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北サンボア

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大阪府大阪市北区曽根崎2-2-14
06-6311-3654
17〜23
日祝・第2土休


バー。

サンボア・グループの中でも「祇園サンボア」と並んで特に好きな店。
サンボアは大阪・京都・東京などに10軒前後あるが、チェーン店ではなく暖簾分けの独立採算。系統としては堂島サンボア系と京都サンボア系が多いようである。元祖である神戸のサンボアは1918年創業(現在はない)。名付けは谷崎潤一郎で、ザボン(ZAMBOA)のZを反転させて「SAMBOA」としたらしい。

お初天神の東側に、再開発から奇跡的に取り残されたような趣の路地がある。
その路地に、やはりボクの好きなバー「C.C.ハウス なかしま」と並んでこの「北サンボア」はある。
創業は1930年。空襲で一度焼け、戦後1946年に復活。以来ほとんど変わらない雰囲気で営業を続けている。

基本的にスタンディング(テーブル席にはイスもあるし、カウンターもストゥールを持ってくることもできなくはないが)。昔からのスタイルだ。長居しにくいし、客もスマートに数杯飲んで帰っていく。バーとは本来そういうものだろう。

家族で営業しているバーで、そのアットホームな空気の中に常連のおっちゃんたちが気持ちよく溶けこみ、まだ若いボクはある種の憧れとともにその「風景」を眺めていたものである。あぁいう風に年を取れたらなぁ、と。

店に入ると、懐かしい小学校の板張りの教室の匂い。
ニスというかワックスというか油というかの匂いだ(昭和30年代生まれ以前の方しか共有できない匂いなのかもしれない)。
その香りと、美しくも古い調度品の磨き込まれた輝き、そして真鍮のバーの黄金の燦めきに、「いい店だなぁ」と嘆息してしまうだろう。

とにかく外観も店内も「古き良き昭和のバー」の雰囲気で溢れている店なのだが、ドリンクもその例に漏れない。ここはサントリーの角で作るハイボール・ダブルが名物(というか、「サンボア」グループ全体の名物でもあるが)。氷を入れずに作るそれはピシッと焦点が来ていて実にうまい。ハイボールとともに「サンボア」に流れる濃密な時間もいっしょに飲んでいるのでまずいわけがない。

17時オープンなので、食事に行く前に軽くハイボール、という使い方が一番スマートかも。
ちなみにノー・チャージです(素晴らしい)

ちなみに、大阪で一番古いのは「堂島サンボア」らしい。「北新地サンボア」の支店が東京の「銀座サンボア」。
梅田食堂街の2階にも「梅田サンボア」があるが、ここはどちらかというと終電前に一杯という雰囲気。ここはそのこぢんまりした狭さが好きである。


95年1月初訪問。再訪多数。


北サンボア
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2007年01月03日(水) 11:01:03・リンク用URL

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