選挙へ行こう

2009年8月30日(日) 7:16:31

期日前投票をした人が約1100万人と過去最高を記録したらしいので(人口の約1割)、意識はとても高まってはいると思うけど、とにかく選挙へ行こうね、みなさん。

「若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?」(森川友義著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)という本によると、近年の総選挙において、20代の投票率は他の世代に比べて極端に低いそうな。4年前の総選挙だと20代の投票率は46.2%。70歳以上の69.48%よりかなり低く、人数にすると約700万人以上少なかったらしい。

そうなるとどうなるか。
政党は票が集まる政策をマニフェストにするから、当然「70歳以上にウケる政策」を押し出してくる。だって20代用の施策を提案したって票に結びつかないからね。つまり、政治に参加しない人たちはそれだけ「政治的に不利」になるわけだ。その結果、生涯収入の差が約4000万円出てくるというのである。若者の投票率が低いというだけでこれだけの損。

これさぁ、ボクは40代後半だから関係ないけどさぁ、なんとかしないとまずくない? >20代の方々
とりあえず行こうね、選挙に。今回20代の投票率がはね上がれば、次回の総選挙では若者用施策が必ず争点となる。それはキミたちの人生に直接関係してくる。大事だと思うけどなぁ。


個人的には、選挙について思うことはいつも一緒。
「選挙権とは、それを得るために多くの血が流された『普通ではない権利』である」と常に思っている。民主主義への移行過程を含めて。だから、もったいなくて棄権するなんてとても考えられない。「選挙権を得る」という過程でどれだけの人が死んだか。あなた、死ねる? でも死んだ人はたくさんいる。人生を賭けた人もたくさんいる。そういうことを思うと「大切にしないとなぁ」と思う。いそいそとありがたく投票所に行かせていただきます。

つか、投票に行かなかった人は、今後の政治に文句も愚痴も希望も言うなよ。絶対。
棄権するなら白票で。せめて投票率は下げないでくれ。

ということで、選挙に行ってきます。
ここで書いたように、候補者の人生を背負うつもりで一票入れてくる。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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