ad:tech tokyo と上海蟹

2009年9月 3日(木) 7:27:38

昨日は終日「ad:tech tokyo」に行っていた。
Rei Inamoto氏の話とユニクロの勝部氏の話が面白かったが、あとはボクにはそんなに目新しい話でなく、わりとおとなしめのカンファレンスだった印象。ソフトランディングという感じかな。というか自分が立っている位置が確認できた感じ。ただ、2日目は聞きたいスピーチが目白押し。今後の組織のあり方に踏み込んだテーマのものも多く、ちょっと楽しみ。

MCを日テレの土屋敏男氏がやったり、今日もCNNの副社長のスピーチがあったりと、TVメディア関係者の登壇も多かったのだが(新聞や雑誌やラジオは皆無)、フジTV出身の吉田正樹さんも「動画配信:コンバージェンスと広告モデル」というお題のパネリストとして来ていたので少し話した。沖縄での夜をうらやまれた。すいません(笑)

「ad:tech tokyo」の会場を後にして、三田の「中国飯店」に行き会食。
おととい、「9月の頭に中国飯店なんて何かのイヤガラセですか?」と、店を予約した友人に冗談で絡んだんだけど(この店、9月末くらいから旬に入る上海蟹が名物なので、その直前に行くのは何か納得できない感じになる)、その後その友人が店に電話して確かめてくれたところ「初物を出せる」となったらしく、今年は9月2日にして上海蟹を食べることが出来た(言ってみるもんだ)。

ad:tech tokyo

2009年9月 2日(水) 7:30:44

今日と明日は「ad:tech tokyo」(アドテック東京)に参加する。
「ad:tech」とはマーケティングとITテクノロジーに特化した世界最大級のカンファレンスで、ニューヨーク、ロンドン、パリなど世界各地で催されており、アジアでも中国で5回、シンガポールで2回も開催されている。なのになぜか日本での開催は今回が初めてである。

ボクもニューヨークの ad:tech に一度参加したことがあるが、同時通訳など当然なく、英語の内容が聞き取れずに苦労した(まぁ専門分野なのでだいたい雰囲気はわかるのだが)。日本での開催は「日本語もしくは同時通訳完備」「長時間ヒコーキで移動しなくてよい」「知り合いがたくさんしゃべる」「空き時間に会社に帰って仕事ができる」など、いい面がたくさんある。うれしいなぁ。今回ボクはスピーチしなくていいので超気楽。最新メソッドとテクノロジーをいろいろ吸収してこようと思う。

開催のために走り回っていた武富さん、本当にお疲れ様でした。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

2009年9月 1日(火) 8:01:34

いやいやエヴァ世代ではないですよ。もっと言うとガンダム世代ですらない。だからお台場ガンダムなんて全くシズらない。なんでみんなあんなの見に行くんだろうってなもんです。あえて言えば何だ、「巨人の星」世代か。いや「あしたのジョー」か。お台場に大リーグボール養成ギプスとか力石が吹き飛ばしたジョーのマウスピースとかが飾ってあったら行くぞ(笑)

でも、エヴァは知らないといけないだろうとずっと思ってたですね。
というか、この前、矢野顕子@ブルーノートを聴きに行ったとき、ボクを除く同行者3人がエヴァの話をしだして、軽く仲間ハズレになったんです。ううむ。これは常識としてちゃんと知っとかないとヤバイな…。

ということで、すぐに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の「序」をTUTAYAで借りて観ました。
このシリーズ、「序」「破」「Q(急)」「完結篇」という四部作になっていて(これもQなのね)、その第1作目をとりあえず観た、と。
で、「おおおっ!」となり、次が観たくてたまらなくなり、昨日、いま絶賛公開中の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を、台風直撃の嵐の中いそいそと観に行ってきたというわけ。

成熟した国への過程

2009年8月31日(月) 7:07:21

民主党が大勝し、ついに自民党から政権が移った。
民主主義を標榜する先進国の中で唯一日本だけが経験していなかった本格的政権交代が実現する。どんな長期政権も腐敗する。その一点をもってして、初めての政権交代を歓迎したい。これも成熟した国への過程なのだと思う。

成熟した国への過程という意味では、次は我々国民がそれを問われる。
たぶん民主党はいろいろボロを出すだろう。マニフェストを見てもそう思うし、経験のない新人も多く当選したし、マスコミも(お得意の)手の平返しをするだろうからね。というか、いままでやったことないんだから当たり前だ。半世紀にわたる同族経営の会社にいきなり外から無経験の社長が来たようなもので、超やりにくいだろうし、改革もなかなか前に進まないだろう。それをどのくらい長い目で見ることが出来るか。小さな失敗を口汚く責めたり、小さな揚げ足をいちいち取ったりせず、いかに俯瞰した評価を出来るか。その辺、我々も成長しないといけないと思う。

俯瞰という意味では、小泉改革の評価についてきちんと俯瞰されていないのが不満だが(長い目で見て小泉改革は大きな意味があったと思っている)、まぁそれもまた仕方がないのだろう。少しずつ前には進んでいる気はするので。

選挙へ行こう

2009年8月30日(日) 7:16:31

期日前投票をした人が約1100万人と過去最高を記録したらしいので(人口の約1割)、意識はとても高まってはいると思うけど、とにかく選挙へ行こうね、みなさん。

「若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?」(森川友義著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)という本によると、近年の総選挙において、20代の投票率は他の世代に比べて極端に低いそうな。4年前の総選挙だと20代の投票率は46.2%。70歳以上の69.48%よりかなり低く、人数にすると約700万人以上少なかったらしい。

そうなるとどうなるか。
政党は票が集まる政策をマニフェストにするから、当然「70歳以上にウケる政策」を押し出してくる。だって20代用の施策を提案したって票に結びつかないからね。つまり、政治に参加しない人たちはそれだけ「政治的に不利」になるわけだ。その結果、生涯収入の差が約4000万円出てくるというのである。若者の投票率が低いというだけでこれだけの損。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。