武者小路千家、そしてホフディラン

2010年7月 4日(日) 17:55:00

昨日はふたつイベントがあったのだが、それがなんともギャップのあるもので。

ひとつめは武者小路千家の若宗匠である千宗屋さんによるお茶会「重窓 七夕の会」。
千宗屋さんとはご飯友達で、何度かご一緒したあと、彼の点てたお茶をいただいたこともある(そのときの模様はこちら)。ボクは不調法にして茶道のさの字も知らないのだが、彼はそんなこと全く意に介さず、静かに、そして楽しそうにおもてなししてくれたものである。

そのときにお招きいただいたのが、彼が麻布のマンションの一室に造ったお茶室「重窓」。
上記リンク先を読んでいただければわかるが、東京タワーを前にした静逸な空間である。そこにいろんなつながりのある方々を招いて午後4時から深夜まで彼が接待するという催し。

ボクは5時くらいにお邪魔したのだが、先客たちから順番にお茶室に招かれて一服いただく。
思い思いの格好のカジュアルな会ではあるが、懐紙も持たずに伺ったので多少恥ずかしい思いをした。やっぱり基本は知っておかないとなぁ。千くんに弟子入りしようかなぁ。

七夕らしく笹の葉さらさら。短冊にひと言書く趣向になっていたので、なんとなく「人生自適」と書いた。造語というか、そのときふと思いついた言葉。いま「自分にとっての自適とは何か」を日々手探りしている自分の気持ちがそのまま出たっぽいので変に考えずそのまま書いておいた。


さて、重窓を出てふたつめのイベントへ。
SHIBUYA-AX で行われるホフディランのライブである。お茶会からホフディラン。 静から動。静逸から騒楽。古典からポップ。侘び寂びからリッチ&エッジ。このギャップが逆に趣あり。

ホフディランの小宮山雄飛くんとはツイッターを通して知り合った。その経緯はここで書いた。
で、その後何回かご飯をご一緒し、たまにツイッター上で絡み合い、みたいな感じでおつきあいが続いているのだが、昨日は、彼とワタナベイビーのふたりでホフディランを結成してから14年目に当たる記念ライブ「14年の土曜日」にお招きいただいたのである。

DVD「13年の金曜日」は一通りみたのだが、ホフディラン自体はそんなにくわしくない。曲名と曲が一致するのは4曲くらい(笑)。でもね、もうね、昨日からいきなりファン自認。いいなぁホフディラン。明るくてキュートで適度にヘンテコ。とっても笑えるし。

昨日はゲストが、ゆってぃカジヒデキ(笑)
特にゆってぃが「キョーレツゥ! ちっちゃい事は気にするな! それ!ワカチコワカチコ~♪」とネタで絡んだ名曲「遠距離恋愛は続く」が良かった。サビの途中でゆってぃの「ワカチコ」が絶妙に入るコラボレーション(笑)。カジヒデキの「コジコジ銀座」絡みも楽しかった。

しかしホフディラン、ハッピーな曲が多くていいな。
「はじまりの恋」から始まったライブは、前半の早い時間に「恋はいつも幻のように」「遠距離恋愛は続く」「欲望」なんかをやって、最高潮は「サガラミドリさん」と新曲の「マナマナ」、雄飛がこけた「スーパードライ」。二回目のアンコールで「スマイル」や「ホフディランのテーマ」をやった。って、まだこのくらいしか曲を覚えてないけど(笑)、これから覚えていこう。


シンプルでいいじゃん。ハッピーでいいじゃん。
一見ギャップがありそうなふたつのイベント。でも通底しているものは一緒かも。なんか最近考えすぎな自分をいさめてくれるような流れだった気がする。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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