今年もいろんな方が亡くなった
2010年12月31日(金) 12:49:23
今年あったことの中で一番の思い出はやっぱり「鳩山首相(当時)との一連のソーシャルメディア・ワーク」かな。
国民と政治の距離を近づけるための民間ワーキンググループに参加して、実に刺激的な方々と実に刺激的な日々を送らせていただいた。首相官邸や公邸に頻繁に出入りできたのも貴重な体験。
というか、時の首相に直々に何度かプレゼンできた経験がものすごく大きい。日本ではこれより上の人はいない、という人の目の前でプレゼンをする、という貴重な経験。その後、プレゼンが怖くなくなった。大企業の社長相手でも。
講演前とかに少し緊張気味な自分に気づくと、それまでに経験した「プレッシャーのきつい講演やプレゼン」を思い出して「あれに比べたら全然マシじゃん?」と自分を落ち着かせるのだが、その経験はそのときに必ず思い出すひとつとなった。もうひとつ思い出すのは2年前の新聞大会かな。全国の新聞社の社長・副社長が集まっている前でパネリストをした。そのパネル相手も各紙社長。首相のとこれのどちらかを思い出すと「あれに比べたら…」と落ち着ける。こういうのを持っているのは大きいかも。
さて。
あと半日で今年も終わり。
今年もいろんな方が亡くなった。個人的に書き留めておきたい方だけここに挙げておこうと思う(亡くなった順に)。
エリック・ロメール、小林繁、エリック・シーガル、ロバート・B・パーカー、浅川マキ、ミッキー安川、J.D.サリンジャー、見田盛夫、立松和平、玉置宏、ディック・フランシス、藤田まこと、ウィリー・デービス、ピーター・グレイブス、清水一行、大森実、しばたはつみ、ジョン・フォーサイス、木村拓也、井上ひさし、フアン・アントニオ・サマランチ、多田富雄、河野高明、アラン・シリトー、北林谷栄、佐藤慶、鈴木俊一、ハンク・ジョーンズ、吉岡治、荒川修作、ラッシャー木村、ゲーリー・コールマン、デニス・ホッパー、佃公彦、パク・ヨンハ、梅棹忠夫、つかこうへい、J.P.ホーガン、ジョージ・スタインブレナ−、石井好子、早乙女愛、中村祐造、森毅 、今野雄二、大麒麟將能、南美江、梨元勝、川本喜八郎、今敏、アントン・ヘーシンク、山本小鉄、三浦哲郎、初代若乃花、小室直樹、谷啓、ケビン・マッカーシー、小林桂樹、池内淳子、アーサー・ペン、トニー・カーティス、榊莫山、大沢啓二、池部良、坂田栄男、コロムビア・ライト、野沢那智、黒木昭雄、佐野洋子、星野哲郎、松本友里、深町純、シルヴィア、朝倉喬司、正司玲児、ボブ・フェラー、ブレイク・エドワーズ、バド・グリーンスパン、竜鉄也。
どの人も感慨深いけど、やっぱりショックなのは仕事を長く一緒にして親しくさせていただいたハンク・ジョーンズ。
もうショックすぎて言葉を失った。パナソニックの「やるもんだ!」という決め言葉のCMを10年以上前にシリーズで数年撮ったのだが、ボクの「一番楽しかった仕事」である。NYのジャズクラブをロケしまわったCMシリーズ。ハンクはいつもボクたちのためにプライベートでピアノを弾いてくれた。なんて贅沢だったのだろう。
また、野沢那智も言葉を失った。まだ立ち直れないくらい。
見田盛夫、荒川修作あたりも言葉を失ったなぁ。荒川修作さん、死ぬのは法律違反です、って言ってたじゃん!
愛読した作家も悲しい。
J.D.サリンジャー(なんと!)、J.P.ホーガン(どして!)、小室直樹(うああ!)
俳優女優もたくさん亡くなったけど、なぜか特に惜しんだのは池部良。役者としてもとても良かったけど、ボクは彼のエッセイが好きだった。「そよ風ときにはつむじ風」から始まって、なんというか、高峰秀子を思わせる両立ぶり。すばらしいエッセイだらけだった。
キリがないのでこの辺で。
みなさん、今年も一年、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
※追記
これを書いたあとにニュースで高峰秀子さんが亡くなったのを知りました(28日だったそうです)。
女優としても、人間としても、エッセイストとしても敬愛していたのでショックです。上の文章のラストに高峰秀子が出てくるのは偶然ですが…。なんか感じるものがあったのかな。
