「琉球料理乃山本彩香」最後の夜
2009年8月29日(土) 13:58:00
昨日のお約束通り、「琉球料理乃山本彩香」のボクにとっての最後の夜のことを書こうと思う。
彩香さんの前の店「穂ばな」のときからずっと通って約15年くらいかな。この店の豆腐ようのことを拙著「胃袋で感じた沖縄」(「沖縄やぎ地獄」と改題して文庫化)に書いた10年くらい前からは特に家族ぐるみで親しくさせていただいている。
ボクは特定のお店と親しくなったりすることがほとんどないのだが、この店だけは特別。この店がなければ失われていた琉球料理が数々あることを知ってからは、琉球料理全体のためにも積極的に関わろうとしてきたし、これからも応援していこうと思っている。いろんな出来事があったし、閉店騒ぎもあった。ボクのサイトを見て来店してくださる方があまりに多い上にお人柄的にも素晴らしいお客さんばっかりということもあって(本当にありがとうございます。ボクの誇りです)、いつしか血を分けた兄弟扱いまでしてくれるようになった。琉球語で「うみない」「うみきい」と呼び合う仲(笑)。
宝物のような夜
2009年8月28日(金) 6:49:56
あー、ホント、宝物のような夜だった。楽しくて美しくて、そして美味しい夜だった。
山本彩香さんを愛する人たちが全国各地から集まって、昔の琉球舞踊のお弟子さんたちも集まって、琉球音楽の名人たちまで集まって、まるで奇跡のような時間の数々。料理も迫力あったなぁ。定番メニューはもちろん、「渾身の足てびち」が鍋ごと出たが、これがまた美味しくて…。
あの店に生演奏が響くのを聴いたのは初めて。芸大教授などによる名人たちの名演奏。そして、往年の名人、山本彩香さん(文部大臣賞なども獲っている)の琉球舞踊。わりと長いつきあいだけど、彼女の踊りを見たのは初めて。お弟子さんたちもみんな踊った。
一泊で沖縄へ
2009年8月27日(木) 5:57:01
立川談志家元。年内の仕事をすべてキャンセルして休養するらしい。
サイトによると「8月14日に本人から『体調がすぐれないので、暫く休みたい』との申し出がありました」とのこと。ボクたちが談笑のゲストとして談志の高座を聞いたのが8月21日。申し出から1週間。暫く休みたいと申し出るくらいの体調の中での壮絶な高座だったということか(涙)。まぁその日のメモに書いたように、確かに壮絶な高座であった。どうかあれが最後の高座になりませんように。
でも、あのとき「もう落語もこれが最後だと思うんです」って言ったんだよなぁ…。
ただ、逆に「8月下旬に医師の診察を受けたところ、『糖尿病により約3ヶ月の外来治療、入院治療、および自宅治療を要する』と診断されました」(サイトより)とのことだから、あの時の体調を最悪として、治療すればまた元に戻る可能性はある。それを願いたい。
「子供を一人前の大人にすること」について
2009年8月26日(水) 7:43:48
親の役目は「子供を一人前の大人にすること」だ。
社会に出てひとりでちゃんと生きていける人間にする。本当なら義務教育が終わるまでに。最悪でも大学卒業までに。
ただ、この「一人前の大人」という概念が時代とともに変遷してきている気がする。
昭和初期までは「人様の前に出して恥ずかしくない人間」が「一人前の大人」。
長幼の序を知り、礼儀をわきまえ、義理と人情を知り、人様に迷惑をかけることなく、地道に立派に生きていける人。「教育=モラル」だった。モラル優先の人間観。
