しつこくNY出張(22)日本だけが世界ではないことを理解してくれたかな

2004年3月24日(水) 6:03:52

優子と響子、日本へ帰る。
今回は仕事の予定が当日でも二転三転して、レストランの予約もほとんど出来なかった。仕事が何時に始まり何時に終わるのか数時間前にならないと見えなかったから。そういう意味ではパーフェクト接待できなかったなぁ(接待だったのか)。せっかくこんなにいっぱいNYのレストランを知っているのに…。だけど2ヶ月先まで予約でいっぱいな「ピーター・ルーガー」が奇跡的に当日取れたり、響子がお気に入りのブレックファスト屋さんを見つけたり、ソーロンタンやタパスやイタリアンを堪能できたり、まぁそこそこだったかも。

日本だけが世界ではない。当たり前のことだが、日本で長く幼年期を過ごすとそのことが実感として理解できないと思う。外にこんなに広くて豊かな世界が広がっていることを9歳児はちゃんと理解できただろうか。これからも刺激しつづけなければ。

昼飯は、これまたメールでタレコミがあった「Curry in a Hurry」へひとりで。とてもうまい。パキスタン人街で長く経営しているだけのことはある。こういうカレーを食べるとなんだか元気が出るな。

しつこくNY出張(21)NYを肌で感じてくれただろうか

2004年3月23日(火) 21:35:09

昨日は仕事の合間に自然史博物館につきあった。ここはボクの大好きな場所でもある。響子も優子も大変喜び、実に堪能した模様。よかったよかった。夜は映画「ディナーラッシュ」のモデルの店で。もっといい店にしたかったが、夜になると娘が眠くて仕方なくなってしまうので、気楽な店に。でもおいしかった。

昨日はあまりに寒かったので(最高気温が2℃。風強し)、予定していた自由の女神船上見学やエンパイア登頂も中止。そんなことしたら死ぬ。あんな名所見学よりもNYを肌で感じる方が大事だ。今回とにかく街を歩かせた。地下鉄もいっぱい乗せたし店もいっぱい行った。「いろんな人種がいろんな生き場所を見つけていろんな生き方をしている」ということを肌で理解してくれることが今回の目的なのだ。それはそこそこ達成できたかなぁ…。

いまから今回の響子の思い出の店(毎朝のように朝ご飯を食べに行ったデリ。しかもレジの優しいおねえさんとの短い会話が彼女の初英会話。いい思い出をもったようだ)GIGI CAFEに行って、ゆっくりベーグルとか食べてから、妻子は空港に行く。ボクは仕事があるのであと3日ほど残る。5日という短い間だったが、娘はNYが大好きになったようで帰りたくなくて仕方がないらしい。それも良かった。ボクの仕事が山場だったので、あまり相手は出来なかったが、それでも濃密な家族の時間を持てて満足。では、GIGI CAFEへ。

しつこくNY出張(20)父の仕事姿を見せようと画策したのに

2004年3月22日(月) 15:11:09

娘にブロードウェイくらい見せておきたいと、「ライオンキング」のチケットを二枚押さえた(優子と響子分。ボクは以前見たし仕事があるので行かず)。響子は「最後は感動して涙出そうになった」と言っていた。初ブロードウェイは成功。これがどう彼女の将来に影響を及ぼすか…。

仕事がちょうど空いたので観劇後に待ち合わせてタイムズスクエアのトイザラス(驚異的な内容の店だね)やGAP KIDS、ミッドタウンなどを連れ歩き、ちょっとだけ編集室なども見学させた。父は日々こういうところでこういう風に仕事をしているのだよ(遊んでいるように見えるかもしれないけど遊んではいないのだよ)、と娘にプレゼンするつもりだったが、ソファに座った途端に爆睡しやがる。がっくし。

仕事はその後深夜まで続きボクも爆睡寸前。疲れがたまっているなぁ。夜メシは出前のスシとメキシカン。メキシカンといっしょに食べてると、スシという食べ物も意外とジャンクな感じがしてくるから不思議。まぁもともと屋台のファストフードだしな。

しつこくNY出張(19)仕事は希望が見えてきた

2004年3月21日(日) 12:52:44

ほんの数十分だけデモに参加。とても熱く連帯感のあるいいウォークだった。NYの反戦デモ参加はちょっとレアな体験かも。

仕事で出たり入ったりしているうちに、NYに来て初めて夜飯を食いっぱぐれた。家族といっしょに食べるタイミングも失い、腹を空かしたまま帰ホテル。まぁたまには胃腸を休めるのもいいか。

いかりや長介の死亡ニュースはここNYでも驚きを持って迎えられている(仕事仲間や家族の間だけだけど)。ニュースを知った人がみな一瞬「えっ」と絶句したことをもってして改めて我々の心の中に占めていた彼の独自なる位置を知った。

しつこくNY出張(18)開戦1年の大規模な反戦デモ

2004年3月21日(日) 2:22:16

仕事場はマジソン・アベニュー沿いなのだが、いまその前がエライことになっている。開戦1年の大規模な反戦デモがマジソンアベニューを交通遮断して行われているのだ。間近で見る本場のデモ(あは)。それぞれの格好やプラカード、練り歩き方も趣向が凝らしてあって見ていて楽しい。というか、マジで参加したい(笑)

何万人が参加してるのかなぁ。仕事が一段落したあともまだやってたら、(いまは別行動している)優子や響子と一緒に歩いてみようかな。911があったマンハッタンでの開戦1年目の反戦デモって、そりゃー他の場所でのデモより参加しがいあるもんね。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。