/03-3435-7605。06年9月。
福竹(蒲田)
東京都大田区東矢口1-17-11/03-3739-4064/17.30〜23/月休・月1回連休(月火)あり
お好み焼き。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
HOKKAIDOミルク村(銀座)
東京都中央区銀座7-5-19 山中ビルB1F/03-3572-9995/12〜23.30/月休
アイスクリーム&バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
SWING MATES CLUB K(九段)
東京都千代田区九段南2-4-10 B1F/03-3264-6224
ライブ・ハウス。店主の市川克美さんがギターと歌をやる小さなライブハウス。演目はオールディーズ中心に70年代80年代まで。たまに日本語の歌もやる。リクエストにも応えてくれる。レパートリーは幅広く膨大。歌もギターもプロ真っ青の絶品級。ボクはオールディーズから70年代くらいまでのポップスに妙に詳しいので、ここでやるほとんどの曲を歌える。楽しすぎて泣ける。ちなみに毎週金曜夜だけ娘さんである市川美絵さん(美人)とふたりで演奏する。美絵さんもお父さんに負けず劣らずうまいし、父娘のインタープレイの妙もあり、とても楽しい。しかも美絵さんはキーボードとアコースティック・ギターとベースをとっかえひっかえ弾きこなす。さすがなもんだ。見惚れてしまう。靖国神社南門斜向かいの地下1階。06年9月。再訪1回。
礼三(西麻布)
東京都港区西麻布1-4-23/03-5411-3929/18.30〜28(土〜25)/日休
小料理。れいさん、と読む。西麻布で夜遅めにおいしいものを食べるのに「使える」店。とてもいい感じのご夫婦がやっている店で(ご主人は厨房からあまり出てこないが)、バーみたいなカウンター形式とは思えぬレベルの料理とホスピタリティに出会える。料理は量があるわりにそんなに高くなくリーズナブル。野菜も「軽くちょっとだけ」みたいなメニューがあり、それを盛り合わせたものが夜中にはうれしい(28時ラストオーダー)。他にもガッツリしたメニューもありいろんな用途に使える。BGMは70年代ポップスが多く、ボクが行った日はオリビア・ニュートンジョンがしつこくかかっていた。店の雰囲気的にはJAZZなのだが、この辺のハズシは嫌いではない。奥さんは中国の方ということで中華系の味付けもよい。前面に焼酎が並んでいるがどちらかというとワインが合う食事かな。入り口にラウンジっぽいテーブル(椅子が気持ちいい)。奥にパーテーションで区切られた個室がある。06年8月。
一即夛(西麻布)
東京都港区西麻布1-10-16 西麻布ロイヤルビル2F/03-3746-2877
割烹。「いっしょくた」と読む。割烹というより家庭料理系小料理かな。なんというか「割烹でも小料理でも家庭料理でもそんな分類はどうでもいい。うまいもんを"いっしょくた"に出しまっせ」みたいな感じか。ま、とってもうまい家庭料理だと思ってくれればそんなに遠くない。雑居ビルの2階にある小さな店で、店内はゆるやかにL字を描くカウンターのみ(カウンターの奥が折れ曲がっていて4人席のテーブル使いできる)。店のど真ん中に店の主人がどんと立ち、店を仕切っている。値段はリーズナブル。魚を中心に構成しているならお酒を飲んで6〜8000円くらいで済むだろう(メインにステーキを頼み、かつ、〆にウニご飯とかいくらご飯とかにすると値段が跳ね上がるかもだが)。スープと肉刺で始まり、刺身数皿、焼魚か煮魚かなど選んで、〆は混ぜご飯系か白ご飯、そしてお新香と味噌汁。全部ちゃんとおいしい。女将さんのサービスも清々しい。客層がなんとも独特で一見さんは落ち着かないだろう。06年8月。
岩井食堂(四谷)
東京都新宿区荒木町8-1/03-5919-1061/19.30〜26/不定休/4000円〜
イタリアン。というか岩井劇場。シェフであり自分大好きな岩井氏がカウンター内で作り出す枠にはまらない料理、そして枠をはみ出たサービス(常連客優遇を公言して憚らない。一見には出してくれない料理も多々。女性や有名人に優しい)。客いじりもするし文句も言い放題。まぁなんというか「不良が店やってる」って感じで、不良好きもしくはそういうのを楽しめちゃう人にとっては楽しい店だ。でも真面目な人、ネガティブな人にはまるで向かない。近寄らない方がよい。
不良といっても料理には熱心で機嫌良く手際よく料理を作っていく。まぁ来る客がみなシェフに気を遣うので機嫌が悪くなりようがないのだが、たまにその辺の距離感を間違える客がいるととたんに不機嫌になる。客観的にその辺も楽しんでしまう度量が客に求められる。料理は全体的によろしいが、パスタが特にうまい。ありあわせ?と思う材料でもサッと完成度の高いのを作ってくる。タマネギの丸焼きも名物。サラダもいい。その日の仕入れによって作ってくれる肉や魚もいい。あとは岩井氏に恐る恐る相談しながら(そこそこ勇気がいる)。
ボクはこういう店も別に嫌いではない。普通に食べている分には放っておいてくれるし。でも気を遣って常連になるのも面倒くさい。常連になったら実に幸せな店になるのはわかっているが面倒くさいのだ。たま〜の深夜にちょっと立ち寄る、くらいがボクには合っているかも。とはいえ混んでいるので要予約。06年8月。
カシーナ・カナミッラ(白金)
東京都港区白金台5-5-6/03-5475-2646/11.30〜14/18〜21.30/月休
イタリアン。料理人やソムリエのためにイタリア研修をコーディネートする「ict食文化企画」代表の長本和子さんがオーナーの店。そんな彼女が料理を任せた佐藤シェフが作る料理は、素朴で素材の旨みを活かした料理を繊細に盛りつけたもの。こういう味ならいっそのことガッツリ盛りつけた方がいいのでは?と思ったお皿もあり、多少中途半端感はあった。当日の印象としては、突き出しと前菜が「完璧」。見事。うまい。唸る。これでその夜の素晴らしさは保証されたと思ったのだが、その後は少々盛り下がり気味だったのが残念。手打ちパスタはまぁまぁ。メイン前の魚料理(黒ムツのピカタ)はもうひとつ。メインの肉(子羊のロースト ドライポルチーニソース)はいい感じ。デザートはGOOD。薦められたワインもよし。でも、全体にもう一押しがなくて「いい店だ〜、好き〜」って感じになれなかった。素朴でチカラ強い料理をシンプルに作っても良かったのかなぁ、とか。インテリアはシンプルだけど、壁のお皿が妙に郷土っぽく、そのわりに全体にモダンで、これも微妙に中途半端感があった。涼しい時季にテラス席は気持ちいいかもしれない。前菜とワイン一杯とかいう使い方はありかも。06年8月。
四季ぼう坊(新橋)
東京都港区新橋2-9-16/03-3503-4560
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
Glen(大森)
東京都大田区大森北1-11-11 2F/03-5493-2671 /18〜28(日〜24)/無休
バー。同じ大森の「SWANK」で長くチーフ・バーテンダーを務めた古谷氏が独立して作った店。2006年6月オープン。立地としては決してよくはないが、落ち着いた雰囲気で、うまく年を重ねれば味が出てくると思われる店内。店名から想起されるように、モルトが主体である。シングルモルトを始め、珍しいのも取りそろえており、本格バーとして楽しめる。そのわりにそんなに高くないのも良い。06年8月。
古月 新宿店(新宿)
東京都新宿区新宿1-5-5/03-3341-5204
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
あら喜(麻布十番)
東京都港区南麻布2-6-17/03-3798-1995/17.30〜22/日祝休
居酒屋。「あら喜」の「喜」は七をみっつ。南麻布(三の橋)の住宅街にある店。料理するご主人を奥さんとおじいさんおばあさんでもりたて、親密なサービスをしてくれる。ご飯時になると小さな娘さんが厨房奥で食事したり宿題したりしている。常連さんが娘さんの相手をすることもある。そんな雰囲気のもと、料理が相当ちゃんとしている。うまい。んでもって〆のご飯もうまい。日本酒の品揃えもわりと凝っている。カウンターもテーブルも座敷もある。こういう店ってありそうで意外とない、でしょ?
くつろいでいろいろ食べたが、仕入れのいい刺身、アジ塩、穴子、赤鶏手羽など、どれも丁寧に丁寧に作られておりとても美味。出てくるのが少し遅いがカウンターで見てると飽きないので気にならない。奥さんのサービスもいいし。で、〆はタコ飯。甘くて滋味溢れていて良い。値段も意外と高くない。こういう店が地元にあったら通うだろうなぁ…。そんな日常使いしたくなるさりげない店。06年7月。
霞町すゑとみ(西麻布)
東京都港区西麻布4-2-13八幡ビル3F/03-5466-1270
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
天婦羅からさわ(西麻布)
東京都港区西麻布4-15-18/03-6418-7878/11.30〜14/17.30〜21.30/水祝休
天ぷら。西麻布の「成城いしい」の真裏の細道にあり2005年11月にオープンした。ホテルオークラの「山里」出身のご主人が揚げる。丁寧で上質で、安心してゆっくり話が出来る感じ。いい意味でとてもホテル的。話が主役で天ぷらが脇役。歳とともにこういう店が心地良くなってくる。33年「山里」で揚げ、その後一瞬札幌の店を手伝った後ここで独立したらしい。弟子は札幌からついてきたようだ。パキスタンの岩塩で食べることを勧められる。まろやかでおいしい。おまかせが6300円、8400円、11550円の3つ。量ではなく食材の違い。8400円のコースを食べた後好きなのを追加して10000円くらいが適当かな。野菜系の天ぷらうまし。〆の天茶もうまい。店内わりと広めで清々しい。インパクトはないが丁寧な仕事。昼は天麩羅定食(1300円)天丼定食(1300円)。06年6月。
京料理 八平(四谷)
東京都新宿区荒木町3-6 第3ハルシオン2F/03-3341-3990
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
眞由膳(西麻布)
東京都港区西麻布1-14-8B1F/03-3408-5048
小料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
まき村(大森)
東京都品川区南大井6-19-10/03-3768-6388
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
新八(神田)
東京都千代田区鍛冶町2-9-1/03-3254-9729/16〜23/日祝休
居酒屋。日本酒「神亀」がすべて揃っている店として知られる。神亀はわりとレアなので、次々飲んでいるとそれだけでシアワセな気分になる。ここまで揃っている店は他に知らない。料理メニューも多くとても迷う。壁にオススメが貼ってあるのでそれを見つつ店員さんと相談するのがいいかも。ボクの時はのど黒のいいのが入っていて、これが絶品だった。焼き加減がとても上手。とにかく主役は神亀なので、それを楽しみましょう。ちなみに酒は他にもたくさん揃っている。インテリアは(改装したのかな)普通の居酒屋風。特に趣深いわけではない。最寄りは神田駅。目印は玄関の「純米酒神亀ひこ孫」の看板。06年6月。
鳥仁(大森)
東京都大田区大森北1-23-11 中山ビル1F/03-3766-9229/11.30〜13.15/17.30〜21/日祝休
焼き鳥。大森の地で長くご夫婦でやっている小さな店。親密で家庭的。テレビがつけっぱなしになっているような店だがそれも気にならない雰囲気。毎朝新鮮な鶏肉をさばいて、備長炭で焼き上げる。焼き加減も良くおいしい。ささ身、つくねなどおいしい。〆は鳥ガラスープを使ったチキンカレーを。昼の雉丼も自慢らしい。06年6月。
タテル・ヨシノ(芝)
東京都港区芝公園1-5-10 芝パークホテル別館1F/03-5405-7800
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
オステルリー・スズキ(赤坂)
東京都港区赤坂5-4-17/03-3585-6080/11.30〜14/18〜22/日祝休/6000円〜
フレンチ。親密でおいしいオステルリー。Hostellerie(オステルリー)とはフランス語で田舎風高級料理店のこと。この店は別に高級店ではないが、ブルゴーニュ地方の郷土料理を中心に実直に作って出してくれるレストランである。鈴木シェフはベルナール・ロワゾーがいたころの「ラ・コート・ドール」でシェフ・ド・ポワソン(魚料理担当料理長)を務めた方で、水の料理と称された数々のスペシャリテもメニューに載っている(それだけで組み立てた8400円のコースもある)。やさしそうでいてガッツリもしていてちょうどいい感じの料理群。少し印象が弱いお皿もあるが心が温かくなるような料理である。あえて言えば店内にどこか生活感があり、ディナーのわくわくが足りないのが難点かなぁ。インテリアの問題か整理の問題か。あともう少し料理の印象が強いともっといいレストランになると思った。サービスの録澤さんの感じがとても良い。応援したくなるタイプの店。06年6月。
リストランテ・アモーレ(六本木)
東京都港区六本木7-3-21/03-5413-7201/18〜26/日休/8000円〜
イタリアン。六本木「ラ・ゴーラ」で名を成した澤口知之シェフによる完全お任せのイタリアン。澤口シェフがその日仕入れた食材を見て決めた料理が出てくる。客は出てくるまで何が出てくるかわからないが、一応最初に「どういったものが食べたいか」のリクエストは聞かれるし、今日入っているいい食材などを聞くことも出来る。基本構成は前菜・パスタ・メイン。「ラ・ゴーラ」時代から変わらない澤口シェフの主張たっぷりの料理が好きなら完全お任せの楽しさが味わえるし、もし未体験なら何が出てくるか不安になるだろう。塩をガツンと効かせたメリハリ強い澤口流。イタリアンというよりは澤口シェフの味を楽しみにいく店。ボク的にはむしろ昔のガツンの方が好きで、いまはずいぶんおとなしくなっちゃったなという印象。厨房の中の彼もちょっと元気がなかったし…。ワインもお任せ(価格帯くらいは指定できる)。料理もワインもよくわからない or 決めるの面倒という人にはうってつけの店か。オープンキッチンは広く、店内に浮かび上がる演出で、舞台みたいでとっても魅力的。06年6月。
ヴィラ・モウラ(銀座)
東京都中央区銀座6-2-3 ダヴィンチ銀座アネックスB1F/03-5537-3513
ポルトガル料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
海苑(代官山)
東京都渋谷区代官山20-20 モンシェリー代官山B2F/03-3780-0781
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
西安飯荘(五反田)
東京都品川区西五反田2-10-8/03-3492-9068/11.30〜14/17.30〜23/日祝休
中国料理。せいあんはんそう。刀削麺が売りの店。一品ものを含めて、全体に「うひ〜うまい!」と驚くほどではないけど、あれもこれも頼みたくなるわかりやすい美味。西安だから山西料理だと思うのだが、四川的辛さが多い。名物の鉄鍋餃子は豚とニラのシンプルな味。小籠包も麻婆豆腐(辛い!)もうまい。麻辣湯(まーらーたん:西安式二色しゃぶしゃぶ鍋)も名物。ここの刀削麺はさすがな美味。いろんなところで刀削麺食べるが、麺はトップクラスかも。スープも上々。また、チャーハンも上々。全体にちょっとオイリーかな。
帰り際にメニューを隅々まで観ていたら鴛鴦(おしどり)火鍋コースというのがあり、鉄鍋餃子やデザートもついて3700円だった。店員に「この鴛鴦火鍋と麻辣湯はどう違うのか」と聞いたら「同じだ」と答えたので、次回からこれにしてみよう。ある本によると、あの二種類スープの火鍋を世に広めたのは清朝の乾隆帝らしい。インドシナ半島まで大遠征をしたときに知った南方風しゃぶしゃぶ鍋を「これぞ薬食同源の理想的料理である」として中国全土に普及させたのが始まりとか。06年6月。
絵のある街(渋谷)
東京都渋谷区神南1-22-10 皆川ビル5F/03-3770-8699/11〜24
韓国料理。ユニークな店名でうまそうなイメージが全くないが、意外とちゃんとしている。団体で店に困って仕方なく入った時わりとマトモだったので、その後個人客で行ってみたがやっぱりまぁまぁ。というか安い。2000円もあればお腹いっぱいになる。それで味はまぁまぁとなると知っておいて損はない。特に学生さんとかに最高の店かもしれない。基本は焼き肉。海鮮系よりチヂミなどを。06年6月。
HOT HOT ラポー(赤坂)
東京都港区赤坂2-18-19-B102/11〜13(水休)/17.30〜21.30(水・12月は〜21)/土日祝・第三水休/3000円〜
タイ料理。完全予約制で1年前には予約で席がいっぱいになるという小さな店。まだ初夏なのに入り口ドアには「12月末まで満卓」とか掲示してあったりする。んでもって「翌年分の予約希望を6月から8月に所定用紙(1部100円。限定枚数配布次第終了)で申し込んでいただきます。予約希望日が重複した場合は抽選(最低1ディナーは確保・設定いたします)になります」という徹底ぶり。す、すごい。
完全予約制のうえに完全セルフサービスなので、後片づけもある程度は客がやる。とても物静かな女性(石黒慧子さん)が一人でやっている店なので手が回らないのである(席は12席程度)。いろいろ条件があってややこしいが、1983年から長年毎年予約で埋まるというのだから立派である。
こういう店はえてして高いのが通例であるが、予想に反して腰抜かすほど安かった。コースが3000円なのだ。普段遣い値段じゃん! 普段遣いの店なのに年間予約制。妙にシュール。店内は古く手作り感に溢れており料理もとてもカジュアル。石黒さんも気難しいわけではなく親切丁寧(ちょっと客見知り)。素朴でなかなかおいしいが、味というよりも客はみな「一年に一回は石黒さんに会いたい」と思ってくるのではないかな。イベントと考えればとても楽しい。ちなみに一見さんがこの店に行くためには、やっぱりこの店の申込用紙を手に入れられる人を知ってないと無理かも。06年6月。
アオザイ(赤坂)
東京都港区赤坂5-4-14/03-3583-0234/11.30〜15/17.30〜23(土16〜22.30のみ)/日祝休
ベトナム料理。日本のベトナム料理の草分けとも言われる店だが、とっても素直な味で良い。今風の洗練はあまりないが、安心してベトナム料理を楽しめる。オシャレ度は低いので、若い女性たちというよりは男の方が似合う店かもしれない。この店はマダム(?)にいろいろ任せると吉。張り切って推薦してくれる。名物の生春巻きはもちろん良かったし、ナマズも良かった。ナマズはいくつか料理の種類があるが、どれもこれもマダムが大オススメしてくれ、それぞれにうまかった。〆のフォーは鶏肉に。「鶏肉のフォーが結局一番おいしい」とマダムが言うので。確かにこのスープには牛肉などより鶏が合う。ただ「昔は珍しい料理だったのだろうな」というメニューも、今では普通になってしまっているから、そういう意味でのインパクトには全体に欠けるかも。06年6月。
FUZZ(西麻布)
東京都港区西麻布4-11-28 エンパイアマンション202/03-3409-3509/20〜/月休
バー。イケメン系のバーテンダー金子氏がやっている。サービスよい。薄暗さも気持ちよく、女性にも男性にもくつろげる雰囲気。まぁまぁ。個人的に気に入ったのはCORALの4ウェイスピーカーを使っていること。学生時代に愛したスピーカーがまだこうして現役で鳴っているのを聞きながら飲むカクテルはとてもおいしい。ま、とても個人的なことだが、でもバーってそういうのが大事だよね。06年6月。
Suu(青山)
東京都港区南青山7-1-7 B1F/03-3406-0337 /20〜28/日休
バー。バーというよりラウンジに近い。以前は「gigi」という名前のバーだった。コンセプトは「男と女の〆サロン」らしい。二軒目三軒目の〆として使ってくれということだろう。高額なワインを数多く揃えるワインセラー、〆のごはんを炊き上げる薪釜室などいろいろ凝っている。カウンターとテーブル席、ソファ席などに分かれ、使い勝手もいろいろ。朝4時までやっているのもあって、わりと大人数で夜中に困った時などに便利だろう。サービスは丁寧でよく気がつく。06年6月。
武生(恵比寿)
東京都渋谷区広尾1-12-15/03-3447-1984/11.30〜14.30/18〜24/日祝休
居酒屋。福井県武生市出身のオーナーがやる和食店。産地直送の新鮮な食材と創作料理、炭火焼き、そして〆は武生ですからもちろん蕎麦ですね。日本酒の種類も多く、店もキレイでいいのだが、この手の店がとても増えたこともあってなんとなく似たような印象を持ってしまうのが損かな。ちゃんとおいしいけど印象が薄い感じ。カウンターがでかいのはいい。恵比寿と広尾の中間あたり。恵比寿橋のたもと。06年5月。
イタリアンバール・ビゴーレ(六本木)
東京都港区赤坂9-6-24 乃木坂ロッポニカビル/03-3401-2392/11〜23
イタリアン・バール。半端でなくワインが安い。料理も安い。なので軽くつまみたいときとか時間が余ったときとかもう一杯飲み足りないときとかに重宝する。六本木〜乃木坂の立地でここまで安くてよく運営できるなぁと思う。入り口にはスタンディングバー。奥はテーブル席。昼から夜までぶっつづけでやっていて使い勝手のいい店。06年5月。
萬来園(大井町)
東京都品川区東大井5-6-8/03-3450-5667/17.30〜22/水休/10000円〜
上海料理(+各地中国料理)。家族三人でやっている小さな店だが、ある意味とっても有名な店。カウンターのみの店でメニューがない。料理は料理人(ご主人と息子さん)と相談して決める。「ええと今日はカニと車海老とスズキとアサリと牛肉と○○と○○と…」と、食材をズラリと言われ、「カニは春雨と煮るかカラッと揚げるか卵と和えるか、それか○○してもいいし…」と、料理法をズラリと並べられる。客は悩みに悩んで「うーん、うーん、じゃ、まずカニをぉ、ええと揚げてもらいますか、いや春雨もうまいよねー、うーん、いややっぱり揚げてぇ、それとその牛肉とマコモダケのっておいしそう、ソレね、それからー…」とひとつひとつ決めていく。決めると「ハイ、ワタリ蟹。すごいでしょ」と食材を見せてくれ、目の前でジャジャジャと料理してくれる。この悩む時間が特に楽しい。メニューで悩むのって実は食事自体と同じくらい楽しいのだなと再確認させてくれる店である。海鮮と野菜がほとんど。味のバリエはこちらの思うまま。客のリテラシー次第でいくらでもおいしくなって行くようなところがある。出来上がってきた料理は火加減が絶妙でとっても美味。そうやってニコニコ食べてると「これも食べる?」「あれはどうする?」と追加を聞いてくる。これになんとなく乗せられて高い食材を取って行くと信じられないようなお勘定になる(笑)ので注意は必要。注文にも寄るが、一人頭10000円〜35000円くらいと差が出来るようだ。とってもうまい店だし、話し合いながら進行するのは楽しいが、微妙に気疲れする店でもある。06年5月。
ROTI(六本木)
東京都港区六本木6-6-9/03-5785-3671/11.30〜14.30/18〜22/無休
アメリカ料理。イギリス人シェフが作るモダン・アメリカンで、スタッフがみんな英語に堪能なせいもあって外国人比率が異様に高いレストラン。ロティサリーマシーンがあって、それでチキンを焼くのが名物。クォーターサイズのロースとチキンはなかなかの旨さ。ハンバーガーも名物で昼はそのオーダーが多いが、夜はサラダを中心とした軽いメニューでワインを飲んでいる人が多い。ワインはカリフォルニア中心。ヨーロッパ系は置いていない。パティオがあって外でも食べられる。涼しい夜などにパティオで飲んでいると、外国人比率の高さもあって日本とは思えない雰囲気。06年5月。再訪1回。
Amoh's Bar(青山)
東京都港区南青山5-5-20/03-3400-5531
バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
居酒屋 恭恭(新橋)
東京都港区新橋4-21-15 河合ビル1F/03-3434-5655/17〜28.30/日祝休
居酒屋。恭恭で「きょんきょん」と読む。産地直送の天然食材がたくさん出る居酒屋で、それはメニューからもよくわかる。もう凝った食材の嵐。メインはご主人の地元である瀬戸内の魚。土佐ジローという地鶏。前沢牛。イベリコ豚。それ以外にも例えば「岡山・生シャコ刺し」「香川・べえすけ(大アナゴ)の薄造り」「下関・うちわ海老」「岡山・大アサリの磯辺焼き」とかがメニューにずらりと並ぶのだ。そういうのをあれこれわいわい楽しめる人と一緒に食べに行くと楽しいだろう。06年4月。
YOU(銀座)
東京都中央区銀座4-13-11/03-3541-5204/8:00 ? 22:30/無休
洋食。というか、オムライスで有名な喫茶店。チキンライスを卵で包まず、ケチャップライス(バターライスにトマトソース?)の上にオムレツが載るタイプのオムライス。このオムレツの完成度がすごい。スプーンでちょっとつつくとオッパイみたいにぷるんぷるん揺れるのだ。このぷるんぷるん具合が実に心地よく、何度も何度もぷるんぷるんしてしまった。あんまりやってると変態と思われるので適当にやめてオムレツをまずちょっと食べる。中は半熟でクリーミー。香ばしく素晴らしい。チキンライスも食べてみる。薄味で上品なチキンライスだ。で、いよいよオムレツを崩してチキンライスと一緒に口に入れる。ん? あら、ちょっと弱い。チキンライスがオムレツに負けて、快感が減少してしまっている印象。惜しいなぁ。オムレツとチキンライスの完成度は高いのに、オムライスになるとちょっと弱くなる。この店のオムライスを大好きな人がいっぱいいるのもよくわかる味なのだが、ボク的にはもう少しチキンライスが強いほうが好きかも。ちなみに+200円で大盛りになるが、大盛りでもオトコには少し足りないかも。歌舞伎座の東にある。06年4月。
adding:blue(南青山)
東京都港区南青山6-3-16ライカビル/03-5485-2266/17.30〜23/日休
無国籍料理。アディング・ブルー。フレンチをベースにして様々な国の料理をイイトコドリしたような感じ。おいしいものを食べたい夜にも、深夜ワインにも、デートにも、自分の家の食堂みたいにも、いろいろ使えるフレキシブルさがいい。オープンな感じの1階とコージーな2階に分かれ、それぞれ使い勝手も良い(個室もある)。群馬産もち豚を使った豚料理持ち合わせや十五穀米釜飯があるかと思えば、タジンやアンドゥーイエットがあったりと、料理はバラエティに富んでいる。ブルーを基調としたとてもオシャレな内装で雰囲気がいいし立地もいいのでデートなどに使うのが一番か。ワインは適価。06年4月。
The Lobby in CLASKA (目黒)
東京都目黒区中央町1-3-18 HOTEL CLASKA 1F/03-5773-8620/10〜28
バー。目黒通りに面している「ホテル・ニュー・メグロ」をリノベーションしたホテル「CLASKA」の一階にあるバー&レストラン。白いソファや、クッションをたくさん並べた木の長椅子などが並び、とてもくつろげる。深夜遅くとかに利用するとなんだかNYっぽくて気分がいい。料理も食べられて、モダンアジアン料理。朝4時までやっているのもよい。06年4月。
| 更新店 |
とんかつ やまいち(神田)
東京都千代田区神田須田町1-8-4 玉井ビル/03-3253-3335
とんかつ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
近藤(銀座)
東京都中央区銀座5-5-13 坂口ビル9F/03-5568-0923/12〜13.30/17〜20.30/日・祝月休/10000円
天ぷら。もと山の上ホテルにいた近藤文夫氏の店。池波正太郎が愛した近藤さん(当時「山の上ホテル」)の料理。池波正太郎好きにはたまらない店だろう。さつまいものてんぷら(時間がかかるから先に注文しておく)と天茶が名物。他には野菜類がわりと印象的。さつまいもは分厚くほくほくでおいしいが、全体にインパクトが強い味ではなく、極めて真っ当で穏やかなもの。山の上ホテルの店と同じような印象かな。ちなみに揚げ鍋をふたつ使うことでも有名な店である。油の温度が下がらないよう、タネが浮いてきたら鍋を移す気の使いよう。丁寧な店である。95年11月。
改装して久しぶりの訪問。白木のカウンターになり清々しい。ただ奥の部屋に通されてしまい、近藤氏ではなく若手に揚げてもらうことになり、その若手もどこかおどおどしていて正直もうひとつだった。彼は頻繁に目の前からいなくなり、サービス係もめったに来ず、食事の楽しさもほとんどなかった。これで同じ料金は解せないなぁ。こぢんまりと親密な奥の部屋をわざわざ作った意味は? 夜のコース8400円から。06年11月。
蔬菜坊(目黒)
東京都目黒区目黒本町4-1-9/03-3710-4336
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
マルディ・グラ(銀座)
東京都中央区銀座8-6-19B1F/03-5568-0222/18〜24/6000円〜
フレンチ。銀座のワインバー「グレープ・ガンボ」で腕をふるっていた和知シェフが開いた店。「グレープ・ガンボ」でカウンターに座って彼の調理を見るのが好きだったボクとしては見逃せない店だ。
シェフのガツン系の力強い料理は健在で、前の店からあるメニュー(例えば香菜爆弾)に、タジンやクスクス、ピンチョスなど、フレンチの枠を越えたメニューが加わり、食べ好き達には応えられない「うまいもの屋」に仕上がっている。量も多い。前菜にフォカッチャとピンチョスとフライドポテトを取ったら、小食のヒトならそれでお腹いっぱいになるかもしれない。魅力的なメニューがずらりと並んでいるのでいろいろ食べたい向きはサービス人とよーく相談して決めよう。サービスは個人的にはちょっとニューヨークを感じて心地よい。ユニフォームのせいかな。狭い店なのだが食べる快感に溢れており、食べるのを楽しむ人とわいわい乱雑に食べたい感じ。ちなみにワインの品揃えは「グレープ・ガンボ」に比べると見劣りがする。選択肢がもう少しあるといいなぁと贅沢を思う。なお、マルディ・グラとは英語で言うと「Fat Tuesday」。謝肉祭の最終日のことらしい。「さぁ腹一杯食べろ!」と言わんばかりのネーミングで良いね。02年9月。
4ヶ月ぶりに訪れたら各皿の量が少しずつ減っていた。気のせいかな。ドドンと豪快に盛られているイメージがあるだけにちょっと残念。03年1月。
味的に以前の迫力が感じられない。少し残念。06年4月。




