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「環境危機をあおってはいけない〜地球環境のホントの実態」

amazon出る前からわりと鳴り物入りではあったが、出てすぐ読んでみて「おお!」と感嘆。4500円(たかっ!)払う価値があった。
というか、6月に「ダイオキシン〜神話の終焉」を読んで以来、情報が一方的な論説をまず疑ってかかるように癖をつけてはいるのだが、まさか環境問題までがこうもスキャンダラスな操作にさらされていたとは知らなかった。あーあ。世の中、結局自分で調べないと真実などわからないのね。いまから統計学者でも目指すかなー。
とにかく、いたずらな環境危機論を千蹴してあまりある。ブッシュやブレアが根拠の薄いデータに頼って都合のいい論&戦争を展開したように、環境問題系論者もかな〜りご都合のいいデータの使い方をしていることが一目瞭然。ちょっと驚きである。というか、ここ数年の常識(熱帯雨林激的減少とか地球温暖化とか飢餓増大とか石油枯渇とか)はほとんど「ウソ」なのだ。驚くよね?
もちろん情報ソース(各種有名団体発表の統計)を読み込むチカラはボクにはない。だから正確にどちらが正しいと言及はできない。
とはいえ、まったく同じソースから、環境問題系論者と著者が導き出した結論がここまで違ってくることにはただただ驚くばかり。統計の怖さについてはいろんな本を読んだが、環境問題よお前もか!と思わず叫ばされる。うーむ。
もちろん、環境の危機が最大限叫ばれたからこそ、ここまで人民の意識が高まったのは確か。その役割は偉大だったが、いつまでもあおっているとそこにまた違う歪みが生じるだろう。賛否両論あるのかもしれないが、必読の問題作である。
2003年08月01日(金) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:教育・環境・福祉
@satonao310