47歳

2008年6月 1日(日) 8:08:55

今日から47歳。
50歳まであと3年。3年あったらたいていのことは出来るな。なにやろう。

人生のピークと設定している80歳までは、あと33年の上り坂。
坂本龍馬の人生が赤ん坊の期間まで全部含めて31年間だから、それより2年も長い。濃い人生まるまる1個分、まだ成長していけるということ。ありがたし。

坂本龍馬といえば、ボクは高校卒業の寄せ書きに、彼が好きだった(と、司馬遼太郎が書いている)都々逸を寄せている。

花火師5年

2008年5月31日(土) 9:40:55

昨晩は「花火師免許更新講習」を受けに浅草橋へ。
正確に言うと、(社)日本煙火協会による「煙火消費保安手帳保安講習」。花火のことを「煙火(えんか)」と呼ぶのは最初に講習を聞いた5年前に初めて知った。「にほんえんかきょうかい」ってサブちゃんが出てきそうだよね。

ついでに言うと、花火をすることを「消費」と言い、花火が(上空等で)開くことを「開発」と言う。開いて発する。なるほどね。講習の中で事故例の紹介と注意があるのだが、例えば「花火大会においてモーターボートから水上花火をガストーチで点火し消費していたところ、何らかの原因で開発し、従事者が重傷を負うとともに同船者が軽傷を負った」みたいな文章が出てきたりする。この「開発」が最初わからなかったなぁ。

もう煙火打揚従事者(いわゆる花火師)になって5年。
「人生ピロピロ」でも書いたように、一回の講習を受ければ免許(保安手帳)が交付されて煙火打揚従事者になれるのだが、それを聞いて「どうしてもなりたい! すぐなりたい!」と思うか「へぇ〜、なりた〜い」程度に思うかが大きな別れ道。ボクの周りでも「なりた〜い」と言う人は多いが、即座に講習の受け方や日時を聞いてきたり、講習受付が終わっていても協会にねじ込むような執念を見せる人(←わたくし)などは、全くと言っていいほどいない。で、そういうノリがない人は花火師に向かない。
つか、毎年「右手首切断」とか「右全指欠損」とか「顔面火傷・脳損傷」とかいう事故例が上がってくるほど危険なものなので、よっぽど「なりたい」と思う人しかやめたほうがいいだろう。

反応の波状攻撃

2008年5月30日(金) 8:11:14

拙著「明日の広告」、5刷決まりました。ありがとうございました。
4刷までは1ヶ月で行ったのだけど、4刷は多めに刷ったこともあり、4刷から5刷まで3ヶ月。でも、一応、1月より2月、2月より3月、3月より4月、と、売上げは少しずつ増えているらしい。ありがたいことです。広告業界以外の方からのご感想も多く、「超わかりやすく」を心がけて書いた甲斐がありました。

今回面白かったのは反応の波状攻撃。
1月中旬に書店に並び始めて、まず反応がドドドと来たのがネット上。これは出足が早く、有名ブロガーたちが書いてくれたこともあって2週間くらいで数百のブログが書評を書いてくれました。
2月も引き続きブログ上での反応が多く、「渋谷ではたらく社長」に取り上げられたときをピークとしてアマゾンが「在庫なし」になり、その後数週間の致命的な「在庫なし」の継続で一気にブログ書評が減りました。まさに致命的。ここでネット上の勢いストップ。クチコミがクチコミを呼ぶ、というスパイラルに乗れなかったのは大きい。

でも、3月になると社内や広告業界からのリアルな(ネットを介さない)反応が入り始めました。2ヶ月の誤差。普段ネットにあまり触れてない業界人がそのくらいの誤差で読み始めてくれた感じ。リアルだと、発売直後よりもどっかのベストセラーリストに載ったのを見て買い始める人も多いから、2ヶ月遅れというのは肌感覚に近いかも。
で、4月。この月は講演会や取材のオファーが急に来始めました。3ヶ月誤差。マスコミ関係の方々がこの本の売れ行きや反応を客観的に判断して、腰を上げ始めてくれた時期。ブロガーたちの素早い動きとのこの誤差は(哀しいけど)これまたリアル。
んでもって5月になったらクライアントから仕事のオファーが急増。4ヶ月誤差。リアル・ビジネスでの反応が続けざまに来た。もう最近ではネット上の書評もほとんどないんだけど、リアルな反応は逆に増えている。4ヶ月ってネットの感覚だとめっちゃ長いんだけど(永遠みたいだ)、リアルだと意外と短い。ネット上での時間感覚に慣れちゃっているけど、それはそれで「特殊」ということを改めて自覚させてくれた。

まいご3兄弟

2008年5月29日(木) 8:15:24

いくつかメールをいただいておりますが、「ちりとてちん」のスピンオフ・ドラマの放映日が発表になっているようですね。まだ2ヶ月くらい後なので予約録画も出来ないし、なんとなく備忘録的に書いておきます。

題名は「ちりとてちん外伝『まいご3兄弟』」だって(笑)

放映は、
2008年7月25日(金)20:00〜20:43 総合(関西ブロック)
2008年7月27日(日)11:00〜11:43 BS2
さらに8月、総合TVで全国放送予定
とのこと。

やった気になっている

2008年5月28日(水) 6:48:39

「やらなきゃいけないこと」が多いのに、どうにもエンジンがかからず、「やらなきゃいけないこと」の多くは冷蔵庫の中の野菜みたいに少しずつ鮮度を失ってしおれていく。しおれてしまった「やらなきゃいけないこと」って哀しいね。おい、とっくに賞味期限きれてるぞ、と思いつつ調理する。「やらなきゃいけないこと」も、一度下茹でするとか、保存できる方法があればいいのに。

このような状態を脳はあまり認めたがらないようで、「やらなきゃいけないこと」を勝手に「もうやった」と置き換えていたりする。昨日も大事なアポイントのメールの返事を「出した」と思い込んでいたのだが、先方からの電話で「出していなかった」ことが判明。でもね、確かに「出した」記憶があるの。んー、でもどの送信簿にも出した記録は残っていない。脳よ、勝手に記憶を書き換えるのはやめてくれ。

普通にいただくメールも、読んで、うーむと唸って「どうお返事したものだろう」としばらく内容について考えて、それなりに自分の中の結論が出た時点で「お返事を出した気になっている」ことがある。なんかオンラインゲームにはまっているときに感じるような、リアルとバーチャルが混ざり合ってよくわからなくなるような感じに似ている。やばいなぁ。そのうち仕事とかで大穴あけそうだ(笑)

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。