神奈川県立近代美術館「話の話」展に行ってきた
2010年4月11日(日) 8:08:54
先週もかなり忙しかったので(さなメモには書いてはいないが「大阪日帰り講演2つ弾丸ツアー」とかもあった)、昨日の土曜日はゆっくり長時間ダラダラ寝ようと思っていたのだが、こんな魅力的な展覧会のオープニング・レセプションのご案内をいただいたら行かざるを得ない。
ということで、うららかな陽射しにも誘われて、えっちらおっちら葉山まで、「話の話 ロシア・アニメーションの巨匠─ノルシュテイン&ヤールブソワ」展を見に行ってきた。@神奈川県立近代美術館〈葉山館〉。
ユーリ・ノルシュテインのアニメ作品はご存じの方も多いと思う。
彼の「話の話」(Tale of Tales)というアニメーション映画は、ボクのお気に入り中のお気に入りで、どのくらい好きかは「座右のシネマ」の中でも書いているのでそこに書いている感想をお読みいただきたいと思う。もう100回くらいは観ていると思う。完全に暗記している。「歴史上、世界最高のアニメーション」に選ばれたこともあるこの作品、創られた1979年から30年以上経つが、その感動はまったく色褪せない。アニメ技法としても素晴らしいが、見るたびにいろんな解釈を思いつかせる奥深さがまた素晴らしい。
「キズナのマーケティング」出版パーティ
2010年4月10日(土) 11:59:46
最初にお知らせ。
今日の22時30分より、テレビ東京系「ミューズの晩餐」にて、ボリショイバレエの第一ソリスト、というか、親友の岩田守弘くんが出演します。川井郁子さんのヴァイオリンで踊る岩田守弘くん。「ワルプルギスの夜~歌劇ファウストより」を踊るようですよ。この前のアナニアシヴィリとの「ロミオとジュリエット」公演を見逃した方も、是非。マジで、是非!
もうひとつお知らせ。
明日13時、青山ブックセンター本店にて、博報堂の須田和博さんとトークショーをします(くわしくはこちら)。といっても、なんか140席が申し込み受付即日満席なったようで、実はもう入れません。すいません。キャンセル待ちが数席は出るはずなので、一応お知らせします(関係者みんな告知しているのにボクだけさぼっていたので…)。なお、当日、ツイッターで質問を受け付けます(会場に来られない方からも)。ハッシュタグ #satosuda と書いてツイートしてください。なんでもどうぞ(一応、広告コミュニケーション関係で)。
それから、昨日の読売新聞朝刊にボクの連載コラム出ています。お知らせが遅くなりました。毎週水曜日掲載だったのが、4月から金曜日になったみたいです。昨日は、「明日の広告」で書いた「ネオ茶の間」という概念がツイッターの普及によって現実化した、ということを書いています。
ウナギ!
2010年4月 9日(金) 8:37:27
以前「アフリカにょろり旅」(青山潤著/講談社)という本を読んで以来(その時のボクの感想はこちら)、ウナギには注目していた。
この本で初めて知ったことはいろいろあるが、驚いたのは、
一般に川魚と思われているウナギであるが、彼らは遙か2000キロ離れたグアム島付近の海で産卵する回遊魚であり、太平洋のど真ん中で繁殖を行う海洋生物なのであること。その産卵は一生に一回であること。でもその生態はまだほとんど解明されておらず、産卵場所すらつい最近まで特定できていなかったこと。十数年以上もかけて産卵場所特定のための調査(マリアナ海域でプランクトンネットを24時間曳き続ける物理的調査)が行われてきたが、ずぅっとまるで解明されなかったこと。世界で初めてニホンウナギの仔魚(生まれて二日目のまだ眼もできていない状態のもの)を採取して、産卵場をほぼ特定できたのはついこないだの2005年6月であったこと。である。
世界って、グーグルに「オレたちがぜ〜んぶ整理しちゃうかんね」とか偉そうに言われちゃってるけど、整理するどころかまだまだ未知なもので溢れてるのだ。ちなみに上記の研究を地道に続けていたのは塚本勝巳教授率いる東大海洋研ウナギグループであった。
で、今朝のニュース。「ウナギ 初の完全養殖」との見出し。
独立行政法人水産総合研究センターが、卵から育てたニホンウナギから採取した卵と精子を使って、二世代目のウナギを人工孵化することに世界で始めて成功したのである(これをもって完全養殖と呼んでいる)。本で背景を知っているボクは思わず大声で「スゲー!」と叫んでしまい、家族にどん引きされた。いやでもホントすごいんだってば。だってさ、ニホンウナギって、産卵場所も特定できてなかったし、卵も採取できてなかったんだよ。たった5年前まで!
すばらしい映画「Herb & Dorothy」
2010年4月 8日(木) 7:19:08
「Herb & Dorothy」というドキュメンタリー映画で、まだ日本未公開だし、日本で公開できるかどうかも決まっていない。
でも世界ではかなり評判で、世界各国の映画祭で合計5つの最優秀ドキュメンタリー作品賞と観客賞を受賞している。ニューヨークでは17週間という、ドキュメンタリー映画としては稀なロングランを記録した。
この映画、日本人の佐々木芽生(めぐみ)さんが監督&プロデューサー。私財を投じてハーブとドロシーの人生に密着した。その情熱も素晴らしいが、映画の出来がまた素晴らしい。初監督作品とは思えない完成度。撮影も編集も音楽もとても良い。なにより、観終わってほんのりと暖かい気持ちになれる。自分の人生を見つめ直せる。そしてアートにたくさん触れたくなる。
ツイッターでの出来事。もしくは怒ってる写真
2010年4月 7日(水) 8:03:28
一昨日と昨日の朝日新聞夕刊「メディア激変」にボクのインタビューが載っていて、ツイッターについて話をしているのだが、その写真が両日ともなんか怒っているような写真なのである。ツイッター上で朝日新聞の担当者(@asahi_media)に「もっとニコヤカな写真とかなかったですかー!」と文句を言ったら、「すみません、すみません。2日連続でハードボイルドでした。あしたはうめけん(@umeken)くん。ニコヤカです。」と(笑)
インタビュー中に横から撮られた記憶はあるのだが、特にカメラを意識してなかったし、どの写真が使われるかのチェックもさせてくれなかったのでどうしようもないんだけど(新聞ってまぁそうだよね)、こうしてツイッター上でおおやけに文句を言ったり返ってきたりするのが普通になってきたのが面白い。NHK広報局さん(@NHK_PR)とのやりとりもそうだけど、企業の「中の人」が外側に見えてくるのって楽しいところ。
ツイッターが急速に普及してきたのはここ数ヶ月。たった数ヶ月でなんだかずいぶん「世の中が進んだ感覚」がある。
もちろん、まだツイッターやっている日本人って600万人くらいと言われているから、ごく一部の世界ではあるんだけど、なんだか本当にガラリと変化する過程にいるような気がする。ネットの世界も一時期停滞感があったけど、「ツイッター的なもの」の出現で一気にいろんなことが変わろうとしている実感がある。
