バブルへGO!

2007年3月 5日(月) 17:33:50

先日、題名の秀逸さに惹かれて映画「バブルへGO!」を観てきた。「タイムマシンはドラム式」っていう副題もいいしなぁ。なんといってもホイチョイだし。

んー、なんつうか、いい意味でゆるい映画だった。
いや、ボクみたいな「ホイチョイ好き」にとっては「いい意味」だけど、そうでない人にとっては「悪い意味」かも。着眼点はいいのだけど、演出がゆるすぎる(いや、脚本かな)。テンポも悪すぎる。「私をスキーに連れてって」に通じるゆるさなので、ホイチョイ好きはなんとなく好意的になっちゃうんだけど、ジェットコースターみたいな映画が多い今現在ではやっぱちょっと厳しいかも…。

1990年。ボクは入社5年目。「あぁあったよなぁ〜」と唸らせる懐かしい風景がいっぱい出て来て、そこはそれなりに凝ってくれているのだけど、小技ももっともっと入れて欲しかったし、懐かしグッズもまだまだ足りないし、テンポは数倍あげて欲しかったし、全体的に不完全燃焼だったかも。惜しいなぁ。何十倍も面白くなると思うんだけどなぁ。

半袖で天を仰ぐ

2007年3月 4日(日) 17:46:36

昨日は池田晶子ショックでふて寝。こういう感覚は久しぶり。須賀敦子とか向田邦子とか高野悦子の時に近い感じ。彼女が生きていることを理由に「存在」に目をそらして生きていたかも、とちょっと思った。ボクが考えなくても池田晶子が日本のどこかで考えていると思えばなんとなく許されるような、そんな不思議な勝手感覚がどこかにあった。全然違うのはわかってるけど。でも。

娘の響子が「池田晶子さんのことは残念だけど仕方ないよ」と寝室に慰めにきてくれたりして(笑)、ズルズルと夜に起き出し、家族で映画「サマータイムマシンブルース」をDVD鑑賞。
公開時から評判が良く、「これは観なくては」と思っていながら見逃していた映画。こんな落ち込んだ日にはちょうどいいかも。娘的には「のだめ(上野樹里)と峰(瑛太)が出る」というのがツボ。
上野樹里が出る映画は面白いのが多いのだが、ちょっと前に観た映画「笑う大天使(ミカエル)」で大ハズシしたので同じ感じだったらヤだなぁと不安げに観た。冒頭が「笑う大天使」ちっくな不思議感覚だったので「ヤバッ」と家族で顔を見合わせる。でも中盤からどんどん盛り上がっていき、終わったら「面白かった〜」と大好評。とてもいい青春映画に仕上がっているなぁ。好きかも。

で、今日。
さすがに池田晶子ショックからは立ち直り、あまりに暖かい日だったので、半袖Tシャツ1枚で外出。
でもまぁ考えたらまだ3月頭。小学生とかに半袖クンもいたけど、さすがに大人では皆無。図らずも街で注目の的(笑)。車の中から指とかさされたし。すげーイチビリに思われたかも。

池田晶子死去

2007年3月 3日(土) 8:55:12

死んで去る。か。
まいったな。ちょっと取り乱し気味。2月23日。46歳。腎臓ガン。

池田晶子の著作を初めて読んだのは、たぶん1992年。「事象そのものへ!」であったと思う。会社のとある上司に「読め」と紹介されたのだ。ちなみにその時もう一冊紹介されたのが池田清彦の「昆虫のパンセ」だったから、相当ハイブロウな上司である(中村さんだった。下の名前が思い出せない…)。

で、その後「メタフィジカ!」「帰ってきたソクラテス」あたりを読んで、それ以降ボクの中ではお馴染みさんになった。1996年以降に読んだのはこんな感じ。最近3年間に読んだ本はまだ感想を書いていないが。

ゴードンのティンキャップ

2007年3月 2日(金) 9:00:22

去年やった講演でお知り合いになったクライアントとのご飯のあと、ひとりで「テンダリー」へ。久しぶりだ。

宮崎さんに「なんかウンダーベルク系で」とお願いした。
札幌の「バー山崎」(切り絵をしてくれるとこだ!)のオリジナル「フライハイト」を作っていただく。スロージンも好きなので大満足。そういえば「バー山崎」の出身で湯島の「EST!」の息子さんがやっている「アトリウム」が新しく移転したので先々週に行ったなぁ、とか思いながらゆっくり飲んだ。

一杯でサッと帰ろうと思ったボクに、宮崎さんがニコニコ寄ってきて悪魔の言葉。
なんとティンキャップの「ゴードン」が手に入ったという。んー正確には知らないけど1950年代? それはすごいなぁ。ではもう一杯、と居座る。オールド・タイプの「ゴードン」は本当においしいし。

のだめオーケストラ・コンサート

2007年3月 1日(木) 7:48:45

昨日は日経で講演。
お題は「クロスメディア時代のクリエーティブ」。副題を「消費者が変わった。広告も変わらないと」とつけて、140ページにまで膨れあがった講演用パワーポイントを90分で説明しきる。1ページ平均38秒(笑)。ま、演出上1ページ1行とかも多いのでそこまでではないけど、動画もいっぱい交えながらだったから相当駆け足ではあった。聞く方も疲れたと思うけど、話す方も疲れたー。でもコレさえ聞けばここ数年の動向はほとんどわかる仕組みにはしたつもり。たぶん。

で、疲れ切った後、その足で有楽町の国際フォーラム・ホールAで開かれた「のだめオーケストラ・コンサート」へ家族で行ってきた。これも受験お疲れさんの一環。娘がずっと楽しみにしてきたものである。

出足良くチケット購入したせいで、1階の前から3列目。ただし舞台に向かって右端。
このホール、なんと5000人入るホールで、クラシックとしては音響に無理がある。だからだろう、PA(舞台用スピーカー)が入っているのだ。オケの生音を増幅して聴かせているわけ。席は右端。スピーカー前。つまり、左耳からオケの生音が聞こえ、右耳からPAのブーミーな音が聞こえる。定位も生の良さもあったもんではない。ちょっと車酔いに近い感覚すらあった。ううむ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。