光栄を通り越して苦痛

2010年7月30日(金) 12:26:26

昨晩は、数週間前からプレッシャーだったご飯会だった。

なんと内田樹先生と高橋源一郎先生とのご飯会だったのである。どちらもあこがれの方である。特に内田さんは数年来のブログ読者で、遙か遠くに仰ぎ見るヒトのひとり。ちょっと近づきがたく思っていたので、同席するのは光栄を通り越して苦痛であった。しかもブログにはよく「広告会社の人とテレビ局の人とは仕事をしない・会わない」と書かれている(笑)。いよいよ会いにくいじゃないか。まぁテーブルの末席に加えさせていただいて遠くから肉声を聞けたら満足、くらいな感じで店に向かった。

で、最終的には8〜10人になる予定のご飯会だったのだが、集まったのは多忙な人ばかりで遅刻が続出し、いきなり内田さんの隣に座る羽目に(泣)。
友人の松井孝治議員から会社名とともに紹介され「あ、すいません、広告会社の人間、お嫌いなんですよね?」と振ったら「うん」と無邪気な返事(涙)。まぁでも「あっち行け」とは言われなかったので横に居座った♪ 内田さんと高橋さんがいろんな話をするのにじぃっと耳を傾ける。

ツイッターにおける受動と能動

2010年7月29日(木) 8:51:05

「桑田佳祐が初期の食道ガン」というショッキングなニュースや、「水曜どうでしょう」の新しいロケが始まったらしい(このサイトの7/27参照)、といううれしいニュースなんかが流れた昨日、定期的に催される「北品川の会」という飲み会に参加してきた。

第1回が北品川の某店で催されたので「北品川の会」と呼んでいるが、場所は北品川と決まっているわけではない。第6回の今回は池袋の「永利」でおこなった。総勢20名くらい。幹事(ボクの主治医)の人脈つながりで集まったメンバーで、関係性も職種もバラバラだ。異業種の方と会うのは好きなのでほぼ毎回参加しているが、以前も書いたように大人数の宴会が苦手なのでいつも無口でいる。でもメンバーがいいせいかなんか楽しいんだな。ちょっと矛盾した感覚だけど。

そこで複数人から聞かれたのが「ツイッターでそんなにフォローする人を増やすとタイムライン(TL)が読めないじゃないですか。どうするんですか?」というご質問。

RMCクリエイティブ・グランプリで審査員をしてきた

2010年7月28日(水) 8:41:19

RMC(リクルート・メディア・コミュニケーションズ)が主催している「RMCクリエイティブ・グランプリ」という広告賞の審査員として広告制作物を審査してきた。

RMCは、リクルートが持つ様々なメディア(雑誌とかサイトとか)に載せる広告の制作に特化した会社。そこにおける広告賞だから、載っているメディアはすべてリクルートのもの(ざっとこんなメディアやサービスを持っている)。その分、普通の広告賞よりヤンチャができる部分もあるだろうし、制約がある部分もあるだろう。

ボクはインターネット部門の社外審査員として参加した。
事前に制作物を見て投票しておき、他の審査員と合算して上から10コ予選に残し、それを講評し論争し採点し、グランプリや準グランプリなどを決めていく作業。社外審査員は福田敏也さん(777 Interactive)と遠崎寿義さん(ザ・ストリッパーズ)とボクの3人。それに社内審査員3人の計6人で審査が進められていく。

3つの人生相談

2010年7月27日(火) 7:00:18

この半年、ツイッター経由で3つの人生相談を知った。
3つともたぶん朝日新聞の「悩みのるつぼ」という、回答が過激なことで最近有名な相談コーナー。

それぞれの回答がすごい。
「正しい」とは限らないが「すごい」。特に車谷長吉。小説で自分のワールドを築くのはまだわかるが、この短い人生相談でも「ザ・車谷」なのに感服する。

結局、ソリューションとは一般論のこねくり回しではなく、ソリューションを提示する人の「自分の露出」なのだな。最大公約数的解決策なんか意味なくて、結局「自分」なんだ。こういう回答を読むとそういう意を強くする。

セダクティブというキーワード

2010年7月26日(月) 7:29:44

おととい参加した「国際女性ビジネス会議」(くわしくは昨日のブログ)では、「ボクが知らなかったすごい人」をたくさん知ることができ、本当に有益だったのと同時に、「自分がいかに狭い世界で生きているか」がわかりすぎるくらいよくわかった。広告業界が接する範囲はそれなりには広い。その中にいつつ、そこを飛び越えて活動しているつもりだったが、まだ実は全然狭かった。そしてそこに安住してしまっていた。50歳を前にして新しいゴール設定がぼんやり見えてきた。ありがたい。

午後に聴講した分科会で新しい言葉に出会った。

セダクティブ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。