アル・ゴアにノーベル平和賞

2007年10月14日(日) 17:11:44

長くボクのこのメモを読んでくださっている方は、ボクの地球温暖化問題についてのスタンスは「ニュートラルよりも多少『そうでもないんじゃないの?』派に傾いている辺り」にあることはわかっていただいているかもしれない(こんなのとかこんなの)。

地球温暖化が問題であることにはまったく異を唱えない。でもそこまで優先順位が高いとは思っていない。ロンボルグ池田清彦には共感を覚える。

また、アル・ゴアのプロパガンダ(あえてそう言うが)も否定しない。アメリカ人は一般に環境問題に無関心すぎる。多少行きすぎた警告も必要かもしれない。人為的理由で温暖化が進んでいるという危機意識を世間一般に広めた功績もあるとは思う。

でも、プロパガンダにノーベル平和賞はあんまりな気がする。プロパガンダにお墨付きを与えると、またぞろ「オフィシャルな正論ざます!」と威張る人たちが大量発生しそうで怖い。

アル・ゴアのノーベル平和賞受賞について、ロンボルグがコメントを出した。日本語訳はこちらのブログにある。
ゴアの映画「不都合な真実」に科学的な誤りが9カ所あると英高等法院が指摘したことは数日前の新聞に書かれたので読んだ方も多いかもしれない。

ま、ロンボルグも正論すぎるかもしれないが、やっぱりボクはこっちのスタンスに近いかな。

地球温暖化について懐疑的に書くとすごい勢いで怒りのメールが来たりするんだけど、とりあえず上に上げた両者の本くらい読んでからにしてくださいませ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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