モスクワ1日目 〜ここ、本当にモスクワ?

2011年11月17日(木) 12:15:21

ストックホルムからモスクワへの移動日。

山本彩香さんたちご一行とはここでお別れして、ひとりでモスクワへ向かう。

妻も日本に帰る。
もともと、夫と妻が両方日本を離れる期間を極力短くしようとしていたので(高2の娘と犬の世話があるから)、一緒にいたのは5日間だけだったのである。

ということで、これから5日間、ひとり旅である。

ストックホルム郊外のホテル「やすらぎ」の優しい人たちともここでお別れ。最終日は朝が慌ただしかったので(9時出発)、6時からプールに行ったが、プールも露天風呂も貸し切りで気持ちよかった。ここのプール、また来たいな。

そしていつもの朝食会場。
ここの朝食は野菜や果物たっぷりで、とてもヘルシーだった。ボクの復活源でもあった。

今日は快晴。11月にこんなに晴れることは珍しいとのこと。朝食会場である「レストラン・トーキョー」の窓からV字の飛行機雲。幸先いいね。

ストックホルムの空港でみなとお別れ。別れがたかったけど、また日本で会いましょうと握手&ハグして(大城さんはパリへ帰る)。で、ひとりアエロフロートでモスクワへ。

アエロフロート。
成田発でもそうだったけど、機内のサービスも、モスクワに入る入国審査も、笑顔があった。ロシア、変わったなぁ。8年前はこんなことなかった。

そう、モスクワは8年ぶり。

8年前、あまりの激務に会社で倒れた。
で、救急病院に運ばれたのだが、そのとき医師に「どこかにゆっくり旅でもしなさい」と言われたのである。ちょうどモスクワのボリショイ・バレエで踊っている岩田守弘くん(モリ)から「いつでも遊びに来てください!」と言われていたので、ひとりモスクワに旅立った。で、そこで本場のバレエに出会ってバレエにハマり、今に至るのである。

そのとき以来のモスクワ入りだ。

空港にはモリが迎えに来てくれた。

しっかりハグしあったあと、「さとうさん、モスクワ、この8年で本当に変わりましたよ」と言われた。うん、もうシェレメーチェボ空港からして全然違うよ。新しいし明るい。人々が着ている服までおしゃれだ。

モスクワ市内への道も大渋滞かつネオンも多く、経済が伸びている国の勢いを感じる。8年前は暗かったし、道の両側が寂れていた。

市内に入るともっと明るくなった。
あの暗くてじっとりしていたモスクワが!

「逆にさみしくなるくらい変わったねぇ」
「変わりましたねぇ」
「たった8年でこんなに変わるものかな」
「物価もヨーロッパ1高いと言われますしねぇ。マクドナルドが贅沢品だったのがついこの前なんですけどねぇ」

ソ連時代からモスクワに住んでいる彼だから言えることではあるけど(笑)

8年前はロシア・ホテルという、もう忘れようにも忘れられない超ボロくて「ソ連的な」ホテルに泊まったっけ。

フロントも従業員もひたすら怖かったし(なんか常に怒っている)、室内のものを全部盗まれたとしても文句も言えないくらいホテル内治安も悪かった(室内に大切なものを置いておく方が悪い)。ネット環境なんか当然ない。英語もまったく通じない。ロシア・ホテル以外は超高級ホテルで、そっちは値段が怖くて泊まれなかった(すごい格差があった)。

もうそのロシア・ホテルもなくなった。そして街中には普通に普通のチェーンホテルがある。ホント、実に普通の国になった。たった8年で。

ボリショイ劇場のすぐ近くのマリオットに5日間泊まるのだけど、フロントは親切だし、コンシェルジュも笑顔笑顔笑顔。ふたりで出かけたレストラン(「カフェ・チェーホフ」)も、たどたどしいながらも「笑顔のサービス」があった。というか、なにより雰囲気が明るい!

ねぇ、ここ、本当にモスクワ?w

上の方の写真は新装ボリショイ劇場の前のモリ。

一日目から濃い話をたくさんした。ロシアという超アウェイでひとり闘っている彼に会うといつもたくさんの勇気をもらう。本当に尊敬すべき親友である。

あ、あと一枚、スターバックスを載せておきますw
これで「スターバックス カフェ」と書いてあるんですね。SはCだし、RはPだし、ロシア文字って慣れるまでが大変なんだよなぁw


追記:
ちょうど今日の毎日新聞にモリの大きな記事が載っていたようですね。
記者の目:「ボリショイ」卒業、岩田さんの魅力

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事