モーリス・ジャール、土屋耕一。

2009年3月31日(火) 9:29:39

作曲家モーリス・ジャールが亡くなった。
「アラビアのロレンス」のテーマも良かったけど、なんといっても「ドクトル・ジバゴ」。このラーラのテーマは本当に大名曲で、「座右のシネマ」でも書いたけど、しょっちゅう心の中に流れる。

子供時代のジバゴが木を見上げ、空っ風に枯れ葉が舞うあのシーン。このシーンが大好きなボクは、枯れ葉が木にしがみついてて風に揺れるところを見かけると、パブロフの犬のように心の中にラーラのテーマが流れ出し、急いでいてもふと足を止めて見入ってしまう。これはきっと死ぬまでこうなのだろうと思う。そのくらい人生に密着した曲。ありがとう。顔も知らないしどこでどう生きたかも知らないけど。

最近では藤間紫さんとか露の五郎兵衛さんとか、早川良雄さんとか土屋耕一さんとか、いろんな方が亡くなった。
土屋耕一さんはコピーライターで、広告クリエーティブ業界では大御所中の大御所。「戻っておいで 私の時間」「君のひとみは10000ボルト。」「A面で恋をして。」「サクセス」など、コピーがヒット曲の題名になった一連のものが印象深い。他には「おれ、ゴリラ。おれ、景品。」「テレビを消した一週間。」「あ、風がかわったみたい。」「女性の美しさは、都市の一部分です。」とか、よく覚えている。

亡くなっても、心の中で(とりあえず自分が死ぬまでは)生き続けるって、素敵だね。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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