二月大歌舞伎「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」

2007年2月18日(日) 8:49:01

チケットを譲ってくださる方がいて「二月大歌舞伎 通し狂言 仮名手本忠臣蔵」を観てきた。
昼の部と夜の部に分かれていて、行ったのは昼の部。11時から15時45分までで、大序・兜改めの場から松の間刃傷の場、切腹・城明渡しの場、道行の浄瑠璃と演じられた。

配役が豪華。
松本幸四郎、中村吉右衛門、尾上菊五郎、中村富十郎、と、歌舞伎ド素人のボクでも知ってる名前が続く。夜の部には坂東玉三郎や片岡仁左衛門も出る(夜には幸四郎は出ない)。ううむ。完全には価値がわかっていないけど、これってスゴイんだろうなぁ。

譲っていただいたのは二階の最前列。花道よりちょっと真ん中に寄ったあたり。それはそれは見やすい一等席だったこともあり、長丁場も飽きずにじっくり楽しめた。ド素人にとってラストの浄瑠璃は少々退屈だったが、それ以外はまぁ楽しいのなんの。なるほどこれは見慣れるとたまらないだろうなぁ。歌舞伎をいまから少しずつ知っていこうという身にはとてもいい入門編だったと思う。Mさん、ありがとう。

新玉葱ごはんを十杯

2007年2月17日(土) 8:10:35

昨晩は渋谷は松濤の一軒家割烹「竹慈庵なかだ」。

千一夜だけ営業する完全紹介制の店、というので話題でもある。昨日は壁に四七○日と書いてあった。あと470夜で店を閉める、ということみたい。

富山のフレンチ出身のご主人が作る創作和食はなかなかよく計算されていて、とってもおいしい。冒頭からホワイトアスパラを千切りしたサラダで驚かせ、レモンリゾット、新筍の姫皮スープでジャブを打ち、生フォアグラの酒粕漬けで右ストレート、生き血に潜らせた豚の薫製と田中泯さんのみんじゃがでアッパーカット、と、メリハリあるとても印象的な料理が続いた。うまいなぁ。唸るなぁ。

フランシス・アルバート

2007年2月16日(金) 12:20:47

不定期日記を始めたのはサイト開設して2年目くらいの1997年7月。
一番初めの日記は「愛しのフランシス」と題して、妙にキザっぽく書いている。今読むと文章がとても若くてイヤなのだが、でもその「フランシス・アルバート」というカクテルはあれからも折に触れ作っているし、飲んでいる。

で、先日、「バー・ラジオ」に久しぶりに行き、そのカクテルを作り出した尾崎さんの前に座る機会を得た。

「あぁ、そうですか。何十回と作ってくださったんですか。とてもシンプルなレシピですけどね、人が直線を書いてもそれぞれに違うように、やはり作る人によって違います。わたしが作るとまた全然違うと思いますよ」

スキー場で聴く曲

2007年2月15日(木) 8:44:13

おととい書いた「縄につかまる式のリフト」は「ロープトウ」と呼ぶらしいです。検索してみると表記的には「ロープトー」とか「ロープトゥ」、「ロープ塔」とも書かれていますね。どれが正しいんだろ。で、別に数十年前の遺物ではなく、いまでも活躍しているスキー場があるらしい。

それどころか、ヨーロッパではこの手の滑走式のもの(座って空中を行くリフトではなく、スキー板を接地したまま上っていくリフト)が主流だ、と書いてあるサイトもある。そうか、主流なのか。
このロープトウ以外にも、円盤状のものを股にはさむシュレップ、T字のバーで腰を固定するTバー、垂れ下がるロープを掴むテレスキーなど、いろいろあるみたい。

ユーミンの「あの日にかえりたい」とスキー場が記憶の中で結びついている人も多いようで、思ったよりたくさんのメールをいただきました。
「そうそうロッヂの二段ベッドで初めて聴きました!」とか「友人が持参したトランジスタラジオから流れてきて…」とか「ゲレンデでエンドレスで流れてて妙に気になってレコード屋に行って」とかいろいろ。あの曲が当時画期的に新鮮だったこともあってか、特に強く「初めて聴いた時の情景」と重なっている人が多いみたいです。名曲ってそういうレベルのものを言うんだなぁ。

なんでわかったんだろう

2007年2月14日(水) 8:17:50

蔵王で泊まったひなびた宿の小さな食堂で一緒だった方からメールをいただいた。

一緒だった、と言っても話したわけでも接触があったわけでもない。そういえば奥に賑やかな大家族が座っていたなと記憶があるだけである。あちらもボクたち3人を見て「妙に静かな家族だな」くらいにしか思っていなかったそうだ。で、東京に帰ってきて、さなメモを読んで「すべてのパズルがはまって、びっくりたまげ」、メールを書いてくださったそうである。

というか、泊まった宿も書かなかったし、顔もわからないはずなのに、なんでパズルがはまるんだろう…。ずいぶん前から読んでくださっている方のようなので、おととし行った時のメモに宿名が書いてあるのを読まれたのかもしれない。でも同じ宿に泊まるとは限らないし…。すごい直感。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。