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韓国料理(コリアン、朝鮮)について


1990年代中盤ころまでは、韓国料理って日本でまだあまり市民権を得てなかった気がします。

というか、ほとんど「焼き肉屋」だった。
焼き肉屋になぜかキムチやチヂミやピビンパがある、みたいな印象の人が多かった気がします。焼き肉とプルコギの違いも知らなかった人が多かったし、韓国料理専門店も圧倒的に少なかった。あっても韓国宮廷料理店だったですね。

それが2000年あたりを境に急に知られるようになり、ここんとこの韓流ブームで一気にブレイクしました。

もうサムゲタンもケジャンもサムギョッサルもソルロンタンもプデチゲもスンドゥーフも普通に知ってる人が多くなってきました。それどころか、カルククスとかヘジャンクとかトッポッキみたいな単語すら普通に使っている人が出てきています(友達にいる)。
ソウルに旅行し、現地との味の違いを指摘する人も出てきました。ひと昔前ならそういうメニューを置いているだけで「本格的韓国料理店」とか言われていたのに…。

つまり、1990年代にそういうメニューを揃えて「本格的」とか「おいしい」とか言われていた店が、いまではごく普通の店に成り下がってしまった、ということです。

以前は「鳳仙花」とか「妻家房」とか「ハレルヤ」とか「オモニ」とかが本格的な韓国料理店として知られていたけど、いまではもっと専門的で現地っぽい料理を出す店でないとちょっと物足りなく感じられるようになってしまった感じ。

もちろん、長く先駆者として韓国料理を普及してきた店の努力には敬意を表します。
でも、そういう店がどんどん古く感じられるようになり、新しい店がどんどん出来てきたのが現実かも。


さて、ボクはと言えば、新しい店をあまり追えていないのが実際のところです。

ソウルに何度か旅行して本場の味を少し知ってしまった舌では「日本の古い店」も少々厳しい。しかも「本格的な韓国料理を食べたくなったらソウルに行けばいいや。近いんだから」みたいな気持ちがちょっとあって、新しい店もあまり開拓していない、という感じ。

だからあまり「この店が好きだぁ」みたいなのって少ないです。
好きだった「鳳仙花」も改装して変わってしまったし…。

あえて言えば「古家庵」(赤坂)は好きですね。あと、「鳳雛チムタク」(渋谷)や「HONGCHOぶるだっく」(渋谷)みたいな新しい韓国料理が味わえる店も比較的よく利用します。

ソウルの店で好きなのをざっと上げると「ポドナムチプ」「オモリキムチチゲ蠶室(チャムシル)本店」「シンソン・ソルロンタン」「ハクサピョン・スンドゥーフ」「チョパクジプ」「明洞咸興麺屋」「トソクチョン」あたり。もう少しあったかも。


なお、ボクが「韓国料理のフシギ」について書いたエッセイ(?)についてはこちらをご覧ください。

 (1)なぜ韓国料理店は24時間営業のところが多いのか。
 (2)なぜ韓国料理店では、オーダーするとすぐ料理が出てくるのか。
 (3)なぜ韓国料理はうまい店とまずい店の差が少ないのか。

についてボクなりの分析をしております。


2006年8月更新。

このページは随時更新します。
このジャンルに対するボクの考え方は更新時点のもので、変化しつづけていくと思います。
上記リンクしてない店はなるべく早く更新します。



  

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