渋谷ではたらく社長

2008年3月27日(木) 9:24:47

昨晩は「渋谷ではたらく社長」「さすらう犬」と3人でごはん。銀座「井雪」。

「渋谷ではたらく社長」は、「さすらう犬」のブログで拙著「明日の広告」を知り、読み、その後ブログでも取り上げてくださり、ボクのサイトも読んで、「さすらう犬」経由でボクをごはんにお誘いくださった、という流れ。「さすらう犬」さんとボクは定期的にごはんを食べる仲である。彼とも元々はネットつながり。「渋谷ではたらく社長」と「さすらう犬」もネットつながり。なんだか実にイマっぽい。

「渋谷ではたらく社長」は起業家10周年を迎えたばかりの35歳。目が印象的だった。激しく働いている人の目。希望と絶望を両方知っている目。一見疲れているように見えるのだが、ある瞬間にいきなり活力と希望の灯がともる。こういう目をした人を数人知っている。どの人も仕事の鬼で、底知れぬ粘り腰の持ち主である。そしてどの人も繊細かついい意味で不感症である。

インターネットにその初期からどっぷり浸かってる人間として、インターネットという新興メディアで商業ベースでしっかり成功してくださったことの感謝を、まずきちんとお伝えした。
彼と彼の仲間の頑張りと成功があって、優秀な人材がドッとネットの世界に流入し、世の中の人々のネットを見る目も変わった。日本ではどこか刹那的で怪しげに見えていたネットを「約束の地」にしてくれた立役者のひとり。長くネットに棲んでいる住民としては感謝してもしきれない。この感覚、ほとんどの人がわかってくれないかもしれない。もしかしたらご本人もピンと来なかったかもしれない。でもいいの。ボクは心から感謝しているの。

それにしても「渋谷ではたらく社長」がブログで「明日の広告」を取り上げてくれた直後の反響はすごかった。
アマゾンではすぐ品切れになり、出版社は普段通りの手当(つまり100冊くらい在庫を入れる)をしたのだが、まったく追いつかず、あとで「あそこで数千冊単位でバンバン入れていれば良かったです」と謝られた。まさかアマゾンでも前例がないほどの空前の反響だったとは、出版社も想定していなかったのである。アマゾン側の対応も後手後手に回り、2週間以上ずっと品切れ。あそこで品切れじゃなかったら…(泣)

マジであの品切れ期間は致命的であったなぁ。クチコミのスパイラルがパタッと止まってしまった。もう自分的には過分なほど売れているので贅沢なボヤキではあるが、あそこで「3〜5週間待ち」表示にならなければどこまで行ったか。出版社の編集長は「もう二度とこういうミスはしません」とおっしゃっていた。ええ、他の人の本ではもうミスらないでください(泣)

二軒目は六本木のとあるバーへ。
くつろいでゆっくり飲む。先頭を突っ走っているおふたりの時間を数時間独占する贅沢。有り難し。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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