ボクはずっとこの場所で書き続けています

2010年9月28日(火) 8:42:14

「ショートショートフィルムフェスティバル」という映画祭があるのはご存知だと思うが、2年前、2008年度のグランプリは「胡同の一日」という作品を撮った鈴木勉監督である。日本人初の快挙であった。

彼とは2006年くらいに初めてメールをいただいて以来のおつきあいである。
といっても、メールのみが2年ほど。その後、住んでいるところが近いこともあってたまにご飯を食べるようになった。お互い「そのうち一緒に仕事しようね」と言い合いながら。

まぁでも、こういう「そのうち」は意外と来ない(笑)
ボクも何度かクライアントに提案したりしたが、全然実らず数年経ってしまった。

「共感を纏った情報」こそが流通する(SIPS論3)

2010年9月27日(月) 9:14:30

先日の「AIDMA → AISAS の次は『SIPS』かな」というエントリーの中の「『共感』がいきなり主役に躍り出てきつつあることも必然の流れだったりする」のところをもうちょっと説明してくれ、というリクエストがあったので以下簡潔に。書き殴りなので細かいツッコミはなしでよろしゅうw


先月だったかの読売新聞の連載にも書いたけど、たとえばおいしいとんかつ屋に行きたくなって、「とんかつ屋 東京」とグーグル検索すると、数万軒のとんかつ屋が出てくる。ありがたい。でも、この中で「自分の好みっぽいとんかつ屋」に出会うのは大変だ。情報はたくさん手に入るようになったが、その中から「信頼できる、自分に合った情報に出会う」のはとても難しくなっている。

食べ物屋については「食べログ」みたいな専門クチコミサイトもあるが、それを見たとしても、匿名投稿ばっかりでレビュアーの経験値もわからず、情報は玉石混淆。「信頼できる情報に短時間で辿り着く」のがとっても大変だったりする。

志の輔らくご in ACTシアター

2010年9月26日(日) 19:51:46

「志の輔らくご」に行ってきた。立川志の輔の独演会である。4日間公演の最終日。楽日である。@赤坂ACTシアター

毎回チケットが手に入るだけで「奇跡だ…」と思う。
縁あって落語のチケットを押さえまくる方とお知り合いになることができ、たまにこうして余録に預かることが出来る(いつもありがとうございます)。今回で4回目の志の輔だ。正月のパルコよみうりホールでの独演会、そして7月の「ビギン・ザ・ビギン」。あ、講演も一回聞いているので5回目か(講演でも落語の枕ネタをいろいろやってくれたし)。どれもこれも面白かったなぁ。今日も期待を裏切らず。安定感抜群でドッカンドッカンと笑いをとっていく流石な芸を聞かせていただいた。

いつものように「前の3日はみなさまのためのリハーサルで」とお決まりの笑いをとってから、酷暑から急に寒くなった今週、枕はやはり季節の話題から。そして石川遼のホールインワン、イチローの10年200本安打と来て一郎つながりで小沢一郎に振り、政治ネタで尖閣諸島での中国船長解放の話、そして検察官逮捕の話など時事問題をいろいろ語った後、とにかく「納得がいかない、わからないことだらけ」という話から自然に一席目に入っていった。お見事。

イチローの習慣と、矢野顕子の改善

2010年9月25日(土) 18:51:46

ツイッターとかやっていると毎日の情報消費速度が速すぎて、たった半日前のことでも「なんだかずいぶん前のことのようだなぁ」と思ってしまう。そんなことはもちろんよろしくない。でも、そういう流れや変化を批判して思考停止するよりも「そういうもの」として受け入れる方がボクは好きだな。だいたい汽車や電車、飛行機、電話やテレビが出現したときも、情報消費速度は飛躍的に加速したと思う。みんなも文句言ったり批判してきたと思う。その延長線上だ。100年後に振り返ったら、今日の消費速度ですら遅く感じられるかもしれないし。

とか、そんなことが語りたいわけではなくて。
ええと、イチローの10年連続200本安打おめでとう!

って、やっぱり古い感じ(笑)。でもたった2日前のことなんだよね。

リアル・ゴッホ、そしてリアル千秋

2010年9月24日(金) 9:04:22

ツイッターで教えてもらった「リアル・ゴッホ」。
チルトシフト撮影でミニチュア風になったゴッホである。元ネタはこちら。必見(カラパイア「ゴッホの絵をチルトシフト撮影でミニチュア風にしてみた」)。

いやー、すごいな。
チルトシフト撮影とは、本城直季の写真集「small planet」(4年前のクリスマスにムスメにプレゼントした)以降、一躍注目を浴びた撮影手法のひとつ。なんでもミニチュア模型のように撮れてしまうものである。最近では「Tilt-shift Maker」というサイトもあって、簡単に加工できたりする。

なんというか、ゴッホの頭の中が垣間見られるような絵である。目を細めて見るとゴッホの目に少し近づける。自分の視点とゴッホの視点の中間をつないでくれた感じ。ゴッホには世界がリアルにこう見えていたのかも、と、自分の中の貧困な想像力をぐぐーんと拡張してくれるようなチカラがある。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。