谷啓さん

2010年9月12日(日) 18:42:12

クレイジーキャッツの谷啓さんが亡くなった。78歳。
転倒による脳挫傷だというから突然だ。年とってからの転倒って危ないんだよなぁ。

谷啓さんについては、いろいろ書きたいことがある気がして、今日は何度も書き始めた。でもうまく書けなかった。なんだか赤塚不二夫の死のときと同じような感慨をもつ。「重苦しい意味の世界から解放」してくれた人だったからなぁ。

この「重苦しい意味の世界から解放」とは、タモリの例の弔辞による。この日にそのことを書いている(弔辞全文はこの日に載せた)。「ガチョ〜ン」も含めて、ナンセンスギャグの存在意義ってこういうことなんだろうと思う。

ま、そういう分析こそ無粋である。彼はなにより洒脱で格好いい大人だった。
こういう人をこうしてひとりずつボクたちは失っていき、ライフモデルになる人がどんどん減っていくわけだけど、次は我々の番でもある。我々がそういう大人になることを目指さなければいけないということ。意識してそうなるのは難しいけど、少なくともさぼらず、ちゃんと生きたいとは思う。

谷啓さん、あなたが画面に出てきただけで肩の力が抜け、人生が楽になった。本当にありがとうございました。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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