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毎夏恒例 矢野顕子トリオ・ライブ@ブルーノート

2012年8月23日(木) 15:04:25

毎年チケットを取って下さる新潟の中島夫妻のおかげで、夏のこの時期、世界一かっこいいライブを堪能することが出来るワタクシ。

早めの夜ご飯を白金の「鮨いまむら」でいっしょに取った後、今年も行ってまいりました「AKIKO YANO TRIO featuring WILL LEE & CHRIS PARKER」@ブルーノート
天才・矢野顕子と、異才・ウィル・リー、多才・クリス・パーカーの3人が一年に一回、集まってやる1時間半のライブである。

初めて行ったのは2009年の夏
「BAKABON」から始まり、途中では忌野清志郎に捧げた「きよしちゃん」、そしてユニコーンの大名曲「すばらしい日々」も歌い、最後には「ごはんができたよ」も出た素晴らしいラインナップだった。いまでもとても印象深く覚えている。

二回目は2010年夏
このときも選曲が良かったなぁ。「京都慕情」「てぃんさぐぬ花」「JUST THE TWO OF US」「中央線」「変わるし」「ISETAN-TAN」「DAVID」など。そして「ROSE GARDEN」と「YOU REALLY GOT ME」のぶっ飛び。

三回目は去年の夏だ。
「YOU REALLY GOT ME」から始まり、「いいこ いいこ」や「変わるし」、新曲「LET'S GET OUT OF HERE 」、そしてアンコールの3曲「ALL THE BONES ARE WHITE」「GASOLINE AND MATCHES」「RUBBERBAND MAN」がまた素晴らしかった。

で、四回目が今年である。
今年の特徴は矢野顕子のニューアルバム(ライブベスト)から数曲をやったこと。
そのせいもあって、過去の名曲やドライブ感溢れるスタンダード、意外な選曲、みたいのが少なかったのである。そういう意味では、過去三回の『異様な格好良さと意外性』が少し影を潜め、ちょっと物足りなかったのも確か。まぁでも十二分に最高だったけどね。というか、過去三回が120点で、今年が100点って感じw

意外なところでは、アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」や、RCサクセションの「多摩蘭坂」(「Full Moon Tommorow」に挿入)をやったのがおもろかった。「ポケットいっぱいの秘密」なんて何年ぶりに聴いたかなw 覚えてますか? 「♪ひ・み・つ 内緒にしてね ポケットのなか 誰にも言わないでね」ってヤツw

あとは、アンコールで去年もやった「Gasoline And Matches」をやってくれたのが良かった。
そう、これだよこれ。このグルーヴ感。これこそこのトリオの真骨頂だ。

多少の不満はあったけど、堪能したなぁ。
席も正面左側でよかったし、毎年のことながら中島夫妻には感謝感謝です。

ちなみに、矢野顕子の言葉でいつも思い出すのがこの言葉。天才ピアノ弾き矢野顕子が「運指を改善しないといけない」と、ツェルニーを練習していると言ったときのこの言葉。

子どもの頃、クラシックをやってたときに、「ヤなことはやらない」って運指の練習をしなかったから、そのツケが来てる。自分の都合のいいように弾くというか、指がフレーズを選んでるんです。私にとって難しい音を弾きたいという欲があっても、技術が追いついてないの。だから、運指を改善しなきゃいけない。
(自分のことを誰よりも厳しく見つめてるってことよね、と森山良子に言われて)うん。でも、自分に厳しくない人はやめたほうがいいんじゃないのって思う。

天才にしてこの言葉。暑いとかブータラ言ってるヒマはないなぁ・・・

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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