與兵衛さんでの会話

2005年7月 5日(火) 6:23:33

「このごろ鮨屋はどこも赤酢を使うんですよ。流行ですかね。酢飯が赤い。でも與兵衛さんのはずっと白いですよね」

「(にっこり笑って)赤酢ねぇ。どうなんですかねぇ。一度使ってみたんですよ。(奥から酢を持ってきて)こういう赤酢とかね。いいお酢なんですけどね。飲んでみます?(おちょこに赤酢注いで。奥からもう一つ赤酢を持ってきてそれも注いで)結局こっちの色の薄い方の赤酢使って握ってみたんですけど、これ使って握るとうちの鮨じゃなくなっちゃうんですよ。なんか焦点がぼやけちゃう。さっき、まこがれいに一味使ってネギを挟んで握ったじゃないですか。で、このネギをわさびにすると少しぼやけちゃうって言ったでしょ。それと同じような感じなんですよねぇ。どうしてもね、イメージした味にならない」

「それと、赤酢って、なんか米のパラケというか、口の中でのほどけが早くない?」

あぁ読みたいっ!

2005年7月 4日(月) 17:30:26

今年は本をいっぱい書く予定なので、実は読書をセーブしていた。他の人が書いた本を読むと影響されたり自信なくしたり時間もなくなったりするので、原稿書きが重なるときは避けているのである。ちょうど「おもしろ本」もリニューアル前で書いてないし、堂々と読書をさぼれるなぁみたいな思いもあり。
でも、昨日娘と一緒にひっさしぶりに本屋に行って、しばし呆然。あぁ読みたい本ばっかりだ。本屋ってなんて天国なんだろう。あれも読みたいこれも読みたいあぁ読みたい。出版予定も少しペースを落とすことにしたし、もういいや。読む。あ、原稿も書くけど、読む。考えたら月間10冊ペースを守っていたときの方がいろいろ書けていたのである。せこい調整などしないで、読書も原稿書きもその他いろいろも(もちろん仕事も)やっぱやろっと。

昨晩、大島保克さんの「トップランナー」、とても良かったね。「イラヨイ月夜浜」や「赤ゆら」の定番もちゃんとやってくれたし、語りもとても良かった。あぁまたお会いしたいので、今度上京されたらご連絡ください(私信)。

数年後、選挙も変わるかな

2005年7月 3日(日) 9:47:53

朝7時すぎに夫婦&犬で東京都議会議員選挙へ。
ブログが一般普及して初めての大型選挙だが、ブログやネットを効果的に利用した候補者は特に見当たらず(ブログを書いてる人はもちろんいるけど、そこ止まり)。衆院参院選挙レベルにならないとわからないけど、日本社会においてネットで政治の流れが起こるのか、疑問な部分も大いにある。アメリカや韓国の先例ほど盛り上がらない気がする。ただ、ネットを使える団塊の世代が数年後一気に引退して暇を持て余したら少し状況が変わるかも。イヤあの世代は結局ダメでしょうと言う人もいるけど、競争ばかりしてきた世代ゆえ、暇は必ず持て余す。反体制の血が再び騒ぐ可能性もあるし。

夜7時からはNHK教育TV「トップランナー」。今晩は島唄唄いの大島保克氏が出る。ライブを二度見て、ご飯を一度ご一緒したことあるけど、素晴らしい唄声とお人柄。ぜひご覧くだされ。

早起きの技

2005年7月 2日(土) 20:14:39

早起きの技を伝授して!ってメールをいただいたのだけど、敢えて技というなら「自然覚醒」っすかね。目覚まし時計はここ10年ほど使ったことがありません(旅行を除く)。
不思議だけど、目覚まし使わないと「起きるべき時間」の前に必ず目が覚めますね。寝る前に「明日は5時半には起きてアレやろう」とか思って寝ると、だいたい4時半〜5時半の間に目が覚めます。誤差1時間内。たぶん睡眠の周期(1時間半?)の良いタイミングをカラダが自然に選んでくれているので、わりとスッキリ目が覚めます。眠くない。
あと「目が覚めたときが起きるとき」と考えるのも有効。ワタシって6時間は寝ないと1日ダメ、とかいう意味のない先入観を完全に捨て去ると楽になります。あ、それと朝メシ後の二度寝も超有効。15分とか20分寝るだけで相当スッキリ。

そういう意味では昼寝も超有効かな。
どうしても眠いとき、ボクは堂々とデスクで20分ほど昼寝します(笑)。だってその方が後で能率上がるんだもん。昼寝は大事だよなぁ。特に企画部門。夕方の能率が断然違ってくる。んでもって夜が長そうなとき(深夜残業とか)、18時とか19時に20〜30分ほど夕寝するのも効きますね。

こうやって意識して考えると、短いサイクルの睡眠をわりと取っているかもしんない。超有効だとは思うけど、周りからは怠け者と見られちゃってるかもと少し不安になってきた(笑)。

あらゆる成功体験は成長ストップの温床でもある

2005年7月 1日(金) 5:08:22

7月になると「まだ6月なのにこんなに暑い!」とか、この理不尽な暑さに対する愚痴の持って行きどころがなくなるので困る。だって正真正銘の夏だもん。いまから3ヶ月弱、亜熱帯東京での我慢の日々が続く。あぁ毎年毎年夏への嫌悪度が高くなる。

7/1は社の式典みたいのがある日であり、今年は勤続20周年とかでその式典に出席させられる。丸20年。つまり入社21年目ということだ。あぁ新入社員のころとかすげーーオッサンに見えたよな〜。丸20年も会社にいると、馴れも飽きもあるけれどじゃあ自信がついたかというとそうでもなく、いまだにあのころみたいにドキドキ緊張しながらやっていたりする。あのころ堂々として見えたオッサンたちも実はそうだったのだなとやっと知る。

特にボクの部署は成功体験が効かないからタチが悪い。今日成功したことは明日には古くなっている部署。毎回真新しいこと考えないといけないのでドキドキ緊張が絶えない。若いうちなら楽しいけど、40代も中盤になって「過去の成功体験の上にアグラをかけない」のはなかなかたまらん。ま、「あらゆる成功体験は成長ストップの温床」でもあるのでありがたくもあるのだけれども。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。