23年のつきあい

2009年4月 4日(土) 19:08:40

夙川の桜、六分咲きとはいえ見事だったなぁ。
苦楽園口の神原町、石刎町、そして夙川との間にある久出ヶ谷町、最後は芦屋の翠ヶ丘町と、この辺に14年に渡って住み続けたボクは、東京転勤後も毎年のようにここの桜を見ていることを入れると、約23年間、夙川の桜を見続けていることになる。23年前、この辺にはまだ畑とか残っていたもんだが、ずいぶん景色も変わった。でもやっぱりボクにとっては「我が町」である。すれ違う人もどこか懐かしい。まさにホームグラウンド。めっちゃくつろぐ。

ツマの実家に寄って、闘病中の義父を見舞った後、18時頃いつものように苦楽園口の「バーンズ」へ。新幹線に乗る前にちょこっとマスターの顔見て帰ろうと思ったんだけど、店の前である男性から話しかけられた。

昨日のさなメモは14時くらいに更新したのだが、それをほぼ同時読んだ近所に住む方が「さとなおはあのバーに現れるに違いない」と推理して、待ち伏せてくださったのである。サイトを長く読んでくださっている方で、一度実物を見てやろう、と言うわけですね(笑)。えーと、だいたいイメージが膨らみすぎちゃってガッカリさせることが多いようなんですが、いかがだったでしょうか?(ちょっと心配)。でもうれしかったなぁ。ありがとうございました。

店の前で少しお話してお別れし、ボクは店の中へ。
全部で2時間くらいいたかな。早い時間だったせいか他にお客さんもおらず、久しぶりにゆっくりマスターと話ができた。お客さんにガン患者がいたり医師が多かったりすることもあってか、自然とそっちの話へ。156本目のオールドグランダッド(このバーボンはこの店でしか飲まない)も入れて「余命3年と言われたらどう人生をまとめていくか」など、重い話題をさらりと軽く話し続ける。マスターとも23年のつきあいになるが、お互い何の気も遣わず、深い話を軽くすることができる人生でも貴重な存在になった。年に1回くらいしか会えないけど、日本のどこかにそういう店が一軒でもあるのは本当にシアワセなことだと思う。ホント、少しでも長く店やってな。

いい加減酔って、最終ちょっと前の新幹線で東京へ。
新幹線内で仕事しようと思っていたがさすがに爆睡。あーあ…。まぁ仕方がないか。

とはいえ、土曜の今日ちゃんと仕事したかと言うと、とにかく眠たくて眠たくて、まだ自分で決めた量の3割くらいしか企画書が書けていない。明日は大森「テンダリー」の宮崎さん他、大森のバー数店の主催で「大森さくらフェスティバル」が昼間にあるという(12時半〜16時@テンダリー前の公園)。大森に残る置屋の芸者衆の踊りなどもあるらしい。これも行きたいしなぁ。えっと、今から仕事がんばります。ではでは。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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