大沖縄展と古月新宿店

2006年7月30日(日) 13:07:27

先週の平日の夕方遅め、なんとか時間を作って伊勢丹に行けた。大沖縄展。
山本彩香さんに会うときはいつもなにか奇跡的なことが起こるのだが(前回はホテルの朝食でNYで会った友達と偶然隣あった)、今回もビックリがひとつ。伊勢丹前を歩いていたら、NY在住の仕事仲間にバッタリ出会ったのであった。ボクが新宿のこの辺に出てくるのもレアなら、彼が来日するのもレア。同じ時間にこんなとこ歩いてるなんてもっとレア。うひゃあ!

しばらく話したあと固く握手して別れたが、メールやネットでなんだか世界が狭く感じられるこの頃、昔ほどの重みはないかも。軽く「またね〜」って感じで別れる。だっていつでもメールのやりとり出来るし。やろうと思えばビデオチャットでも顔見れるし。一期一会感がなんだか減ってきたなぁ。いいことなのか、悪いことなのか。

で、6階に上がって彩香さんの売り場へ。
前回お会いしたときより元気そう。営業を週4日にしたのがいい意味で効いているのかな(2006年6月から月木金土の週4日営業になったので、行かれる方は注意)。営業再開で何かが吹っ切れたのだろう。70歳超にはとても思えない顔艶である。
夜ご飯をご一緒することにしていたが、それまでちょっと時間があったので、ひとりで「きしもと食堂」ですば食べたり、その辺で試食を繰り返していたら「もう行きましょう!」と彩香さん。あらら、お腹がいい感じに一杯なんですけど…とか思いつつ、伊藤さんに勧めてもらった「古月 新宿店」へ友人の作家さんも含めて4人で向かう。伊勢丹から近くていいな。それにしても彩香さん、一日売り場で接客したあとなのに、リュックを背負って颯爽と歩くではないか。まったく若くて参る(笑)

テレビCM崩壊

2006年7月29日(土) 9:03:44

2004年末くらいから講演に呼ばれることが増えた(決して自分の力ではなく、たまたまそういう部署にいるから、だけど)。
そこでは事例をいろいろ示しつつだいたいこんなことを話す。

「ここ数年、消費者がガラリと変わった。情報洪水、成熟市場、ブロードバンドの普及などにより、情報の受け手であった消費者が送り手にも変わり、メディアの選択の仕方も激変した。彼ら自身すでにメディアであり、広告で説得すべき対象から一緒にブランドを作り上げる仲間にとっくに変わってきている。消費者がこのように変わったのだから、彼らに伝える広告の手法もトラディショナルなものから脱皮しなければいけない。テレビCM的なプッシュ型から、よりコンテンツ化したプル型へ。CGMを介した新しい伝達手段へ。代表的な例として、メディア・ニュートラル、ブランデッド・エンタテインメント、BUZZ(バイラル)などがある。いずれも、賢くなった消費者に見透かされぬよう細心の注意を払って取り組むべき手法である。そして、今後の主流はたぶん……云々」

この「テレビCM崩壊」という本は去年、NYでの「Branded Entertainment Summit」に参加したときに講演を聞いてとても面白かったJoseph Jaffe氏の本。その時一緒に講演を聞いていた織田浩一氏が「この本、訳して出そうと思ってるんですよ」と言っていたのをよく覚えている。とうとう出版、ということで予約し、出てすぐ読了。

守備力アップ

2006年7月28日(金) 12:02:25

かねてより「もし強盗や変質者が家に押し入ってきたら、家長としていかに闘うべきか」という壮大な脳内シミュレーションをしているワタクシではあるが、「うちには武器がない」という致命的な事実があり、「イスを持って相手を近づけないように脅しつつ台所まで走っていって包丁を手に取る」とか「手近な物をぶん投げて脅しつつ家族を呼んでドアを閉め、閉じこもって110番する」とか「でかいバランスボールを胸に相手を壁際に追いつめるのも意外とイケルかも」とか、不毛な想像に終始していた。勝てねぇよそれじゃあ。ま、早いとこ木刀でも買っとけ、っちゅう話なのだが、この度めでたくとっても強そうな武器を手に入れたのである。

岩田さんがお土産としてロシアから持ってきてくれたコレである(←クリックすると写真が見れます)。
こえ〜。なんだかドラクエに出てきそうである(笑)。ボガティリというロシア独特の武器らしい。本来は鉄でできているものらしいが、これは木で出来ている。そこそこ重く、丈夫である。これでぶったら頭蓋骨に穴あけるくらいは出来そうだ。ヒゲの大男がこれを振りかざせば相当怖いに違いない。よしよし。

ということで、佐藤家の守備力は15くらいアップした。備えあればヨーロレイヒ。ボガティリひとつでずいぶん能力アップしたように感じられる今日このごろ。

燃える人さし指

2006年7月27日(木) 9:13:14

昨晩は岩田守弘さんの実家にお呼ばれ。一緒に来日してる奥さん(オリガさん)のロシア家庭料理をいただいた。オリガさんの手料理はモスクワも含めると4回目かな。ロシアの食材をわざわざ持ってきて料理してくれるという本格ぶり。味もそうだが色が違うの。ボルシチとか金赤だし。マジで毎回びっくりするほどうまい。

食後、今日のメインイベントである70度のお酒「PASSOVER SLIVOVITZ」の一気飲み。
パッソーヴァ・スリヴォヴィッツ。プラム・ブランデーともプラム・ウォトカとも言われるスリヴォヴィッツァの中でも最高クラスの度数を誇る。樽熟の甘い香り。これを一緒に飲みたいとロシアからわざわざ持参してくれたのだった。

「このお酒はね、ポーランドのお酒なんですけどね、飲み方があるんですよ」と岩田さん。

岩田さんと「眞由膳」

2006年7月26日(水) 8:43:55

世界トップのボリショイ・バレエ団で第一ソリストをやっている岩田守弘さん。ボリショイにおける唯一の日本人ダンサー。野球でいったら野茂かイチローかというくらいすごい人なのに日本では全く無名。数年前に彼と知りあって以来、なによりも彼の人柄の良さに惹かれ、個人的に彼のマネージャーというか応援団東京支部長(本部は岡山:岡山に彼の最大の理解者がいる)を買って出ているのだが、昨晩は短期来日中の彼と、彼をTV番組とつなげてくれた人と西麻布「眞由膳」で会食。

今回、彼が出演する番組は関西ローカルの「セカイノ・ドコカ・デ」。
読売テレビで日曜の夜9時54分〜10時まで。「行列ができる法律相談所」のあとの6分である。8月6日(日)から数週にわたってオンエアされるらしい。ロシアでの彼の日常をロケで撮ったもので、改築中のボリショイ劇場にも潜入しているらしい。関西の方はぜひ見て下さいね。

「眞由膳」は二回目。前回ご飯まで行き着けなかったので、今回は〆の鮎ご飯までしっかり食べた。味噌汁のリクエストがきくので、昨晩は熟考の末「なすとミョウガの赤出し、ちょっと濃いめ」をオーダー。嗚呼大好きです茄子茗荷。じゃがいもとタマネギという組み合わせも好き。シンプルにシジミも好きだけど。どちらにしても濃いめの赤出しが好み。口の中を濃いめの赤出しの匂いでぷんぷんさせて歩く帰り道も好き(笑)。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。