矢野顕子ライブ @ブルーノート

2009年8月23日(日) 19:41:54

昨晩はブルーノートで矢野顕子。
先月知り合った新潟のお医者さんご夫婦に誘われて、友人も誘っていそいそと。

いや、もう、すばらしいライブで、終わった瞬間「あぁこの場で死んでもいいなぁ」とすら思った。いま、いま殺してくれ、みたいな。そのくらい良かった。約1日経った今でもまだ少し呆然としている。そしてカラダの奥底から静かなチカラが湧いてきている。

ライブは(特にジャズ系は)わりと見ている方だと思うが、その中でも最高クラス。やっぱりね、世界トップレベルの演奏クオリティのジャズ(?)に、日本語の歌が混じるのがいいんだな。それも「日本くささが全くない」中で、さりげなく、あっこちゃん特有のふわふわ感で日本語が混じるところがいい。感動するジャズライブはいくつもあるが、言葉も理解できると感動がより深くなる。

だってさ、強烈に格好いい演奏をするミュージシャンのライブで、「すばらしい日々」とか「ごはんができたよ」とかが、あの神がかった声で歌われるのだよ? 鳥肌でっぱなしでも仕方があるまい。

パーソネルは、

矢野顕子(ピアノ、ヴォーカル)
ウィル・リー(ベース、ヴォーカル)
クリス・パーカー(ドラムス)

知ってる人には「え! ウィル・リーと矢野顕子! すごすぎる…」と絶句するレベル。ウィル・リーが組んでいるだけで矢野顕子の世界的な立ち位置もわかる。席もブルーノートの一段上がった最上席だったし、一緒に行ったメンバーも良かったし、あぁ実にいい夜だったなぁ。

♪これでいいのだぁ〜、と「BAKABON」から始まったライブ。
途中では忌野清志郎に捧げた「きよしちゃん」(YouTube)を歌い、ユニコーンの大名曲「すばらしい日々」(YouTube)も歌い、最後には「ごはんができたよ」(YouTube)を歌い、あぁもう大満足だ(敢えて言うなら「ラーメンたべたい」も聴きたかった)。

もちろん他の曲もそれぞれ世界トップレベル。
演奏とアレンジの格好良さが際だっていて、終始「かっけー」とつぶやいていた。特にウィル・リー。なんてセンスいいベースなんだ。途中でビートルズの「レボリューション」を挟んだりしたが、このときのウィル・リーがまた良かったなぁ。

ビフォア・ライブで「HOUSE」で美味しいご飯を食べたのと、アフター・ライブで「アモウズ・バー」で楽しく飲んだことも含めて、なんとも極上の夜だった。ブルーノートという小さい箱もよかった。コンサートホールだとまた違っちゃうかも。

矢野顕子が最後に言った。

「忌野清志郎の葬式に4万人とか40万人とか集まったんだって? そんなのに集まれるくらいだったら、生きてるうちに来い! 生きてる矢野顕子を見に来い!」

禿同。生きてる矢野顕子、また見に行くよ、あっこちゃん。ありがとう。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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