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さとなおの行った店リスト 東京
新宿・池袋・杉並区・世田谷区エリア
このコーナーは、ボクが実際に行ったレストランを記録したものです。
個人サイトの個人的食べ歩き記録です。ガイドでも評価でもありません。
ですので、読みやすさなどを考えずざっと一覧してあります。コメントも短く散漫なものです。ご了承ください。
ただ、この記録を利用して、あなたが行った店の感想とボクの感想とを比較することができます。そうして趣味嗜好がボクと合うか合わないかを調べ、趣味嗜好が近かった方は「さとなおの好きな店リスト」をご覧ください。店の選択により便利になっています(「このコーナーの使い方」参照)。
なお、自分の好き嫌いを相対化するために、店をラブ度で表しています。ボク個人の「お気に入り度」の目安として参考にしてください(味の評価でも店の優劣でもありません)。
また、古い訪問年月日の感想も出てきます。それはその時の感想。その後、当然、店は変化しています。それはご自分でお確かめください。住所・電話・営業時間などについても変わっている可能性があります(閉店した店もあります)。ご注意ください。
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| 新宿・初台・代々木・早稲田・高田馬場・中野 |
おひつ膳 田んぼ(新宿)
東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル2F/03-5325-6816/11.30〜22(土〜21)/ 日祝休
小料理(白米料理)。酒が主役ではなくてご飯(白米)が主役の店。米は季節や状態によって変えるようで、壁に「今週のお米」が表示されている。それを毎朝精米し「精米したて&炊きたて」で出してくれる。しかもお櫃で(お櫃は一回お替わりできる)。それはそれは懐かしいくらい美味しいご飯である。スタッフは米作りにも携わっているらしく、田んぼでのスタッフの写真がレジ横に貼ってあったりする。
おかずはご飯に合うことが前提で厳選されている。焼き海苔やら漬け物やら梅干しやら納豆やら明太子やらの脇役も充実。だからご飯が進む進む。個人的〆は地鶏生卵を頼んで卵かけご飯。実にシアワセ。昼はセットで「昼おひつ膳」が1000円。これもお得。西新宿店以外にも、代々木店、表参道店と三つある。05年7月。
そば処吉遊(新宿)
東京都新宿区新宿3-30-11高野第2ビルB1F 三越隣
そば。新宿では一番の蕎麦屋じゃないだろうか。いや東京でも屈指のうまさかも。店はビルの地下ながらとても落ち着いた雰囲気で、思わずお酒(久保田)がほしくなる。香り高く腰の強い蕎麦はもちろん十割。量は少ないから2、3枚はいける。ただたまに歯にごつりと挽ききれていない甘皮が当たるのが気になる。一日30枚限定の田舎蕎麦は12時には売り切れちゃうから注意。96年10月。
※98年6月12日をもって閉店。残念! なお、白金に移って00年9月より「三合菴」という名前で営業中。評判高し。港区白金5-10-10/03-3444-3570。「吉遊」のあとは「彩蕎庵 吉遊」という名の店になっている。未訪。
海老忠(新宿)
東京都新宿区新宿3-8-6/03-3341-9459/17〜22.30/木休/4000円
焼き鳥。昭和28年創業。新宿で焼き鳥食うならココがわりとおすすめ。回りに同名の店が多いので注意。外の「居酒屋ではありません」との注意書きは回りの居酒屋風「海老忠」との違いを言っているのだと思う。たれもうまいが、塩の方が肉質がわかる。鳥肉だんごも美味。割烹のような清潔な店内。新宿は生活圏ではないのでなかなか行けないが、近ければもっと通いたい店だ。96年4月。
TORINTO(新宿)
東京都新宿区新宿1-17-1/03-3351-4415
焼き鳥。鶏遊人と書いて「とりんと」と読ませるようだ。焼き鳥はそれぞれまぁまぁ。それよりもレバ刺しが良かった。地鶏の白レバー刺しとかは特に。おでんもなかなか。サービスもいい意味で素人っぽく好感がもてる(アルバイトだろうけど)。鶏のいろんな料理も楽しんだ。安いわりに全品そこそこおいしい。この店があるビルにむかし椎名誠が事務所を持っていたとか。04年9月。
ヴォロンティエ(新宿)
東京都新宿区新宿4-1-9新宿ユースビルPAX7F/03-5363-5201/17〜24/無休
炭火ビストロ、と名乗っている。だから一応フレンチにいれるが、まぁいわゆるダイニングって感じである。店名の「ヴォロンティエ」とは、仏語で「快く」「喜んで」という意味らしい。つまり「庄屋」的「よろこんで〜」なわけですね。南仏の別荘をイメージしたという内装はなかなかセンスよく落ち着ける。ちゃんと快適さを追求し、かといって懲りすぎず、なかなか程がよい感じ。イスも座りやすくて落ち着ける。広い店内はターゲットである若者で溢れている。結婚式の二次会に使われるタイプの店なので、個人客には騒々しすぎるかもしれない。料理はよくまとまっている。値段が安価なことを考えると努力しているなぁという感じ。ダイニング系はあまり好きではないのだが、大学生などにはとってもいいレストランなのではないだろうか。03年8月。
スンガリー(新宿)
東京都新宿区西新宿1-7-2/03-3343-5047/11.30〜22/日休/7000円
ロシア料理。東京のロシア料理の老舗で、もう半世紀以上やっている。ソ連からロシアになり、流通がよくなるに従ってどんどん本場の材料を使いだしていて、味は進化している。ロシアの家庭料理を中心に様々なタイプのロシア料理を出す。ちゃんと赤いボルシチ(ビーツを使っている)。ロシア風餃子、ビーフストロガノフ、ピロシキなど、日本人でも知っている料理以外でも、サービスの人と相談するといろんな料理が楽しめる。ちなみに加藤登紀子さんの母親がやっている。表参道にも店がある。こちらは何というかギリシャ風かつライブハウス風でちょっと独特な雰囲気。96年3月。2002年7月。
中村屋(新宿)
東京都新宿区新宿3-26-13/03-3352-6161
カレー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
古月 新宿店(新宿)
東京都新宿区新宿1-5-5/03-3341-5204
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
随園別館(新宿)
東京都新宿区新宿2-7-4/03-3351-3511/11〜22/無休/6000円
北京料理。前の、ボロくも趣があった店から移転。同じ通沿いの新宿駅寄りにある。当時の店はとてもうまい北京料理が食べられた。水餃子が絶品。他に合菜代帽もお勧め。店員も客も中国人ばかりで、とても日本とは思えない雰囲気だった。で、久しぶりに再訪したらキレイになっていてしかも支店がいくつか出来ていて…味が落ちたのかボクが変わったのか。いずれにせよとても普通の店になった印象。80年代後半ちょくちょく訪問。97年2月。01年3月。
山珍居(新宿)
東京都新宿区西新宿4-4-16/03-3376-0541/17〜22/水休/3000円
台湾料理。雰囲気はいまいちだが、とにかくおいしいし安い。ビーフン、腸詰め、豚足、などすべて本場の味。うまい肴でビールをがぶがぶ飲みたいときはここ。96年2月。※あまりに最近ご無沙汰なので、行き直してみて感想を書きます。
ハレルヤ(新宿)
東京都新宿区百人町1-5-6職安通北入る/03-3200-0112/24時間/無休/5000円〜
韓国家庭料理。気取らない雰囲気で本場っぽい韓国家庭料理が食べられる。なんでもおいしいが、「キムチ餃子」「ケーチゲ」「ズンドブー」などおいしかった。マッコリ(濁り酒)もおいしいので、それを飲みながらうまい韓国料理を気楽に食べているとかなり酔うので注意。夜中でも早朝でも開いているのが何よりうれしい。焼き肉より辛系がおすすめ。98年3月。
※外苑前に小洒落た支店が出来た。品揃えはそんなに変わらないが、雰囲気が全然違うと味もずいぶん違って感じられる。渋谷区神宮前3-42-18/03-3478-7848/17〜24/無休。外苑前の熊野神社近く。
バンタイ(新宿)
東京都新宿区歌舞伎町1-23-14/03-3207-0068/17〜28/無休/5000円
タイ料理。BANはタイ語で「家」。つまり店名はタイの家」。日本人用にアレンジしていないタイ料理でなかなかうまい。雰囲気もいい意味でチープでそれもまた良い。サービスコースは1600円からあり安価。まだタイ料理がそんなに流行っていない頃からずっとやっており、タイ料理の普及においてこの店の存在は大きい。96年8月。
ハンニバル(新大久保)
東京都新宿区百人町1-11-1アーバンビルB1F/17〜24.30/第1.2.3火休/5000円〜/http://www.hannibal.cc/
チュニジア料理。ハンニバル将軍からつけた店名らしい。1999年にオープンした日本で初めてのチュニジア人オーナーのチュニジア料理店。新大久保のわりと猥雑な地区にあり「大丈夫かなぁ」と思いつつたどり着いたが、とてもいい店だった。チュニジア人がオーナー&シェフ&ウェイターな本格的チュニジア料理の店で、オススメをよく聞いて選んだそれは実においしく夢中になれるものだった。チュニジア料理とは「地中海の海の幸と多種の野菜や山の幸・牛や羊に鶏やウサギなど、この豊かな食材をふんだんに使い、トマト、オリーブオイルとガーリックの地中海の味にアラブがアジアからもたらしたスパイスや食材をブレンドさせた料理(サイトより)」だそうで、日本人にはとても馴染みやすいもの。まぁ南仏イタリア系の地中海料理に近いと思えば遠くない。ワインも南仏と一緒でロゼがオススメ。店主(チュニジア人)に言わせると辛口のロゼがあるのはプロバンスとチュニジアのみなのだそうだ。注文は人気の「基本コース」(3500円)で、中の料理を「出来るだけクラシックなチュニジア料理に変えて構成してください」というのが正解かも。そうやって構成してもらうとブリックやショルバ、クスクスなど満遍なく食べられる。地下の店だがブルーを基調としたインテリアは明るくカジュアル。店主とのやりとりも楽しい。なぜか女性客が多い。03年8月。
※閉店。支店として開いた、原宿の「ハンニバル・ドゥ」に絞るようだ。
アルモニア(初台)
東京都渋谷区本町2-40-1/03-3373-0555/17〜22(22〜ワインバー)/日休/6000円〜
イタリアン。お洒落で落ち着いた店内。お洒落だけどお洒落すぎない良いバランスで落ち着いている。料理もそういった印象。すごく印象に残る料理があるわけではないが、安心して身をゆだねていられる。適度にお洒落で適度に家庭的。ワインもリーズナブルで持ち込みも頼める。個室もある。いろんな意味で普段のちょっとした食事に最適な店かもしれない。山手通りの初台交差点の北西の不動通商店街を入った右側。00年8月。
ビストロひつじや(代々木)
東京都渋谷区代々木1-59-1/03-3320-3651/http://www.hitujiya.co.jp
羊料理。無国籍というか「世界のひつじ肉料理」がうたい文句である。ひつじ専門店。うーん、うまそう。シェフやウエイトレスにアフリカンを揃え、そのうえで北アフリカ料理やら南アフリカ料理やらケイジャンやらいろいろひつじを素材にした料理が出てくる。クスクス焼き飯や北アフリカの餃子、シシカバブ、ジャンバヤラなどがうまかった。ひつじがなんとなく不得意な人でも逃げ道はいろいろあるからぜひトライしてみよう。店内活気に溢れ(夏は暑いが)居心地はいい。JR代々木駅の西側、JR総合病院の南。小田急線線路の脇。00年7月。
淡水研究室(代々木)
東京都渋谷区代々木1-13-2/03-3299-3763/5000円〜
小料理。トリッキーな名前と内装を持つ「旬の肴と地酒のお店」。水に凝ったのでついた名前とか。料理はまっとう。値段は安め。魚は新鮮でいいものが多く、創作料理もみなとてもおいしい。刺身と「スペアリブのビール煮」「穴子のてんぷら」がおいしかったな。地酒は「西の関」「梅錦」など。小上りがひとつある。97年3月。
ロス・レイエス・マーゴス(代々木)
東京都渋谷区代々木5-55-7/03-3469-8231/17.30〜22.30/日祝休/4000円〜
スペイン料理。街場のスパニッシュ。カウンター6席ほどと小テーブル5つ、そして個室ひとつ(16名)の小さなレストラン。店内適度に雑然としておりアットホームでくつろげる雰囲気。デートより普段使いな感じ。サングリアやワインは小さなコップで飲むのでちょっとバルっぽいが(バルはコップで飲むのが正式)、ワインはせっかく「マーゴス・セレクト・ワイン」というリストもあるくらいスペインワインに力入れているのだからワイングラスがあってもいいなぁと思う。一品物はそれぞれ焦点がきっちり来ている味でなかなかおいしい。ピクルスやアンチョビの前菜とかがちゃんとおいしくメイン料理もきちんとしている。パエジャも小さい鍋で一人分から作ってくれる。フィデウア(パスタのパエジャ)もある。デザートもいろいろ変わったのを用意してくれている。店名は「東洋の三賢者」から来ているらしく、ラクダに乗って来た三賢者にちなんでラクダが店のシンボルになっている模様。きさくで明るいご主人との話も楽しい。参宮橋商店街にあり東京の真ん中からは遠いが、近くに住んでいるヒトなら行って損はない気楽でおいしい店だ。03年10月。
志のぶ(早稲田)
東京都新宿区西早稲田1-19-17/03-3203-1648/17〜22/土日祝休
おでん。ボクが大学生だったときに実によく通った店。全部で25席ほどの店で教授や学生などの常連さんであっという間に埋まってしまう人気店。昭和29年開店で、開店の日からずっと前日のダシを1/3残してダシを作ってきたという。典型的な関東おでんで3品400円と決まっているので会計も安心。さすが学生街の名店だ。おでんはこういうさりげない店でゆっくりお燗とともに味わいたい。小説の舞台になりそうないい雰囲気のお店である。97年12月。
三朝庵(早稲田)
東京都新宿区馬場下町62穴八幡前/03-3203-6218/11〜17/木休
かつ丼。蕎麦屋なのだが、かつ丼としてエントリー。というか、この店ではかつ丼しか食べたことがない。早稲田の学生街にあり江戸時代創業の老舗として付近では有名。早稲田の学生は一度は食べたことがある店だろう。特筆すべきは、この店がはじめてかつ丼とカレー南蛮をメニューに載せたという歴史的店であること。久々に訪問したが、蕎麦屋のかつ丼の典型の味で、すごいうまいというわけでは決してない。聞けばカツは近くの肉屋で揚げたものだという話だし、味つけは甘すぎるし、なんだかなぁな部分もあるのだが、伝統を楽しむという意味も含めて捨てがたい店だとボクは思っている。95年10月。
夢民(早稲田)
東京都新宿区大久保3-13-1/03-3203-3306/11.30〜14.30/18.30〜20.30(水昼のみ。土〜20)/日月祝休
カレー。むーみん、と読む。彩りがキレイな野菜カレーを中心に、いろんな具材を想像性豊かに組み合わせたカレー。お皿に丸くご飯を盛り込み、その真ん中に具とカレー少々(ルーが少なすぎ)が乗ってくる。そこに別容器で盛られたカレーを混ぜて食べる方式。カレーはしゃばしゃばなインド風。ソースは一種類で、味の違いは具の違い。なので、卵を入れたりすると少々甘めになってしまう。ボク個人は卵を入れない野菜(種類は行った時の気分で決める)カレーで辛さを5〜7あたりに指定するのが好き。人気ナンバー1はベーコンエッグ野菜カレーらしいがやっぱり卵の甘みが勝ってしまう。接客よし。テーブル上などの整理もよい。春に出る春キャベツのカレーは好きでわざわざ食べに行く。汐留などに支店あり。05年5月初訪問。再訪数回。
餃子荘ムロ(高田馬場)
東京都新宿区高田馬場1-33-2/03-3209-1856/17〜23/日祝休
餃子。1954年開業。餃子は全6種類。ふつう、にんにく、チーズ、カレー、紅(唐辛子)、ラーチャン(中国腸詰め)。外見ではどれがどれだかわかりにくい。にんにく、という種類があるように、ふつうの餃子にはにんにくが入っていない。会議やデートの時には便利。ちょっとまろやかすぎるかもだが、意外とチーズ餃子がおもしろい。あと、にんにく。具の中にゴロンと一個入っている。うまい。サービスはよくいえば家庭的。相当失礼に感じる人もいるかもしれない。95年3月。再訪数回。
傘亭(高田馬場)
東京都新宿区高田馬場3-33-5/03-3364-5758/12〜17頃(売り切れまで)/金休/3000円
そば。うまい。実質カウンターのみといってもいい小さな趣ない店だが、非常に志の高いそばが食べられる。その志はいろんなところで表れている。そばより香りが強いからという理由で薬味にワサビを使わなかったり(辛味大根で食べさせる。蕎麦につけるのではなく箸休めにつまむのが正解)、つゆもその日の蕎麦の状態に合わせて割合を変えたり、蕎麦から一品からすべて素材の出所を明らかにしていたり…。なんだか肩が凝る気もするがうまいから許そう。香りが非常に高く蕎麦を食べる至福が味わえるはずだ。一品は崩し豆腐、径山寺味噌などそれぞれ絶品。お酒も神亀がある。高田馬場駅から早稲田大学とは反対の方に早稲田通りをバス停一個分くらい歩いた右側。割と遠いので諦めずに歩くこと。98年1月。
ラ・ディネット(高田馬場)
東京都新宿区高田馬場2-6-10/03-3242-0141/11:30〜14:00/18:00〜22:00/日休/3000円〜
ビストロ。何が良いってとにかく安い。コースが2500円で前菜・メインともにいくつかの料理から選べるようになっている。で、それぞれその値段とは思えないような味なのだ。わりと濃厚な味つけのソースが得意みたいなのでオーダーはそれを意識してした方が有利。高田馬場駅から早稲田大学の方に向かって早稲田通りの一本北の裏道にある。裏道とは思えないほど流行っているので予約が必要かも。残念なことにいまのシェフはこの春で移ってしまうらしいのであしからず。98年1月。
※シェフは四ッ谷三丁目の「スクレ・サレ」に移った模様。詳しくはそちらを。
鮨 さわ田(中野)
東京都中野区中野1-4-2 /"18.30〜と22〜の2回転のみ(日曜12〜14、18〜21)"/月休/20000円〜
鮨。2002年4月に出来た店で、すぐ山本益博氏が褒めちぎり有名になった。カウンター5席のみの小さな店。檜の特注旧式氷冷蔵庫(タネを熟成させる)や茶釜、七厘などが置いてあり、いかにもおいしそう(そして高そう)な雰囲気の中、澤田氏がひとり取り仕切る。味はひとこと、とてもおいしい。おいしいけどとても高い。当日オトコふたりで訪れて50000円だった。もちろん自腹だったので青くなった。中野で銀座以上の値段。うーむ。席数少ないし素材は最高級を選んでいるようなので仕方ないかもだが、やっぱり高い…。
ただし、繰り返すが味はいい。全体に脂系のとろける味でこれでもかこれでもかと攻めてくるので、年配の方より若い方に好まれる店だと思う。たとえばつまみ。とろとろ系の白身から始まって、アワビが拳大で出てきて「手でつかんで食べて下さい」とくる。美味すぎだけどボクにはtoo much。次にウニはなんと一箱がひとり分。too muchすぎ。すべてそんな感じ。藁で燻されたカツオも見事なトロのステーキもおいしかったが、脂系の連続で胃はもたれ、健診の数値が気になり出す。
握りは細長いタイプで酢飯の塩がわりときつめ。鮨ダネは酢飯の裏側まで回る。銀座の「青木」っぽいか。カツオを3枚付けしたりしてこれまた脂とろけ系。全体にとてもおいしいし、丁寧な仕事と上手なプレゼンテーション(炭で表面を上から炙ったり)で飽きさせないが、やっぱりボクにはちょっとtoo muchかなぁ。脂のノリが強すぎる。強い味ばかりで押さず、さっぱりした弱めの味とメリハリをつけたらもっと良くなると思うのだが…。澤田さんがもう少し歳をとって脂系が控えめになり、値段ももう少し落ち着いたらきっと好きな店になると思う。
18時半からと22時からの2回転のみ。つまり客は1日10人。日本酒は磯自慢と麒麟山のふたつ。焼酎もある。ビロードの赤い椅子は居心地よし。03年9月。
※銀座に移転。銀座移転後はうかがっていない。
| 池袋・目白・大塚 |
鮨処すゞ木(池袋)
東京都板橋区南町34-7/03-3973-0914
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
永利(池袋)
東京都豊島区池袋1-2-6ベルメゾン池袋B1F/03-5951-0557
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
なべ家(大塚)
東京都豊島区南大塚1-51-14/03-3941-2868
料亭。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
S・A・M(大塚)
東京都豊島区南大塚1-51-15/03-3947-1358/19〜26
バー。大塚の老舗「なべ家」の娘さんのダンナさん(たぶん)がやっているバー。だから「なべ家」で食べた後に寄るには最適だ。歩いて30秒だし(もしかしたら敷地内なのかも)。店内ちょっと凝った造りで、レトロモダンとでも言いましょうか、暗くて古くて新しくて若くて落ち着いてて、とても面白い。こういう凝り方がボクはちょっとだけ苦手かもしれないんだけど、確実に「こういう店大好きっ」とおっしゃる方はいらっしゃるだろう。03年6月。
| 杉並区(高円寺・西荻窪・浜田山) |
なかよし(杉並区)
東京都杉並区阿佐谷南1-7-3/03-3318-2316/18.30〜25/木祝休
餃子。博多鉄鍋餃子で有名な店である。丸いすきやき鍋にきれいに並べられた餃子はひとりやふたりより大勢で頼んだ方が見た目的においしいだろう。皮は厚めだが鉄鍋上でジュージュー熱せられ、なかなか香ばしい。もちろんラー油で食べてもいいが、酢醤油に柚子胡椒で食べるのが博多流ということだ。餃子をどんどん食べつつ(一人前500円)、九州系のオキュウトやらさつまあげやら塩辛やらを楽しむ店。99年8月。
きよ香(高円寺)
東京都杉並区高円寺北3-22-2/03-3339-5722/17〜26/無休
沖縄料理。昭和36年(1961年)からやっている大老舗。琉球料理が全く知られていないころからずっと努力してこられたその歴史と努力には頭が下がる。常に学生や若い人で満杯で騒がしいがボクの年代でも意外と落ち着けるのもその歴史のなす技か。典型的な沖縄料理は(やぎ汁に至るまで)だいたいすべてあり、どれも変に創作を加えておらずおいしい。久米仙のきよ香オリジナルボトルもある。近くの沖縄料理店「抱瓶」(だちびん)より古いが「抱瓶」の支店という複雑な関係。高円寺駅北口の仲通り商店街を入ってすぐのマクドナルドの向かい路地を入った左側。04年7月。
鳥の介本店(荻窪)
東京都杉並区天沼3-9-3/03-3220-0636/3000円〜
焼き鳥。実に普通な居酒屋風焼き鳥だが、それなりに美味しい。備長炭&塩にいいのを使っているようだ。気楽にわしわし食べる焼き鳥としてはまぁまぁだと思う(厳しく言えば、焼き加減にムラがある)。締めに鳥スープも吉。安心して食べられる近所のいい店といった感じ。荻窪駅西口を出て、青梅街道を左に歩いた右側。荻窪駅南口(03-3220-3306)、千歳烏山(03-3305-0888)に支店がある。01年7月。※千歳烏山店は荻窪店よりずいぶんうまいという情報提供あり。
鞍馬(西荻窪)
東京都杉並区西荻窪南3-10-1/03-3333-6351
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
たこ石(浜田山)
東京都杉並区浜田山3-30-6
小料理。ラーメン屋の大将が一念発起して始めた居酒屋割烹。創作系ではあるがツボを心得ているようで、なにをとっても大変うまい。刺身やおでんはもとより、テールの煮込みなどもうまい。酒も純米のいいのを置いている。サービスも素人臭くて逆に味になっているし、なかなかです。わざわざ行く価値あり。97年6月。※閉店。
| 世田谷区(下北沢・成城・二子玉川) |
喜よし(世田谷)
東京都世田谷区新町2-5-14/03-3706-7008/18〜21(日祝17.30〜20)/月休/6000円〜
鮨。カウンター10席ほどの小さな店。サウスポーの親方は下北沢「小笹寿し」の出身。岡田周三の技を引き継ぐ真摯な青年である。コハダ、白身、穴子、何でもうまい。穴子は特におすすめ。場所柄か、かなり庶民的に軌道修正している感じ。ちょっと応援したくなる店である。96年5月。
9年ぶりに再訪。親方すっかり白髪になり、角もとれて明るくナチュラルになった印象。前もニコニコはしていたがもっと寡黙だった。いまはどちらかというとガハハ的。おかげで店が明るくなった。基本的に18時30分・20時30分の二回入れ替え制になり、水曜と金曜は二回目がなく20時30分には店じまいするそうだ。んー、小さい店だから回転重視なのもわかるし、なにかキッカケもあったのだろうが、基本的に入れ替え制はあまり好きではない。アワビの塩蒸しと穴子生地焼きをつまんでから握りにしてもらったが、前回の印象より男っぽい握りになっていた。以前感じた繊細さが少しなくなったかも(ガハハ系になったから?)。タネは分厚めで酢飯とのバランスもイメージより悪い。もう少し薄めに調整したほうがいい気がする(住宅街だと厚めの方が喜ばれるのかもしれないし、それに合わせていくのも店として正解だと思うので、単なるボクの感想&好みである)。コハダ抜群。ヅケもいい。アジもよい。かんぴょう最高。ちょっと酢飯との温度差がある握りが多かった気がする。でかい煮穴子はおいしいのだが、握りとしてはちょっとハテナ。同行者が左利きだったのだが、左利き用に鮨の置き方もきちんと意識してあったりして、細かい気遣いが行き渡っていた。05年4月。
あら輝(世田谷)
東京都世田谷区中町4-27-1/03-3705-2256
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
MUNIRO(世田谷)
東京都世田谷区大原1-15-12/03-3466-2242/12〜14/17.30〜23/月休
イタリアン。シシリア料理。ムニロ。無二路とは禅で言う「古今無二路 (ここんにろなし)」という言葉からとった店名で、やり方は違っても賢者の行く道は、今も昔もひとつであるという意味(サイトより)。コースが安くて良い。2900円、3900円、6000円のみっつで、3900円のものは「シシリア風前菜9種類の盛り合わせ」から始まり、パスタ、メイン、それにドルチェとコーヒー。量もたっぷりある。いくつか追加しつつ楽しんだ。東京にはいまや現地っぽい店も工夫した店もリーズナブルな店もたくさんあるので、そういう店に比べると印象は弱くなるが、それなりにちゃんとうまいので、例えば近所にあったら利用したくなる店だと思う。遠いところをわざわざという感じではないかも。井の頭通り、北沢中前交差点すぐ。05年7月。
イルピアット・カチャトラ(世田谷)
東京都世田谷区下馬2-34-12/03-3418-8980/11.30〜22/月休
イタリアン。il Piatto CACCIATORA。三軒茶屋から歩いて10分ほどの住宅街にポツンとある小さなカフェ風の店。郊外にありがちなオシャレなだけの店かと思ったらさにあらず、わりと本格的で良心的な佳店である。パスタはすべて手打ちでなかなかうまい。スタッフも調理・サービスともに気持ちが入っている。前菜3品+パスタ1品+ドルチェ1品で2800円という秀逸なディナーコースがある。量もちゃんとあるので女性はわりとこれで充分かも。ワインの揃えも可愛らしい。なんというか応援したいタイプの店。がんばってほしい。04年9月。
大吉(世田谷)
東京都世田谷区世田谷4-7-3/03-5450-4557/11.30〜25/水休
上海料理。支那そばと上海家庭料理が売りの店。地元のお客さんでとても混んでおり、店の雰囲気はいかにもうまいものを出してくれそうな感じでうれしい。餃子や雲呑、ちまきを始めそれぞれおいしかったが、全体に味は薄め。さっぱりあっさり夜中に食べるといい感じ。がつんと強い中華が食べたい向きには物足りないかもしれない。近所使いには良い店だなぁ。03年1月。
グランド・マスター(世田谷)
東京都世田谷区岡本1-16-21SOLANA21B1F/03-3700-5501/5000円〜
バー。マンションの地下にひっそりとあり、知らなければ誰もたどり着けない隠れ家。入り口に指紋認証みたいなものもあり(洒落だけど)、かなり隠れ家ムードを加速させている。店内は気分のいいシックなバー。酒の種類も多く、マスターも個性的で楽しい。隠れ家にしては非常に人気が高いようで、週末などかなり混んでいるようだ。03年6月。
小笹寿し(代沢)
東京都世田谷区代沢3-7-10/03-3413-0488/17〜22.30/水休/8000円〜
鮨。職人岡田周三氏の名店。山口瞳の記述によって有名になった彼だが、1950年開店の銀座「小笹寿し」で握り、その後ここに移ってきた。一見怖く頑固だが、シャイなだけで実はとても優しい。親父さんの顔見に行くだけでも行く価値あり。何を食べてもうまいが、穴子のきじ焼きやハマグリ蒸しは絶品。良くも悪くも「岡田周三の店」なので、彼が引退する前に食べに行かないと意味がない。本物の江戸前とは何かをボクはここで教わった気がする。かなりわかりにくい場所にある。弟子が「喜よし」や銀座「小笹」、神泉「小笹」で人気をとっており、岡田周三を根とした系譜にまで広がりつつある。ボクは山口瞳が大好きなので、この店も岡田周三氏も理屈抜きで好きである。95年10月。
※岡田氏は2004年5月26日に亡くなり、いまは違う人が握っている。店もすぐ近くに移転。上記は移転後の住所。移転前は「代沢5-7-10」だった。
the apartment(代沢)
東京都世田谷区代沢2-44-15-105/03-3413-1195/19〜27/火・第二水休/3000円〜
イタリアン。ワインバー的に利用する人も多いようだ。店名の通り、普通のアパートの1階の一室を改造して店にしている。入り口の感じは超安アパート感溢れ少しビビるが、入るとくつろげる空間が広がっている。ぼろい机、小さなイス、レトロなインテリア、出席簿のようなメニューなど、小物もわりと狙っていて面白い。ワインの品揃えがよく、メニュー以外にもオススメがあって、わかりやすく説明してくれる(女性店員がやけに感じがいい)。グラスワインも2種ずつあって安価。料理はインパクトが強いタイプではないが優しく丁寧な感じ。雰囲気やワインに比べて印象が薄いのが惜しいところ。池ノ上駅から近い。郵便局の斜め前。外観上お店にはまるで見えないので注意して探そう。05年2月。
タケハーナ(代沢)
東京都世田谷区代沢3-12-20/03-3410-1739/18〜22/日祝休/8000円〜
洋風居酒屋。居酒屋と呼ぶのはちょっと可哀想かな。イタリアンベースの創作料理で「東京料理」を標榜しているこぎれいな店。メニューは「おくらのピクルス」「さばみりん干しのサラダ」「東京チャーハン」「蒸し豚と山ぶきの梅納豆あえ」などレギュラーと週替わりにわかれどれも魅力的でおいしい。よくできた家庭料理という感じ。イタリアワインも2000円から置いている。カウンターとテーブル1つ、それに8人くらいの個室。カウンターに座るのが一番楽しい。竹花さんという女性がシェフだ。淡島派出所の近く。97年10月。
7年ぶりに再訪。雰囲気も料理も大きくは変わっておらず、地元のお客さんに愛されて続いている空気が漂っていてくつろげる。このまま長く変わらず続いて欲しいと願う。「おくらのピクルス」がやっぱり好き。04年10月。
ワイン道楽・えん(奥沢)
東京都世田谷区奥沢2-14-2/03-5701-8868/18〜27/10000円
ワインバー。ワインをリーズナブルな値段で楽しみつつ料理をいただく店。ワインの質、値段が素晴らしいので気楽に楽しめる。料理は可もなく不可もなくという感じだが、この店の場合料理はわき役なので、そういう意味では主張しすぎず逆にいいのかもしれない。マスターである倉林さんにしっかり相談して飲むといい。いわゆるワインバーの走り的存在。97年4月。
徳助(尾山台)
東京都世田谷区尾山台3-10-10/03-3701-2383/12〜14/18〜22/日休
鮨。尾山台の商店街にある半地下の店。郊外とは思えない高い水準。全体にやさしいやさしい女鮨で、口の中でおだやかにほどける感じが良い。コハダ、オニカサゴ、シマアジ、小柱、干瓢、うまい。芝海老や白身のすり身をくわえてカステラ状に焼き上げた玉子もとてもいい。器も良い。冷酒は初孫のみ。10年ぶりくらいに伺ったが、ご主人、前よりどっしりして揺るぎない感じになった。タネに比べて酢飯がちょっと弱いかな。でもバランスは悪くない。住宅街の佳店。97年11月。06年4月。
R(尾山台)
東京都世田谷区尾山台3-9-10/03-5707-4141/11.30〜14.30/18〜22/月休
イタリアン。尾山台の商店街にあるリストランテだが、郊外店のぬるさがなく、料理・雰囲気ともにシビアに理想を追求したもの。お洒落で落ち着いていて大人っぽくて、そしてちゃんとうまい。なかなかだ。商店街にあるのに完全予約制でアラカルトもない。その日に入る食材で2〜3人前のみを作るらしいのでメニューは口頭での説明のみになる。パスタまでのコースが3000円。セコンドまでのコースで4000円。そう、とても安い。全部で8〜10程度のテーブルしかないのにこれで採算取れるのだろうか。少量ずつ出てくるイタリアンで、料理としてはホロホロ鳥のカチャトラが印象に残っている。ワインのセレクトもとてもよく、安価でおいしいものを取り揃えている。青山「エルトゥーラ」で5年、東麻布「カメレオン」で2年パスタシェフとしてやっていたシェフが料理をしている。05年9月。
橘寿司(下北沢)
東京都世田谷区北沢3-34-1/03-3466-9295/3000円〜
鮨。小さな店で全体に梁とか壁とか床とかが斜めになっていたりして不思議な平衡感覚におそわれたりするのだが、安くておいしい料理を食べさせる。そう、この店は握りより一品料理の方がオススメだ。素材の仕入れは確かなので、新鮮な天然ものをしっかり食べさせてくれる。本マグロのいろんな部位を炭焼きでいろいろ食べさせてくれたり(絶品)、ズワイガニを焼きでこれでもかと食べさせてくれたり、趣向もなかなかいい。しかも価格的には考えられないくらい安かったりするのだ。海鮮居酒屋的に使うととてもいいかも。電話で予算を相談して小宴会するのにもいい。お通しで出るカマの煮たヤツや穴子の巨大握りは名物。01年11月。
佳月(下北沢)
東京都世田谷区北沢2-9-17/03-3466-3648/18〜25.30/火休/8000円〜
小料理。刺身が売りだけあって、とてもうまい。種類もたくさんあり、刺身と日本酒で長時間楽しむような使い方が一番。このごろでは他の店でもメニューに並ぶようになった外房の船頭料理「なめろう」も古くから出している。つまりはそういう店。ちゃんと魚のおいしさを知っているいい店である。94年12月。
味問屋 明日香(下北沢)
東京都世田谷区北沢2-20-2/03-3410-3443/11.30〜14/17〜22/無休
小料理。下北沢の賑わいの中にいきなり現れる和風で落ち着いた入り口。中も落ち着いた作りで、座敷もカウンターもゆっくりくつろげる感じ。下北沢では貴重な大人の店のひとつ。魚がおいしい。産地を厳選したもので刺身、焼きともに良かった。店内に生けすがある店はそんなに好きではないが、ここは比較的良かった。一品は全体に上品な味付け。まぁまぁ。お任せコース7000円、9000円、12000円。05年10月。
千真野(下北沢)
東京都世田谷区北沢2-34-8 KMビル2F/03-3467-8875
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ポポラーレ(下北沢)
東京都世田谷区北沢2-15-15/03-3411-5535/11.30〜14.30/17.30〜22.30/第2月休/6000円
イタリアン。大変リーズナブル。で、味は水準をいく。メインもいいが、パスタがお値打ち。妙に落ち着けるレストランだ。長居してベロベロに酔っぱらうということを二度もした。そういう長居感(?)のある店なのだろう。96年7月。
椿(成城学園)
東京都世田谷区成城5-15-3/03-3483-0450/11.30〜14/17〜20/月休 /2500円
とんかつ。久しぶりの再訪。7年ぶり。相変わらず住宅街の中の名店だ。さくさくさっぱり上品なとんかつ。ロースは肉自体がサクサクで、衣はカリカリ。うまい。ヒレは肉自体が柔らかめになるので衣のカリカリ感がより強調される。肉と衣のバランスは素晴らしいのである。個人的にはちょっとソースが強めかもしれない。肉のうまみを少し消してしまう気がする。なお、味噌汁はもうちょっとうまいものを出して欲しいのと、つけものに化学調味料をかけないでほしい。全体に昔の印象よりやさしくなった感じがする。おいしい。でも印象が強いわけではない。あ、それと、コストパフォーマンスは悪いと思う。00年8月。
すし屋の中川(二子玉川)
東京都世田谷区玉川3-9-8/03-3700-7188/11〜14.30/17〜23/月休/4000円〜
鮨。名前からして多分「勘八」出身だろう。用賀に本店がある大衆鮨屋だ。大衆というのは値段のこと。味は値段からしたら大変よい。料理ものがわりとよい。焼トロやさざえなど工夫があっておいしい。握りはタネと酢飯とのバランスがちょっと…だが、値段を考えたら文句などいえない。広い店だが大変賑わっている。ビールと共に気軽に鮨をつまみたい、という時に重宝するタイプの店。ボクはわりと好き。98年7月。
しちりんや(二子玉川)
東京都世田谷区玉川3-9-10/03-3707-3075/17〜24/日休/4000円〜
焼き鳥。「鳥取直送・大山地鶏の専門店」という触れ書きの居酒屋。名前からわかるように炭火焼である。一品ものが豊富なので大人数でワイワイ飲むにはとてもいい。値段も学生レベル。ただ、自慢というか売りの鳥料理はそんなに印象に残っていない。普通の焼き鳥。名物と書いてあった手羽唐揚げなどもボクには油が強すぎた。学生さんにはちょうどかもしれないけど。全体に料理がぼやけているが雰囲気は楽しい店。安いし、いいんではないでしょうか。98年7月。
ジャンズ(二子玉川)
東京都世田谷区玉川3-5-7黒川ビル3F/03-3700-2475/17〜22/月休
ベトナム料理。ベトナム人のジャン夫婦でやっている小さな店。ベトナムからの移民で、本場の味に忠実とのこと。基本的には南ベトナムの家庭料理で、素朴な味わい。インパクトがあるタイプではなく滋味溢れるタイプ。その一品を食べ終わる頃にやっと「あぁおかわりして食べたいかも」と思わせるような、奥ゆかしい味である。薄味の深い味、と言った方がいいかな。オススメはフォー。南ベトナム・タイプと北ベトナム・タイプの両方がメニューに載っている。「何が違うんですか?」と聞いたら「具だけです」とのこと。北は牛肉のフォーで、南は魚介&チキンのフォー。南のをもらったけど、なんというか、素朴な薄味の、いつまでも食べていたいようなフォーだった。うまうま。これ一品だけサッと食べに来てもいいかもしれない。
料理を作っているのは奥さん。ホールは旦那さんの担当。日本語が不自由ながら一生懸命で感じがいい。奥さんは料理番組などにも出ているらしい。味ってその人がそのまま出るんだなぁ、と思わせるような優しい佇まいの方。全体においしいが、敢えて言えば、どのお皿も味の方向性が多少似ているのでオーダーに工夫する必要があるかもしれない(ソースが一緒だったりするし)。人気店なので予約必。07年6月。




