懺悔と祝福

2005年6月20日(月) 20:33:42

くわしく書くと嫌われるのでほんの少しだけ。
地の野菜たち、葛豆腐、三陸のアワビ(固いのにとろける)、郡上の天然アユ(アユにはうるさいボクだが、本当に絶品だった)、穴子天、青梅シロップ、冷凍柿のデザート。クリュグ1990、○○のシャブリ、DRCのエシェゾー2000(一度目の開花)、ペトリュス1999(やっぱり早い)……。
帰ってからすべてを妻に告白。真摯な懺悔が幸いして静かなる祝福を得る。ただし忘れた頃に反撃&呪詛を受ける可能性アリ。注意のこと。

ところで、ちょっと必要があってまた英語を猛勉強しはじめている。いったい何度目か。ただ、今回は始める前に相当「攻略法」を考えた。「ドラゴン桜」の影響らしい(笑)。自分に合った最短距離を突っ走るぞ。考えたらかなり非効率的なことを繰り返していた気がする。目標は4ヶ月後のカンファレンス。

トニー賞授賞式

2005年6月19日(日) 3:40:12

BS2でトニー賞授賞式ノーカット版を観る。まぁ毎回思うことだが彼我の差に愕然&暗然。ショーの演出力と出演者の層の厚さと。日本だったら出演者いじり芸人が司会とかやるのだろうな…。この分野で勝負しても日本は絶対勝てないので、オタクやマンガやゲーム方面のリードを広げていくしかないのかも。勝負しに行っている宮本亜門氏とかに敬意を表しつつ。
個人的には「ヘアスプレイ」の母親役でトニー賞を取ったハーヴェイ・フィアスタインが存在感たっぷりのプレゼンターで出てきたのがうれしかった。圧倒的。人間の存在感ってどこで違ってくるのだろうな。毀誉褒貶に晒され、自分は自分という境地に辿り着いたあげくの自信の大きさ、みたいなもので違ってくるのかも。

などと考えつつ、ワインをがぶ飲みして、酔ってフローリングで床寝し、起こされてベッドに移って熟睡して、ふと目覚めたら午前2時。目が覚めてしまったら無理に寝ようとはせず起きることにしているので、起きてきて企画や原稿書きなど。

4時前後のこの静寂が好き。怜悧な空気も、好き。

逆効果

2005年6月18日(土) 7:03:43

優子が銀座方面に用事があったので、待ち合わせて一緒にランチ。
前から「しみづ」に連れて行けと言われていたので、一緒に行くことにする。サイトで多くのおいしい店を書いている分いろいろ彼女にも還元しないとね。家庭不和の遠因になるし。とはいえ彼女も忙しく(チーズ講師とかやっているので)なかなか予定が合わなかったのである。

「おいしい鮨ってこうなのね」「ワタシ、脂の強い魚が不得意だけど、ここなら全然胃にもたれない」「酢飯とタネのバランスが少しわかった気がする」など、とても好評。そりゃうまいもん。
ただし食べるにしたがってだんだん不機嫌になってきて「いつもこういうの食べてるわけね…」と静かにジャブを打ってきた。そしていきなり「毎晩おいしい店に行き過ぎよ」とコーナーに追い詰められる。親方が気を遣って「佐藤さん、週に何回くらい外食するんですか? え、3回程度? じゃあ4日は家? 意外と多いですね。立派ですよ」とかフォローしてくれる(笑)。でもその気遣いも空振りし、「あの店もあの店も連れて行ってくれてない」とストレートを繰り出され、最後には「ワタシ、今年フランスにチーズの勉強に行っていいかしら?」と思わぬ方向からとどめのフック。せっかく連れてきたのにめった打ちかよ!(泣) まったくの逆効果でござい。

舌の上で再現

2005年6月17日(金) 8:10:13

今日は本当は「簡易人間ドック」だったのだが、昨晩急にとてもお偉い方に呼び出され(とても断れない雲の上レベル)、飲まざるを得なくなり、絶飲絶食できなかったので断念。あぁこれで2回もキャンセルしてしまった。きっちり採便もしたのになぁ(汚)。でも昨晩の店のキンキの煮付けが絶品だったからいいや。なるほど完成度高い煮付けとはこうなるのか、と納得しちゃう味。あぁうまかった。何度も舌の上で再現して楽しんでいる。久しぶりに「これでどうだ!」という気迫を感じる料理をいただいた。

あ、ちなみにボクは、夜に食べたおいしい店のおいしい料理を、翌朝舌の上で再現するという作業をとてもよくやる。一晩寝てからゆっくり思い出して再構成する。そうすると食の記憶がきちんと積み重なって「食スキル」が上がる(気がする)ので、ご興味のある向きは一度お試しあれ。つか、スキルとか言うより楽しいよ。二度おいしい。

野茂、日米通算200勝。
彼は相当図太い性格なのに、なぜか「含羞」という美しい言葉が似合う。というか、真の含羞とは実力や実績を伴うもの。それを彼ほど感じさせてくれる人はいない。遠いなぁ…。

紫陽花とカタツムリ

2005年6月16日(木) 7:28:30

街角で見かけると思わず微笑んでしまうくらい好きな花、紫陽花。犬と散歩していると様々な紫陽花が見られるこの時期はとても好きである。このごろ凝った種類を植える方も多く、実に楽しい。そして、子供の頃の習慣で、紫陽花を見るとカタツムリを自然と探してしまうのだが、これはなかなか叶わない。これだけ紫陽花は多いのにカタツムリはまるで見かけない。あんなにいっぱいいたのにな。ちょっと寂しい。

昨晩、深夜に疲れて帰ったら家が真っ暗だった。何かあったか、と、まず犯罪系を心配。でも鍵を開けたらいつもと同じように犬が飛びついてきたので安堵。そうなると次に湧き起こるのは不安。何か奥さんを怒らせるようなことしたっけオレ。ん〜…(最近の生活や会話をスキャン中)…何もない。大丈夫。最後にふつふつと怒り。あのさ、家が真っ暗だと帰宅を拒否されている気分になるわけよ。やめてくれないかな。
で、機嫌が悪いまま寝て、今朝聞き出した真相は……優子は体調悪く早く就寝し、娘は普段から節電や節水に関心が強いので寝るときに家中の電気を消した、という、なんつうか怒れない結末。ううむ。怒りの持って行きどころがないってストレスたまるぞ。つか、キミは偉い。偉いよ。でもね、これからはね、玄関灯かリビングの小さな電気くらいつけておいてください。お願いしますデス。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。