矢野顕子トリオで「ゴジラのテーマ」!

2016年8月22日(月) 7:05:30

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♪ドシラ、ドシラ、ドシラソラシドシラ

まさか『ゴジラのテーマ』をアッコちゃんがやるとは!

ファンクラブ会員である友人のおかげで毎年通わせてもらっている夏の恒例「矢野顕子トリオ @ブルーノート」に今年も行ってきた。8月20日20時の部。今年は矢野顕子40周年の記念でもある。

矢野顕子、ウィル・リー、クリス・パーカー。
この至高のトリオのジャズ演奏。本当に本当に素晴らしく、過去に何度も書いている(※2014年と15年はFB(フェイスブック)のみで書いててブログに書いてない)。

最高のステージ2つ。CKBと矢野顕子!(2013年)
毎夏恒例 矢野顕子トリオ・ライブ@ブルーノート(2012年)
世界最高峰のトリオ! 矢野顕子@ブルーノート(2011年)
今夏もすごかった、矢野顕子@ブルーノート(2010年)
矢野顕子ライブ @ブルーノート(2009年)

アッコちゃんはもちろんなんだけど、ウィル・リーが好きすぎる。
半分くらいはウィル・リーに会いに来ているみたいなものだ。今年もカッコ良かったなぁ。

今年のライブはわりとほんわり始まった印象なのだけど、名曲『新日本紀行』をやったあたりから急に締まりだした。

言わずと知れた冨田勲の名曲(NHKのあれね)。
これに矢野顕子が歌詞をつけて『やめるわけにゃいかないわ』という曲名で40年前くらいに発表してるんだけど、これをやった。確かこれ、このライブシリーズでも過去にやったかな。

あぁ、今年亡くなった冨田勲を追悼してるんだなぁ・・・
それにしてもすごいアレンジだよなぁ・・・

とか思っていたら。
ちょっとだけ『シン・ゴジラ』に触れるMCをしたあと、まさかの伊福部ゴジラを演ったじゃないですか!

ボクはまだ映画『シン・ゴジラ』を二回しか観ていないwのだけど、ちょうどこのライブに来る前もみんなでシン・ゴジラの話ばっかりしていたので超タイムリー。

なにしろ、あの「アッコちゃんタッチ」で

♪ドシラ、ドシラ、ドシラソラシドシラ

とやるのだぞ!

それを one of the best in the world なリズムセクションが前のめりで刻むんだぞ。

うわー・・・すげー・・・
ついでにここから『宇宙大戦争のテーマ』とかに展開しないかなぁと思っていたら・・・

・・・そこからまさかの『モスラの歌』。

♪モスラーヤ モスラー ドゥンガン カサクヤン インドゥムー

あぁこれも今年亡くなったザ・ピーナッツの伊藤ユミさん追悼なのかもなぁ。

なんかいろいろシンクロして泣けた・・・

他に「このトリオでは実は初めて演るんです」と、大名曲『ひとつだけ』をやったり(これまた涙)、「ラーメン食べたいよね〜」とわかりやすい振りの後、名曲『ラーメン食べたい』をやったり(この曲には思い出たくさん)。

そういえば、「この曲、メロディは坂本龍一が弾くから、私が弾くのは意外とレアなの」と言いながらYMOの『FIRECRACKER』をちょっとやったりもしたっけ。ラストは『在広東少年』。

今年も心震えるライブだった。
アッコちゃんのライブに行くと、いつもしゃんと背筋が伸びる。

たとえば彼女は過去にこんなことを言っている。

子どもの頃、クラシックをやってたときに、「ヤなことはやらない」って運指の練習をしなかったから、そのツケが来てる。自分の都合のいいように弾くというか、指がフレーズを選んでるんです。私にとって難しい音を弾きたいという欲があっても、技術が追いついてないの。だから、運指を改善しなきゃいけない。
(自分のことを誰よりも厳しく見つめてるってことよね、と対談相手の森山良子に言われて)
うん。でも、自分に厳しくない人はやめたほうがいいんじゃないのって思う。

この天才ピアノ弾きにしてツェルニーを練習しはじめているというのだ。

40周年にして今年も矢野顕子は成長していた。
さすがである。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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