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岩田守弘くんのボリショイバレエ退団記念ガラを観に来たよ(モスクワ第1日目)

2012年7月16日(月) 10:45:01

モスクワに来ている。
これで3回目。2003年の10月と、去年2011年の11月、そして今回。

今回は3泊の弾丸ツアーである。
昨日の夕方着いて、明後日の夜の便で帰る。アエロフロートの超安いチケットで。

なんで来ているか。目的は「岩田守弘ボリショイバレエ退団記念ガラ」の観劇だ。
ガラとはお祭り的な特別な催しのこと。つまり、退団記念に特別に組まれた演目なのである。

バレエ関係者に聴いても「そんなにあることではない。というか超スターでもあまり聴いたことがない」というものだ。
別に莫大なジャパンマネーが動いた形跡もない(いまどきそんなものないかw)。このための日本人ツアーがあるわけでもない。地元の人による地元の人のための退団ガラである。

このことひとつをとってみても、岩田くんがいかにロシアで愛されていたかわかる。

ロシア人以外誰もメンバーに入っていなかった時代に努力と苦労の末ボリショイ・バレエに入団した異邦人の彼。

ざっくり比較すると、マンチェスターユナイテッドに入団した香川みたいな感じ。ヤンキースに入団した松井みたいな感じなのである。そのくらい世界に誇れることだ。

そのうえ、東洋人差別の超アウェイ(ソ連からロシアに変わったころのロシアといったら)。
その中で実力で第一ソリストの地位を獲得し、それを長年キープし、現役最年長までコンスタントに活躍し、とにかく団員やスタッフに好かれ、誰に聞いても「モリはすばらしい。大好きだ」と返ってくるような人、岩田守弘。

そんな彼のボリショイ最後の舞台だ。
彼が幼い時から憧れつづけ闘いつづけた世界最高峰、ボリショイ・バレエで踊る最後の日なのである。そして丸々一公演、彼のためにあるのである。

そりゃ弾丸ツアーとはいえ来ざるを得まい。モスクワっ子といっしょに彼に最大限の拍手を送りたいではないか! 彼を愛する人たちと同じ空間でスタンディング・オベーションしたいではないか!

・・・てな感じで文字通り飛んできたですね。

写真はボリショイ新劇場前に貼ってあるポスター。「モリヒロ・イワタ」と大きく書いてある。あぁ楽しみ!

着いてすぐ彼に電話したら「いっぱいいっぱいです!」だってw きっといろんな想いが頭の中を駆け巡りつつ、舞台上のあれこれも冷静に確認しつつ、考えることがたくさんあるんだろうな。

今日はリハーサル見学、そして明日が本番。あさって帰る。
他には散歩くらいしかしないモスクワ滞在だけど、人生の時間ってこういう時にじゃぶじゃぶ使うためにあるんだな、と、心から思っている朝です。

モスクワはカラッと涼しいすね。
ホテル(オーロラホテル)のインターネットが1時間1000円なこと以外はとても快適w

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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