ギエム様〜!
2005年4月30日(土) 8:56:25
現在バレエ界の頂点に立つと言われるバレリーナ、シルヴィ・ギエムの公演を夫婦で観てきた。「愛の物語」のAプロで「真夏の夜の夢」と「マルグリットとアルマン」。2階の1列目ど真ん中。カジワラさんありがとう。
前座っぽく東京バレエ団が「真夏の夜の夢」を初演したのだが、前から見たかった斎藤友佳理がタイターニアをやったのでとても得した気分。彼女が書いた本「ユカリューシャ」はボクがバレエを知るきっかけのひとつだし。東京バレエ団自体にはそんなに期待してなかったが、セットもきれいだし踊りも思ったよりずっとよく「へ〜」と感心。でもそれも「マルグリットとアルマン」でギエムが出てくるまでのこと…。
初めて観たギエムは……皆が「ギエム様!」と遠い目をする意味がやっとわかった。ギエム様様やわ。彼女がすくっと立っているだけで舞台が異空間になる。ちょっと手足を動かしただけで別物ということがわかる。物語バレエだったので超絶技巧は出なかったが、もう充分お腹いっぱい。たった30分弱しか踊らなかったのに、はは〜とひれ伏す感じ。
オトコ的に言うと、ギエム様はちょっと強すぎて入り込む余地がなく、アナニアシビリの方が弱さと可憐さがあって好きである。でも、あの存在感と強さ、表現力、到達している技術の高さなど、すべてにおいてエベレスト。はぁ…美しいものを見せていただいた、と優子と首振りながら帰ってきた。優子に至っては夜に知恵熱発生。38度5分まで上がる。ギエム様おそるべし。
