なつかしいビジネスの世界

2011年4月15日(金) 20:06:05

震災一ヶ月の4月11日の翌日、12日から「なつかしいビジネスの世界」がすこーし戻ってきている。普通の日常だったビジネスの日々がすごく非日常に感じられるこの感覚。なんだか不思議。

すこーし戻ってきたと言っても、ここ4日間で、打ち合わせ3つ、取材(インタビューされた)4つ、講義1つ程度だが、それでもここ1ヶ月、ボランティア系以外ほとんどしていなかったことを考えると画期的。もちろんまだ1日のワークシェアの9割が「助けあいジャパン」の作業なのだが、とりあえずビジネス的リハビリが始まった、という感じ。

でもまだホントにリハビリ段階で、1ヶ月まったく使わなかった筋肉を伸ばしてほぐして恐る恐る使い始めたといったところだ。
ちょうど次の本(「明日の広告」の次)を書き上げようかという最中に巨大地震が起こったので、あのころ最高潮に達していたテンションはもう霧散してしまっているのだが、逆に震災を越えて考え方も少し変わったところがあるので、それはそれで結果的に良かったかも。リハビリを順調に終えたら(あまりに震災にのめり込んだので、しばらく時間が必要)、また執筆にも戻ろう。

IT復興円卓会議に出席して思ったこと

2011年4月14日(木) 8:33:42

昨日は「IT復興円卓会議」というのに出席した(なにやらすごいメンバーの中にひっそり交じった)。

そこでも感じたが、「助けあいジャパン」で被災地情報を日々扱っているボクは少し「あっち側」に行きすぎているところがあるようだ。震災直後の「一分一秒急がなければ!」という意識がいまでも続いていて、出席者たちとの時間感覚の乖離を感じることが多かった。

昨日の円卓会議は、異なる立場の人たち(政官産学)が問題意識を共有する場だったとは思うし、その目的は達したと思うが、はからずも被災地と東京の温度差を白日の下に晒してしまった気がする。阪神大震災のときに神戸から東京を見て感じていた、「なんでそこまで他人事なんだ!」という怒りを思い出した。

プレゼンテーション演習

2011年4月12日(火) 23:24:55

今日から1年間、学習院大学法学部政治学科で「プレゼンテーション演習」という講義を受け持つ。
非常勤講師ではあるが、「広告コミュニケーション」ならいざ知らず、「プレゼンテーション」を教えることになるとは思わなかった。若き日の赤面症の自分に教えてあげたいw

つか、なぜか「プロが聞いてみたいプレゼン2位」とかに入ってはいるが、基本的にしゃべりはボクの人生の不得意分野である。不得意なだけあって「どうすれば少しはマシになれるか」は教えられるけど、それ以上でもそれ以下でもない。学生をがっかりさせたらマズイなぁ…。

演習なので、シラバスには20名限定と書いたのだが(スピーチさせたりするのでそのくらいが限度)、今日ガイダンスに行ってみてびっくりした。廊下まで人が溢れている。教室は20名しか入れない小さなもの。その中に50名、いや60名以上いる。むんむんしている。予想しなかっただけにうろたえる。

ようやく1ヶ月。まだまだ1ヶ月。

2011年4月11日(月) 18:09:34

この1ヶ月、がむしゃらに動いてきたけど、いったい何が出来たのかと自分に問い、暗澹たる気分になることが多い。

「なるべく正確な情報を、被災地、そして被災地を支援したい人に提供する」という目的で、100人ほどの人が集まり、超突貫で作った「助けあいジャパン」も、当初予想した規模を遙かに超える被害により「現地からの情報がまったく届かない」という事態に直面し、アプローチの変更を手探りで進めている。

というか、まだテレビも電話もない避難所が3割ほどある、という。
パソコンや通信環境どころではない。まだ共同で観るテレビすらないとは・・・

お客さん、指が入りません!

2011年4月 9日(土) 23:32:16

311以来、ずっとジムにも行ってなかった。
過労や睡眠レス、緊張による萎縮、軽いPTSD的な感じなどから、カラダをほぐしにジム&マッサージ行かなくてはなぁと思っていたのだけど、今日、ようやく時間が出来て行ってきた。

というか、肩の張りが尋常ではない。ガチガチやぞ。
まずはジムのマシンで肩をストレッチ。うわぁ肩、動かねぇ…。

ジムでゆっくり肩をほぐして、多少は血液が流れ出したようなので、今度は近くのマッサージ店に行ってみた。
銀座のゴッドハンドのところに行こうかとも思ったのだけど、このガチガチで行ったら確実に地獄になるので(あそこはただでさえも痛すぎる)、まずは近所でほぐそうと思ったのだけど、マッサージ店のにいちゃん、いきなり驚く。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。