トニー賞授賞式2008をやっと見られた

2008年7月 6日(日) 8:46:41

友人が、見逃していた「トニー賞授賞式2008」を見せてくれた。ハルキさん、ありがとう。

さっそく見終わって、前にも増して「南太平洋」を見逃したことが悔やまれた。逆に「Passing Strange」や「ジプシー」は諦めがついた。
トニー賞ではノミネート作品の数分ほどのパフォーマンスが見られるのだが、「Passing Strange」はたぶん英語が不自由なボクにとって作品の意図がわからないタイプのものだった。新作だからストーリーもネットに転がってないし。「ジプシー」は名作なのでネットで予習とか出来たとは思うが、短いパフォーマンスを見た限りではそんなに魅力的に見えなかったな。それに比べて「南太平洋」はやはりロジャース&ハマースタインだけあって曲を聴いているだけでも楽しい。見れば良かった。

とはいえ圧巻はやはり「In The Heights」のパフォーマンス。
たった数分にエッセンスがギッシリ詰め込まれ、圧倒的な迫力で観客を魅了した。最優秀作品賞はこれだな、と、賞の発表前からわかっちゃうほどの旬の勢い。作品賞ノミネートの他3作品と同じ争いをしているようにはとても見えない(特に「ザナドゥ」はなんだ? 去年観たときも酷いと思ったが、やはり酷かった)。

ちなみに、作品賞にノミネートされた「クライ・ベイビー」は授賞式のすぐ後に公演打ち切りされたとか…。
作品賞はたった4作品しかノミネートされない。つまり一応2008年度トップの4作品である。なのに観客が入らないとすぐ打ち切り。シビアだなぁ。まぁ今年観たときも「んー?」って感じの印象だったんだけど、それにしてもちょっと可哀想。授賞式では、もともとの映画を作ったジョン・ウォーターズ監督が「クライ・ベイビー」のパフォーマンス紹介に出てきたのがうれしかったが、主演のふたり、好演だっただけにちょっと不憫だ。

「ライオン・キング」のパフォーマンスで始まった授賞式。
司会のウーピー・ゴールドバーグが出てきて「ライオン・キングは受賞10周年。ブロードウェイに子供たちを呼び戻してくれた!」と語る。そうか、ちゃんとそこをトニーは評価したんだ、と、うれしくなる。
彼女はその後も「オペラ座の怪人」のクリスティーヌに扮したり、「SPAMALOT」のレディ・オブ・ザ・レイクに扮したり、空飛ぶメアリー・ポピンズに扮したりと大活躍だったが、ボクには少しToo Muchだった。アメリカ人にはちょうどいい感じか。「RENT」のオリジナル・キャストが出てきたのは良かったが、初演から12年ということで、多少年月の影響を受けてしまった人がいたなぁ。イディナ・メンゼルがとても可愛かった。

あぁ満足。モリとチャットしながら観たかったけど、後追いとはいえ見られて良かった。繰り返しになるけど、ハルキさん、ありがとう。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事