「ちりとてちん」のスピンオフドラマ

2008年4月 2日(水) 9:28:24

昨日は全国の「ちりとてちん」ファンからのメールで受信簿が埋まりました。
こんなに悲痛なメールの数々は記憶にない(笑)
そこまで思い入れさせられるドラマだったのですね。この思いはきっと制作陣にも届いているだろうし、視聴率最低だったことに彼らもショックを受けていないかもしれないなと。歴代最低でもこれだけ「深く」届いていれば、逆に誇りに思えることでしょう。

で、どうやら「ちりとてちん」のスピンオフドラマが制作決定になったようですね。
制作統括の遠藤氏のここへの書き込みによると「草原(桂吉弥さん)・小草若(茂山宗彦さん)・四草(加藤虎ノ介さん)の三人を中心にしたスピンオフドラマを大阪局で制作することにいたしました。連続テレビ小説でスピンオフドラマが制作されるのは初めてのことです」とのこと。パチパチパチ。

いまのところ関西のみのオンエアー予定らしいけど、全国放送の可能性も高いらしいので、これは楽しみに待つしかないですね。NHKの番組企画の多さと決定までの超大変な道のりはある方から聞いてよくよく知っているので、今の段階では「作ってくれるだけで超有り難い」というところ。

「ちりとてちん」が朝ドラ史上最低視聴率 !?

2008年4月 1日(火) 8:01:11

なんと。低いとは聞いていたが。NHK総合で29日まで放送された連続テレビ小説「ちりとてちん」の平均視聴率が関東地区で15.9%と過去最低だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。関西地区は17.0%だった。これまでの関東地区の平均視聴率の最低は、2004年の「天花」の16.2%。昨年の「芋たこなんきん」は16.8%だった。(時事通信より)ありえん。マジありえん。史上最高の出来だと確信するあの朝ドラが。

というか、モノを作る人間の端くれとしてショックが大きい。
あれだけイイモノを作っておいて朝ドラ史上最低って…。つらいなぁ。こんなニュース、あの力作のスタッフや役者たちの耳に入れたくない。頼む。このニュースを知らずに生きていってくれ(無理)。

ま、でも、ボクにメールくださった方のほとんどが7時30分からBS2で見ていたようなので(ボクも)、視聴率に換算されないんだよな。サラリーマンで8時15分からゆっくり見られる人は少ないので、どうしても7時30分からBS2で見るようになるし、そうなると家族もそこで見るだろう。
あと多かったのは土曜にBSで5話まとめて見る、というパターン。これも意外と見ている人が多いようだった。BSの視聴率は足せないのか? 足せたら間違いなくそこそこの視聴率行ったはずだ。だって周りでファン、とても多いもの。「天花」や「芋たこなんきん」の比ではないもの。

じゃがいも、たんかん、めんたいこ

2008年3月31日(月) 8:12:03

石垣島の人に北海道のじゃがいもを送っていただいた。
って、わかりにくいな。その人は石垣島に住んでいるのだが、北海道出身なので関係があるのだろう、「美味しいじゃがいも、北海道から送ります」とメールをもらい、送っていただいたのである。南の端と北の端。日本の両端の方の好意によって届いたじゃがいも。妙に感動して美味しさも数倍に感じられた。最近はモノの味の上にヒトの味が以前より深く重なって感じられるようになってきた。ありがたいな。
届いたのは見事なメークインと「インカのめざめ」。メークインはニョッキにし、インカのめざめは最初肉じゃがにして、これから丸ごと茹でるか素揚げで楽しもうと思っている。インカのめざめって美味しいよね。

遠くから届くとそれだけでも美味しいが、いま食卓にそういうのが他にもふたつある。
といってもこのふたつはお金を出して買ったのだが(当たり前)、ひとつは名護の「宮里みかん園」から届いた「たんかん」である。もう季節は終わりなのだがギリギリ最後のたんかんを買えた。で、これが素晴らしかった。ちょっと別物のたんかん。うちはたんかん好き家族なのでそこそこ食べ慣れているが、甘みと質と深さが違う感じ。濃くて優しい味がする。作っているヒトのぬくもりが感じられる味。次旬には確実に買わないと(あっという間に売り切れるほどの人気らしい)。

もうひとつは以前にも紹介した「きよ味や」のめんたいこ。きれたので追加注文したのである。
これもぬくもるなぁ。クセがなくて優しい味なのだけど一本芯が通っている。食べれば食べるほどじわじわうまさが理解できてくる。注文サイト(モバイル対応)が出来たらしいのでこちらもどうぞ。

ポケットに万歩計

2008年3月30日(日) 8:15:46

最近、万歩計をポケットに入れておくのが習慣となった。
オムロンのこれ。色はもちろん赤。ポケットや鞄に入れっぱなしにしていてもほぼ正確に計ってくれる万歩計なので負担にならないし、あまり大きくないし、カタカタいわない。7日間メモリーつきなので見るのを忘れていても過去にさかのぼってチェックできる。など、あまり「万歩計を使ってるワタクシ」を意識しなくていいのがいい。万歩計って効果抜群なのだけど、「意識してやっている自分」はあまり好きではないのだ。万歩計ってなんか老人くさいし。

そんなこともあって、歩数を増やすのが楽しい時期。
毎日1万〜1万2千歩くらいを目安にしている。普通に会社行って仕事していると7〜8千歩程度なので、意識して数千歩歩けば目標は達する。通勤時はひとつ前の駅で降りて歩いても歩数が千歩ほど増えるわりにあまり時間が変わらないことを発見。降車駅を変えた。クライアントに行くときもあまり遠くなければ20分ほど早く会社を出て歩く。このふたつをすれば1万歩近くまでは行く。

夜は夜で会食の場所まで歩く習慣がついてきた。
先週もよく歩いたな。六本木のとある店で出張料理人&料理教室主宰のマカロン由香さんを独占して料理を作っていただいた時も銀座から六本木まで歩いた(料理はさすがにうまかった! マカロン由香さんありがとう!)。日本橋の有名なラーメン屋の夜メニューを楽しんだ時も新橋から歩いたし(料理は予想外に美味だった)、銀座の高級割烹の時は品川近辺から銀座まで歩いた(料理は唸ったね)。茅場町の新しい居酒屋「集楽」で同期会したときも飲んだ帰りに茅場町から新橋くらいまで歩いた(大箱だけど安くてとてもうまい。宴会にオススメ)。

その道中の陽気なこと!

2008年3月29日(土) 10:28:24

全部つながって、未来へもつながって、緻密な伏線もちゃんと機能して、おかしな人間たちがそれぞれに居場所を見つけて、見事に大団円を迎えた「ちりとてちん」。
最終回も素晴らしい出来。草々の産室前の「愛宕山」、泣けた。ラストの貫地谷しほりの「母の笑顔」の長回し、泣けた。それぞれに微妙に緩く長いカットなのだが、この「数秒余分な編集」がとてもいい。全編通じて上手に上手に「緩さ」を演出している。脚本が隙なくカッチリしているので、演出までカッチリすると視聴者がついてきにくい。その辺までしっかり計算されている感じ。

実際のラストは2007年春の出来事なのに、ナレーションが「2025年くらいの未来から目線」になっているのも良いね。ボクは好き。上沼恵美子のナレーション、最初はイヤな予感がしたけど、最後まであっさりすっきりでとてもよかった。

この朝ドラ、佐橋俊彦の音楽も秀逸だった。
YouTubeを見てみると、サントラをバックに編集している動画が投稿されているのだが、これが意外といい編集で泣ける。著作権的に問題なのでリンクはしないが、YouTubeのトップから「ちりとてちん サントラ」で検索すればズラリと見られる。
いい編集と言えば「Taiyo ni Chiritotechin」という動画も投稿されていて、これは「太陽にほえろ!」のオープニングを模して「ちりとてちん」の登場人物紹介をしているもの。これがまたよく出来ている。これもYouTubeで「Taiyo ni Chiritotechin」で検索すると見られる。2じゃなくて1の方がよい。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。