First of May

2005年5月 2日(月) 9:09:29

昨日は夕方からビックカメラに行き大買い物。5/3に着く。むふふ。その後、例のスラムダンク・イベントのテレビ放映があるので、その編集チェックに五反田のスタジオまで。ダイエット競争に負けてバツゲーム禁酒中の井上雄彦さんも来る。画面の中の井上さんより全然痩せてるのにねぇ。禁酒がとけた5月末にぜひ飲みましょう。

暑くもなく寒くもない5月の極楽陽気の中をそぞろ歩いていたら、iPodからBeeGeesの「First of May」が流れてきた。♪but you and I, our love will never die. Guess who cried come First of May. こういう瞬間をシアワセと呼ばずして。

今日の夜から妻子は関西へ。ボクは犬とお留守番&原稿書きシコシコ。とはいえ今晩は新国立に「眠り」を観にいくけど。この連休はバレエを3本観る。バレヲタ仲間が籠もりがちなボクを引っ張り出してくれる。半分「原稿が間に合わない!」と思いつつ、半分気分転換でうれしい。

荒川修作

2005年5月 1日(日) 8:46:02

原稿書きがうまく進まず憂鬱。まだ打席でのスタンスがきっちり決まっていないのにバットを振り始めてしまった感じで、リズムや語尾が微妙に気持ち悪い。タイムを取って一度打席を離れ、スタンスを決め直した方が早いかもなぁ。焦り先行。

荒川修作の「課外授業 ようこそ先輩」を見る。いろんな発言が去年聞いた講演や本「建築する身体」などと結びつき、「あ!」と晴れ間が見える。そうか荒川さんはこういうことを言っていたのか! こういう建築をしていたのか。やっとわかった。にぶいオレ。いつもにも増して子供たちの表情がいい。あぁ子供には直感でわかるんだな。

それにしても面白い。彼の名言「人間は死なないんだ」も少しニュアンスが変わって聞こえてきた。
彼は「ヒトは形あるものに名前をつけたが、目や手から出た力みたいなものに名前をつけず、認めない。形あるものしか認めないから死ぬんだ。身体がなくなったと同時に死ぬんだ。でも身体がなくなっても人間は死なないんだ。それがおまえらバカは誰もわからない」みたいなことを講演会で言っていた。今日、それが様々に結びついて実感として理解できたよ。ありがとう。

ギエム様〜!

2005年4月30日(土) 8:56:25

現在バレエ界の頂点に立つと言われるバレリーナ、シルヴィ・ギエムの公演を夫婦で観てきた。「愛の物語」のAプロで「真夏の夜の夢」と「マルグリットとアルマン」。2階の1列目ど真ん中。カジワラさんありがとう。

前座っぽく東京バレエ団が「真夏の夜の夢」を初演したのだが、前から見たかった斎藤友佳理がタイターニアをやったのでとても得した気分。彼女が書いた本「ユカリューシャ」はボクがバレエを知るきっかけのひとつだし。東京バレエ団自体にはそんなに期待してなかったが、セットもきれいだし踊りも思ったよりずっとよく「へ〜」と感心。でもそれも「マルグリットとアルマン」でギエムが出てくるまでのこと…。
初めて観たギエムは……皆が「ギエム様!」と遠い目をする意味がやっとわかった。ギエム様様やわ。彼女がすくっと立っているだけで舞台が異空間になる。ちょっと手足を動かしただけで別物ということがわかる。物語バレエだったので超絶技巧は出なかったが、もう充分お腹いっぱい。たった30分弱しか踊らなかったのに、はは〜とひれ伏す感じ。

オトコ的に言うと、ギエム様はちょっと強すぎて入り込む余地がなく、アナニアシビリの方が弱さと可憐さがあって好きである。でも、あの存在感と強さ、表現力、到達している技術の高さなど、すべてにおいてエベレスト。はぁ…美しいものを見せていただいた、と優子と首振りながら帰ってきた。優子に至っては夜に知恵熱発生。38度5分まで上がる。ギエム様おそるべし。

紋切り型は言えない

2005年4月29日(金) 20:21:47

昨晩、電話で教えてくれた方ひとり。メールで教えてくれた方3人。ボクが大阪でトップだと思っている居酒屋「ながほり」の大将、中村さんの奥様があの脱線事故で亡くなったそうだ。お店には出ていらっしゃらなかったので直接には知らないが、とても身近に感じる。中村さん、お葬式には伺えませんが、ご愁傷様です。他に言いようがありません。

ここ数日のボクの書き方を「冷たい」と思われる方がいるようだけど、阪神大震災を体験しているせいか、いつ死んでもいいように日々覚悟しているせいか、わりと冷静に受け止めるタイプなんです。というか、犠牲者や遺族の方々の気持ちを中途半端にわかったふりしたくない。想像はするしわが身にも置き換えるけど、その程度の気持ちで「ご冥福をお祈りします」なんて紋切り型、スラスラ言えない。書けない。ボクが出来ることは、ボクはボクなりに日々充実して生きることしかない。とか思います。

昨晩は久しぶりに鮨「しみづ」。アジに生姜とか乗せるのはいかがなものか、ということで清水さんと話が合う(合わせてくれただけかもしれないけど)。「しみづ」は数年前の男っぽい握りからどんどん華やかな色気がある方向に成長してきている気がする。とても良い。

いつもに増して酷い

2005年4月28日(木) 9:03:39

マスコミ報道陣はホリエモン・ショック以来初めての大事故に「プロの報道と取材力を教えてやる!」「ネットやパブリック・ジャーナリストとの違いを見せてやる!」と相当意気込んだ模様。だっていつもに増して酷いもの。知りたいのにニュースを消す、ということがたびたび。扇情的にすることが報道と思い込んでしまった体質は根深い。

昨晩は桜新町の鮨「喜よし」。親父さん、こんなに明るかったっけ? もっと物静かだった印象があるけどなぁ。昔食べたときより肉厚な男鮨な感じ。ヅケ、コハダ、アジ、ガリコハダ巻き、カンピョウが印象に残っている。打ち合わせを兼ねつつだったが、話はいろいろ飛びまくり。

昨日は携帯を家に忘れて大変だった。スケジュールも携帯で管理しているし。携帯依存体質ではないと思ってはいるが、仕事においては圧倒的に不便。つか仕事にならん。そのうえ、いまや携帯がないと大災害時や事故が起こったときに家族への連絡などにも困る。災害緊急時用として必需品になってきた(パケット通信ならつながるから)。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。