今日も泣けたぞ「ちりとてちん」
2008年3月28日(金) 9:21:24
あぁ今日も泣けたなぁ「ちりとてちん」。
和久井映見の演技素晴らしき。貫地谷しほりも素晴らしき。そして藤本有紀の脚本、そーこーぬーけーにー素晴らしき。落語をベースに、これだけたくさんのテーマを入れ込んで、伏線もたくさん張り巡らして、ラストまで破綻なくスッと胃の腑に落ちてくる。で、最後の最後でこう来るか。なるほど…。和久井映見の泣き顔にもらい泣き。いつからこんないい役者になったんだ?
NHK大阪の人に聞いたが、たいていの朝ドラは放映しながらストーリーをどんどん変えたり書き直したりするらしいのに、この「ちりとてちん」は最初からほぼ完璧にラストまでの脚本ができあがっていて、それをほとんど変えてないらしい。さもありなん。手の入れようがない。
あぁ明日で最終回。個人的には「歴史に残る人情話」かと。
各登場人物の見事な描き込み、抜群のキャスティング、落語へのリスペクトと本歌取り、軽快なボケとツッコミ、凝った挿入歌と音楽、笑えるサブタイトル、シンプルなナレーション、わかる人にしかわからない細かい遊び、そして熱演の役者陣。
渋谷ではたらく社長
2008年3月27日(木) 9:24:47
昨晩は「渋谷ではたらく社長」と「さすらう犬」と3人でごはん。銀座「井雪」。
「渋谷ではたらく社長」は、「さすらう犬」のブログで拙著「明日の広告」を知り、読み、その後ブログでも取り上げてくださり、ボクのサイトも読んで、「さすらう犬」経由でボクをごはんにお誘いくださった、という流れ。「さすらう犬」さんとボクは定期的にごはんを食べる仲である。彼とも元々はネットつながり。「渋谷ではたらく社長」と「さすらう犬」もネットつながり。なんだか実にイマっぽい。
「渋谷ではたらく社長」は起業家10周年を迎えたばかりの35歳。目が印象的だった。激しく働いている人の目。希望と絶望を両方知っている目。一見疲れているように見えるのだが、ある瞬間にいきなり活力と希望の灯がともる。こういう目をした人を数人知っている。どの人も仕事の鬼で、底知れぬ粘り腰の持ち主である。そしてどの人も繊細かついい意味で不感症である。
お願い、寝かして
2008年3月26日(水) 8:47:06
昨晩は妻も娘もいなかった。妻はチーズの仕事で一泊出張。娘は学校のスキー合宿。
意外と家で全く独りの夜というのは少なく、たいてい妻か娘のどちらかはいたので意識しなかったが、2人も欠けていると犬が際限なくやかましいことを学んだ。
草木も眠る丑三つ時。我が家の犬は眠らない。
ちょっと物音がしただけで「あ、お母さんが帰ってきた!」とばかりにワワワワワンッと大声で叫び玄関に走る。外で小さく靴音がするだけで「こ、これは響子に違いない!」とばかりにウオオオオンッと窓際で絶叫する。これが一晩中続くのだ。頼む。寝かしてくれ。
しかも、吠えるだけ吠えて「違った。まだ帰ってこない」と理解すると、必ずボクの存在を確認しにくる。耳元でクンクン。はいはい、ちゃんといますよ。家族のことをそんなに心配してくれてありがとう。でも、お願い、寝かして。
映画「バンテージ・ポイント」
2008年3月25日(火) 7:53:02
あちこちのブログで褒めてあったので遅ればせながら観に行った。
大変クレバーな映画。おもろかったなぁ。
ひとつの事件を8つの異なる視点(バンテージ・ポイント)からオムニバス的に描いており、エピソードが進むに従って次々新たなる意外な事実が浮かび上がってきて、一見シンプルに見えるシーンの複雑な裏側が明らかになっていく。その畳みかけの仕方が見事で、脚本の完成度の高さに舌を巻く。演出もカメラワークも文句なし。
時間の切り取り方がどこか「パルプ・フィクション」的なのだが、タランティーノが上手なのは「少し退屈な時間を作る」こと。長編にはその「隙」が必要不可欠だとボクは思っているが、この映画にはそれがない。最初から最後まで絶え間なく観客を引きずり回す。1時間30分という短い上映時間にしたのはそのためだろうが、あと30分の「隙」を足して2時間ものにしていたら名作になったのではないかと思わされる。後半、もう少しだけ人間が描けていたら、と惜しく思う。ただ、時間を巻き戻して周辺を何度も丹念に描くことで人物像が次第に浮かび上がってくる快感も捨てがたいので微妙なところか。
台湾から出版オファー
2008年3月24日(月) 5:57:57
台湾ネタが続く。
まだ正式決定ではないし、アジアは著作権関係がぐだぐだなのでいろいろ問題もあるのだけど(スラムダンクの掲載図版とか)、台湾から拙著「明日の広告」を翻訳出版しないかというオファーが出版社に舞い込んだようだ。
ちょうど台湾旅行している最中に舞い込んだのでなんだか縁を感じる。
もし順調に話が進めば初の海外翻訳。うれしいな。台湾の公用語である北京語になったあの本を早く見てみたい(題名は「明日的廣告」だろうか)。で、北京語になるのなら、そのまま中国でも発売可能かもしれず、そうなると人口13億人が相手となるわけで……(皮算用皮算用)
まぁ台湾は日本以上にネット社会だし、中国もネット人口でアメリカを抜いた。ネットの普及による「消費者の変化」という意味では日本ともあまり変わらない状況かもしれない。ただ「成熟市場」ではまだないだろうし、「情報洪水」も所得層によって格差がありそうだ。その辺、独特の消費者像がありそうである。あぁ調査してみたい。んでもって彼ら相手にコミュニケーションをデザインしてみたい!
