南三陸町「福興市」(ボラツア最終日)
2011年6月 5日(日) 9:11:46
独立してひとりでやっているせいだろうか。気にしないといけないことが増え、すぐにオーバーフロー。メールの返事も出せなくなり、昨日みたいにさなメモも更新できない事態になる。なんか抜本的にやり方を改めないといけないなぁ。ひとりで仕切れる範囲で、と思ってきたけれど、そろそろ秘書というかデスクが必要なのかもしれない。
って、間に50歳の誕生日とかもろもろが挟まってしまい、ボランティア・ツアー(ボラツア)の2日目をまだ書いてなかったので簡単に(関連記事→ 「ボランティア・ツアー、しよう!」、「ボラツア:もっと気楽にボランティアする時期が来たと思う」、「ボラツア:初心者や高齢者が行っても大丈夫」)。
金曜の夜行バスで東京を出て、土曜日の朝から夕方まで東松島市でボランティア作業をし、夜に仙台駅で1時間半の休憩をもらって各自夜メシ&翌日の朝メシ・昼メシ購入。その後、秋保温泉「華の湯」に移動して宿泊したのが1日目。
2日目は朝からずっと小雨。
雨なら作業中止の可能性あり、とは聞かされていたし、いきなり驚愕の筋肉痛だったのだけど(まだ若いという証拠かw)、実際に「今日の作業は中止になりました」と聞いたらかなりガッカリした。もうちょい働きたかったな。
でも、そこは旅行社。
JTBの機転で、南三陸町で行われている「福興市(復興市)」に参加することになった(チラシ)。
これはうれしかった。
南三陸の惨状を実際に自分の目で見られる、という意義もあるが、この福興市に友人が何人も参加していたのである。
実際に現地で会えた友人・知人は、黒田征太郎さん、内藤久幹くん、斎藤正人さん(この3人は征太郎さんのプロジェクトに参加)、吉川由実さん(八戸レビュウでご一緒し、南三陸では切り絵プロジェクトをやっている)、津藤秀雄さん(この方も八戸レビュウでご一緒したカメラマンで、ここでは「愛撮」という笑顔を撮るプロジェクトをやっている)。
東京から遠く離れた南三陸町で次々に知り合いに会うのは不思議だ。みんながみんな、それぞれのやり方で何かをやっている。素晴らしいことだと思う。
特に征太郎さん(写真)はいつ以来だろう。一時期は一緒にNYに行ったりしてずっとつるんで仕事をしていた。今回も征太郎さんらしく、その場で生ポスターを描いて売るというプロジェクト。久しぶりに一瞬お話できて良かった…。
いろんな方とお話をし、両手一杯持ちきれないくらい買い物をして(被災地でお金を使う!)、南三陸町を離れ、松島市に移動。昼ご飯。ここではJTBの方々と「助けあいジャパンと一緒に何をしていくか」の打ち合わせをし、15時くらいにバスで現地を出て、21時前に東京駅前に着いた、というのが今回のボラツアの全貌である。またまたしょこらさん(@ chocolat_J)がボクたち(ボクと石川さん)のツイートをまとめてくれているので、興味のある方はそちらをどうぞ。
ちなみに南三陸町についてひと言だけ書くと、「2ヶ月半まえの震災当日から(見た目的には)ほとんど状況が変わっていない」。映像や写真で見た震災直後そのまんま。外観的にはまったく復旧も復興もしていない。
そして、ここでも書いたけど、ある人のこんな言葉が印象的だった。
「がんばれ! と励ましてくれるのは本当にありがたいけど、もういっぱいいっぱいなんです。いままで2ヶ月必死にがんばってきたのに、まだがんばるのか、と」
そう、だんだんがんばれなくなっている人に「がんばれ」と言うと、がんばれない自分を責めるようになる。がんばれない自分はダメな人なんだ、と考えるようになる。それが心の病につながっていく。
そういう意味でも、がんばってボランティアするのではなく(もちろんそれも尊いけど)、ボラツアみたいな気軽で気楽な方法で「自分のできる範囲でちょっとだけ手伝って観光にお金を使って帰ってくる」みたいなカタチは、やっぱりとてもいいことなのではないか、とボクは思うです。
